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【怒られない人や怒られやすい人の特徴5つ】怒られたときの考え方もご紹介

社会に出て全く怒られない人はいない

結論から言えば、社会に出て全く怒られない人はいません。誰しも一度は怒られるものですし、ミスは誰にでもあるものです。ミスをしない人はいませんし、ミスをすれば必ず誰かに怒られてしまいます。

しかしそれはミスをしたのだから当然のことであり、ミスをして怒られない環境では仕事に責任感が生まれません。怒られることは特別悪いことではありませんし、時には必要な場合もありますので、それを理解しておきましょう。

楽しく仕事をしている人のほとんどは、怒られない人なのではなく、怒られにくい人である可能性が高いです。全く怒られない人はいませんが、怒られにくい人は確かにいます。一度も怒られないことを目指すのではなく、怒られにくい人になることを意識することが大切です。

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怒られやすい人の特徴5つ

他人と同じミスをしても怒られやすい人、怒られにくい人はやはり存在します。怒られること自体は全く悪いことではありませんが、やはり人から怒られると落ち込んだり、不本意に人間関係がぎくしゃくしてしまう場合もあります。

必要な叱責や指導をされる場合は別にして、なるべくなら怒られないようにしたいというのが多くの方の本音だと思われます。必要に怒られてしまうことを避けるためにも、怒られやすい人の特徴を理解することが大切です。ここでは、5つの特徴を挙げます。

①言い訳をする

怒られやすい人の特徴の1つ目は「言い訳をする」人です。人が言い訳をするのは自分を正当化したいときです。上司や先輩からミスの指摘や間違いを正そうと指導を受けた際に言い訳をするということは、「自分は悪くない。あなたの指摘は筋違いだ」と言っているようなものです。

もちろん時には弁解が必要なケースもありますが、中にはちょっとした指摘に対しても過敏に反応してしまい、「自分は悪くない!」ということをアピールするために言い訳をすることが癖になっている人もいます。心当たりがある人はそれが「怒られやすい」原因かもしれませんので注意が必要です。

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②同じことを何度も聞く

怒られやすい人の特徴の2つ目は「同じことを何度も聞く」人です。会社の教育係にとって新入社員は手がかかるものですが、時間をかけて教育し一人前に育てるのが仕事です。新入社員にも覚えが早い・遅いの個人差はありますが、それらを個性ととらえて一日でも早く会社の戦力になれるように育てます。

しかし、覚えが遅いのと同じことを何度も聞くことは違います。教育係といえども他の業務もありますし、限られた時間の中で教育をしてくれていることを忘れてはいけません。紙とペンを常に持ち歩き、初めて聞いたこと、覚えておくべきことを逐一メモしておけば繰り返し聞くことがなくなります。「わからないことは聞けばいいや」という姿勢は先輩の貴重な時間を奪っていると考えるようにしましょう。

③報連相を怠る

怒られやすい人の特徴の3つ目は「報連相を怠る」人です。報連相とは「報告」「連絡」「相談」のことで、チームで働く上でとても重要なコミュニケーションのルールです。報連相を怠ると業務に様々な支障をきたしてしまい、場合によっては会社に大きな損害を与えてしまう危険性もあります。

業務の効率化やリスク管理の観点から様々な報連相ツールを活用している企業もありますが、口頭での報連相を基本としている企業もあるため、怒られないようにするのみならず、自分自身を守るためにも報連相はきちんとする癖をつけましょう。

④自分のミスを人のせいにする

怒られやすい人の特徴の4つ目は「自分のミスを人のせいにする」人です。多くの仕事は自分一人で完結せず、職場の同僚や他部署の担当者、時には社外の人と連携しながら進めるものです。ミスが起こった場合はその原因を特定し、事後処理と再発防止に努めなくてはなりません。

当然自分自身がミスをしてしまった場合、叱責を受けるかもしれませんし、顛末書や始末書を書かなければならないケースもありますが、責任をもって対処する必要があります。ペナルティを恐れて自分のミスを人のせいにしてしまいたい気持ちは誰しもあると思いますが、これをしてしまうと、発覚した際に余計に叱責を受けてしまうだけでなく、社会的な信用を失うことにつながりかねませんので注意が必要です。

