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情報収集力を身に付ける方法|上手なインプットのポイント

情報収集力は就活でも必須

就活は情報戦であり、情報収集力の有無が成否を分けるといっても過言ではありません。就活を効率的に進めてスムーズに攻略するには、有益な情報を上手に集めることが大切です。優れた情報を持つことで、他の人よりも素早く、有利に行動でき、結果もついてきやすくなります。

就活に向けて情報収集力を身につけることは大切ですが、この能力を間違って認識している人は少なくありません。情報収集力を活かして就活を攻略するには、まずはこれがどのような能力なのか、正しく理解することが大切です。就活に必要な情報収集力を正しく理解し、有益な情報を上手に使って、効率的に就活を進めましょう。

就活に必要な情報収集力とは

情報収集力を使って就活を有利に進めるには、まずは能力の定義から理解しなければなりません。情報収集力=情報を集める力と考える人は多いでしょうが、これは半分不正解です。情報を集めるという点は間違っていませんが、単にそれだけを指したものではないことは理解しておきましょう。

必要な情報を集める力

就活における情報収集力とは、「必要な情報を集める力」です。これは単に情報を入手するわけではなく、あくまで「必要な情報」に限定していることがポイントです。世の中には大量の情報があり、不要な情報もあふれかえっています。必要な情報だけをピンポイントで入手するのは実は非常に難しいことであり、不要な情報まで一緒に取り込んでしまうことがほとんどです。

情報収集力のある人は、不要な情報を上手に避けながら、本当に必要な情報だけを抜き出し、素早く集めることができます。必要な情報と一緒に不要な情報も入り込みますが、それらを上手く選別して、正しく取捨選択ができるともいえます。不要な情報を瞬時に切り捨て、必要なものだけを抽出できることが本当の情報収集力です。

情報を正しく活用できる力

情報収集力は単に情報を集めるだけではなく、「集めた情報を正しく活用できること」も含まれます。情報はそれ単体で価値があるわけではなく、正しく活用することで本当の価値が生まれます。例えば面接の対策方法を知っていても、それが実際の選考で活かせなければ真価は発揮しないのと同じで、「情報を得る」「活用する」というプロセスが必要です。

いかに攻略法を知っていても、活用して行動に移すことができないと、就活を有利に進めることはできないため、注意しなければなりません。また、一見不要に思える情報でも、適切な方法で活用することで、価値を生み出すことはできます。必要な情報を活用することはもちろん、情報の活用方法を工夫して価値を見出すことも、情報収集力と言えるでしょう。

情報から次の情報を手繰り寄せる力

情報は単体で存在しているわけではなく、他の情報と結びつき、連続しています。情報の連続性を正しく読み取り、「ひとつの情報から別の情報を手繰り寄せる」ことができるのも、情報収集力のひとつです。例えば「就活」というひとつのキーワードから、「就活という言葉の意味」「面接」「書類選考」など、さらに複数のキーワードを引っ張ることができます。

さらに深堀りすると、「面接」から「マナー」「対策」「持ち物」など、情報はどこまでも広げられます。別の情報を手繰り寄せる力とは、いわばひとつの情報から複数の情報を読み取り、幅広く知識や見識を深めることです。情報から情報へとジャンプして、深堀りしながら本当に必要なものを探る力も、情報収集力といえるでしょう。

おすすめの情報収集の方法

それでは、おすすめの情報収集の方法をご紹介します。就職活動が始まると、ナビサイトの求人情報だけではなく、会社説明会の開催情報や企業についての調査もしなくてはなりません。自然と多くの時間を費やしてしまいます。

時間に追われないためにも、効率的に時間を使い、効果的な情報収集をするべきといえます。情報収集の仕方がわからないままに、ただ模索するよりも、どのような策が効果的なのかということと、どのような方法が自分に合っているのかを意識しながら、これからご紹介する方法をぜひ参考にしてください。

本を読む

まず、情報収集の方法として本を読むことをおすすめします。良質な本と出会うことで、自身の知識を深めることができます。書店に行けば、就活をテーマにした本は数多く陳列されています。就活の進め方のアドバイスや、企業研究のやり方など、就活関連の本は多岐に渡って存在します。就活のヒントがたくさん隠れているので、ぜひ書店に足を運び、自分の知りたいテーマに沿った本を見つけてください。

一方、ネット社会である現代は、インターネットで就活のハウツーを検索すれば簡単に見つけ出すことができます。しかし、ブログのように素人が掲載している情報である可能性が高いので、インターネットの情報は鵜呑みにしない方が得策といえます。インターネットよりも、書籍の方が校閲を経ているため信用が高く、本格的な内容が詰まっています。

また、読書は1冊の本で終わらないようにしましょう。最初に購入した1冊が、知りたいことを全てカバーするものではありません。その1冊の本だけが正しいと思い込まず、複数の本を読み、幅広い視点で考察できるようにしましょう。

