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勉強は裏切らない! 正しいSPI対策法を学んで試験を突破しよう
SPIはどんな内容なのか、どのような種類があるのか、どのように対策すればいいのかとお困りの人も多いのではないでしょうか。
就活最初の関門であるSPI。SPIは、エントリーシートの提出と同時に求められることが多く、結果が芳しくないと選考対象から外れる可能性があるため対策は必須です。
SPIは内容と種類を知ることで、効果的に対策を講じられ突破することができるでしょう。ぜひこの記事を参考にSPIの対策を進めてみてください。
就活生に聞いた! SPIの対策時間
はじめに、就活生の皆さんはどれほどSPI対策に時間を費やしているのか確認しておくことで、自分の勉強プラン設計に役立つと考えられます。SPIに向けた対策の合計時間を就活生の皆さんに聞いてみたので、是非参考にしてみてください。
集まった回答のうち、63.1%が20時間以内の勉強時間という結果になりました。1日30分として20時間勉強するには40日。多忙を極める就活においては毎日時間を確保するのは難しいでしょう。
そのため、より早くSPIの対策を始めてコツコツ進めたり、隙間時間を有効利用して勉強時間を確保する工夫が、他の応募者と差をつけるカギになりまます。
SPIとは
SPIは人材採用でよく使われているテストです。出題される内容として言語分野、非言語分野、性格適性検査が挙げられます。
SPIはリクルートマネジメントソリューションズ社が提供している検査で、2019年度実績では13,600企業が実施し、累計204万人が受験しているテストです。
問題の難易度はそれほど高くありませんが、問題数が多いため時間が足りなくなることが多いです。そのため事前に参考書などで出題問題を繰り返し解き、問題に慣れておくことで対策することができます。
SPIがどのようなものかについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
新卒採用で多くの企業が採用する試験
SPIの主な実施業界は総合商社、メーカー業界、広告業界です。どの業界も人気業界なので対策は必須です。なぜなら人気業界は応募者が多いため選考基準の点数も高めに設定されているからです。
SPI3の公式サイトによると、年間14,400社と多くの企業が選考に導入しています。エントリーを出す前にSPIテストが実施されるかを確認しておくとよいでしょう。
試験内容は「能力検査」と「性格検査」の2つ
SPIは大きく分けて「能力検査」と「性格検査」の2つの検査で構成されています。
そのうち、能力検査は業務をするうえで必要な知的能力を測る内容のものです。「言語分野」「非言語分野」の2種類の問題が基本で、企業の指定によって「英語」「構造的把握力」を問う問題が出されます。
能力検査
- 言語分野
- 非言語分野
- 英語 (企業の指定により追加)
- 構造的把握力 (企業の指定により追加)
一方、性格検査では約300問の質問があり、行動的側面・意欲的側面・情緒的側面の3つの側面から測定されます。企業はこの性格検査で応募者の性格の特徴や思考の癖を把握し、社風とマッチするかを見極める材料にします。
SPIの4つの試験方法
SPIを受ける際は、企業が4つの試験方法の中から指定した方式で受検します。SPIは大きく分けてペーパーテストとWEBテストがあり、現在はWEBテストが主流になっています。
出題方法や検査時間など試験方法によって変わるので、事前に志望企業はどの方法を採用しているか調べ、それに合わせた対策をとりましょう。
①WEBテスティング
この形式は自宅のPCで受検します。性格検査は30分、能力検査は30分の制限時間があります。また、1問ごとにも制限時間があり、自動的に問題が切り替わり、前の問題に戻れないという特徴があります。
さらに、受験者によって出題問題が変わり、問題の正答率が高いほど、問題の難易度が上がっていきます。
②テストセンター
全国に設置されている会場で、用意されたPCで受検する形式です。企業から指定された期間内に自ら日時と場所を予約する必要があります。
会場で受検するのは能力検査のみで、性格検査はあらかじめ自宅などで済ませておく必要があります。基本的に出題の形式は自宅でのWEBテストと同様ですが、「英語」「構造的把握力」の出題はテストセンターでの受検時のみ実施されます。
また、選考で企業がSPIのテストセンターを指定するたびに会場で受検するのは大変なため、過去一年以内にテストセンターで受検履歴がある場合は「前回結果送信」をすることができ、最後の受検結果を複数の企業に送信することも選べます。
SPIの受検の時期は、多くの企業の選考が集中しているため、早めに予約して受験する必要があります。
③ペーパーテスト
ペーパーテストは、応募した企業の会議室・ホールや企業が指定した別会場で実施されます。多くの場合がマークシートで解く形式で、制限時間は性格検査が40分、能力検査が70分です。
ペーパーテストの試験時間は110分で、ペーパーテストでは【グラフと領域】【ブラックボックス】などの範囲が追加されます。
④インハウスCBT
応募先の企業に出向いて、企業側が用意したPCで受検をする形式です。テストセンターとは異なり、一社ずつ受ける必要があり、前回結果送信をすることはできません。試験科目や制限時間はほかのWebテストと同様です。
時間がない人におすすめ!
