就活その他

証明写真をデータ化する方法4つ|サイズやWeb履歴書に添付する流れをご紹介

証明写真をデータ化するには?

忙しい就活生の中には、証明写真をデータ化して常に持ち歩きたいという人も多いのではないでしょうか。あらかじめデータ化しておくと、証明写真がカバンの中で曲がったり汚れたりするといった事態を防ぐことができます。

就活において証明写真は何枚も必要になるので、1枚や2枚では足りません。多くの証明写真を常に持っておくためにも、データ化してスマートフォンに保存しておくことがおすすめです。では、証明写真をデータ化するにはどのような方法があるのでしょうか。

証明写真をデータ化する方法4つ

ここからは、証明写真をデータ化するための方法を4つご紹介いたします。これを参考にして、自分に合った手段で写真データを手に入れるようにしてください。

①写真館

1つ目の方法は、写真館にお願いすることです。今では、紙の写真だけでなくそのデータもCDなどに入れて渡してくれるというサービスを提供している写真館も増えてきています。ここでは、特におすすめできる写真館「カメラのキタムラ」をご紹介いたします。

写真は最短5分仕上げ、そして何度でも撮りなおしてくれるので、自分の満足のいく表情、より魅力的に見える瞬間をどこまでも追及することが可能です。また、1回1,500円(税抜き)からという、数ある写真館のなかでも就活生にやさしい料金設定も魅力です。

さらに、紙の写真・写真のデータ化のほかに、スマートフォンへのデータ転送サービスなどがまとめて入った「就活応援パック」というものもあります。高品質な写真をリーズナブル価格で手に入れられるので、たいへんおすすめです。

履歴書マニュアルを確認してください

履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。

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②証明写真機

2つ目の方法は、証明写真機を利用することです。なおこの方法は、機種によっては写真が不鮮明になってしまうこともあります。写真館でプロが撮影した写真よりはどうしても見劣ってしまいますので、どうしても時間が取れなかった時の最終手段の一つ程度に思っておいた方が良いでしょう。

ここでご紹介するのは、そのなかでも特におすすめできる「証明写真機Ki-Re-i」です。事前に「Ki-Re-i ID Photo(iOS版/android版)」を手持ちのスマートフォンにインストールしておけば、写真機の「Withスマホ」というサービスによってすぐに写真のデータを手に入れることができます。

なお、写真をデータ化する際には「再プリント用」と「Web用」のどちらかを選ばなくてはなりません。ネット上でのエントリーに使いたいのであれば、間違えずに後者を選択するようにしてください。

③アプリ

3つ目の方法は、スマートフォンやタブレットのアプリを使用することです。手持ちの紙の写真を上手に撮影し取り込むことで、データの写真を手に入れることができます。ただこれは、上手に写真を撮ることのできるスキルを持っていない限りは難しいかもしれません。

ここでご紹介するのは、「証明写真~かんたん・キレイな履歴書カメラ ( by タウンワーク )(iOS版/android版)」です。顔のガイドに合わせて写真を撮影、または手持ちのデータ写真を読み込ませることで、プリント用に加工された写真を手に入れることができます。クマ消しや肌質の補正も簡単操作でできるので、写真の肌質が気に入らないという場合にも修正可能です。

④コンビニ

4つ目の方法は、コンビニです。コンビニ写真のピクチャンを使えば、コンビニのマルチコピー機を使用して200円で証明写真が作成できます。使い方は以下の通りです。

①サイズ選択
②写真を選択/アップロード
③位置合わせ
④確認
⑤メールアドレスを確認
⑥プリント予約番号確認
⑦コンビニでプリント

ピクチャンはWeb上で写真の登録が完了するため、アプリのインストールや会員登録は必要ありません。パソコンやスマートフォンのブラウザでアクセスできます。簡単な操作なので1~2分あれば⑥の工程までたどり着けます。3枚で200円という安さも売りです。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクスのマルチコピー機で365日24時間いつでもプリントアウトできます。

証明写真をデータ化するときのサイズ

ここでは、証明写真のデータ化に関する疑問(写真の大きさ)をご紹介し解説していきます。具体的にどの数値にすればいいのかの一例もご紹介しますので、参考にしてください。

