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WEBテスト代行の実態について
WEBテストには試験監督はいません。身元確認もないので、いわば不正のし放題です。代行をしたところで、それがバレるリスクはほとんどありませんので、WEBテストの受検者の中には、代行者がゼロではありません。その証拠に、最近ではWEBテストの代行を請け負う業者がインターネットで検索するとでてきます。
選考での重要度は低い=不正を厳しく取り締まらない
WEBテストを採用試験に取りいれている会社も、代行などの不正防止の対策はありません。WEBテストは採用試験の中でも一番最初の選考であり、採用試験の中で重要な位置を占めていないためです。応募者の学力や知能については、筆記試験など他の機会でいくらでも調べられるので、会社としてはWEBテストの不正にまで厳しく対策する必要がないのです。
バレないと思って利用する就活生は意外といる
WEBテストは監督者が近くにいるわけではありません。代行の料金は就活生でも安易に手を出せるような金額に設定されており、1番は「内定をもらいたい」という強い思いから代行業者を利用してしまう学生がいるようです。
中には友人同士で協力し、WEBテストを受けるための端末を各自で用意しているといった事例もあるようです。WEBテストの不正が発覚した場合、選考から外されてしまったり、社会的な信用を失ったりしますので、実力でテストに挑みましょう。
また、発覚しなかったとしてもWEBテスト後の選考で少なからず企業側に疑われる可能性もありますので、不正にはそれだけのリスクも伴うことを理解しておきましょう。
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WEBテスト代行を使用するリスク3つ
WEBテストは不正を厳しくは取り締まっていないため、代行というかたちで不正をおこなっても、その時点でバレる可能性は低いです。しかし、不正には当然リスクはつきものです。ここでは、WEBテストで代行を使うリスクを3つご紹介します。
①代行者の信頼度は低い
WEBテストの代行には全くリスクがないわけではありません。まず、自分が受検していないため、WEBテストの出来が自分で把握できません。代行者が「ばっちり」と言ったところで、代行者がWEBテストの出来に責任をとってくれるわけではありません。
WEBテストの結果は本人には知らされないため、そのテストの結果を応募先会社に送るかどうかは代行者の言葉を信用して判断するしかないのです。
自力で受検した方が落ちるリスクも低い
WEBテストは採用試験の第一関門です。他人の力を借りた挙句、最初の最初で落とされてしまったのでは、意味がありません。そして、他人はあなたのために死にもの狂いでWEBテストでよい結果をとってくれるわけではありません。
WEBテストは決して難しいテストではないので、他人の力を借りるくらいなら、自力で突破を目指した方が落ちるリスクはよっぽど少ないのです。
万が一落ちても代行者を責められない
代行業者に依頼したWEBテストの結果が悪かった場合、相手を責めたい気持ちになるはずです。しかし、WEBテストの代行は依頼した時点でお互い同意のもとおこなわれるため、落ちてしまっても相手を責められません。
万が一落ちてしまっても相手を責めることができないという点は、WEBテスト代行の大きなリスクといえるでしょう。テスト結果が悪いと選考を通過できないうえに、支払った費用も無駄になってしまいます。しかも、代行業者は何も損をしないのです。
代行者にWEBテストを依頼する際、バレるかどうかだけが問題なのではありません。テスト結果が悪かったとしても、何も保証がないということを知っておく必要があるでしょう。
②不正は面接時にバレる可能性が高い
WEBテストで不正をおこなった場合、そのあとの面接でバレてしまう可能性が高いです。WEBテストには性格テストが含まれており、解答によってどんな人物なのかが情報として記録されています。代行業者が性格テストをおこなったとすると、そのままその人の性格がデータとして残ります。
その他にも、適性検査などで代行業者の解答が記録されます。面接時にテスト結果について話されることがありますので、それをきっかけに不正がバレてしまう可能性が高いです。
WEBテストの結果と面接時の答えが一致していなければ、不正をしていたことは一目瞭然です。WEBテストを受けた時点で代行利用がバレなくても、その後の選考で不正が発覚してしまう可能性があるのです。
性格テストから不正は疑われている
WEBテストでの不正がバレる可能性として、性格テストでの結果があげられます。WEBテストでは能力テストと同時に性格テストも実施されます。能力テストにおいては、もしあなたが勉強しなかった場合、勉強している代行者のほうが当然正答率は高くなり一定の評価が得られるかもしれません。
しかし、性格テストにおいてはあなたとまったく同じ人種をつくりだすことはまず不可能です。履歴書から読み取れるあなたの人物像と、WEBテストにおいての人物像が相反していた場合、採用担当者に疑われかねないのです。
③不正発覚後の就職が困難になる
WEBテストの代行がバレることはほとんどないと書きましたが、一つだけバレる可能性があります。それは、代行業者が摘発された場合です。
もし、あなたが頭のよい友人ではなく代行業者に代行を頼んだ場合は、代行業者が捕まれば芋づる式であなたの不正もバレてしまうのです。就活生にとって、採用試験で不正を働いたというのはとりかえしのつかない過ちです。
代行業者が摘発されると芋ずる式で不正が発覚する
今後、どの会社に応募したとしても「WEBテストで代行した」という過去がついてまわります。それが伝わると、どこの会社でも採用されないでしょう。
いつ不正がバレるかとひやひやしながら就活を進めるのが嫌な方は、WEBテストの代行は頼まない方がよいでしょう。
不正がバレた場合は内定取り消しの場合もある
不正がバレてしまった場合、内定が取り消しになってしまう可能性があります。採用が決まってからも、WEBテストでの不正がバレないか不安なまま過ごすことになります。
不正をした時には何とも思っていなくても、その後罪悪感を感じて不正を自己申告するという人も多く、また不正を友人が告白したせいでバレてしまうことも考えられます。一度不正をしてしまうと常に不安が付きまとううえに、内定取り消しになってしまうというのはリスクが高いです。そこまでして代行業者を利用するべきなのか、よく考えてみましょう。
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WEBテストの代行はリスクが大きい
以上が、WEBテストの代行とそのリスクです。WEBテストは、採用試験のほんの序の口です。ここを自力で突破できない人が、後に続く筆記試験や面接を突破できるはずがありません。目標はWEBテスト突破ではなく内定獲得だと考えて、WEBテストに臨みましょう。