履歴書
履歴書でスポーツ経験をアピールする効果的な書き方|例文4選もご紹介
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目次
自分のスポーツ歴をアピールしたい!
もし自分が学生時代にスポーツに打ち込んでいた経験があるのであれば、履歴書・面接で絶対にアピールした方がいい要素の1つです。スポーツ経験というのは、スキルや経験だけではなく、チームの中で自分がどういう役割だったのか、大会に挑むに当たってどのように準備して取り組んでいたのかがアピールできます。
例えば、キャプテンをしていた経験があれば、リーダーシップや積極性が備わっていると判断されるでしょう。個人競技で優勝などの経験があれば困難な状況でも愚直に取り組めるタイプであったり、本番でも落ち着いて冷静にいられるタイプと見られることもあるでしょう。もしスポーツ経験がある場合は、積極的に企業にアピールすることで印象がよくなることが確実だと言われています。
スポーツ経験は企業に評価される
スポーツの経験というのは、学生時代における他の経験よりも企業に評価されるケースが多いです。なぜなら、スポーツは企業活動と似ていて、「組織を持っていること」「1つの集団として連携していくこと」「結果が問われること」などのように、1つの目標に向かってメンバーが同じ方向に向かっていくからです。
そういった経験を学生時代にしてきたかどうかでは、評価のされ方も変わってきます。さらにスポーツ経験者は、ストレス耐性が強かったり目上の人に対する礼儀が身に付いていたりと、どの企業でも一貫してアピールできる強みを持っているのです。
例えば、小学生から大学まで野球に打ち込んできた学生がいたとすると、10年以上同じスポーツに打ち込んできたという努力が大きく評価されていくでしょう。企業が新卒に求めているのはスキルではなく人間性やポテンシャルのため、スポーツの経験は評価されやすいのです。
スポーツ経験は仕事に活かせる
スポーツ経験は企業に評価されるだけでなく、実際の仕事でも活かせます。スポーツは試合に勝つという目的を持ち、日々の厳しい練習を通して個人の能力やチームワークを高めるものです。スポーツと同じように、仕事も企業や部署ごとに利益達成や業務完了といった目的を持ち、日々の煩雑な作業をこなして社員それぞれの能力や企業内のチームワークを高めるものと言えます。
そのため、辛い練習に耐えて努力を重ねたり、チームワークを高める努力をしたり、チームメイトとコミュニケーションを取りながらチームをまとめてきたといった経験は、仕事をするうえでも大切なことを既に経験できていると言えるのです。スポーツで勝利を目指して日々の努力を重ねていたという経験は、仕事でも活かせる貴重な経験です。
履歴書の「趣味・特技」「自己PR」の項目に書く
それでは、実際にスポーツの経験については履歴書のどの項目に書けばいいのでしょう。「趣味・特技」項目、「自己PR」項目の箇所に書いていくのがルールになります。必ず適した位置に、適した書き方で書くことが大切ですが、ただ経験や実績を書いただけでは、企業は特に評価をしません。
なぜなら、その経験をどのように仕事に活かしていきたいのか、どのような長所を持っているのかなどがわからないからです。その経験を仕事に繋げられるという書き方をすることが大切です。ここからは、各欄へのふさわしい書き方を見ていきます。
趣味・特技
企業としては趣味や特技からその人の人間性を見ているため、得意なスポーツや打ち込んできたスポーツの経験は書くことをおすすめします。実際の業務でも、どんなことに関心を持つかが推測しやすいのが趣味・特技の内容になります。
面接においてもそこから話が広がっていったり、面接官が同じスポーツの経験者だと共感を抱いてもらい、話が盛り上がったりするケースもあるでしょう。自分を知ってもらう糸口としてとても可能性の大きい箇所なので、スポーツの経験はしっかり目立つように書いておくことが大切です。
自己PR
自己PRでは、しっかりとした文章にして何を伝えていきたいのかを明確に記していく必要があります。スポーツから何かを得た場合、それを強みとして自己PRにしてもOKです。例えば、「きつい練習に耐えてきた」「毎朝自主練を欠かさずしてきた」「試合前には部活のことだけ考えていた」など継続力やストイックさなどをアピールできるのが自己PRになります。
