就活のマナー

OB・OG訪問の先輩に選考結果を報告する際のメールの作り方

OB・OG訪問した方への選考結果の報告というのは、どのようにするべきか迷いますよね。
特に不採用になった場合にはどういうメールでその旨を伝えたらよいのか悩みがちです。
そういった方のために、OB・OG訪問した方へ不採用だった選考結果を報告する際のメールの作り方について紹介します。

OB・OG訪問した方への選考結果メール~件名に注意~


OB・OG訪問した方へ、その会社の選考結果の報告メールを作成する際にまず気を付けたいのが件名です。
その件名を一目見ただけでどういう内容のメールが誰から来ているかということが分かるようにしておく必要があります。
OB・OG訪問した方への選考結果を報告する際のメールでは「ご報告」や「先日は有難うございました」などといった件名はNGです。

  • 件名は「選考結果のご報告 ○○大学○○」

件名は、「選考結果のご報告 ○○大学○○」というように、要件と大学名、名前を記載します。
基本的にはOB・OG訪問を受けてくれた方も、報告メールが来るとは思っていないでしょう。分かりにくい件名だと、それを選考結果の報告だとは思わないで、見ないでスルーしてしまい、結果的に連絡してないのと同じことになってしまう可能性もあります。

OB・OG訪問を受けてくれた方に対しての恩義を確実に伝えるためにも、OB・OG訪問をしてくれた方への選考結果報告メールの件名は、「選考結果のご報告 名前」としましょう。

就活マナーは大丈夫?
39点以下は要注意なマナー力診断で確かめてください。

「めんどくさいな」と思われがちな就活マナーですが、社会に出たときのマナーは学んでいない場合もあり、それが原因で選考がうまくいかないなんてことになる場合も。

そこで「マナー力診断」を活用しましょう。数分で終わる就活マナーの問題に答えるだけで、あなたの就活マナー力と改善点を把握することができます。

また服装の模範解答や、当日の持ち物リストなどもついているため、診断後も役立つものになっています。
今すぐ診断して、自信を持って就活に臨みましょう

診断スタート【無料】

OB・OG訪問した方への選考結果メール~力不足を詫びる~

わざわざOB・OG訪問を受けてくれたのに自分の力が及ばずにそれが無駄になってしまったのですから、その旨をメールで素直に詫びるようにしましょう。
もちろんOB・OG訪問を受けてくれた人にとってはあまり関係のない話かもしれませんが、そうして「自分の力不足で機会を活かせなかった」と告げるのと、「不採用になりました」とだけ報告するのでは、印象がまったく違ってきます。

  • 詫びる場合の文章

選考結果をする際の報告メールでは「自分の力が及ばす、不採用となりましたことを報告させて頂きます。
○○様にご教授頂いたことは、今後も他の採用活動に活かしていきたい所存です。その節は本当にありがとうございました」
と、自分の力不足を詫びるようにしましょう。
さらにOB・OG訪問でいただいたアドバイスを、他の採用活動に活かしていくという旨を記載することで、さらにマナーよくなるので追記すると良いでしょう。

OB訪問した方への選考結果メール~署名を入れる~

選考結果の報告メールの最後には、必ず電話番号大学名住所名前などの署名を入れるようにしてください。
署名があるのとないのではビジネスマナー的に印象がまったく違います。

  • 署名から人脈がつながる

最後に署名を付けることで、その選考結果報告メールを見て、OB訪問を受けてくれた方から改めて連絡を頂け、そこから人脈がつながっていくケースもあります。

そうして人脈がつながればまた新たな会社のOB・OG訪問にもつながりますし、いくらでも就活に有利に働かせることができるようになるでしょう。
せっかくの機会ですから、そのように一回きりので終わらせてしまうのは勿体ないですよね。
そういう意味からもOB・OG訪問をしてくれた方への選考結果報告メールの最後には、署名をつけることをおすすめします。

39点以下は危険!就活の弱点を克服するために今すぐ診断しよう

就活では気をつけるべきことが多いです。いざという時に「その対策はしていなかった…」と後悔したくないですよね。

後悔せずに就活を終えたい人は、今すぐ「就活力診断」で診断しましょう。たった30秒であなたの弱点を判定し、これからするべき就活対策がわかるようになります。

無料で使えるので今すぐ診断し、就活で後悔しないようになりましょう!

今すぐ就活力を診断する(無料)

OB訪問後に選考結果を報告する際は適切なメールを送りましょう

OB・OG訪問してくれた方への選考結果する場合の報告メールは、この3つのポイントをおさえて作成するようにしていきましょう。
そうすることによって失礼がなく適切で、かつ、相手にいい印象を与えられ、これからの就活にもつながるような選考結果の報告メールが出来ます。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

記事についてのお問い合わせ