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就活中のSPI対策、どう進めれば良いか悩んでいませんか?多くの問題集に手を出さずとも、「SPI問題集&模試」を利用すれば、頻出問題を厳選しているので、効率よく準備を進められます。忙しいスケジュールの中でも、この問題集を活用すれば、短期間で実力をアップさせることが可能です。
ぜひ、この機会を逃さず、対策を万全にしてください。
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いつからSPI対策を始めればいい?
SPIは就活において選考に取り入れる企業も多くあります。1次選考を履歴書などの書類選考、2次をSPIや一般常識とグループディスカッション、3次4次5次で面接といった選考フローです。また1次の段階でSPIを一緒に受ける場合も近年増えています。
これら選考フローのように、SPIは選考の早い段階で取り入れられるため、早くから対策しておくことをおすすめします。ではいつから対策しておけばいいのでしょうか?
3年の12月には対策を始めておくべき
SPIの対策は大学3年の12月には始めておきましょう。「以外と遅いのではないか?」と思った人もいるでしょう。就活では、SPIだけを勉強しておけばいいというものではありません。自己分析や企業研究、OB訪問など、就活では準備しておかなくてはいけないことがたくさんあります。
そのため、SPIだけに時間を割いてはいられないのです。3年の12月には対策を始めておくべきとお伝えしましたが、早くから始めることに損はありません。自己分析や企業研究の時間も必要ですので、自分で時間やどれをいつから始めるというのは早めにスケジュールをたてて管理していくといいでしょう。
またSPIの対策時期は志望する企業や業界により異なります。経団連に加盟しているいわゆる大手企業は大学3年生の12月から対策をするとよいです。しかし経団連に加盟していない企業やベンチャー企業などの中小企業では、大手企業よりも選考のスタートが早いため、11月から対策を始める必要があります。
また外資系企業を志望している就活生は大学3年生の8月には対策を始めておきましょう。外資系企業では10月から選考が始まることが多いです。選考前にしっかりと対策を講じておきましょう。
就活生に聞いた! SPIの対策を始めた時期
「SPIの対策はいつから始めるべきか分からない」「他の就活生はいつぐらいから勉強してる?」と気になる人も多いのではないでしょうか。今回、実際にいつ対策を始めたのかアンケートを取りました。
34.6%がの人が大学3年の12月以前に対策を始めている中、対策をしなかったという回答が41.2%とそれを上回る結果になりました。今この記事を読んでいるあなたはどこに当てはまりますか? 半数以上の人が対策をとっているので、なるべく早くから勉強をはじめ、他の就活生に差をつけましょう。
SPI対策のポイント
SPIの能力検査には効果的な対策方法やおさえておきたいポイントがあります。SPIの受検の時期は、ほかの書類選考などと重なり時間も限られているため、いかに効率的にSPIの出題形式に慣れ、苦手を克服するかがカギになります。
SPI対策の時間をおさえることでESや面接対策に時間を使うことができ、選考全体の質底上げすることにつながります。是非対策のポイントを参考に勉強を進めてください。
問題集を一通り解いて苦手分野を洗い出す
SPIは問題の出題パターンが決まっているため、1冊の問題集で解き方を覚えていくことが勉強法の基本になります。まず最初から最後まで解いてみて、どの形式の問題を解くのに時間がかかる・解けないというものの把握をすることから始めましょう。
苦手分野を把握し、解説を踏まえて問題のパターンを覚えます。そして、時間をかけずに解けるようになるまで問題集を繰り返し読み進めましょう。
時間がさらに限られている場合でも苦手分野を優先して勉強できるようになるので、まず問題集を一通り解く意識が大切です。
テストセンターでの受検を想定した練習をする
本番に近い想定した勉強が、出題形式や緊張感に慣れるために効果的です。特にWebテストの中でもテストセンターを採用する企業が多く、受検環境に近い状況で練習をしておくのをおすすめします。