自己PRに書く際の注意点として、スポーツ経験や結果が結論とならないように気をつけましょう。これらが結論になってしまうと、「頑張ってきたのはわかるが、それが就職後にどう役立つのか?自己分析が足りない」という評価になってしまいます。
その経験から何を学んできたのか、自分自身にどういう強みがあり、どう伸ばしてきたのかというところまで落とし込み、ようやく企業への自己PRが完成するのです。ただし、「県大会優勝」「インターハイ出場」など、名誉ある賞がある場合はしっかり記載しましょう。これらは自分の経験を証明する物として、説得力を持つからです。
自己分析の浅さは人事に見透かされる
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面接官が特技や趣味を聞く理由
就職活動の採用選考では、面接官から就活生に対してさまざまなことを質問されます。志望動機や自己PRは、就活生が企業で働きたい理由や企業にとって有益な人材かどうかを判断するために必要な質問です。
それでは、特技や趣味に関する質問は、就活生のどのような点を判断するための質問なのでしょうか?特技や趣味に関する質問は、企業で働くこととは関係ないように思えますが、きちんとした理由があります。面接官が特技や趣味を聞く理由について理解しておきましょう。
人間性をみている
面接官が特技や趣味を聞く理由として、就活生の人間性をみたいという理由があります。人間性とは、その人の人間としての本性や、人としてどのような生き方をしていて、どのように考えて行動しているのかということです。社会人になって企業で働くということは、自分1人だけで仕事をすることではありません。
企業で働くには、他の社員とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていく必要があります。他の社員とコミュニケーションが取れるかどうかを判断するために、就活生の人間性を理解しておく必要があるのです。いくら能力が秀でていても、人間性に問題がある人を採用したいとは思いません。その人の趣味や特技を聞くことで、その人が何に興味を持っていて、何に力を注いでいたかが分かり、人間性をみられるのです。
思考力をみている
面接官は採用選考を通して就活生の思考力をみたいと考えています。採用選考における思考力とは、その人が物事に対してどの程度の思考を働かせて言動ができるかということです。仕事をする上で思考力が必要となるケースは多いです。例えば、トラブルが発生した場合に、どのように対応するか、原因は何か、誰に報告するか、問題点は何か、改善点は何か、他部署と連携は必要か、などのさまざまな思考をして行動しなければなりません。
自分で思考して行動ができなければ、ただの指示待ち人間になってしまいます。面接官が特技や趣味に関する質問をすることで、その人がどのような思考で趣味や特技に取り組んでいるかを判断でき、そこからその人の思考力をみられるのです。
スポーツの経験でアピールできる強み
就活で自分のスポーツ経験をアピールしようと思ったら、まずはスポーツをしてきたからこそ身につけることができたものは何なのか考えてみましょう。そうすることで、他のアルバイトやホームステイなどを経験した人とは異なる点から企業にアプローチすることができます。履歴書でスポーツをしてきた年数や、経歴をアピールするだけでは、自己PRとしては不十分なのです。
なぜそのスポーツが好きなのか、どういうところが面白いのか、始めたきっかけなどを盛り込み、自分の人物像を伝えましょう。加えて、そのスポーツ経験で得たものを企業でどのように活かせるのかまでを履歴書に書くようにします。以下に、スポーツをしてきた人ならではの強みで代表的なものを挙げましたので、参考にしてください。
チームワークなどの協調性
スポーツにはチームワークが必要とされます。複数人でチームを形成するスポーツであれば、特に協調性が重要になります。スポーツをしていると、戦略を考えたり、指導を受けたりする際に仲間やコーチとコミュニケーションをとる機会が多いです。
