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自己PRで笑顔をアピールするのはあり! 3つの要素で好印象を獲得
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目次
- 笑顔は自己PRになり得る! 仕事とのマッチ度・伝え方に注意して効果的に伝えよう
- 明るさだけじゃない! 自己PRを笑顔にする3つのメリット
- 就活生に聞いた! 自己PRで笑顔をアピールした経験
- 仕事とのマッチ度が大事! 自己PRを笑顔にすると効果的な6つの職種
- 自己PRは別の言葉に言い換えるのも効果的! 笑顔に関連する強み6選
- 好印象につながる! 自己PRで笑顔を伝える際に盛り込むべき3つの内容
- 笑顔の自己PRをさらにアピール! 採用担当者の記憶に残すためのポイント
- 就活生に聞いた! 笑顔を自己PRとして伝える際に意識したこと
- 職種別で見てみよう! 自己PRで笑顔をアピールできる例文6選
- マッチ度と仕事への活かし方に注意して自己PRで笑顔をアピールしよう
笑顔は自己PRになり得る! 仕事とのマッチ度・伝え方に注意して効果的に伝えよう
自己PRで笑顔をアピールしても良いのか疑問に感じる学生や、強みが笑顔だけでは弱いかもしれないと悩む就活生もいるでしょう。このように、自己PRとしては不向きと思われがちですが、実は笑顔も十分なアピールポイントになり得るのです。
ただし、ほかの強みと同様、仕事とのマッチ度や伝え方に注意しなければ強みとして活きてきません。
この記事では、笑顔を自己PRとして効果的に伝える方法や、評価されやすい職種について解説していきます。最後まで読めば、自信を持って笑顔を強みとしてアピールできるでしょう。
明るさだけじゃない! 自己PRを笑顔にする3つのメリット
笑顔を自己PRで伝えることでアピールできるのは明るさだけではありません。ここからは笑顔を自己PRでアピールすることで得られる3つのメリットを解説します。
笑顔で伝えられるポイントを理解し、自分が伝えたいことと企業が求める人物像がマッチするかも考えてみてください。
①コミュニケーション能力の高さをアピールできる
笑顔を自己PRにすれば、コミュニケーション能力の高さをアピールできますよ。不愛想な人よりも、いつもニコニコ笑顔が素敵な人のほうが話しやすいと感じますよね。仕事においても、笑顔で相手に好印象を持ってもらえれば、対人関係をより円滑に築くことができるでしょう。
営業や接客など人とかかわる仕事や、部門が多くあり社内調整が多い企業などでは、コミュニケーション能力が必要です。笑顔の強みと相性が良いため、組み合わせて伝えられないか考えてみましょう。
②面接で好印象を残せる
面接で好印象を残せるのも、笑顔を自己PRにするメリットです。面接官は一日に多くの面接をおこなってるため、周りと同じような流れで淡々としたアピールでは面接官の心に響かせるのが難しいでしょう。
グループ面接では前の学生と差別化をはかることも大切です。笑顔を強みにすれば、エピソードの力だけでなく、表情や話し方、空気づくりなど、さまざまな角度からアピールできるのです。
たとえば、前の学生が「私の強みは〇〇です。なぜなら…」と話した場合、「どんなときでも笑顔を絶やさない〇〇です」と明るい声と満面の笑みでキャッチコピーのように紹介するのも良いでしょう。
また、緊張で重苦しい雰囲気の面接の場合「私の笑顔は周りを明るくする力があります」とその場の空気を変えるように、笑顔をアピールすることもできます。
このように、前の学生の発言やその場の雰囲気を見ながら、さまざまな方法で笑顔をアピールできれば面接官の心をつかめる可能性が高くなるでしょう。
③ストレス耐性の高さを示せる
笑顔を自己PRにすると、ストレス耐性の高さも示せるでしょう。ストレス耐性とは、どんな困難な状況でも投げ出さず、目的のために継続できる力です。つらいときやプレッシャーのかかるケースでも笑顔を絶やさない人は、ストレスへの強さがある人だと認識されやすいですよ。