特に時間制限内に問題を解けなくては加点をされず、実力が発揮できないことも考えられます。焦らず、スピード感を意識して問題を解くのはどの方式でも共通で必要になることであるため、なるべく多く、本番に近い形式の練習をしてみましょう。
制限時間を設けた勉強は、短い時間で集中する必要があり、結果的にSPIの勉強時間をおさえることにもつながります。
SPIの勉強方法についてはこちらの記事でも解説しています。
就活生に聞いた! SPIの勉強をするときのポイント
就活生の皆さんがSPIの対策でどのようなことを意識しているのか知ることで勉強が進めやすくなるかもしれません。ここでは就活生に皆さんに聞いたSPIの勉強をする際に意識していることを紹介します。
問題を繰り返し解いてスピードを上げるのという声が大多数
多くの回答で、解説などを見ながら「解き方」を覚えるということが意識されていました。
解けない問題を解けるようになるまで繰り返すのが、就活生の中では正攻法ともいえる勉強の進め方だとわかります。
実践で経験することが対策の近道という声も集まる
また、中には本番に近い状況で練習ではなく、実際に練習用にSPIを受けたという声もいくつかありました。
多くの場合は苦手分野克服に時間を割き、あとはスピード感を意識するという点が共通のポイントのようです。そのために実際にSPIを受けてみるなど、実際の進め方という点で個性が出てきたという結果になりました。
SPIの分野別の対策ポイント
では、次に具体的な対策をどうすればいいのか見ていきましょう。SPIには言語、非言語、性格検査の3分野があるとご説明しました。学校の勉強に例えると、言語は「国語」、非言語は「数学」ということになります。当然のことですが、それぞれの分野で対策の仕方が異なります。
繰り返し解くことが重要になるということは言語・非言語にかかわらず共通していますが、ただやみくもに問題にあたっていては時間のロスです。要点を押さえた対策方法を心掛けましょう。
①言語問題の対策方法
SPIの言語分野で出る問題は、例えるなら中学校の国語の教科書レベルです。対策は、それほど難しいものではありません。カギとなるのは、語彙を増やすことです。つまり「類義語」や「対義語」「ことわざ」などの種類とその意味をできるだけ多く、正確に記憶することが大事になります。
単語帳などを作って、授業の合間や電車の中などでひたすら繰り返し、覚えるようにしましょう。
一方、苦手意識を持つ人が多いのは長文問題です。これは、多くの例題に当たって慣れるのが一番です。長文は、1つ1つの単語や、1文1文の意味が正確に理解できなくても、斜め読みで問題を解くこともできますので、多くの例文に当たってコツをつかみましょう。
以下の記事ではSPIの言語問題を各種例題から解き方のコツや対策方法について詳しく解説しています。
言語問題に苦手意識がある方・言語問題を解いてみたい方は是非参考にしてみてください。
②非言語問題の対策方法
SPIの非言語分野で出る問題は、言語分野と同様に中学校の国語の教科書レベルです。しかしSPIの特徴でもお伝えしましたが、問題数が多く制限時間が短いため対策は必須でしょう。
対策のカギは、いかに速く答えを導き出すか、そのテクニックをマスターすることです。もちろん、練習問題を多く解くのは当たり前ですが、分からないものが出てきたら頭を抱えるのではなく、いさぎよく問題集の答えのページをめくりましょう。
自分で解かなくても、解説を読むことで解法を知ることができます。もちろん、そこで身に着けたものは、類似問題にも応用できます。いかに短時間で多くの問題を解くことができるかに重点を置き、ひとつの問題で立ち往生しないテクニックを身につけましょう。
以下の記事ではSPIの非言語問題を各種例題から解き方のコツや対策方法について詳しく解説しています。
非言語問題に苦手意識がある方・非言語問題を解いてみたい方は是非参考にしてみてください。
③英語問題の対策方法
SPIの英語はテストセンターでの受検時のみ出題の可能性がある、企業によって設定するオプション問題の位置づけです。商社や広告代理店などで出題される傾向にあります。
テストセンターでの英語のテストは、約20分です。この短い時間のなかで、出題範囲は幅広く、「同意語や反意語を答える問題」「()内を埋める単語を入れる問題」「英語で書かれた説明でどの単語を示しているのかを当てる問題」「間違えて使われている単語を当てる問題」「長文読解問題」です。