そのためチームが一丸となって、共通の目標に向けて日々練習していくうちに、協調性を身につけることができるでしょう。周囲とのチームワークが取れ、協調性があるという強みは、社会人になってからも必要とされます。それは、組織の中で自分本位に仕事を推し進めるのではなく、周囲の人とコミュニケーションを図りながら協力し合い、より質の高い仕事をすることができると考えられるからです。
目標達成に向けた気力・体力
スポーツを続けていると、チームでは大会出場や連覇達成、個人であればレギュラーメンバー入りすることや個人優勝といったように、それぞれの目標ができることでしょう。目標達成のためにどれだけ努力を続けることができたか、その経緯や自分の感情などを履歴書の自己PRに盛り込みましょう。自らの粘り強さや負けず嫌いなどの性格をアピールすることができます。
また、その性格を仕事で活かせるという点を履歴書を記入するときだけでなく、面接においてもしっかりと発信することが大切です。信念を持って目標へ向けて継続して努力した経験は、気力や体力が身についているというセールスポイントにもなります。自分の強みが何であるかということだけではなく、その根拠となるエピソードに言及することで説得力のある自己PRが出来上がるのです。
スポーツ経験をアピールする書き方
スポーツの経験から何を得たのか、どう頑張ってきたのかといった、「経験から得たもの」「実績を出した過程」が重要になっていくのです。なぜなら、企業はスポーツをするのではなく、ビジネスとして利益を生み出してもらう人材を採用したいと考えているからです。
自社にマッチした人材であるかどうかを見極めたいのが本望であり、スポーツからどういった学びがあり、結果を出すためにプロセスをしっかり計画的にできるのかといった内容を期待しているます。次に、実際のアピールの仕方を全般的に説明をしていきます。
①スポーツを通して得たものを明確にする
まず1つ目は、スポーツを通して得たものを明確に記していきます。単にスポーツ歴をアピールするのではなく、スポーツを通して何を得たのかを明確にすることです。企業が知りたいのは、何年そのスポーツを続けてきたのかではなく、そのスポーツの経験を通して何を学び・何を得たのかという情報になります。
企業はこれを聞くことで、その人物がどういう貢献を会社にしてくれるのか、どういう力を発揮してくれるのかといった期待を抱きやすく、本来の力がその経験から見えるからです。よくあるスポーツ経験から得られるものとしては、「目標達成意欲」「協調性」「積極性」「リーダーシップ」などが挙げられます。スポーツの経験から得たものをエピソードを踏まえて伝えていくことが大切になります。
②実績ではなく過程が大切
2つ目としては、企業が評価しているのはそのスポーツの実績ではなくその過程を見ていることです。例えば全国大会で優勝したといった大きな実績がなくても、面接官はスポーツに取り組んできた過程を重視しています。
「目標に向かってどのように練習をスケジュールして取り組んでいたのか」「人並み以上の努力をしていた経験があるのか」「躓いた時はどのように乗り越えていったのか」など結果を出すまでの過程を大切にして、結果にどう結びついたのかを聞きたいからです。どんな思考を持ってどんな行動をしてきたのかという過程を重視しています。
③その項目に書く目的を意識する
趣味・特技:学生の人間性や業務での興味の持ち方
自己PR :実際の業務での再現性
上記のそれぞれの「趣味・特技」「自己PR」において、書く目的を意識することが大切になります。なぜなら長い就活の中で、複数の企業から同じような質問をされるからです。さらにその質問には必ず意図があるため、面接官がどんな観点で聞いているかを押さえることができれば、評価の高い回答を作成できるようになります。趣味・特技、自己PR欄への書き方や書く意味を理解して、目的を持って記載することが大切です。
履歴書の書き方を見直そう
履歴書を作成するのが初めてという就活生は多く、どのような点に気を付ければいいのか把握できていない人も多いのではないでしょうか。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。
そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でダウンロードできるので、履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。