ストレス耐性の高さを示したいときは、困難な状況を笑顔で乗り切った具体的なエピソードを探してみてください。たとえば「部活動で負けが続きチームの雰囲気が悪いときに、笑顔で周りを勇気づけた」「レギュラーがとれずに悔しい思いをしたけれど、笑顔を意識し3年間休まず練習した」などがあります。
企業の求める人物像とマッチすれば、笑顔からストレス耐性の高さもアピールしてみましょう。
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就活生に聞いた! 自己PRで笑顔をアピールした経験
笑顔は自己PRになり得るといっても、実際にアピールしても良いのかどうか気になりますよね。そこで、学生の皆さんに自己PRで笑顔を強みとしてアピールしたことがあるのかどうか聞いてみました。
アンケートの結果、笑顔をアピールしたことがある学生は15.2%という結果になりました。このように実際に笑顔を自己PRに選んでいる学生もいるため、自信を持ってアピールしていきましょう。
仕事とのマッチ度が大事! 自己PRを笑顔にすると効果的な6つの職種
笑顔は強みとして伝えられますが、大切なのは仕事とのマッチ度を示すことです。笑顔よりもほかに求められるスキルがある場合は、どれだけ魅力的に笑顔をアピールしても評価されない可能性もあります。
ここでは、特に笑顔が有効とされる6つの職種を紹介します。どのようなシーンで笑顔が活きてくるのかも解説しているので参考にしてみてください。
①営業職
営業職は、笑顔が評価につながりやすいです。営業をするうえでは見た目の雰囲気など、印象が大切になりますよ。営業職で特に笑顔が活きてくるシーンは以下のとおりです。
営業職においての笑顔は顧客との信頼関係が築け、スムーズに仕事をする手助けをしてくれるでしょう。
また、笑顔をアピールするときは信頼関係が築けた話や、つらい状況を笑顔で乗り越えた話などを伝えるのがおすすめです。たとえば、「留学先で英語が話せなかったけれど、笑顔のおかげで通じ合うことができた」「部活動で怪我をして思うように練習できなかったけれど、笑顔を意識しできることから始めた」などが挙げられるでしょう。
笑顔がどう営業職に活きるかをアピールし、活躍できることを伝えるようにしてください。
営業職の仕事内容や求められるスキルについてはこちらの記事で解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
②接客業
接客業においても、笑顔は強みとして有効です。笑顔は接客業に必要なスキルで、働くイメージがつきやすいためです。笑顔は常に求められますが、特に以下のシーンで重要な役割を果たすでしょう。
接客スタッフの笑顔は、店舗や商品、サービスなどの印象に直結するものです。特に第一印象の影響力が大きいため、顧客をお迎えするときの笑顔は重要といえます。
自己PRでエピソードを話すときは、接客業のアルバイト経験から探してみるのもおすすめです。たとえば、「アルバイト先であなただから購入するといわれた」など笑顔が褒められた話なども積極的に伝えると良いでしょう。
接客業を志望している人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。好印象を残す志望動機の書き方を例文を交えて詳しく解説しています。
③カスタマーサポート
カスタマサポートも、笑顔を強みとして伝えられる職種です。カスタマーサポートとは、メールや電話などで、顧客からの相談や問い合わせに答える仕事です。企業によっては、既存顧客に対してテレアポによる営業活動をおこなうケースもあります。
笑顔は関係ないと思われがちですが、電話を通しても笑顔は相手に伝わります。顧客満足度を上げるためにも笑顔は効果的といえるでしょう。
カスタマーサポートでは、以下のシーンでとくに笑顔が活かせますよ。
また、カスタマサポートではクレーム対応もおこなうためストレス耐性も求められます。「アルバイト先で失敗をしたけれど、改善点を見出し笑顔を心掛けた」など笑顔で困難な状況を乗り越えた具体的なエピソードを伝えられるとより効果的でしょう。
④介護職
