SPIは対策が必須
リクルート社が提供する適性検査であるSPIは、多くの企業が選考方法として用いています。筆記試験の代わりに用いられることが多く、ほとんどの企業において、選考が始まったばかりの段階で課される試験方法だといえるでしょう。そのため、もしSPIの結果が悪ければ、面接に進むことなく不合格となる可能性があるのです。
面接にすら進めずに不合格とならないためには、このSPIの対策が必須となります。しかし、SPIの対策といわれても、具体的に何をおこなえば良いか分からない就活生は少なくありません。そこで、まずはSPIの概要を知っておきましょう。
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就活中のSPI対策、どう進めれば良いか悩んでいませんか?多くの問題集に手を出さずとも、「SPI問題集&模試」を利用すれば、頻出問題を厳選しているので、効率よく準備を進められます。忙しいスケジュールの中でも、この問題集を活用すれば、短期間で実力をアップさせることが可能です。
ぜひ、この機会を逃さず、対策を万全にしてください。
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SPIは主にこの2種類
SPIは、大きく分けると2種類の分野から問題が出題されます。この2種類というのが、言語分野と非言語分野です。企業によっては、英語や性格検査も同時におこなわれるでしょう。SPIの特徴の1つとして、ペーパーテスト以外の場合は、出題内容が人によって異なることが挙げられます。
そのため、自信を持って解けた問題が多いのに落ちたり、自信がない問題ばかりだったのに受かったりするのです。ペーパーテストの場合のみ、全員共通で同じ問題が出題されます。では、言語分野・非言語分野では、具体的にどういった問題が出題されるのでしょうか。以下で見ていきましょう。
SPIの言語問題
SPIの言語分野の問題を教科に例えると、「国語」となります。言語問題の内容としては、「二語の関係」「語句の用法」「空欄補充」「長文読解」などが挙げられます。これ以外にも幅広い範囲から出題されているため、まんべんなく対策をおこなうことが必要となるでしょう。
言葉の意味や語句の用法は、知っておかなければ後々出題される長文読解でも苦労します。こればかりは覚えるしかないので、通勤やお風呂の時間を活用して暗記してください。また、長文読解では、文章を読むスピードがカギとなってきます。
いくら問題を解くのが得意でも、文章を読むのに時間がかかってしまえば、時間切れとなってしまうでしょう。速読力を身につけるには、普段から読書をしておく方法が効果的です。
SPIの非言語問題
SPIの非言語分野の問題を教科に例えると、「数学」です。非言語問題の内容としては、「推論」「損益残」「表の読み取り」「不等式と領域」などが挙げられます。中学生レベルの問題が多い傾向にあるため、昔使っていた教科書がある場合、それを利用して勉強すると良いでしょう。
とくに、推論や確率の問題は高確率で出題されるため、何度も繰り返し問題を解いて対策をしておかなければいけません。それぞれの問題に必要な計算方法や公式を、しっかりと暗記しておきましょう。非言語分野の問題も、言語分野と同じく解ける時間が限られているため、長文問題では文章を読むスピードがカギとなります。
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SPIの対策本の選び方
SPIの対策本を選ぶコツはあります。新卒であれば、「SPI-U」の本を選ぶようにしましょう。SPIには4つの種類がありますので、間違えないように注意してください。
また、自宅のパソコン、会社の会議室など、どの実施方法に対応しているのかも併せて確認しておきましょう。さらに、「短期集中」「毎日コツコツ取り組む」など、自分の勉強の仕方に合った本を選ぶことも重要です。こうしたSPIの対策本の選び方について詳しく解説します。
新卒はSPI-Uの本を選ぶ
就活でおなじみのSPIには4つの種類があり、それぞれで問題や出題範囲が異なります。新卒は、必ずSPI-Uの本を選びましょう。SPIは、「SPI-〇」の「〇」部分の英字によって、ターゲットが違います。
高卒であれば、SPI-H、中途採用はSPI-G、事務職はSPI-R、一般応募者はSPI-Nです。SPI-Uは、数列、2次方程式、関数などを理解しておかなければ解けません。また、問題数が多く、制限時間は短いため、SPI-Uを攻略するためには、時間配分が非常に重要です。
SPIの実施方法に合った本を選ぶ
SPIの対策本の中には、会社の会議室、会社指定の会場、自宅のパソコンなど、実施する方法ごとに対策しているものがあります。そのため、どの実施方法に対応しているのかチェックすることも大切です。
また、実施する方法によって、出題範囲が違うことも認識しておきましょう。就活の初めの段階では、会社がどの実施方法にするのかまだ選んでいる段階である可能性もあります。そのため、初期段階は、あらゆる実施方法に対応している本を選ぶようにしましょう。
志望している企業が実施方法を決定している場合は、それに合わせて本を選べばよいだけです。いずれにしても、SPIの実施方法を確認しなければ、どんな本を購入するればよいのかわかりませんので、注意しましょう。
自分の勉強の仕方に合った本を選ぶ
「毎日コツコツ勉強したい」「短期集中で覚えたい」「スキマ時間を利用したい」など、自分の勉強の仕方に合った本を選ぶことも大切です。自分はどんな性格なのか分析して、自身の性格に合った対策本を選ぶようにしましょう。
また、勉強する環境を考えた本選びも重要です。勉強する場所は、机の上だけではなく、電車の中やベッドの上など、人によって異なります。机の上であれば、大きめのサイズや書き込みできるタイプでも問題ありませんが、電車の中で勉強したいのであれば、コンパクトサイズを選ぶ必要があります。
さまざまなSPIの対策本が出版されていますので、それぞれの特徴を理解し、自分に合った種類を選び、効率よく勉強しましょう。
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SPIのオススメ対策本
