目次
公務員試験の英語のレベルとは
これから公務員試験を受けようと思った時に、必ず対策をしておかなければならない科目のひとつに英語があります。学生時代に英語が苦手であった人も、公務員試験を受けるからには無視することはできません。
公務員試験で出題される英語は、大学受験のレベルだといわれているようです。大学受験のレベルといっても国家公務員や地方公務員など、受験する区分によって難易度は変わってきます。ここでは、公務員試験に向けた英語の対策についてご紹介します。
公務員試験の英語対策は正攻法な対策が重要
まずは、公務員試験の英語であっても、基本は正攻法な英語学習になります。そのやり方について、ご紹介します。
公務員試験の英語対策1,語彙力を強化
公務員試験の英語は筆記が中心ですので、ひとまずは徹底して語彙力の強化に徹します。一般的に1,000単語暗記してしまえば英語を読む上で世界が変わるというように言われています。大学受験用の初級程度の単語帳をやりこんでしまいましょう。
公務員試験の英語対策2,英文法を一通り学ぶこと
とはいえ、単語だけ覚えたところで英文を正しく読めるというわけではありません。
英単語のめどが付いたら、次は英文法を学習していきます。公務員試験の場合はそこまで難しい問題はでませんので、比較的優し目の参考書を一冊やってしまえばいいでしょう。
公務員試験の英語対策3,解釈や読解
ここまで準備ができたら、次は英文解釈や読解問題です。継続して練習することで長めの文章を読むことに慣れてくのです。
公務員試験の英語対策4,模擬問題を解く
一通り全てのことを学習し終えたら、これらの成果を試すために模擬問題に挑戦しましょう。初めは、いくら勉強したとはいっても半分程度のスコア習得がやっとです。しかし、繰り返し問題を解くことによって、語彙問題や文法問題に対する正答率は飛躍的に上昇します。
これらの問題は、よく使われるイディオムや慣用句を覚えれば即回答できる類の問題であるために、究極的には覚えているかいないかだけが問われます。英文解釈や読解問題は、問題数をこなすことによって全体のどの部分を読めば回答が書かれているか、ということが大まかにわかってきます。練習問題で感覚を養うことが、本番で高い得点を得ることの近道です。
公務員試験対策で悩んだら「公務員マニュアル」を活用してください
公務員になりたいと思っていても「どの職業を選んだらいいか」「どんな志望動機を書いたらいいか」がわからず困っていませんか?
そんな時は「公務員業界マニュアル」がオススメです。これを読めば、気になる年収や、試験概要、選考対策まで必要な情報がわかります。
また、公務員の志望動機書き方についても解説があるため、今すぐチェックしましょう。
あなたが書類選考でアピールできる長所を特定します。
公務員の英語試験の勉強の仕方
英語の勉強方法について、公務員試験でも役に立つように具体的にご紹介します。
暗記は必須
まずは、暗記からは逃れられないということです。結局のところ英語を勉強する上での最大の難関と言っていいのが、英単語を大量に暗記するということです。多くの場合はこの段階でつまずいてしまうのです。
暗記の仕方については様々な方法や考え方がありますが、シンプルには回数を重ねるしかありません。ある意味で、一番泥臭い勉強です。公務員試験でもこういった姿勢はとても大切になるので、英単語の勉強には真剣に向き合っていただきたいと思います。
音読重視で英語脳になろう
更に勉強の際は、音読を中心に進めていくと良いでしょう。英語を勉強する際に音読を中心に進めていくと、直読直解が身につきます。要するに、英語を読みながらそのまま頭のなかで理解していくという方法です。これができるようになると、一気に英語が得意になります。
公務員試験は英語を得意科目にすること
また、公務員試験では英語を得意科目にしておくべき理由がいくつかあります。
公務員試験での比重は重い
公務員試験で、単純に英語は多くの問題が出題されます。英語が苦手な人は本当に苦手であるため、ここで得点を重ねておくことで他の受験生に差をつけることができるのです。語学は継続的に続けていくことで確実に力をつけていくことが可能です。
国際化に伴い必要性がある
昨今は公務員の仕事でも英語を必要とする機会が増えてきています。採用されたあとでも英語は生かしていくことができるため、公務員試験を利用して徹底的に伸ばしていくべきだと考えられます。
