筆記試験

SPIの効率的な勉強法6選|おすすめアプリや書籍も紹介

SPIは勉強することで結果は大きく変わる

SPIの実施方式は、ペーパーテスト・Webテスティング・テストセンターがあります。出題範囲は実施方式ごとに違います。

SPIの実施方式は以下の通りです。

①ペーパーテスト
マークシート式で企業内で行われる
基礎能力(言語30分、非言語40分)と性格適性検査(約40分)

②Webテスティング
自宅でのパソコン受検
基礎能力(言語と非言語約35分)と性格適正検査(約30分)

③テストセンター
専用会場でのパソコン受検
基礎能力(言語と非言語約35分)と性格適正検査(約30分)

その中でも、Webテスティングとテストセンターのパソコン受検方式には注意しましょう。まず、受検者ごとに出題内容が違います。また、問題ごとに制限時間が設定されており、次の問題に進むと後戻りできないシステムになっています。Webテスティングとテストセンターのパソコンを使った受検方式は、慣れることが必要です。

言語・非言語の問題は、中学生・高校生レベルなので難しくはありません。SPIの問題は、問題数が多くスピードが求められます。問題をたくさん解くために、問題慣れしておいた方がスムーズに解くことがでるので、勉強をしてから臨みましょう。

問題例を紹介

①言語問題

次の二語の関係を考え、同じ関係になる○○に当てはまる選択肢を A ~ E から選びなさい。

故意:過失 空想:○〇

A.理想 B. 想像 C. 描写 D. 現実 E. 妄想

【解答と解説】
解答:D

故意と過失は対義語の関係。 空想と対義語の関係であるのは D の現実。

練習問題②非言語問題

団体で行くと割引される動物園がある。入場料は 1 人 1,000 円だが、20 名を超える場合は超えた人数については 2 割引になる。50 名で入場したとき、入場料の総額は何円か?

A.28,000 円 B.30,000 円 C.32,000 円 D.34,000 円 E.36,000 円 F.38,000 円 G.40,000 円 H.42,000 円 I.44,000 円 J.A ~ I のいずれでもない。

【解答と解説】
解答:I

1,000 円で入場できる人数は 20 名
2 割引(1,000 円× 0.8 = 800 円)で入場できる人数は 30 名より
1,000 × 20 + 800 × 30 = 20,000 + 24,000 = 44,000 円

SPIの効率的な勉強法①時間の使い方

SPIの効率的な勉強法①時間の使い方

多くの企業が使用しているリクルートのSPI3に対しては、50時間程度の勉強が必要と言われています。1日2時間ほど勉強すれば、一ヶ月で対策できます。SPIは問題パターンがだいたい決まっていますので、とにかく反復練習して覚えてしまう勉強法が効果的です。

隙間時間の使い方が大事

一日2時間と聞くと、辛いと思う方もいるかもしれません。しかし、通学途中やちょっとした空き時間を利用して勉強すれば、2時間の勉強はそれほど辛いものではありません。
大学の受験勉強のように、単語はひたすら覚える、計算系は解き方をおぼえるといった方法で対策していきましょう。就職活動直前だと、時間がありませんよね。本来ならば、前もって勉強しておくのが一番です。思い立ったが吉日です。今すぐ勉強を始めて、ゆとりをもった就職活動をしましょう。

毎日少しずつでもやることが大切

SPIの対策は毎日少しずつでも継続して行うことが重要になります。「この1週間でSPI対策を完了させよう」と短期集中型で対策を行おうとする就活生も一定数います。しかしそれでは本番で通用する実力を身につけられない可能性があるのです。短期集中で対策を行うと、その時には解けたとしても、そこから本番まで時間が空いてしまうと、解き方を忘れてしまう可能性が高いです。

どんなに対策を行っても、その知識が本番で活かされないのであれば意味はありません。短期集中で対策を行うのではなく、時間をかけてコツコツ問題を解いていくことで、実力をつけていくことが出来るのです。SPI対策を行う際には、「1日30分」など時間を区切り、少しずつでもコツコツと対策を進めるようにしましょう。

SPIの効率的な勉強法②問題集の利用

SPIの効率的な勉強法はいくつかあります。問題集や参考書を利用する書店に行くと、たくさんの対策問題集が売られています。一度見に行ってみて、自分に合いそうなものを選びましょう。何冊も買うのではなく、まずは一冊を反復して練習する勉強法で、知識を確実に自分のものにしていくことが大切です。

