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【自己PR作成ガイド】忍耐力を伝える方法3つと参考にできる例文3選~各文章のポイント付き~
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目次
自己PRで忍耐力を伝える方法①具体的な状況を説明する
忍耐力の自己PRで大切なのは、「どれだけツラい状況を乗り越えたか」を、採用担当者に理解してもらうことです。状況がきちんと伝わらなければ、「耐えて当たり前」と思われる可能性があります。また、採用担当者によっては、「その程度で辛いと感じるのか」と、悪い印象を与えかねません。忍耐力を自己PRで伝える際には、状況を丁寧に説明してください。
5W1Hを意識して伝えると良い
状況を説明する際は、5W1Hを意識すると良いでしょう。「いつ」「どこで」「誰が」「なぜ」「どのくらい」「どんなことをしてきた」を、順序に気を付けながら説明してください。「どのくらい耐えたか」も具体的に述べると、さらに良い文章が作れます。
また、数字や名前を出して説明すると、より文章が分かりやすくなるはずです。そうして状況がきちんと伝われば、忍耐力の自己PRとしてしっかり成立するでしょう。
自己PRで忍耐力を伝える方法②打開策を提示する
社会で評価される忍耐力とは、辛い状況に耐えつつ、その現状を打開しようと工夫する力のことです。忍耐力の自己PRでは、その点をきちんと伝えると、採用担当者から高評価が得られるでしょう。辛い状況におかれている間にどんな工夫をしたのか、しっかりと自己PRで伝えてください。
状況を打開しようと工夫する姿勢をアピール
工夫の説明をする際は、なるべく具体的に伝えることが大切です。「その状況を打開できるように、色々と工夫しました」と伝えても、「どんな?」と思われるだけで、印象を残せないまま終わってしまうでしょう。良い自己PRを作成したいなら、以下でご紹介する文章のように、具体的な説明を心掛けてください。
「まずは出来ることからやろうと思い、一度客観的に自分を見なおしました。そして、良くない点をノートに書き出し、そこから1つずつ改善を試みました」
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自己PRで忍耐力を伝える方法③活かし方を述べる
自己PRは、「その能力をどう活かすか」までを伝えて、はじめて完結します。これは、忍耐力の自己PRでも同様です。「忍耐力をどこでどう活かすか」を具体的に述べて、自己PRを成立させましょう。志望する企業の、どの部署のどんな業務で忍耐力を活かせるのか、その理由もあわせて説明すると良いです。
しっかりと下調べをしておく
活かし方を具体的に述べるには、OB訪問や会社説明会などを通して、企業の情報を仕入れなければいけません。しっかりと企業について調べたうえで、「ここでこう活かせると思った」と説明すれば、文章に説得力を持たせられるでしょう。忍耐力の自己PRを作成する際は、きちんとした下調べを、徹底しておこなうべきなのです。
自己PRで忍耐力を伝える例文3選
自己PRで忍耐力を伝える方法は、「具体的な状況を説明する」「打開策を提示する」「活かし方を述べる」の3つです。この3つの方法を見て、難しいと感じる就活生も珍しいでしょう。しかし、忍耐力を伝える自己PRの作成は、具体的なエピソードさえあれば難しいことではありません。
ぜひ、自己分析で過去を振り返り、「自分は忍耐力が強い」と感じたエピソードを探してみてください。見つかったら、あとは詳しく状況を説明して、どうやって解決したかを伝えるだけです。最後に企業での活かし方を述べれば、自己PRが完成します。以下では、そんな忍耐力の自己PRの例文を3つご紹介しますので、上手に書けない方は参考にしてください。
例文①
私は、人よりも忍耐力があります。幼い頃から、柔道の試合を見るのが好きでした。しかし、中学には柔道部自体がなかったため、憧れていた柔道部に入部できたのは高校になってからでした。