SPIのオススメ対策本について紹介します。毎年出ているシリーズの『これが本当のSPI3だ!』だけではなく、通信教育で有名なユーキャンが出版している『ユーキャンのSPI3問題集』も、就活生からの人気が高いです。
他にも、『最新最強のSPIクリア問題集』『史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集』『これが本当のSPI3テストセンターだ!』といった対策本がありますので、それぞれの特徴をみていきましょう。
SPIのオススメ対策本①『これが本当のSPI3だ!』
『主要3方式対応】これが本当のSPI3だ! 【2019年度版】』は、数あるSPIの対策本のなかでも、就活生から人気の一冊といえます。WEBテスト・テストセンター・ペーパーテストと3つの方式に対応しており、毎年出ているシリーズもののため、安心して活用できるのです。長い期間出版されている安定性と、質が高く実践的な問題が人気の秘密といえるでしょう。
SPIの対策をしていきたいけれど、何をすれば良いか分からないと思ったら、『これが本当のSPI3だ』を購入しましょう。繰り返しこの対策本を解くことで、SPIの対策をおこなうことができます。対策方法として、一冊をひたすら繰り返し解く方は、とても効率的です。
また、『これが本当のSPI3だ』は、多くの就活生から選ばれている対策本のため、完璧に解けるようになることで本番にミスをする可能性が大幅に減ります。迷っていて対策本が決められない人は、ぜひこの『これが本当のSPI3だ』を購入してみましょう。
SPIのオススメ対策本②『ユーキャンのSPI3問題集』
『2018年度版 ユーキャンのSPI3問題集』も、多くの就活生から高い評価を得ているSPIの対策本です。通信教育で有名なユーキャンが出版しているこちらの本は、そのクオリティの高さと、有名企業から出ているという安心感から、多くの就活生に選ばれています。一週間でSPIを完全にマスターできると評判の一冊なので、試験直前になってから対策ができる点も、就活生に選ばれている理由でしょう。
先述した「これが本当のSPI3だ」は、多くの就活生が活用している対策本です。そのため、本を持っている就活生全員が同じ方法で対策をおこなっているといっても、過言ではないでしょう。
そういった就活生たちと差をつけた対策がしたい方は、多少マイナーな本を選びたいと思うものです。そういった場合にも、ユーキャンが出版する『就職活動の神様 ユーキャンのSPI3問題集』は、オススメだといえます。
SPIのオススメ対策本③『最新最強のSPIクリア問題集』
2012年度に全国一の売上を記録した対策本である『最新最強のSPIクリア問題集 ’19年版』も、SPIを受検する就活生にオススメです。かつて一番の人気を誇っていたSPIの対策本だったという点が、今でも多くの就活生から選ばれている理由といえるでしょう。模擬試験がついてくるところも、魅力の1つです。
『最新最強のSPIクリア問題集』は、答えの解説が分かりやすく、あまり勉強に自信がない人でも問題なく取り組める点が特徴です。SPIの対策本として問題の質や量もちょうど良く、性格検査のポイントも丁寧に解説しています。他の対策本を繰り返し解いたうえで、余裕が出たので他の対策本にもトライしたいと考える就活生に、オススメの一冊だといえます。
SPIのオススメ対策本④『史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集』
性格検査や英語分野の対策まで幅広く行える『2019最新版 史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集』も売れ筋の1冊です。無駄のないメモの取り方や計算方法など、スピード重視の解法が解説されている他、トレーニング問題の目標時間もかなりシビアな設定になっています。SPIにおいて1つの大きな壁である時間との勝負に慣れるには最適の問題集でしょう。練習問題や模擬試験の解答は別冊で用意されているため大変見やすく、答え合わせに余分な手間もかかりません。
35分~40分で合格レベルを判定できるテストセンター形式の模擬テストも収録されており、本番に備えた練習や自分の学習レベルを確認するにはうってつけです。テストセンターとペーパーテストにおける頻出問題の復元も最新版に更新済みで、受検対策書籍にありがちな「良質ではあるが少し情報・問題が古い」という懸念もありません。
SPIのオススメ対策本⑤『これが本当のSPI3テストセンターだ!』
『これが本当のSPI3テストセンターだ! 【2019年度版】』は、オススメ対策本①で紹介した『これが本当のSPI3だ!』と同様、洋泉社が出版している受検対策書籍です。まだテストセンター対策の本が少なかった2008年から刊行されており、以来就活生から高く評価され続けています。
現在は、他の対テストセンター問題集も多く出版されていますが、不動の人気とわかりやすい解説、出題範囲や内容の網羅性も安定している鉄板の1冊と言えるでしょう。能力検査や性格検査はもちろん、初めてSPIを受ける人にもわかりやすい受検の流れに関する解説も掲載されています。
SPI3全体を対象とした『これが本当のSPI3だ!』をより狭く深く掘り下げたものが本書です。テストセンターの出題範囲に絞り込んで対策できるため、①を基本に本書を併用して学習するとより効果的でしょう。2014年度から登場した新しい回答形式にも対応しており、受検者からの報告を元に毎年高い精度で問題の再現に注力しています。
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オススメの本5つを参考にしてSPIの対策をおこなおう
SPIの対策本は、上記でご紹介した以外にもいろいろなものが販売されています。そのため、何を選んだら良いのか分からない就活生が多いでしょう。迷って中々選べないようであれば、上記で紹介した対策本の中から一冊買ってみるようにすると、間違いありません。
オススメの対策方法は、問題集を一冊選んで繰り返し解くことです。問題集を繰り返し解くと、SPIの問題に関する知識がどんどん身につきます。そうして知識を身につけてから、本番の試験に臨みましょう。