人に聞く

そして、人から聞くという手段も情報収集のおすすめの手段です。実際に経験している人から聞いたり、その分野において知識を蓄えている人から話を聞いたりすることで、より臨場感あふれる情報を得ることができます。

具体的に「これを知りたい」と思った場合、文献から学ぶことも重要ですが、実際に足を運んで生の声を聞くということも大変有効です。本のように、誰かが執筆した内容というのは、客観的な視点で書かれていることが多いです。

そのため、生の意見、生の声というのは、文献とは違う視点の情報となります。実際に起きた臨床体験を聞くことで、より現実的で具体性のある内容を知ることができます。このように、人から聞くという手段で情報収集することは、大変有効的な手段ですので、ぜひ覚えておきましょう。

勘違いしがちな情報収集力

情報収集力と聞いて情報を集める力とイメージした場合、大きく間違ってはいませんが、大事なところを勘違いしている可能性もあるため注意が必要です。情報収集力は言葉の意味を間違って捉えている人が多く、本来とは違い意味で理解している人も少なくありません。はき違えた意味で情報収集力を捉えていると、就活に活かせないだけではなく、失敗を招く恐れもあるため注意が必要です。勘違いしやすいポイントを知り、間違った捉え方がどのようなものなのか把握しておきましょう。

ネットサーフィンが得意

情報収集力は、「情報を集めること」や「ひとつの情報から別の情報を手繰り寄せること」が該当するため、ネットサーフィンと混同されることが多いです。確かにネットサーフィンでも情報を多く集め、別の情報にジャンプして新しい情報が得られますが、これは就活における意味とは異なります。ネットサーフィンで得られる情報は確かに多く、有益な情報が見つかることもあります。

しかし、関連性のない情報に飛んでしまうことも多く、情報量の多さから結局何を知りたいのかを見失ってしまうことも多いです。目的を持ってネットで検索するなら問題はありませんが、無目的にネットサーフィンをするだけでは本当に必要な情報は手に入りません。普段からネットで物事をよく検索する人でも、必ずしも情報収集力があるとは限らないため注意しましょう。

膨大な情報量を抱えている

多くの情報を集めている=情報収集力があると考える人は多いですが、これは間違いです。情報は集めるだけではなく、活用できてこそ意味があり、膨大な情報を抱えているだけでは、真に情報収集力があるとは言えません。情報を多く抱え過ぎていると、本当に必要な情報を引っ張りだすことが難しく、活用に至るまで時間がかかります。

選択肢があまりに多いことで、活用すべき情報を間違えてしまうことも多く、大きなミスを引き起こしてしまうリスクもあります。大量の情報を保有することで安心してしまうことも多いですが、実は情報活用能力が下がり危険な状態にある可能性も高いです。情報は量より質が重要なため、膨大な情報量を抱えている人は、情報の断捨離をしなければなりません。

信ぴょう性のない情報を集めている

情報は質が重要であり、質を決めるのは「情報の精度」です。一見有益に見えても、信ぴょう性がほとんどなく、真偽が疑わしい情報ばかりを集めている場合も、情報収集力があるとはいえません。情報収集力は単に情報を集めるだけではなく、正しい情報のみを入手することをいいます。

また、情報の真偽を見抜く力も、情報収集力の一部と言えるため、精度の高い情報を見抜く術を身につけることが大切です。信ぴょう性のある情報を手に入れるには、「情報を入手する場所」も重要です。ネットからは大量の情報が入手できますが、信ぴょう性に乏しいものも多いため、出典を明らかにしておかなければなりません。信頼のおける情報の入手経路は、ネット以外にも数多くあるため、それらを確保することも大切です。

上手に就活の情報を集めるには

就活関係の情報を集める際には、ネット検索を使用する人も多いでしょうが、それだけでは効率的に情報を集めることは難しいです。ネットなら瞬時に必要な情報を検索できますが、それが本当に正しいかは自身で見極めなければなりません。また、検索ワードの選び方次第で得られる情報も代わり、本当に欲しい情報が見つからない場合もあります。上手に情報を集めるには、どのような方法で情報収集をするかが大切です。上手な方法を知り、スムーズに必要な情報を集めましょう。

説明会に参加

就活の情報を集めるなら、説明会に参加するのがおすすめです。説明会では業界や企業、仕事の情報など、幅広い情報を得ることができ、信ぴょう性にも優れています。企業の社員が話す情報のため間違っている可能性は低く、有益な情報がまとめて手に入るでしょう。

説明会は、合同説明会と企業が単独でおこなうものの2つに分けられ、それぞれで入手可能な情報は異なります。企業や企業が所属する業界について広く知りたい場合は、合同説明会、企業について詳細まで知りたい場合は単独の説明会に参加するのがおすすめです。説明会の種類によって得られる情報の量や広さが異なるため、欲しい情報に合わせて参加するイベントを選びましょう。