介護職でも笑顔は求められるスキルの一つです。利用者とのコミュニケーションを大切にしているため、笑顔はポジティブな印象になるでしょう。
介護職ではさまざまなシーンで笑顔が求められますが、特に活きてくる場面は以下の通りです。
利用者だけでなく、その家族と接するときも笑顔でいることが求められます。スタッフが笑顔でいることで、利用者さんや家族も安心して任せれることができますよ。
また、笑顔をアピールするときは「〇〇さんの笑顔で勇気をもらった」と言われた経験など、笑顔で周りを元気づけられたエピソードを具体例として盛り込むと効果的です。利用者と積極的にコミュニケーションをとり、元気づけられる人柄であるとアピールしましょう。
介護職の志望動機の書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。介護職を志望している人はあわせて参考にしてみてくださいね。
⑤保育士
保育士の仕事でも、笑顔は評価されるポイントの一つです。子どもに安心してもらうためにも、笑顔は必要なスキルといえますよ。保育士が笑顔でいれば、子どもも自然と笑顔になるでしょう。
保育士に笑顔が求められるシーンは多くありますが、特に以下の場面で重要な役割を果たします。
自己PRとして伝えるときは、周囲の人間関係における笑顔のエピソードを盛り込むと良いでしょう。「笑顔のおかげで初対面でもすぐに打ち解けられた」「つらいときでも笑顔でいることで周りから感謝された」など、具体的なストーリーを伝えてみてください。
また、子どもと接する仕事のため体力面や精神面で大変なこともあるかもしれませんが、疲れた顔を見せず笑顔でいることが大切です。そのため、笑顔を自己PRにするときには「笑顔でいることを大切にしている理由やポリシー」などを伝えるのも効果的でしょう。
保育士を志望している人は、こちらの記事もあわせてチェックしてみましょう。
⑥事務職
事務職では笑顔は関係ないと思われがちですが、伝え方によっては評価ポイントになります。さまざまな部署とのやり取りが必要で、笑顔によって社内での人間関係を良好に保てるためです。
事務職では以下のシーンで笑顔が活きてくるでしょう。
特に、顧客対応や社内調整が多い営業事務や一般事務、医療事務では笑顔は評価されやすいです。一方、法務事務や貿易事務などでは、専門知識やスキルを重視する傾向にあるため、強みとして笑顔は効果的ではありません。希望する事務職によって求める人物像が異なるため、注意しましょう。
事務職の自己PRについては、こちらの記事で詳しく解説していますよ。あわせて参考にしてみてくださいね。
自己PRは別の言葉に言い換えるのも効果的! 笑顔に関連する強み6選
自己PRで笑顔をアピールするときは、別の言葉に言い換えたり、笑顔と組み合わせて伝えるのも効果的です。笑顔だけでも十分アピールポイントになりますが、言い換えた方が企業の求める人物像に近づける場合などは、応募先によって臨機応変に対応しましょう。
ここからは、笑顔の良いか表現や具体的なアピール方法も合わせて紹介していきます。笑顔をどのようにアピールすれば、応募先企業によりマッチするかどうかを考えてみてくださいね。
①コミュニケーション能力がある
笑顔からはコミュニケーション能力が生まれます。いつもニコニコ笑っている人は話し掛けやすい雰囲気があり、自然と人が集まってくるものです。そのため、人とのかかわりを得意としている人が多いでしょう。
笑顔と関連付けると、以下のようにアピールできますよ。
コミュニケーション能力は多くの企業が求めるスキルの一つです。社会に出れば、年齢も価値観も違う人と一緒に仕事をしていく必要があります。チームや組織で結果を出すためには、良好な人間関係の構築が不可欠になるでしょう。
笑顔を自己PRに考えている人は、コミュニケーション能力もアピールできないか自己分析してみてくださいね。
こちらの記事ではコミュニケーション能力を効果的にアピールする方法について紹介していますよ。
②協調性がある
笑顔が強みの人は、協調性にもつながる可能性があります。協調性とは、自分と異なる立場や考えの人と協力しながら、目標達成のために行動できる能力です。協調性がある人は傾聴力や洞察力があり、気遣いができる人が多いです。これは、どんなときでも笑顔を意識している人と共通する点が多いでしょう。
