業界研究

【銀行に受かるための筆記試験対策】SPI・GAB・IMAGESを解説&おすすめの書籍をご紹介

銀行の筆記試験対策①SPI

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銀行の筆記試験ではSPIが採用されることが多いので、銀行の筆記試験対策としては、の言語・非言語対策をしっかり行っておけば概ね問題ないでしょう。SPIの対策方法はたくさんありますが、銀行でのSPIではやはりケアレスミスをなくすことが一番大切ですから、難易度が軽めのSPI対策本を購入して、繰り返し解くようにしていってください。

  • 簡単な問題を繰り返し解けばSPIに慣れる

簡単な問題を繰り返し解くようにすると脳がSPIになれていき、少なくとも取りこぼしがなくなります。分からない問題をわかろうとしても今からではもう遅いことも多いですから、こうしてわかる問題を確実に落とさないようにすることが、筆記試験ではすごく大切だったりするのです。銀行の筆記試験対策としては、比較的簡単なSPI対策本を繰り返し解くことをお勧めします。

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SPIのオススメ対策本

次に、実際に勉強する上での問題集の選び方を考えてみましょう。インターネットの書籍販売サイトを検索すると、SPI対策関係の問題集や参考書がたくさんヒットします。しかし、銀行就職だけに特化したものは、まずありません。SPI対策は問題を何度も解くことがカギとなっています。しかし、闇雲にテキストだけ買っても、お金と時間のムダです。

自分に合った問題集を見つけて、それを何度もやることです。かといって、何かと忙しい就活生には、1冊1冊をじっくり吟味している時間もないですよね。そこで、おすすめの対策本を3冊ご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

おすすめ本①

1冊目は、Amazonのカテゴリ別ベストセラー1位に選ばれている「主要3方式(テストセンター・ペーパー・WEBテスティング)対応】これが本当のSPI3だ!  2019年度版」です。著者は、大学試験や公務員試験の対策本をいくつも出している津田秀樹氏らです。

SPIの主要3方式に対応し、それらの出題範囲が一目で分かる一覧を掲載しているのが大きな特徴です。これにより、その分野が共通で、どの分野が独自の範囲なのかが理解できます。また、実際にSPIを受験した就活生からの報告に基づき、出るであろう問題を高精度で再現しています。

2019年度版では非言語(損益算、分割払い、仕事算)の分野を増やしています。数学や国語から遠ざかっていた就活生にも理解しやすいよう、丁寧な解説も付いています。

おすすめ本②

2冊目は「2019最新版 史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集」です。著者はオフィス海です。SPIの主流であるテストセンター方式とペーパーテストの最新頻出問題を再現・解説しているほか、問題解釈やメモの取り方、計算方法など、試験会場で1秒も無駄にせず早く確実に解ける方法を丁寧に説明しています。

また、40分で合格レベルが判定できる模擬テストを用意しています。能力検査はもちろん、実際のSPI測定領域に基づく性格検査もできます。練習問題と模擬試験の解答が別冊になっているので、答え合わせが楽々なのも便利です。色々な解き方ができるSPIならではの豊富な別解を紹介し、解法の手順・仕組みが読むだけで頭に入ります。

おすすめ本③

3冊目は「分かりやすさバツグン! あっという間に対策できる! 最速マスター SPI3&Webテスト 2019年度版」です。同書は、新卒就職の主要な筆記試験であるSPI3のほか、玉手箱・C-GAB、Web-CAB、TG-WEBを1冊で対策できる汎用性が売りです。中でも、SPI3は、受検者の6割以上が選択するテストセンターを中心に、ペーパーテスト、WEBテスティングに対応しています。

2018年春に入社した学生から実際に受けた企業のWebテスト、筆記試験について聞き取り、掲載しています。丁寧な解説はもちろん、制限時間の中でいかに正当を導き出せるかに重点を置いた素早い解法テクニックを紹介しています。また、方式によって異なる画面の体裁や出題範囲が分かる一覧表を掲載しています。