どれか一冊本を決めて勉強する

SPI対策を行う際には、参考書は一冊に絞って勉強を進めるのが良いでしょう。書店に行けばSPI対策の参考書が数多く並べられています。それぞれ魅力的な見出しが書かれており、目移りしてしまうこともあるでしょう。しかし目移りしてしまい、さまざまな参考書に手を出してしまうのはNGです。書店に並ぶSPI対策の参考書はそれぞれ、その参考書を用いてしっかりと対策を行うことで、本番で良い結果を手に入れられるよう、内容が練られています。

さまざまな参考書に手を出してもあまり意味はなく、一冊に割ける時間が減ってしまうため、かえって悪い結果をもたらす可能性があるのです。SPI対策を進める際には、参考書はどれか一冊に決め、その一冊を繰り返し勉強し、知識を定着させるようにしましょう。

無料で200問解ける問題集を活用しよう

SPIを対策するには、多くの問題を解くことが効果的です。そこでおすすめなのが「SPI模試&問題集」です。模試には、言語と非言語の問題が100問収録されています。今なら100問解ける問題集もついてくるので、合計200問の例題を解くことが可能です。

詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができるでしょう。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

SPIの効率的な勉強法③性格検査は素直に回答

性格適性検査は対策が難しいものです。それぞれの企業が求めている性格を判断するものです。そんな性格検査での唯一の勉強法は、嘘をつきすぎないようにすることです。例えば「今までの人生で一度も嘘をついたことがない」といった「一つの失敗をずっと根に持つ」などという問題に気をつけてください。

必要以上にネガティブになりすぎるのは禁物!!

このような問題では、偽善者や嘘つきになりすぎず必要以上にネガティブになるのも禁物です。正直に答えていけば大丈夫ですが、上記のような質問には注意しましょう。万が一、落ちてしまっても、落ち込む事はありません。その企業との相性が合わなかったと考え、入社してから大変にならずにんだ、となるべく気持ちを楽にしましょう。

SPIの効率的な勉強法④解説を読んでパターンを覚える

SPIはある程度問われ方が決まっている問題が多く、解き方を知っているか知っていないかで、問題を解く時間が大きく変わってきます。特に非言語系統の数学分野に関する問題にこの傾向が強く、考え方を知っていると、1問に要する時間が半分以下になることもあります。受験勉強に似た性質を持っているために、どれだけパターンを覚えているかが勝負の分かれ目になります。さまざまなタイプの問題に触れて、解法を覚えておくと効果的です。

SPIの効率的な勉強法⑤共通の分野から対策する

SPIの試験方式には、テストセンターで受けるもの、WEB上で受けるもの、ペーパーテストの形式で受けるものがあります。それぞれの受験方式で出題範囲が異なるため、効率的に学習するためには、共通する分野から手をつけることがベストです。企業によって、どの種類のSPIの形式であるかは、受けてみるまで分からないことがほとんどですので、共通の部分を学習しておくことによって、得点しやすいように自分の知識を整理しておくことが大切です。

SPIの効率的な勉強法⑥回答時間を意識して問題を解く

特にテストセンターで受験する場合と、WEB上で受験する場合に顕著に求められる特質ですが、この2つの試験方式は1問ごとに制限時間が設けられているため、その制限時間内に回答することが求められます。

時間をかけ過ぎると、正解がわかっていても時間切れとなってしまうこともあるため、その対策として常に1問1問にかけている時間を確認しながら解くことが求められます。これらを気をつけることによって、全体で回答するために必要な時間を短縮することに繋がるため、ペーパーテストにも効果があります。

なるべく早くから始めた方が良い

SPIの勉強はなるべく早いうちから始めたほうが良いと言うことが出来ます。もちろん学業の他にもアルバイトやサークル活動など、日々忙しく活動している学生も多くいることでしょう。しかし就職活動が本格的に始まるまでの間であれば、ある程度時間の確保がしやすいと言えるのです。

就職活動が本格的に始まると、SPIの勉強に割ける時間はあまり無いでしょう。「就職活動が始まってからでいいや」とSPIの勉強を後回しにしてしまうと、結果、勉強時間の確保が出来なくなってしまう恐れがあるのです。

SPIを突破できなければ内定にたどり着くことは出来ません。そのためSPIの勉強は早く始めるに越したことはないのです。SPIの対策に関しては、就職活動が本格的に始まる前から対策を進めておいた方が賢明だと言えるでしょう。