協調性をアピールできる場合は、以下のように強みを伝えてみてください。
上記の強みを述べた後に「常に笑顔を意識しているからうまくいった」など、笑顔のエピソードも付け加えると良いでしょう。
笑顔が魅力だと思っている人は、実は協調性があるのではないかと自分自身を深掘りしてみてください。
こちらの記事では協調性を自己PRにした例文について紹介しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
③明るい性格である
笑顔は明るい性格であることをアピールできます。企業は明るい性格から「どんな困難や課題にぶつかっても、明るく前向きに対応してくれそう」など、さまざまな期待をするものです。明るい性格だからこそ〇〇ができる、と以下のように具体的にアピールすることもできますよ。
笑顔だけで伝わりにくい場合は、明るい性格に言い換えて自己PRを作ってみましょう。
明るい性格をアピールしたいと考えている人は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。アピールする際のポイントや注意点についても詳しく解説しています。
④ポジティブである
笑顔をポジティブに変換してみるのも有効です。常に笑顔の人は、前向きでポジティブに物事をとらえる人が多いです。ポジティブさは上昇思考や向上心、周囲への影響力を伝えられるでしょう。
ただし、「私の強みはポジティブなところです」だけでは抽象的になるので、以下のように具体的に伝えてみてください。
笑顔を組み合わせる場合は、上記を述べた後に「周りを巻き込むために常に笑顔を意識している」などを付け加えると良いでしょう。
ポジティブさをアピールする方法については、こちらの記事で詳しく解説していますよ。
⑤素直である
笑顔が素敵な人は、素直な性格であることが多いです。素直な性格は、他者の意見も素直に取り入れられ成長できる人だと、企業からも評価されやすいです。入社後に活躍するイメージが付きやすいように、以下のようにアピールしてみましょう。
笑顔の言い換え表現として素直さを伝える場合、受け身だと思われないように主体性もアピールすることが必要です。「他者の意見を受け止めつつ、自分の意見や考えも伝えるように心掛けている」「自分から積極的に声をかけ意見を求めるようにしている」などを付け加えてアピールしましょう。
こちらの記事では、自己PRで素直さをアピールする方法について解説しているので、あわせて確認してみてください。
⑥傾聴力がある
笑顔の言い換え表現として、傾聴力があるを使うのも効果的です。傾聴力とは相手の気持ちに寄り添いながら、熱心に話を聞くスキルです。笑顔を意識しているからこそ、相手の話を遮らずじっくり聞ける人も多いでしょう。
仕事では部下や上司、顧客などとの密なコミュニケーションが欠かせないため、傾聴力を評価する企業は多くあります。そのなかでも特に、営業職や販売職、コンサルタント、カスタマーサポート、一般事務などでは重要ポイントの一つといえるでしょう。
傾聴力に言い換えてアピールするときは以下の点を参考にしてみてください。
笑顔で接することを意識している人は、実は相手の話に寄り添いじっくりと聞く力がある可能性が高いです。ぜひ、自分に置き換えて考えてみてくださいね。
傾聴力を効果的にアピールする方法については、こちらの記事を参考にしてみましょう。
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あなたが自己PRでアピールするポイントを特定します
好印象につながる! 自己PRで笑顔を伝える際に盛り込むべき3つの内容
自己PRで笑顔を伝えるときには、盛り込むべき内容があります。「強みは笑顔です」だけでは抽象的で仕事にどう活かせるのかがイメージできません。採用担当者に社風に合った人材で、長く活躍してくれそうと思ってもらえるように根拠を示すことが大切です。
