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採用試験で、一般常識のテストを行う企業は多いです。
ここで就活生を戸惑わせるのが「社会人の一般常識とは何か」です。ここでは、就職活動で問われる社会人の一般常識について紹介します。
適性検査・一般常識で社会人として能力を計られる
多くの企業では、自社の採用試験において、適性検査と一般常識の二段構えで応募者の学力や知識をはかります。
学力や知識のレベルが企業の設定した合格ラインに達していた就活生が面接に進むことができるのです。
なので、適性検査と同様、一般常識の試験も採用をつかむためには避けては通れない関門です。しかし、一般常識の出題範囲を明確に示している企業は多くありません。
- 社会人としての一般常識の意味を理解すること
英語や社会といった教科の指定はあっても、そのうちのどの程度の知識が問われるのかについては企業は語りません。
ただ「社会人としての一般常識を知っていれば解ける問題です」と言うのみです。なので、一般常識の試験を突破するためには、就活生は「社会人としての一般常識」の意味を理解しておく必要があります。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
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一般常識試験の中でも適性検査とかぶる範囲がある!!
一般常識の試験の中でも、算数や国語問題は適性検査と出題範囲がかぶります。なので、適性検査の対策を万全にしていた方は、改めて対策をする必要はないでしょう。
一般常識にあって適性検査にないものは「社会・政治・経済問題」と「時事問題」です。
この2つで、就活生は社会人の一般常識を問われるわけです。ちなみに、企業によっては英語の問題が出題されることがあるので、注意してください。
- 広く・浅く知識を取り入れるのが重要
まず、「社会・政治・経済問題」における社会人の一般常識では、大学レベルの知識は必要なく、「広く浅く」世の中を知っておくことが大切です。
なので、知識としては、小学校から高校の教科書レベルの知識や単語をおさえておきましょう。
そのうえで、社会人の一般常識では多くの問題を関連付けて考える力が必要です。たとえば、地球の片隅で起きた紛争が日本にどのような影響を与えるか、石油価格が上がるのか下がるのか、株価は、為替は、というように考えられなければなりません。
なので、一般常識の対策をするときは、ただ覚えるだけでなく、多くの問題をリンクして考える力を鍛えましょう。
社会人の一般常識の中には時事問題への関心も含まれる!!
社会人の一般常識の中には、「時事問題への関心」も含まれます。
時事問題では、国際政治や国際紛争、世界経済、異常気象などの自然科学の問題が多く出題されます。出題傾向は企業によって違います。
たとえば、金融系なら、国際政治や世界経済の時事問題は必ず出ます。時事問題の対策では、まずは新聞を読む習慣を身につけることから始めましょう。
- 新聞を読み比べれば様々な方面から時事問題を考える力を養える!!
特定の新聞だけでなく数誌を読み比べると、様々な方面から時事問題を考える力を鍛えることができます。
また、時事問題と上記の「社会・政治・経済問題」を一緒に考える癖を身につけておきましょう。新聞を読んでいて、「どうしてこんな争いが起きたのだろう」と分からないことがあれば、すぐに教科書を読み返すようにするのです。
そうすることで、「社会・政治・経済」の知識も、教科書の中の話だけでなく、現実に起きている問題として認識することができます。
社会人として求められる一般常識には新聞を読んで対応しよう
以上が、就職活動で問われる社会人の一般常識についてです。
社会人の一般常識では、専門的な知識は必要ありません。ただ、世の中の問題と教科書の知識を関連付けて考える力が必要です。
就職活動が始まったら、まずは世の中の問題や世界で起きている事件に関心をもつようにしましょう。そうすることで、自然と社会人の一般常識も身についてくるはずです。
一般常識の抑えるポイントについて、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。