⑤ルールや時間を守らない

怒られやすい人の特徴の最後は「ルールや時間を守らない」人です。会社にとって「ルール」とは、安定した生産活動や法令順守のためになくてはならないものであり、「時間」とはお金そのものです。それらを守らない人は会社にとってマイナスであり、プラスになることはありません。

怒られやすい、というより会社に居場所がなくなる可能性もあるので、まずは会社のルールを理解し遵守する、時間を守るという社会人として当たり前のことをできるように心がけてください。

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怒られにくい人に見られる特徴5つ

怒られにくい人を目指すためには、怒られにくい人に見られる特徴を知っておくことが大切です。どんな場にいても自然と中心的な存在になったり、先輩から可愛がられる存在の人もいますが、それらには必ず理由があります。

その場にいるだけで誰かに好かれたり気に入られたりすることはなく、何らかの理由があってこそ評価をされますので、そのポイントを知ることが大切です。怒られにくい人はどんな特徴があるのかを知って、自分と当てはまる点などを確認してみましょう。

①コミュニケーションが上手

怒られにくい人の特徴としては、コミュニケーションが上手であることが挙げられます。誰とでもすぐに打ち解け、良い関係を築くことができる人は、ギスギスした関係になりにくく、怒られにくいです。

たとえミスをしたとしても、親しい間柄であれば簡単な注意で済ませられる場合もあります。逆に嫌な相手がミスをすれば、余計に不快な気持ちになってしまうことも多いので、コミュニケーションをしっかりと取ることは大切です。

上司や先輩との距離の上手な取り方を知っていれば、就職してからも怒られにくくなります。コミュニケーションが上手なのはただ仲良くなれるだけではなく、適切な距離を測れる人です。相手の懐に入り込んだり、時には距離を取って相手と接触しないことも大切です。

②小さなことにも気がつく

小さなことに気づくことも怒られにくい特徴のひとつです。人は誰しもミスはしてしまうものであり、絶対にミスをしないのは不可能なことです。しかし心がけ次第でミスの数を減らすことはできますし、その数を限りなくゼロに近づけることもできます。

小さなことに気づく人は、小さなことに気づいて、考え、それをきっちりやり遂げることができる人です。些細なミスに気づいてすぐに修正したり、先回りをして考えることで仕事全体もスムーズに進み、ミスがないかを確認する余裕も生まれます。

さらに小さなことに気づけることで、気遣いができると上司や先輩からの評価も上がりますし、良好な関係を気づくこともできます。怒られるのは基本的にミスがあったときで、そのミスがほとんどなければ怒られることはありません。

③堂々としている

普段から堂々とした態度をとる人も怒られにくい人の特徴です。堂々としているといっても、態度が大きいということではありません。仕事や他者とのコミュニケーションを積極的にとる、自分の主張はするが非は堂々と受け止めるなどです。

自分の行動に責任をもって堂々とした態度をしていれば、ミスをしても過剰に叱責されることはありませんし、ミスそのものも少なくなるでしょう。いつもおどおどしていると、意味のないことで怒られる可能性もあります。必要以上に遠慮せずに、自然体で過ごすことが大切です。

④日頃から表情や態度に気を付けている

日頃から自分の表情や態度に気を使っている人は、不必要なことで人を怒らせることが少なくなります。人間の会話における印象は「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」の3要素から成り立ちますが、その中でも視覚情報が与える影響力が最も大きく全体の55%にも上るといわれています。

つまり、自分の表情や態度に気を遣うことで印象の半分をコントロールできるため、意図せず相手に不快な思いをさせてしまう可能性は低くなります。相手が持つ印象は服装や髪形などの見た目も判断基準になるため、身だしなみにも気を付けることが大切です。清潔感を心掛けた服装や髪形を意識しましょう。

⑤諦められている

怒られにくい人の特徴はポジティブなものだけではなく、ネガティブなものもありますので注意が必要です。怒られにくい人の中には諦められている人もいますが、これが1番問題です。

何を言っても無駄であり、怒る労力すら勿体ないと諦められていると、ほとんど怒られることはありません。これは決していいことではありませんし、怒られないことだけがいいのではないことを覚えておきましょう。