ここからは笑顔を自己PRとして伝える際の3つのポイント内容を解説していきます。具体的な表現方法も合わせて紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
①笑顔を活かしたエピソードを伝える
笑顔を活かしたエピソードは必ず盛り込みましょう。具体的なエピソードもなく、ただ強みだけを伝えると説得力がありません。どんな場面で笑顔が活きたか、その結果どうなったのかなどを深掘りしていきましょう。
笑顔のエピソードには以下のようなものが効果的です。
エピソードを考えるときは、自己分析で過去のできごとを深掘りすることが大切です。自分史を作成して時系列ごとに振り返ったり、他己分析を通じて周りに聞いたりして思い出してみてください。笑顔にまつわるエピソードのなかから、応募先の企業とマッチするものを選びましょう。
自分史の作り方について知りたい人は、こちらの記事もおすすめですよ。
他己分析についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
②第三者の意見など客観的な評価を交える
第三者の意見など客観的な評価を交えるのも有効です。より信憑性が増し、笑顔がもたらす周りへの影響を伝えることができるでしょう。実際に言われたことなどを思い返してみてください。また、周囲の人に「あのときどう思っていたのか」を聞いてみるのもおすすめです。
たとえば、以下のような意見や評価などを盛り込むと良いでしょう。
このように第三者の意見を入れるだけで、入社後にどのように周りとかかわっていくか、周りへの影響力などのイメージが付きやすくなります。自己PRで笑顔をアピールするときは、ぜひ取り入れてみてくださいね。
③具体的に仕事でどう活かせるのかを示す
笑顔の強みが、仕事でどう活かせるのか具体的に示しましょう。エピソードや第三者からの意見を盛り込んでどれだけ魅力的に伝えたとしても、仕事に活かせなければ評価されません。企業や仕事とのマッチ度を示し、アピールする必要があるのです。
伝え方の一例は以下の通りです。
マッチ度を示し、採用担当者に「活躍してくれそう」と思ってもらうためには、企業研究が大切になってきますよ。業務内容を把握したり大変な点を調べ、笑顔の強みを活かして自分がどう活躍できるかを示しましょう。
企業研究の方法についてはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
笑顔の自己PRをさらにアピール! 採用担当者の記憶に残すためのポイント
笑顔を自己PRとしてアピールするときは、エピソードや客観的な評価などを盛り込むなど、話す内容だけ気を付ければ良いというわけではありません。
笑顔が強みだからこそ、気を付けたい2つのポイントがあります。ここでは、採用担当者の記憶に残すための、注意すべきポイントを紹介していきますね。
履歴書の写真も笑顔にする
一つ目のポイントは、履歴書の写真も笑顔であるか確認することです。採用担当者が最初に目にする履歴書で「笑顔が素敵な学生」と印象付けられたら、笑顔の自己PRの説得力も増しますよね。反対に写真では落ちついた雰囲気だったのに、笑顔が強みだと面接でアピールされると、面接官もどちらが本当の姿なのか戸惑ってしまいます。
一貫性を持たせるためにも、自己PRで笑顔をアピールするときは履歴書の写真もチェックしましょう。ただし、大きく口を開けるなど不自然な笑顔にならないよう気を付けてください。口角を少し上げ、優しく自然な笑顔を心がけましょう。
履歴書に貼る証明写真の基本ルールや好印象にする方法について以下の記事で解説しています。あわせて読んでみてくださいね。
面接での話し方や表情にも気を付ける
笑顔をアピールする際は、面接での話し方や表情にも気を配りましょう。自己PRするときだけではなく、ほかの学生が話している間も笑顔を心掛ける必要があります。笑顔をアピールしているのに、緊張した表情では本当に笑顔が強みなのかと疑われる可能性もありますよ。
面接では以下の点を意識しておくと良いでしょう。
また、話し方や表情でもアピールできるのが笑顔を自己PRにするメリットともいえます。淡々とした自己PRでは、何十人もの面接をおこなっている面接官の心には響きづらいです。声の大きさやハキハキとした話し方だけでも、明るさは伝わるものです。