面接時にも箔がつく
公務員試験には面接試験もあり、英語が得意というのは大きな強みにもなるのです。筆記でも面接でも役に立つので、英語はできるかぎりやりこんでいくことをおすすめします。
公務員試験の英語対策におすすめの本
公務員対策の英語対策には、日々の地道な勉強が欠かせません。英語は語学であるために、急激に上達する方法は皆無であり、地道な努力を積み重ねた人だけが本番で高得点を獲得することができます。とはいっても、何の本を選んで学習すればよいかわからないのでは、初めの一歩すら踏み出せないので、以下のような本を参考にしましょう。
おすすめ本① 英単語ターゲット1900 5訂版 (大学JUKEN新書)
英単語ターゲット1900 5訂版 (大学JUKEN新書)がおすすめです。まずはじめに鍛えなければならない英語の分野は、なんといっても英単語です。基本的な英単語が身についていなければ、英文1文を読むことすらままなりません。
本来は大学入試のための本ですが、公務員試験にも十分使っていけるレベルの単語で構成されており、例文は全て大学の入試問題からの抜粋という内容になっています。実際の公務員試験は大学入試ほど堅い内容ではありませんが、これに準じた内容のレベルの文章が出題されるために、まずこの本を覚えましょう。
ある程度覚えたと感じてきたら、別の本にチャレンジします。単語はひたすら暗記であるため苦行ではありますが、毎日10分でもコンスタントに行うことが単語の定着率に繋がります。
おすすめ本② 大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編 (東進ブックス 名人の授業)
単語帳をある程度攻略して、基本的な単語力を身に付けた後は基本的な文法の理解を抑える必要があります。高校3年生程度で習う仮定法や仮定法過去完了は公務員試験では必要ありません。レベルで言えば中学校3年間+高校1年生程度の英文法の知識があれば、公務員試験は解けるように構成されています。
大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】 (東進ブックス 名人の授業)は中学英語を卒業して、高校英語の最初につまづくポイントをまとめた本となっており、公務員試験を受験するにあたって自分の英文法の知識を再確認するために最適な本となっています。この本で、単語帳と同じく基本的な文法の種類と良く問われる問われ方を覚えると、文法問題は怖くなくなります。
おすすめ本③ 速読英単語1必修編[改訂第6版]
単語帳である程度単語力を備え、文法の理解をある程度した後に読むと効果がある本です。速読英単語1必修編[改訂第6版]は、基本的なコンセプトとして長文を読む過程で単語の意味を習得することにあります。実際の試験において、全ての単語の意味を分かった上で試験に臨むことができる受験生はほとんどいません。
大半の受験生は、意味はわかるけど細かなところの意味はわからないので、その部分を前後の文脈から推測する必要がでてきます。この推測する力を養うために、この本はうってつけの本です。一通り試した後に、どこまで早く読めるように、またどこまで自分が文章の意味を推測できるようになったかを試すことが、学習の成果を確認する最善の方法です。
コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます
自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?コピペで使える効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。
ChatGPT自己PR作成ツールを使えば、簡単な20個の質問に答えていくだけで、あなただけの自己PRが完成します。
作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
あなたが書類選考でアピールできる長所を特定します。
公務員試験に向けた英語対策は毎日の勉強が上達の鍵
公務員試験にかかわらず、語学を勉強しようと思ったら毎日やるというのが成功の秘訣です。英語の学習も、参考書を使ったり、映像教材を使ったり、工夫をこらしながらできるだけ毎日続けていきましょう。かけがえのない、一生もののスキルとして、役に立ってくれるはずです。