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企業がSPIのボーダーラインを提示することはない
よくSPIに関して言われているのが、点数のボーダーラインです。一定の点数がボーダーラインであるという話は聞きますが、実際に企業側からSPIのボーダーラインとなる点数を提示することはまずありません。
企業側も一定点数以上が選考へ進むボーダーラインと定めているようですが、あくまでもそれは企業側の基準です。特定の点数以上を取るように、とアナウンスをした上でSPIを実施することはないと思っていいでしょう。
SPIは点数ではなく偏差値で表される
基本的に点数としてのボーダーラインが提示されない理由は、SPIでは回答結果を偏差値の形で表するためです。回答されたシート内容と今までの回答データなどから、回答者の偏差値をある程度出す形で、SPI検査の回答結果を評価しているのです。
こういった理由から分かるように、特定の点数になるようにSPIを勉強すれば、採用につながると考えるのは間違いになります。点数を意識すること以上に、答えられるだけの問題に時間内に正しく回答できているかを評価されるのだ、と覚えておくようにしましょう。
逆に言えば回答できなかった問題があったとしても、それ以外の問題を正しく回答できていれば、偏差値を上げられるとも言えるのです。
時間がない人におすすめ!
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6~7割をボーダーラインにする企業が多い
基本的に特定の点数をボーダーラインには設定していませんが、企業側もある程度採用にあたって基準となる正答率を用意していることは多くあります。SPI検査から先の採用に進みたいのであれば、この基準のクリアが必須になるのです。
企業によって多少の変化はありますが、大体6割~7割の回答の正解がボーダーラインである、と言われています。企業によっては問題内容ごとに回答率の基準を設けている場合もあるので一概には言えませんが、基本的にはこのラインを目指して検査に回答、正解できるように準備するようにしておきましょう。
7~8割以上をとるまで問題を解く
実際に検査で6~7割の正答率を出したいのであれば、勉強する際はそれよりやや高めの正答率を出せるようになるまで問題集を解き続けるのが一番手っ取り早いでしょう。具体的な数値としては、常に7~8割以上問題に正答できる状態になるまで勉強することを心がけたいところです。
問題集を反復して解く場合と、実際にテストセンターなどでSPI検査に臨む場合の環境というのは大きく異なります。当然、その時の緊張具合や時間経過などによって、問題集を解く時よりスムーズに回答できなくなる場合もあるのです。
その点を踏まえて、問題集では若干多く回答できるように勉強をしておいたり、問題集の内容を利用して模擬試験をおこなう形で、SPIの対策をしていきましょう。
SPIの対策として、活用してほしいのが無料の問題集です。紹介する問題集は、多数の問題が掲載されているため、繰り返す解く練習用にも、試験前の模試用にも活用できます。ぜひ有効活用してくださ。
大企業では8割以上のボーダーを意識する
日本銀行や、博報堂、みずほ銀行などの大企業であれば、テストセンターのボーダーラインは8割以上といわれているのです。9割以上とらなければならない年もあります。
大手志望の場合はコンスタントに9割を目標にする
自分が受検しようと思っている企業が大企業だと思うのであれば、コンスタントに9割以上取れるように対策しておく必要があります。何も対策をしないでいると、ボーダーラインを突破できない可能性が高いです。9割以上にボーダーを置くことは稀ですが、練習問題や模擬テストで9割以上取れないようであれば、本番で8割以上取ることはできないでしょう。
しっかりとテストセンター対策に時間をかけて、練習問題や模擬テストでコンスタントに9割以上取れるように対策してください。
テストセンターのボーダーラインを3割程度に置く企業もある
高い位置にテストセンターのボーダーラインを置く企業もあれば、3割程度にボーダーを置く企業もあると言われています。もちろんそのような企業は多くはありませんが、3割程度にボーダーを置くところも存在しているのです。たとえテストセンターが全くできないという事態に陥っても、すぐに諦める必要はありません。
ボーダーラインが低い場合は面接重視のケースが多い
ボーダーが低い会社であっても、それだけで良くない企業、不人気企業という判断はできません。単純に、面接で多くの方と会いたいという意思のある会社というだけです。テストセンターであまり点数がよくなかったのに面接まで進めたからといって、そこを人気のない企業だと決めつけないようにしましょう。面接で手を抜くのは、この上なくもったいないことです。
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テストセンターでのボーダーラインは企業によって異なる
SPI検査での企業が求めるボーダーラインについて説明しましたが、実際のところ、テストセンターでSPI検査を実施した場合の企業ごとのボーダーラインは異なります。これは、企業がどういった分野の能力があるかを確認したいかという理由であったり、面接と併せて就活生の人となりを把握したい、と思っているかが関わってきます。
企業がどういった基準で採用するかどうかを決めるかは、最終的に企業が決めます。そのため、まずは企業がどういった人材を求めているのかの確認が大事です。その上でテストセンターで必要な回答率が求められます。企業が求める基準を超えられるように、SPI対策をおこなうようにしていきましょう。