スポーツ経験を自己PRする例文4選
スポーツ歴のアピールの仕方について、これまで述べてきました。しかし、「理屈はわかったけれど、実際に書こうと思うとなかなかペンが進まない」と悩む就活生も多いでしょう。ここでは、スポーツ経験を自己PRする例文を4つ紹介していきます。
例文①
私は、小学生から大学までサッカーに打ち込んでいます。大学では自分で地元のチームを立ち上げて中学生の頃の同級生などを集めて2週間に1回のペースで練習または試合に励んでいました。
後々、大学のサッカーサークルと合同練習や試合をしたりすることができるように、コミュニケーションサイトを立ち上げました。それを仕組み化していくことができた成果として、結成当初は10人だったメンバーが20人のチームとなり、大会などにも出場できるようなチームにすることができました。
サッカーの経験を通して、自発的にチームを作りにいける積極性やコミュニケーション能力を培ったことがわかります。経験を活かして、周りを巻き込める力を持っている人物だと企業側は見ることができるのです。このように、実際に自分が行った取り組みや成果を具体的に記述するようにしましょう。それにより説得力が生まれ、採用担当者がイメージしやすくなるのです。
例文②
私の強みは、諦めずに最後まで取り組めるところです。大学時代まで野球部に所属をしていましたが、大学に入学して初めての試合ではレギュラーに入ることができず、応援席で応援をするところからのスタートでした。その試合からレギュラーに入りたいという想いが募り始めました。
毎朝500回の素振りを欠かさず続けていくと、継続して続けてきた成果が練習でも出るようになり、監督やチームメンバーからも信頼されレギュラーとしてベンチ入りすることができました。自分の立てた目標を達成するまで、諦めず続けることを貴社でも実行して行きたいと思います。
結論で自分自身の強みを伝えて、それを具体的なエピソードで表現しています。最初に結論を述べることで、強みが採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。さらに素振り500回のように具体的な数字を出すのも非常に効果的です。最後にこの強みを、その企業で活かしていきたいという想いを伝えて締めくくることが大切です。
例文③
私は大学時代、水泳部に所属し、日々活動していました。中学・高校はサッカー部に所属して活動していたのですが、新たなスポーツに挑戦したいと思い、初心者ながら水泳部に入部しました。周りは皆、経験者ということで始めのうちは練習にも全くついていけず、毎日悔しい思いばかりしていました。
なんとか活躍するために、自身のフォームを日々の練習で毎日撮影し、トップレベルの選手との違いがどこにあるのかを研究しました。その結果、部の中でも次第に認められるようになり、大学3年次にはリレーチームのメンバーに選出されるまで成長することが出来ました。
この例文のポイントは、苦しい状況を改善するために考えて、行動を起こしたことがアピール出来ている点です。ただがむしゃらにトレーニングに打ち込むだけではなく、自身が選手として強くなるために何が必要なのかを考え、行動していたことを述べることで、しっかりと段取りを組んで仕事に邁進できることをアピールすることが出来るのです。
スポーツの経験を述べる上で重要なことは、どのような工夫をこらしてその競技に打ち込んでいたかです。その点を上手く述べることが出来ているという点で、この例文は効果的な自己PRが出来ていると言えるでしょう。
例文④
私は学生時代テニス部に所属して日々活動していたのですが、大学2年の夏、全治6か月の大ケガを負ってしまい、長期離脱を余儀なくされました。同期や後輩が試合において結果を出し、レギュラーに定着していく一方で、リハビリしか出来ない自分に嫌気がさし、辞めてしまいたいと思ったこともありました。
しかし同期や先輩、後輩がリハビリを懸命に支えてくれたこともあり、毎日のリハビリに耐え抜くことができました。他の選手の良い点を一つでも多く盗むために練習時間中は他のメンバーの練習を見学し、自身のリハビリは練習時間外に行うことを徹底しました。その結果、大学3年の春、テニス部においてレギュラーに選出されることが出来ました。