高校の柔道部には、幼い頃から柔道をやっていた人が多く、初心者の私は常に負けっぱなしでした。途中で自分の弱さが辛くなり、柔道部を辞めようと考えたこともあります。しかし、大好きな柔道部にやっと入部できたのにやめるのはダメだという思いから、毎日の厳しい練習に耐え続け、努力を重ねました。
その結果、入部から6か月後に開かれる新人大会で、3位という結果を残せました。この忍耐力は、貴社の○○の業務で活かせると思います。
部活動を題材とした忍耐力の自己PRをご紹介しました。この例文のポイントは、何度か挫折しかけたにもかかわらず、部活に励み続けた点です。「何度も辞めようと考えた」という一文があることで、どのくらい辛い状況だったかが上手に表されています。
また、努力を重ねて良い結果を生み出したのも、1つのポイントといえるでしょう。企業の多くは、過程も大切にしつつ、どちらかというと結果の方を重視します。「忍耐力があったことでどのような結果を得られたか」というのは、自己PRにおける大きなアピールポイントなのです。
例文②
私は、壁に当たっても諦めず、その壁を乗り越える力があります。大学時代、私は家庭教師のアルバイトをしていました。家庭教師のアルバイトでは、生徒側のやる気がなく、教えても聞いてくれないということが多々ありました。
正直、話をしても聞いてもらえないのは辛かったのですが、そこをぐっと耐えて、基礎から教えたり頻繁に褒めてみたりと、さまざまな方法を試しました。そうして諦めずに改善を続け、勉強ポイントを集めると報酬が貰える制度を取り入れたところ、生徒が勉強をしてくれるようになりました。
結果、成績が伸びて生徒の両親から褒めて貰えたことは、今でも嬉しい思い出として覚えています。貴社へ入社して壁に当たった際も、諦めずに改善を繰り返し、克服のための努力をする所存です。
アルバイトを題材とした忍耐力の自己PRをご紹介しました。この例文のポイントは、先程ご紹介した文章とは逆で、辛い状況でも全く諦めなかったという点です。挫折しかけることもなく、何度も何度も挑戦した旨を伝えれば、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
また、自分がどんな取り組みをおこなったのかを具体的に述べているのも、この例文のポイントです。取り組み内容を具体的かつ分かりやすく伝えられれば、プレゼンテーション能力のアピールにもなります。諦めない性格もプレゼンテーション能力もアピールすれば、好印象を与えられるのは間違いないでしょう。
例文③
忍耐力があるのが、私の強みです。私は、小学時代から持久力に自信があり、陸上や水泳を得意としていました。ある日、地元でフルマラソンのエントリー募集をかけているのを見て、興味が湧き、挑戦してみようと思いました。
トレーニングをする時間があまりなく、そのまま当日を迎えたのですが、予想よりも体力が足りず、途中でリタイアしようと何度も考えました。しかし、どうしても走り切りたいという思いがあった私は、重い脚を引きずり、なんとかゴールまで走り続けました。ゴールした瞬間の感動は、今でも忘れられません。
この最後までやり切る忍耐力を、貴社の○○部署で活かし、企業に貢献できる人材を目指します。
フルマラソンを題材とした忍耐力の自己PRをご紹介しました。この例文のポイントは、根っからの性格が忍耐力に繋がっている点です。1つ目の例文では「柔道が好き」という強い思いがあり、2つ目の例文では「アルバイト」という責任がありました。しかし、この例文の場合、そういった強い思いや責任は関係なく、根っからの性格のみで乗り越えています。
性格が忍耐力に直結していれば、強い思いや責任がなくなった場合でも、忍耐力を持ち続けることができます。「何かが支えとなり忍耐力のある人」よりも、「根っからの忍耐力がある人」の方が、企業側としては好ましいでしょう。
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自己PRで忍耐力を伝える際は3つの方法を押さえておこう
自己PRで忍耐力を伝える方法と例文をご紹介でした。上記でご紹介した方法を理解した上で、忍耐力の自己PRを作成すれば、採用担当者に良い印象を与えられるでしょう。魅力的な忍耐力の自己PRを作成するためにも、3つの方法を押さえて、文章を作成していってください。