短い時間で広範囲の出題のため、解答スピードと偏りない勉強が重要になります。大学受験の際に猛勉強していたとしても、そのあと手つかずであれば英語力は低下します。あらためてゆっくり時間をかけて復習することが攻略の近道です。
SPIの英語対策をしたい方はこちらの記事も併せて読んでみてください。
④構造的把握力の対策方法
構造的把握力は英語と同様、テストセンターでのみ出題される可能性がある問題です。そもそも構造的把握力とは「物事の大きな枠組みを読み解く能力を測る」ために設けられています。
受検時間は約20分で、大きく計算の文章問題を仕分ける非言語系の問題と、題材をもとに文章を仕分ける言語系の問題の2パターンが出題されます。
構造的把握力の勉強も対策本での勉強がおすすめですが、SPI対策本の中には構造的把握力の問題が載っていないものもあります。解き方を学ぶ必要がある場合は、本選びの際に注意が必要です。
構造的把握力について詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せて読んでみてください。
⑤性格検査の対策方法
性格検査では受験者の性格の特徴や思考の癖をはかります。性格の特徴や思考の癖をはかることで社風にマッチするか、求める人物像に合った人かがわかるからです。問題形式は「質問に対して選択で回答する」場合や「単純な足し算をする」場合があります。
質問に対して選択で回答する場合、受験者の性格の特徴や思考の癖を回答結果から傾向値としてはかります。また、単純な足し算をする場合、受験者の性格の特徴やストレス耐性をグラフとしてはかります。
この傾向値やグラフから性格の特徴や思考の癖をはかり、面接に進むかどうかを判断しています。
そして対策方法は質問に対して正直に回答することです。就活生の中には、志望する企業の求める人物像に沿うような解答をする人もいますがおすすめしません。なぜならSPIを突破できても、面接時に面接官に真の性格を見抜かれる可能性があるからです。
大手企業の面接官の場合、年間100人以上の就活生と面接を行う人もいます。つまり面接官は人を見るプロなのです。そのためSPIの性格検査結果と面接時の性格が少しでも違うと不信感につながるでしょう。
そして不信感を抱かれると、採用される可能性は低くなるでしょう。性格検査では質問に対して正直に回答しましょう。
SPIの性格検査についてはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
就活生に聞いた! SPI分野別対策のコツ
ここでは、就活生が自分なりのSPI対策法として回答してくれた内容を分野ごとに紹介していきます。
あくまで個人的な勉強方法を聞いているため、特に正解はなく、「これ試してみよう!」「思いつかなかった!面白い」と対策のヒントを探してみてください。
言語問題は日常レベルから意識づけするという回答が多数
言語問題については、日頃の生活の中で言葉や文章を意識して慣れることが大切だと考えているという回答が多く集まりました。
文章を読みすぐに理解するのには慣れが大切だと考える就活生が多いようです。そのうえで、問題集や対策アプリでこまめに設問に触れることで、スムーズに回答できる状態が目指せそうです。
非言語問題は公式を頭に入れ、短い時間で解けるようにするという回答が目立つ
回答の多くが公式を頭に入れてあてはめて回答できるように練習するというものでした。
SPIは制限時間があるため、一問をどれだけスムーズに解くかが大切になります。その中で、公式を覚えて、解法のパターンに合わせて解けるように準備しておけば高スコアが目指せそうですね。
一方で、計算力を磨くためにやっていたという個性的な回答もいくつか寄せられました。
非言語問題は様々な種類の問題が出されますが、一問ごとの計算力が制限時間の余裕を生み出し全体の結果に影響してきます。公式を覚えて解ける問題を増やしながら、地道な計算力アップを意識することが、非言語問題対策の近道と言えそうです。
英語は時間との勝負! 単語の理解がカギと就活生の声が集まる
SPIの各分野の中でも特に英語が制限時間が厳しいと感じる就活生が多いようです。
厳しい制限時間を意識し、速読や設問を見てから文章を読むなどの工夫をしているという回答が多く集まりました。就活にむけてTOEICを受験したという人も、出てくる単語が異なる為、単語をカバーしてスピーディに英文を読めるように対策したようです。
