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【履歴書を郵送するときいつの日付を書くのか】理由や注意点を紹介
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目次
履歴書の日付に悩んでしまう人は多い
ほとんどの履歴書には、上部に日付を記入する欄があります。その日付欄にいつの日付を記入すべきか、悩む人は少なくありません。前々から準備していたというアピールのために履歴書を書いた日の日付を記入すべきか、あるいは直前まで志望動機などを練っていたというアピールのために面接前日の日付を記入すべきか、と考える人もいるでしょう。
日付くらい誰も気にしないだろうなどと楽観視してはいけません。気を抜いて間違った書き方をしてしまうと、日付も正しく書けないのかと採用担当者に思われてしまいかねません。そんなもったいない減点を避けるためにも、どの日付を書くべきかきちんと押さえておきましょう。
履歴書には郵送する当日の日付を書く
履歴書の日付欄には、原則として当日の日付を記入します。履歴書を郵送する場合には、郵便局に持ち込む日やポストに投函する日の日付を、面接会場に持参するのであれば面接する日の日付を記入します。
履歴書に記入する日付を「応募企業に履歴書を提出する日」と認識している就活生は、特に郵送の際に迷いがちです。提出する日という認識そのものは正しいのですが、郵送の場合にはポストに投函してから応募企業に届くまでに1~3日を要します。
郵送には時間がかかることを企業も認識していますので、届く日を予測してポストに投函した日から2日後の日付などを書く必要はありません。
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履歴書に日付を記載するときの注意点3つ
履歴書の日付欄に記入するのは履歴書を郵送する日です。次に、履歴書に日付を書く際に注意すべき点についても解説していきます。日付を書くのは大抵、履歴書作成の最後のタイミングになることが多いでしょう。
その際、日付の一箇所を間違えたために履歴書を書き直さなければならない、などということにならないためにも、しっかりと注意点も頭に入れておきましょう。
履歴書を書いた日や前日の日付は避ける
履歴書を作成した勢いで作成日の日付を書いたり、「前日までに準備を済ませた」というアピールのために郵送する前日の日付を書いたりするのはNGです。
履歴書を作成した日だと、郵送するよりも数日前の日付になるでしょう。それだと「他の企業用に作成した履歴書を転用したのではないか」と採用担当者に思われてしまい、印象が悪くなってしまう可能性があります。
同様に、郵送する前日の日付を書くと、単純に日付を間違えたと思われてしまう可能性も高いため、履歴書を書いた日や前日の日付は避けるようにしましょう。
日付を書く際は算用数字を使用する
日付に限らず、数字を書く際には算用数字にすべきか漢数字にすべきか迷う人も多いでしょう。数字の表記に関しては厳密な規則などはありませんが、算用数字を使用するのが無難です。履歴書の日付欄は横書きですが、横書きの書類では算用数字を用いるのが一般的です。
横書きの書類で「十一月二十九日」のように漢数字を用いて書くと、どうしても読みづらいです。また、多くの書類や履歴書で算用数字が用いられている中で、自分ひとりだけが漢数字を用いていると、悪目立ちしてしまいます。社会人になってからも書類を作成することはありますが、「特別な理由がない限り、横書きの書類では算用数字」と覚えておきましょう。
西暦・和暦はどちらかで統一する
履歴書に日付を書く際に、西暦と和暦のどちらで書くべきか迷う人も多いでしょう。西暦や和暦は、履歴書内で統一してあればどちらで書いても構いません。西暦とは1990年、2020年、といった表記の仕方です。一方、和暦とは「昭和・平成・令和」といった日本独自の表記方法です。
最近では2019年の改元に伴い、西暦での表記に統一する企業も増えてきている一方で、官公庁やその他の少なくない企業では、慣例通りに和暦を用いているようです。どちらで書いても正解であり、どちらの方が使いやすいかというのも個人の見解によるでしょう。
履歴書には日付欄以外にも学歴・職歴欄や資格欄、生年月日など、日付を記入する箇所が複数あります。それらすべてを西暦または和暦のどちらかに統一する必要があるため、その点には注意が必要です。
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履歴書を郵送する際は封筒の裏にも日付を記載する
履歴書を郵送する際には、当然ながら封筒を使用します。その封筒にも、履歴書を送った日の日付を記載しておくと、より丁寧といえます。
日付を記載する場所は封筒の裏側、左上のあたりです。日付の下のスペースには自分の住所や氏名、郵便番号などを記載するため、バランスを考えて書きましょう。一般的に縦長の封筒には縦書きを用いることが多いため、このときは漢数字で日付を書きます。西暦か和暦かは中の履歴書に合わせるようにしましょう。
採用担当者が管理しやすくなる
中の履歴書に日付を記載するのに、封筒にまで書く必要があるのか疑問に思う人もいるでしょう。確かに、封筒に日付を記入することは義務ではありませんし、封筒に日付がなかったからといって大きく合否を左右する可能性は低いです。
ただ、採用担当者の立場になって考えてみると、封筒にも日付を書いた方がよいと思えるでしょう。応募期日が近づくにつれ、手元に届く履歴書の封筒はどんどん増えていきます。その上、休み明けには数日分の郵便物が一気に届くともなると、封筒を開封するだけでも手間がかかります。
そんな中で、封筒にもきちんと日付が書いてあると、開封しなくともいつ出された履歴書かわかります。そのため、採用担当者は管理しやすくなるでしょう。
トラブルがあった際の証拠になる
一般的に、郵便物は郵便局に持ち込んでから、あるいはポストに投函してから1~3日ほどで宛先へ配送されます。しかし、配送にかかる時間は、距離だけに左右されるものではありません。台風などで天候が悪ければ、都道府県を跨ぐ輸送は困難になることもあるでしょう。また、年賀状やお歳暮、お中元、母の日や父の日などの時期には配達物が増えるため、通常よりも配達物の仕分や配送に時間がかかってしまうこともあり得ます。
そういった配送トラブルによって履歴書の到着が遅れても、追跡サービスなどを利用していない限り、郵便を出した側にも受け取った側にも、トラブルの発生は伝わりません。そんなとき、投函した日付が記入されていれば、到着が遅れた責任が差出人にはない証拠になりえます。何が起きるかわからないため、念には念を入れておくとよいでしょう。
郵送時の日付に注意して履歴書を提出しよう
履歴書を作成するとなると、つい自己アピールや志望動機などの内容ばかりに気を取られがちです。もちろん、内容をしっかりと練り上げることも大切なのですが、履歴書から得られる情報はそれだけではありません。
履歴書を書く際には意外と細かいルールやマナーがあるため、事前に確認してから作成に取り掛かるようにしましょう。「そんなことで落とされはしないだろう」と甘くみるべきではありません。常識といわれるようなルールやマナーを知らないと、社会人としての基礎ができていないとして評価が下がってしまいます。ルールやマナーに関して下調べをし、どこをみられても恥ずかしくない履歴書を作成しましょう。