SPIの勉強は無料のアプリでもできる

SPI対策において毎日ある程度時間を確保して行うこと、そして空き時間を見つけてはこまめに勉強することが重要であると先ほど述べました。しかし、書店で大量に陳列されている中から参考書を選ぶのも一苦労、いざ勉強しようとしても集中できず、結局流し読みしただけで終わってしまうという方にうってつけなのが、SPI勉強用の無料アプリです。

最大の長所はどこでもお手軽に勉強できる使いやすさです。言語・非言語・追い込み学習などの用途に応じて様々な種類のアプリをダウンロード出来るため、勉強の効率性にも期待できます。試しに、気になったアプリを利用してみてはいかがでしょうか。

SPIの勉強におすすめの本3選

「SPIは問題練習あるのみ!」ですが、参考書を手あたり次第に用意して何も考えず解いていくだけの勉強法は有効とは言えません。「どの参考書が自分に合っているのか分からない」「試験本番までもう時間がない!すぐに対策出来る問題集はどれ?」といった疑問に答えるため、ここではSPI勉強におススメの参考書を3冊紹介します。

自分が狙っている企業・職種に合わせた参考書や、なるべく短期間で集中的にSPI対策をしたい方向けの参考書など、用途に応じてベストな一冊を選ぶ際の参考にして下さい。各参考書の特徴と利用者の感想も併せて紹介しておきます。

おすすめ本①

主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2019年度版】

Amazon.co.jpの「適性検査・SPI」部門で売り上げ一位にもなった、現在最も人気のある参考書です。面接を受ける企業もまだ決まっていないという就活を始めたばかりの人達にとっての「最初の一冊」となる様に、とのコンセプトのもと作成されました。特徴は何といっても、その使い勝手の良さです。

SPIの主要三方式である「テストセンター」「ペーパーテスト」、そして「WEBテスティング」の全てに対応しており、各方式毎に出題範囲や内容を忠実に再現した問題を紹介しています。「何より解説が分かりやすい」「一人での勉強に最適」といった声がよく見受けられました。SPI対策はこれから、という方にぜひおススメしたい一冊です!

おすすめ本②

必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2019年度版】

シェア一位のWebテスト「玉手箱」の対策問題集です。Webテストとは新卒採用の初期選考の段階で実施される、自宅のパソコンで受験する形式のテストのことです。その中でも「玉手箱」は大手の人気企業等で多く用いられています。出題分野ごとに制限時間が表示される、計算の際は電卓を用いる等の特徴を持つWebテスト対策に特化した問題集と言えるでしょう。

「玉手箱」の全問題形式に対応しており、能力テストだけでなく性格テスト対策も掲載されています。また、「有力企業Webテスト使用速報」やWebテストの種類を特定する方法の紹介ページも好評で、「各企業がどの様な種類のテストを採用しているのかを知れたことが有り難かった」との意見も見られました。まだWebテストを受験したことが無い方や、意中の企業がどのWebテストを使用しているのか気になる方におススメの参考書です。

おすすめ本③

【テストセンター・SPI3‐G対応】転職者用SPI3 攻略問題集【改訂版】

転職者用のSPI試験である「SPI-G」と、2013年に登場した新たな形式のSPI試験である「SPI3」について専門的に扱った対策問題集です。「SPI-G」には基本的なspi試験の内容をベースに、地図の縮尺問題などオリジナルな要素が組み込まれています。

「SPI3」は従来の試験内容に関して性格検査項目を一部変更したものとなっています。これらに関する詳しい解説を、分かりやすいレイアウトで丁寧に紹介しているのがこの本の特徴です。「本番でこの本に載っている類似問題がいくつも出た」「試験前の最終確認用として活用した」といった感想が目立ちました。中途採用や、第二新卒としての就活を考えている方に読んでもらいたい一冊です。

SPIの勉強法では時間・問題集の使い方や学習の仕方が大切

SPIは毎日対策するのが重要です。問題集を解いたり、セミナーに参加して解くのになれましょう。また性格検査では素直に答えるのがポイントです。SPIの勉強法はそれほど難しいものではありません。本当に大切なのは、自分に合った業界や企業を見つける事です。SPI対策は効率の良い勉強法で早めに終わらせて、企業研究や面接対策に時間を十分に使って、就職活動を成功させましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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