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銀行の筆記試験対策②GAB

銀行の筆記試験ではSPIが採用されているところが圧倒的に多いですが、まれに筆記試験としてGABが採用されているところもあります。最近では銀行意外でもGABを筆記試験に採用するところも増えてきていますから、GABの対策をしておいても損することはまずないでしょう。

言語問題は別段特殊なこともありませんし、そこまで難易度の高いものでもありませんから、SPIの対策本で勉強しているだけでも問題ないかもしれませんが、非言語問題はそうはいきません。

  • GABは時間をかけて問題を解くのに慣れること

GABの非言語問題はちょっと特殊で、時間をかけて慣れていかないと点数が伸びにくいです。GAB対策をする際には、非言語を中心に、ネットで問題を解いたり、GABの対策本を解いたりすると良いでしょう。時間をかけて慣れてくれば難しいものではありませんが、慣れないことには難しく感じることも多いでしょう。しっかり時間をかけて対策して慣れていってください。

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WEBテストGABの概要と対策|おすすめ参考書・問題集3選

GABのオススメ対策本

GABの対策は時間をかけて何度もやり、慣れることだと前述しました。そのためには、ネットやアプリを活用するより、やはり、いつでもどこでも取り出せて、すき間時間に勉強できる紙媒体の対策本が一番のおすすめです。

もちろん、いろいろな種類のものを何冊も購入して、多様な問題に当たるのもいいですが、自分に合ったものを厳選し、繰り返しやる方法もあります。そのことによって、問題の解法テクニックが学べ、応用力も広がります。そこで、次におすすめの対策本を3冊ご紹介します。

おすすめ本①

1冊目は「必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2018年度版】」です。Webテスト対策本で、全国主要書店・大学生協の売上ナンバーワンシリーズ。6種類のWebテスト、4種類のテストセンターの特定法を大公開。「

テストセンター方式の玉手箱=C-GABの完全対策は本書だけ」とうたっているだけあって、Amazonでのユーザー評価も高得点です。C-GABの能力テスト(計数・言語・英語)と性格テストのすべてが対策できます。C-GABの特徴は電卓が使えないこと。同書では、そんなC-GABの計数問題を再現し、概算などを使った効率のいい計算方法を解説しています。

おすすめ本②

2冊目は「CAB・GAB完全対策 2019年度 (就活ネットワークの就職試験完全対策4) 」です。SPIより手ごわいとされる能力適性検査GABを徹底攻略。暗号や命令表といった特殊な適性検査を実際の難易度で収録しています。また、先輩たちのGAB、CAB攻略法を大公開。多くの業界で実施される超難解テストを実態に即し、豊富な問題数で完全再現しています。

Web-CABなどのWebテスト対策としても使えるよう、性格検査の詳細解説も掲載しているほか、高得点を獲得するための必勝テク「カンタン攻略法」を紹介。繰り返し使え、第一志望企業内定を目指す人にピッタリの良本です。実際のGABとほぼ同じ問題が載っており、練習用として最適と、ユーザーの評価も高いのがポイントです。

おすすめ本③

3冊目にご紹介するのは「必勝・就職試験! 【Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】CAB・GAB完全突破法! 【2019年度版】」。この本の最大の特徴は、「CAB」「GAB」のほか、後述する「IMAGES」も含め1冊で対策できることです。このうち、GABはあえて高難易度版の「GAB Compact」を採用。

GAB Compactは商社、証券、総合研究所をはじめ多様な業界で幅広く採用されているもので、これに取り組みマスターすれば、通常のGAはたやすく解けるようになります。また、実際にSHL社製採用テストを受験した就活生からの報告に基づき、各問題を高い精度で再現しているのもポイントです。