この例文のポイントは、挫折体験を上手く盛り込んで述べることが出来ている点です。真剣にスポーツに取り組む中で、挫折体験を経験したことのある就活生は多くいることでしょう。挫折体験をどう乗り越えることが出来たのかを述べることで、自分の長所を効果的にアピールすることが出来るようになるのです。
挫折体験はただ述べるだけではあまり効果はありません。どうやってそれを乗り越えたのか、そこから何を学んだのかを明記し、採用担当者に好感を与える自己PRを作成するようにしましょう。
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やっていたスポーツに実績がなくてもアピール可能
学生時代に部活動などでスポーツをやっていたものの、実績がないためアピールできないと考える人は多いですが、実はそうではありません。スポーツについては実績の有無に関係なくアピールすることができますし、実績があってもアピールの方法次第では評価されない場合もあります。
履歴書でスポーツの経験をアピールする際に大切なのは書き方であり、実績ではありません。書き方次第で実績がなくても高く評価されますので、上手なアピールの方法を知っておきましょう。
持続力やチームワーク力などアピールする
スポーツで実績がない場合は、持続力やチームワーク力などアピールすることが大切です。実績がなくてもスポーツをしている以上何らかのスキルは身に付いているはずですし、能力に焦点を当ててアピールをするのがおすすめです。スキルや能力であれば実績に関係なくアピールすることができます。
個人スポーツであれば持続力、集中力などがアピールできますし、チームスポーツであればチームワーク力やコミュニケーション能力などもアピール可能です。どのようにスポーツに取り組んだのか、どのような経験を積むことができたのかを明確に記して、身に付けた能力をアピールしていきましょう。
マイナーなスポーツは注目してもらいやすい
マイナーなスポーツは注目してもらいやすく、履歴書でのアピールにもおすすめできます。マイナーなスポーツであれば部活動がなかったり、そもそも活動できる幅が狭く、大会などが開催されていない場合もあります。競技人口が少ない場合は実績はアピールしづらいですが、珍しい分面接官の印象に残りやすいですし、就活でアピールすれば面接官の興味を引ける可能性も高いです。
面接官に興味を持ってもらえると自分を印象づけることができるので、印象に残ることで就活を有利に進めることができます。加えてスポーツから得た能力などをアピールしておけば、それらの能力も強く印象付けることができるため好印象です。覚えてもらうことで面接でも有利になりやすいので、マイナースポーツを経験している場合は、積極的にアピールしましょう。
スポーツ観戦も自己PR可能
スポーツは競技者としてやっている場合だけではなく、スポーツ観戦でも自己PRができます。スポーツ観戦であっても、どのように取り組み、そこから何を得たか、学んだのかをアピールすれば好印象を与えることができます。ただ漠然とスポーツ観戦が趣味であることを伝えてもアピールにはなりませんが、目的意識を持っていることを伝えれば、評価の対象になります。
しかしスポーツ観戦を趣味の項目に書くときは、贔屓のチームに注意しなければなりません。社内には熱狂的なスポーツファンもいますので、贔屓のチームによっては嫌われるリスクもあることを覚えておきましょう。もちろん贔屓のチームが同じであれば好印象となる場合もありますが、リスクもあるので贔屓までは言及しない方が無難です。
スポーツを通じて学んだことをアピールしよう
スポーツとはあらゆる経験を積むことができるものであり、企業はどのような経験をして、そこから自発的に何を学ぶことができたのかを聞きたいのです。「学ぶこと」は意識しなければできないものです。「反復練習を習慣づけること」や「自分の弱みを知り、そこを意識的に練習すること」など、工夫をして1つ1つ経験することが学ぶことにつながり、成長をしていくものでしょう。
人それぞれさまざまな思いを抱きながらスポーツをしています。その経験から何を学び、その後の人生に活かしていきたいのかをアピールすることが「スポーツの経験を活かすこと」につながっていくのです。