怒られると嫌な気持ちになってしまう人が多いですが、怒られることは期待されている証でもあります。さらに成長してほしいから、今後同じミスをしないために怒るのであって、見込みのない人には怒ることもしません。怒られなくなってしまうと見捨てられたも同然ですので、怒られているうちが華だと思うことが大切です。

怒られたときの考え方と行動

怒られるのが嫌、怒られたくないと考えている人は多いですが、ただ怒られるのに対して怯えているだけでは現実は変わりません。怒られない人になるためには、ただ怒られたくないと考えるのではなく、怒られないためには何をすればいいのか、考え方変える必要があります。

どのような考え方を持っていれば怒られない、あるいは怒られにくい人になることができるのかを知っておくことで、心に余裕も生まれます。考え方を変えて、怒られない人を目指していきましょう。

今後のためのアドバイスだと考える

怒られた場合は、今後のためのアドバイスをしてくれているのだと考えることが大切です。上司や先輩が怒るのはミス自体をとがめているからもありますが、それだけではなく将来に期待しているからでもあります。

ミスをしたことはもちろん怒られますが、それだけではなく今後ミスをしないようにどうすればいいのかを教えてくれるはずです。怒られていると感じてしまうと萎縮してしまったり、相手の話を聞くことに嫌気が差し、内容が入ってこない場合もあります。

怒られたときこそ、しっかりと相手の話を聞き、今後に役立てることが大切です。怒られるからアドバイスをもらっていると認識を変えるだけでストレスも減りますし、怒られることをポジティブに受け止めることができます。

怒られた内容をきちんと理解する

怒られた内容をきちんと理解することは重要です。「怒られる」とは、多くの場合あなたが期待されているということです。その真意を考えずに怒られた事実だけをクローズアップしてしまい、萎縮や嫌悪感を抱いてしまっては怒られた甲斐がありません。

怒られるに至った経緯や、指摘はどのような内容であったのかを思い返し、自分がどのような行動をとれば怒られることはなかったのかを整理することで、一歩前に進めます。怒られたことを糧にして成長できるように心がけてください。

謝罪は誠意をもっておこなう

基本的に怒られるのは何らかのミスをしたときであって、何もしないのに怒られることはありません。怒られることには必ず理由があり、自分に非があるはずですので、まずは謝罪を大きな声ではっきりとすることが大切です。

ミスに対して誠意を持って謝罪し、理由もあれば説明もおこなうようにしましょう。ミスで怒られたときに誰かのせいにしたり、誤魔化そうとするのはNGです。自分の非を認めないことでさらに怒られる原因になりますし、上司や先輩からの印象も悪くなってしまいます。

自分のミスをきちんと受け止め、謝罪できることでそれほど厳しくミスを追求されることもありませんし、周囲が助けてくれる場合もあります。ミスをしたときこそ人間力が試されると思い、まずは誠意を持って謝罪しましょう。

同じことで怒られなければOK

ミスをすれば怒られますし、誰でもミスはしてしまうものです。そのため初めてのことをすれば大抵の場合で一度は怒られますが、同じことで再び怒られなければOKと考えることも大切です。

一度目のミスは誰しもやってしまうことですし、仕方のないことでもあります。怒られることには変わりありませんが、それでも簡単な注意で済む場合もありますし、それほど厳しく怒られないことも多いです。

しかし何度も同じミスをしてしまうと、厳しく怒られる原因になりますし、反省の色がないとして、小さなミスでも厳しく怒られるようになります。一度のミスは仕方ないで済みますが、何度もミスをするのはいけません。何度も同じことがないように、今後に活かす努力が大切です。

怒られない人になりきらなくても前向きに取り組もう

怒られたくないと就職できない学生も多くいますが、全く怒られない人は1人もいません。社会人になれば誰もがみな一度は怒られるものです。怒られること自体を避けることはできません。

怒られることを避けることはできませんが、それをどのように捉えるかを変えていくことはできます。怒られるのを嫌だと思うのではなく、自分のために怒ってくれている、アドバイスをしてくれていると前向きに捉えることが大切です。また、できるだけ怒られないようにするための努力も必要です。

一度ミスをしたことはその場でしっかりと反省し、同じミスを繰り返さないように学んでいくことで怒られる回数を減らすことはできます。全く怒られない人はいませんので、怒られることも前向きに捉え、就活を続けていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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