銀行の筆記試験対策③IMAGES対策も必要

銀行の筆記試験では、SPIやGABだけではなく、IMAGESが採用されるところもあります。ですから、SPIやGABだけではなく、IMAGESの対策もしておかないと、銀行の筆記試験への完璧な対策とは言えません。IMAGESの対策としては、GABの問題集をやっておくと良いでしょう。IMAGESの問題はGAB・CABの問題集の中に再現されているので、そこに時間を費やすようにするとIMAGESの対策をしていくことができるようになります。

  • 慣れれば解答のコツを掴めるので得点が飛びやすい

こちらも慣れないとうまい時間の使い方や、解答のコツがつかめなかったりしますから、しっかり時間をかけて慣れるようにしていきましょう。逆に、慣れて解答のコツを掴むと点数が伸びやすいタイプの筆記試験だったりしますから、こういうところで差をつけられるようにしておきましょう。

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IMAGESのオススメ対策本

IMAGESは、GAB,CABと同様にSHL社の採用テストで、人気・大手企業で多く採用されています。同社の採用テストは、SPIとはかなり違い、きちんと理解し対策できたかどうかが勝敗のカギ。やはり、慣れとコツが必要となります。ただ、IMAGEの対策本は、それ単独ではほとんどないため、前述したようにGABやCABの問題集と合本になっているもので対応することになります。それを踏まえていただいた上で、おすすめの対策本をご紹介します。

おすすめ本①

1冊目は「【2019年度版】速解! IMAGES総合適性テスト」 です。これは、就職試験情報研究会の「大学生の就職Focusシリーズ」のひとつ。なかなかないIMAGES単独の対策本として、唯一無二のものといえるかもしれません。IMAGESの最大の特徴は、計数・国語・英語の各テストの所要時間がそれぞれ10分と短いことです。

問題の内容を的確に把握し、難易度を判断・順序付けし、スピーディーに正答を続けられることが重要になります。その力を養うため、同書ではアセらず実力を発揮できるよう、速く、続けて正答を導くコツを掲載。出題形式に沿った演習問題で、テスト攻略の大切な要素となる「慣れ」の効果が得られるよう編集されています。

おすすめ本②

2冊目にご紹介するのは、GABのところでも取り上げた「必勝・就職試験! 【Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】CAB・GAB完全突破法! 【2019年度版】」です。前述したとおり3種のテストに対応したものですが、CABやGABに比べ、その実態が就活生にあまり知られているとは言えないIMAGES。

実物に即した対策本が少ない中、同書ではIMAGES全科目の再現問題を掲載しています。特にCABやGABにはない英語の再現問題は必見です。巻頭には、イラスト入りの「60秒でわかる!CAB・GAB・IMAGES」をカラーで載せています。また、2019年度版では、SHL社共通の性格テストOPQの解説を発掲載しました。

おすすめ本③

3冊目は、2015年刊行と少し古くなりますが「SPI3(テストセンター・WEBテスティング)、玉手箱、CAB、Web-CAB、TG-WEB、GAB、IMAGES、ENG、SCOA、内田クレペリン検査 Webテスト&筆記試験の完璧対策 2017年度版」です。これは「日経就職シリーズ」の1冊。名前が示す通り、IMAGESだけでなく、玉手箱やTG-WEBまで含む主要な採用テスト対策が一冊で済むという優れものです。

著者の「内定ロボット」は、さまざまな業界の採用情報などの交換を目的とした社会人の異業種交流会に大学生を加えた研究会で、内定学生の情報をもとに問題を高精度で再現しています。また、数学が苦手という学生にも優しく解説しているところがうれしいポイントです。

銀行の筆記試験対策はSPI・GAB・CAB・IMAGES

銀行での筆記試験対策としては、これらのことをしておけば間違いないでしょう。これらの対策をしておけば、どんな銀行での筆記試験にも対応できるようになります。そして、高い倍率の銀行への内定を獲得できる可能性が高まってくるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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