構造的把握力は問題文の重要箇所をおさえて、公式になおすのが就活生のセオリー
構造的把握力は文章の要点を掴み、公式化で頭の中を整理するのがコツだと回答する就活生が大多数でした。
要点から理解したり、公式に直すことで、いち早く解きやすい状態に整えることが重要なようです。問題文を最初から読み、わからなかったら繰り返し読むというのでは時間がかかってしまいます。
公式・パターンを把握しておくことで、問題を読みながら必要そうなパーツを拾うことができ、時間に余裕が生み出せるようです。
SPI対策だけでは不十分!
玉手箱・TG-webも対策しておこう
SPIだけでなく、多くの企業で出題されるWebテストである、玉手箱、TG-webの対策もしておく必要があります。この2つの形式は、問題に癖があり、対策なしでは選考を突破できません。
そこで役に立つのが「Webテスト完全問題集」です。玉手箱・Tg-webの問題形式を網羅しているので、癖のあるwebテストの問題形式になれることができます。
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SPI対策に使えるおすすめ参考書5選
SPI対策を行う際は、参考書を活用すると効果的です。SPIは高校までの基本的な知識を問うものが多いため、教科書をさかのぼることで対策が可能です。しかし、SPIの出題傾向は毎年似通っていることが多いです。
同じような問題で数字だけが変わって出題されることもあるため、過去の出題傾向に沿って勉強を行うことが効率的な学習方法となります。SPI対策として売られている参考書は、基本的にどれも例年の出題傾向を把握し、それに沿った対策を効率的に出来る作りになっています。
面接対策などの他に行うべきことに時間をしっかりと割くためにも、SPI対策には参考書をうまく活用しましょう。
以下、SPI対策としておすすめできる参考書を数種類挙げています。それぞれ見てみて、自分に合うものを用いてSPI対策を進めてみましょう。
SPIの問題集についてはこちらの記事でより詳しく紹介しているので、ぜひ併せて読んでみてください。
SPI対策におすすめ参考書①『これが本当のSPI3だ! 』
洋泉社から刊行されている参考書『これが本当のSPI3だ! 』は、就活生から圧倒的な支持を得ているSPI対策本の代表です。SPIの研究グループ「SPIノートの会」が傾向を分析しているので、これ一冊でSPI対策ができます。
おすすめポイントは、実際の受験者から情報を集めて、SPIテストで頻出の問題をまとめていることです。当然、毎年SPIの傾向は少しずつ変わるので、問題もそれに沿って変えています。出題されやすい分野が分かるようになっているので、無駄な労力をかけずに済むのも嬉しいです。
SPIのプロである「SPIノートの会」が傾向を分析している
また、問題の解説も丁寧で分かりやすいと定評があり、初心者にもおすすめです。
SPI対策で何から手をつけて良いか分からない…という方は、まず初めにこちらの参考書を使用してみてください。
【主要3方式対応】これが本当のSPI3だ! 【2023年度版】|Amazon
SPI対策におすすめ参考書②『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている』
有名企業約2000社のテスト情報が掲載されている『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている』は、業界や企業の出題傾向が分かるため、非常におすすめです。
それぞれ問題の難易度や出題されやすい分野も異なるので、自分が志望する業界や企業が決まったら、この参考書を使ってみてください。就活における筆記試験の解説や選考スケジュール等も詳しく掲載されているので、この一冊でSPIの全体像が見える点もおすすめです。
志望する業界や事業決まっている人におすすめ
『これが本当のSPI3だ! 』と同様、「SPIノートの会」が実際の受験生に聞き、徹底的に調査を行った上で作られているので安心です。馴染みの少ない性格テストについての考え方や、求められる人物像についての解説もあるため一冊持っておいて損はないでしょう。
この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている! 【2019年度版】|Amazon
SPI対策におすすめ参考書③『「1日30分30日」完全突破! SPI最強問題』