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一般的な履歴書の写真は40×30mm

自分で写真をデータに加工する場合には、「大きさ(比率)」に気を配る必要があることを前の見出しで指摘しました。一般的な履歴書に使われる写真のサイズは「40×30mm」、インチに直すと「約1.18×1.57インチ」です。具体的なサイズはともかく、ここでは「縦4:横3」の比率で写真のデータを作るということをまず覚えておいてください。

というのも、ぴったりサイズで作るというのも正しいのですが、それだと引き伸ばす必要があった際に画像が荒くなってしまいます。細かなサイズ調整は後からでもできますので、大きめのサイズで作っておいたほうが良いのです。なお、この「40×30mm」はあくまでも一例です。履歴書やエントリーシートによっては、指定のサイズがこれではない可能性もありますので、きちんと確認するようにしてください。

ピクセルであらわす場合は551×413px

写真をデータする際、「mm」や「インチ」といった単位のほかにも「ピクセル(px)」という単位が用いられることもあります。あまり聞きなれないという方も少なくないのではないでしょうか。「ピクセル」とは、デジタル画像の最小単位を指します。パソコンなどの画面を拡大してみると四角形が並んでいるのですが、その1つひとつが「ピクセル」なのです。

画像にピクセルが多ければ多いほど、高画質な写真となります。一般的には、証明写真サイズ(40×30mm)の証明写真を作りたいのであれば、「551×413px」あれば十分です。「縦4:横3」の比率を守っていたとしても、これより小さければ画像が荒くなってしまうので注意してください。ちなみに、カメラのキタムラに印刷をお願いする場合には、「800×600px」あったほうがいいようです。

Web履歴書に証明写真を添付する流れ

Web履歴書の提出を求められた場合、証明写真も貼付する必要があります。ここからは、Web履歴書に証明写真を貼付する流れについて詳しくご紹介していきます。

①証明写真のデータをパソコンに取り込む

まずは、証明写真のデータをパソコンに取り込む必要があります。証明写真をパソコンに取り込むためには、USBなどに入れて持ち歩いておくと安心です。USBには、さまざまなデザインや容量のものがあります。比較的安値のタイプもありますので、チェックしておいてください。パソコンに写真データの入ったUSBを挿しますが、その部分が壊れていないか確認しておきましょう。故障している場合は、きちんと写真を取り込めなかったり、写真そのものが消えてしまったりする可能性があります。

②添付する証明写真のサイズを確認

志望する企業から写真のサイズが指定されているのであれば、それに従ってください。求人の「募集要項」などの欄に記載されている可能性が高いので、チェックするようにしましょう。そしてサイズを調整するためには、イラストレーターなどのソフトが欠かせません。サイズを調整できるフリーのソフトもあります。普段、こうしたデザインのソフトに慣れていない人であれば、事前に使い方を練習しておくといいでしょう。または、アプリなどを使い、あらかじめ証明写真のサイズに合わせた写真を撮っておくのがおすすめです。

③履歴書を作成したソフト上で証明写真を添付する

添付する証明写真のサイズを確認してトリミングし終えたら、最後はWeb履歴書に貼り付けます。まずは、事前に作成し終えたWeb履歴書を開いてください。そして、デザインのソフト上から写真を選択しましょう。サイズを調整した証明写真を貼り付ける前に、作成し終えた履歴書の記載内容をチェックすれば、より精度の高い履歴書になります。

証明写真のデータ化は写真館・証明写真機・アプリでできる

この記事では「証明写真のデータ化」に焦点を当て、それをしておくことのメリットや加工するための主な方法、データ化する際の注意点、そして自身で写真のデータを証明写真用のサイズに修正する際に知っておいてほしい情報をまとめてご紹介してきました。

いくつかデータ加工のための方法を提示してきましたが、その中では「写真館」を利用するのがもっとも効率的です。他の方法よりもお値段は張りますが、それでもプロの手によってより魅力的に見える1枚をともに選んでくれるので、初期投資としては悪くありません。

しかし、どの方法を選ぶのかはそれぞれの自由です。本文中で紹介した情報を参考にして、自分の写真をデータでも持っておくようにしてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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