OB訪問を利用

OB訪問も情報収集におすすめの方法であり、知りたい情報をピンポイントで手に入れることができます。OB訪問は先輩社員への質問がメインになり、どのような質問をするかで得られる情報は違ってきます。事前に質問内容を念入りに考えて、当日何を聞きたいか先輩に共有しておくことが大切です。

聞きたいことを事前に伝えることで、回答を用意してもらうことができ、よりスムーズに情報を引き出すことができます。実際に働く人の話はなかなか聞くことができないため、OB訪問は貴重な機会といえるでしょう。業界や企業、仕事内容についてはもちろん、職場の労働環境や人間関係など、普通は知れないことを聞いておくと就活にも役立てやすいです。

インターンに参加

インターンも情報収集にはうってつけのイベントであり、「長期」と「短期」どちらに参加するかで得られる情報は異なります。長期インターンの場合、実務を任せられることがほとんどのため、実際の仕事を経験しながら、企業や仕事について学ぶことができます。

仕事に必要な能力を培い、社会人の基礎能力も磨くことができるため、情報収集以外の魅力も大きいです。対して短期インターンは、ワークを通して仕事を模擬的に経験することがメインであり、手軽に参加できることが魅力です。長期インターンは数ヶ月単位で拘束されますが、短期インターンであれば短いものだと1日で済みます。手軽に情報を集めるなら短期、より細部まで知りたいなら長期と、知りたいものに合わせて選び分けましょう。

自己分析の浅さは人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。

ツールでサクッと自己分析を終わらせて、選考を有利に進めましょう。

情報収集力を就活で活かす方法

情報はただ集めるだけではなく、上手に活かすことが大切です。就活もこれは同じであり、有利に進めるためには集めた情報を就活に反映させなければなりません。就活に関係する情報はさまざまありますが、活かす方法も数多く存在します。適切な情報を適切な方法で活かすことが、就活攻略の近道といえます。どのように活用すべきなのかを知り、集めた情報の本当の価値を引き出して就活を効率的に進めていきましょう。

志望動機に反映

業界や企業関連の情報は、志望動機に反映させることが大切です。志望動機は企業を志望する理由、きっかけを伝えるだけではなく、「その業界、企業だからこそ志望した理由」を述べなければなりません。他の業界や企業でも通用する志望動機だと、志望度が低いとみなされ評価も下げられてしまうため、差別化した内容で考えることが大切です。

業界を志望する理由は志望動機のベースになるため、必ず触れておかなければなりません。その業界にしかない特徴を踏まえて考えることが大切です。企業を志望する理由は、その企業だからこその「魅力」や「特有の特徴」を踏まえて考えます。他の企業ではなく、その企業でなければならない理由を提示することが、アピール力を高めるコツです。

自己PRで関連づける

集めた情報は自己PRにも活用できます。業界や企業の適性、求められる人材像と自身の個性、能力を関連付けて考えましょう。自己PRは就活で必須のアピール項目ですが、好き勝手に自分を売り込んで高評価が得られるわけではありません。評価されるには、業界や企業に適性があること、相性がいいことを示す必要があります。

どれだけ高い能力を持っていても、それが志望先で活かせないものなら、高評価を得るのは難しいため注意が必要です。特に企業が求める人材像の把握は重要であり、企業の考えや方針と大きくずれないよう自己PRの内容を考えなければなりません。完全に一致する必要はありませんが、大枠から外れないよう自身の魅力を提示し、企業との相性のよさを示しましょう。

将来性を見極めて志望先を決定

業界や企業の情報は、志望先の選定にも役立ちます。就活は「自分がやりたい仕事」を探すのはもちろん、「自分に合った活躍できる仕事」を見つけることも大切です。やりたい仕事=活躍できるとは限らないため、自身の適性を判断して、本当に合った仕事を見つけなければなりません。

自分に合った活躍できる仕事とは、長く活躍できることも含まれているため、将来性まで判断して決めることが大切です。業界や企業を知ることで、どのような適性が求められるのか、将来性の有無や現状、課題なども分かります。業界や企業の状態を正しく見抜き、将来を踏まえて志望先を選ぶことも、就活の攻略に欠かせません。

情報収集力は就職後も必要

就活を有利に進めるには、正しい意味での情報収集力を身につける必要がありますが、これは就活中に限ったことではありません。情報収集力は就職後も必要であり、社会人にとって大切な能力ともいえるでしょう。世の中には大量の情報があふれていて、誰でも簡単に情報を入手できる時代です。

しかし、すべての情報が正しいとは限らず、嘘の情報に埋もれて真実を見つけるのが難しいことも多いです。さらに、不要な情報に紛れて本当に必要な情報が手に入らないこともあります。社会人生活をスムーズに進めるには、情報を駆使し上手に活用することが大切です。就活の成功だけではなく、社会人生活を上手に切り開くためにも、就活中から情報収集力を磨き、正しい情報の扱い方を身につけておきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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