大和書房から刊行されている参考書『「1日30分30日」完全突破! SPI最強問題』は、毎日少しずつ問題を解くことで確実にSPIテスト対策ができるというもの。
就活中は自己分析や企業研究、エントリシート作成など、やることがいっぱいありますよね。SPIの対策はしっかりやりたいけれど、ほかのことで手一杯と悩む方におすすめです。最新の出題傾向を分析して制作されている点も安心です。
制限時間が設定されているので対策に使える+最新の出題傾向を分析して制作されている
就活ゼミのカリスマと呼ばれる講師が作成しているため、なるほど! と思うようなユニークな問題も多数掲載されています。問題には、制限時間が設定されているので、実際にSPIテストを解く際の訓練ができるのもおすすめポイントです。1日30分という短い時間で集中的に力をつけたい方におすすめです。
「1日30分30日」完全突破! SPI最強問題集'19年版|Amazon
SPI対策におすすめ参考書④『最新版 史上最強SPI&テストセンター超実践問題集』
『最新版 史上最強SPI&テストセンター超実践問題集』は、ナツメ社が出版しているSPIの参考書です。テストセンター・ペーパーテストの頻出問題や性格検査のほか、SPI3やオプションでおこなわれるケースがある英語(ENG)分野についても解説しています。
練習問題や模擬試験の回答は別冊になっているため、答え合わせがしやすいです。解き方の別解も豊富に紹介しているため、おすすめといえるでしょう。
最新版 史上最強 SPI&テストセンター超実戦問題集|Amazon
SPI対策におすすめ参考書⑤『【テストセンター・SPI3-G対応】転職者用SPI3攻略問題集【改訂版】』
こちらも、SPIノートの会が傾向を分析しています。この『【テストセンター・SPI3-G対応】転職者用SPI3攻略問題集【改訂版】』は、転職者に最適な参考書だといえるでしょう。
SPIには、転職者向けのSPI-Gがあります。この参考書は転職者に実施されるSPI-Gを解説し、SPI3にも対応しているのです。また、見やすさを最優先にしたレイアウトの構成であり、苦手な分野もすぐに理解しやすいといえるでしょう。
【テストセンター・SPI3‐G対応】転職者用SPI3 攻略問題集【改訂版】|Amazon
総計200問で対策完了!
SPI模試/問題集を受け取ってください
SPI対策に不安を感じていませんか…?「SPI問題集&模試」を利用すれば、効率的に準備を進めることができます。
頻出問題を厳選しているので、本番さながらの模試で実力を試せるこの資料は、初めてSPIに挑戦する方にも、再挑戦する方にも最適です。
確実に点数を伸ばし、自信を持って選考に挑むために、この問題集を活用してください。
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SPI対策のおすすめアプリ2選
SPIの対策は、アプリを用いて行うことも出来るようになっています。SPI対策用のアプリをインストールすることで、どこでも勉強することが出来るのです。アプリを使用するメリットのひとつは、「無料」で対策できるということです。
市販の参考書を買い揃えるとそれなりにお金がかかってしまいますが、アプリは無料で手軽に利用することが出来るので、参考書とは違ったメリットがあります。
また「どこでも利用できる」ことも大きな利点です。通学中の電車内、少し時間が空いた時など隙間時間を有効に活用することが出来るので、効率的にSPI対策を進めることが可能になるのです。
SPI対策におすすめアプリ①『SPI言語【Study Pro】』
SPI対策におすすめアプリとして『SPI言語【Study Pro】』が挙げられるでしょう。アプリは有料ですが、その分問題量が多く丁寧な解説もついています。また、無料版もあります。SPIの対策がアプリになっていると、スキマ時間にも勉強できるので便利ですね。
・SPI言語 【Study Pro】(App store)
・SPI言語 【Study Pro】(Google Play)
・SPI言語Lite 【Study Pro】(App store)
・SPI言語Free 【Study Pro】(Google Play)
SPI対策におすすめアプリ②『SPI非言語【Study Pro】』
こちらも、上記と同じStudy Proがデベロッパーのアプリです。SPIの非言語を勉強したい人におすすめです。