その場の雰囲気を変えるような、表情と話し方で採用担当者にアピールしましょう。
就活生に聞いた! 笑顔を自己PRとして伝える際に意識したこと
笑顔を強みとして伝えるときにほかの学生がどんなことに気を付けているのか気になりますよね。そこで今回は、笑顔を自己PRとして伝える際に意識したことを聞いてみました。
ほかの学生はどんな点を工夫しているのか、参考にしてみてください。
表情や話し方を意識した意見が大多数
笑顔が強みであることを伝えるために、表情や話し方を意識したという回答が多くみられました。
オンライン面接も含めて常に笑顔を心掛けることが大切です。明るいイメージを持ってもらえるように、表情や話し方に注意しましょう。
職種別で見てみよう! 自己PRで笑顔をアピールできる例文6選
笑顔を自己PRとして伝えるときのポイントを紹介してきましたが、ここでは笑顔を自己PRにした例文を職種別で紹介していきます。どんな点が良いのかも解説しているので、自己PRを作るときの参考にしてみてくださいね。
例文①営業職
営業職は忍耐力や強い精神力が評価されるスキルの一つです。営業職で求められる人物像とマッチしている点がポイントです。
また、雰囲気を良くするために笑顔を心掛けていた点や、自主的に周りにかかわっていた点でコミュニケーション能力の高さも伝えられるでしょう。
例文のように部活動の経験を題材にしようと考えている人は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。効果的にアピールする方法について詳しく解説していますよ。
例文②接客業
笑顔で状況を改善した、具体的なエピソードが示せている点がポイントです。顧客から笑顔を褒められた話によって信憑性が増し、説得力がある例文になっていますね。
こちらの記事では、アルバイト経験でのアピール方法について詳しく解説しています。
例文③カスタマーサポート
アルバイトでの経験は、実際に働いているイメージがしやすいため強みをアピールしやすいでしょう。働くうえで工夫をしている点や、何に喜びを感じているかなどを伝えられている点もポイントです。
例文④介護職
体験談を用いているため、働いたときのイメージがしやすく評価されやすいでしょう。相手の話を聞いて行動に移せている点や、経験から学んだ点も示せている例文になっています。
ボランティア経験を自己PRのエピソードにしたいと考えている人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
例文⑤保育士
笑顔を明るい性格に言い換えていますが、笑顔も大切なポイントとして伝わる文章です。具体的なエピソードを用いている点だけでなく、どんな保育士になりたいかを述べているのもポイントですね。
例文⑥事務職
笑顔を研究して強みにしているところが、アピールポイントとしても活きてくるでしょう。事務職としてどんなふうに活躍してくれるかイメージできる例文といえます。
マッチ度と仕事への活かし方に注意して自己PRで笑顔をアピールしよう
笑顔を自己PRとして伝えることは可能です。笑顔はコミュニケーション能力やストレス耐性の高さを示せるだけでなく、表情や話し方を工夫すれば面接官の心をつかめるでしょう。
しかし、笑顔よりもほかに求められるスキルがある場合は評価されないこともあるため、仕事とのマッチ度や活かし方を示すことが大切です。また、企業との相性をみて臨機応変に笑顔に関連する別の表現に言い換えたり、ほかの強みと組み合わせることも効果的といえますよ。
ぜひこの記事を参考に、持ち前の笑顔を魅力的にアピールしましょう。
【笑顔の自己PRに関する調査】
- 調査方法:ポートが運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2024年6月28日~2024年7月3日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート
- 調査対象者:25卒・26卒の就活会議会員の33人