メモツールもついているため、計算の途中結果を手書きで残すこともできます。また、未学習や苦手な問題を優先的に出題する最適学習モードが搭載されているため、苦手問題の克服にも役立てられるでしょう。
・SPI非言語 【Study Pro】(App store)
・SPI非言語 【Study Pro】(Google Play)
SPI対策ができるサイト2選
SPIの対策には、参考書やアプリの他にサイトを活用する方法もあります。自宅にPCが使える環境が整っている学生は、書店に出向いて参考書を探すよりも気軽に取り組むことができるかもしれません。またスマートフォンのアプリよりも見やすく、利用しやすいというメリットもあります。
次項では、SPI対策におすすめのサイトを2つご紹介します。無料で利用できるサイトもありますので、サイトでSPI対策をしたいと考えている学生は、是非参考にしてみてください。
SPI対策におすすめのサイト①『SPI3 リクルートの適性検査』
こちらのサイトでは、リクルートが開発した適性検査「SPI3」に関する情報が掲載されています。SPIの対策と言うよりは、SPIについて深く知ることのできるサイトです。
SPI3は、大手企業から中小企業まで、様々な企業に導入されている適性検査です。40年以上の実績を持ち、信頼度の高いデータが得られることから、多くの企業から支持を集めています。また、受検後すぐに結果が分かるため、1日で面接と受検を完了できる点も特徴です。
また、SPI3を外部会場で受検をする「テストセンター」の情報や、SPIに関するコラムも読むことができます。SPIの対策を練る前に、こちらのサイトに目を通してSPIについて知識を深めておくとよいでしょう。
SPI対策におすすめのサイト②『お試し!Webテスト キャリタス就活』
SPI対策におすすめのサイト2つ目は、キャリタスが提供している「お試し!Webテスト」です。「お試し!Webテスト」ではSPI・玉手箱・TG‐WEBなどの主要なWEBテストを受験することができます。
テスト内容は非言語問題と言語問題に分かれています。非言語問題は全10問で制限時間が7分です。言語問題は全5問で制限時間が4分です。そして答え合わせの際にそれぞれの問題に対して、詳しい解説もついているため復習することもできます。
まずは自分の実力を知りたい・WEBテストの問題を知りたいという方はこのサイトを活用してみてください。
就活生に聞いた! おすすめのSPI対策ツール
SPIの対策ツールには様々なものがあると紹介してきましたが、実際みんながどんなものを使っているのか気になるところではないでしょうか。ここではおすすめの対策ツールを聞いてみましたのでツール選びの参考にしてみてください。
SPIの対策は対策本を使う人が圧倒的大多数!
この2冊が圧倒的な人気という結果になりました。その他にもいくつもの対策本を推す声が挙がり、大多数の就活生がSPI専門の対策本で勉強しているということが分かりました。
SPI用のアプリやSNSアカウント、サイトのサービスを利用という就活生も
SPIの対策本以外でも就活生に利用されているツールがいくつかありました。
アプリやTwitterなど携帯で確認でき、隙間時間の対策に有効なツールが就活生の中で浸透しているようです。また、マイナビのWEBテストは実際の試験形式に近い形で練習できるので、対策本を一通り解き終わったら腕試しに利用してみると良いかもしれませんね。
計画的な対策で選考を有利に進めていこう!
SPIの対策は早く始めるに越したことはありません。就活が始まると自己分析やエントリーシートの作成に時間が取られるため、エントリーシートを提出する前にSPI対策を終わらせておくのがおすすめです。
また希望する企業が多種・他業種にわたる場合、WEBテスト対策に時間がかかることが予想されます。早めのWEBテスト対策で、就活最初の関門を突破しましょう。
【SPIの対策に関する調査】
- 調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2022年4月22日~25日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
- 調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の79人