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【就活対策で新聞は読むべき理由】おすすめのアプリ3選も紹介

就活中は特に新聞を読むべきか

就活を攻略するためにはさまざまな対策法があり、その中のひとつに新聞が上げられます。新聞から得られるものはたくさんありますし、社会人の準備としても新聞を読む習慣をつけるのは大切です。

ビジネスマンは新聞を読んでいる人が多いですし、新聞からはさまざまな情報が得られます。しかし、就活中は忙しく動き回らなければなりませんし、いざ新聞を読む習慣を身に付けようにも時間がなく、長続きしない人も多いです。

新聞が読めていないために焦りを感じる人も少なくありませんが、就活攻略のためには本当に新聞は読むべきなのか、読む場合はどのように活用すればいいのかを知っていきましょう。

就活で新聞を読んだ方がいい理由

就活対策として新聞はよく取り上げられますし、実際に新聞を読んでいる就活生もたくさんいます。新聞から得らえるものはたくさんありますし、それが就活に役立つことも多いです。もちろん、新聞を読むのは必須ではありませんし、新聞をまったく読まなくても内定を獲得している人もたくさんいます。

ただ、新聞からの情報は就活で役立つケースが多くあります。新聞を読むべき理由を知って、まずは何がメリットになるのかを知っておきましょう。

時事問題対策

就活では時事問題が出題されることが多く、その対策として新聞はおすすめです。新聞では話題となっているニュースがまとめて閲覧できるため、効率よく時事問題を知れます。

テレビのニュースでも時事問題はチェックできますが、新聞であれば自分の都合で確認ができます。ニュースを見ようと思えば番組の時間に合わせてチェックしなければなりませんし、時間の都合がつかずになかなか見られない人も多いでしょう。

また、いざチェックしてもニュース以外の部分がピックアップされ、本当に知りたい情報がすぐに得られない場合もあります。新聞でもさまざまな情報が記載されていますが、自分の知りたい内容だけを抜き出してチェックできるため、情報収集の効率が良いです。

業界・企業研究

新聞ではさまざまな業界やニュースのトピックも扱っており、それらを確認することで業界・企業研究が深められます。業界や企業への理解は就活では必須のため、理解度を高めておきましょう。

ネットであれば瞬時にさまざまな情報にアクセスできますし、気になる内容をピックアップして調べられます。しかし、情報量が多すぎる点や、信憑性の有無が分からないことがデメリットでもあるためネットの情報を鵜呑みにするのは危険です。新聞なら情報もコンパクトにまとめられており、信憑性も高いです。

あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

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一般常識を身に付けるため

新聞により時事問題はもちろん、一般常識も身に付けられます。一般常識は社会人としては必須ものであり、これが身に付いていないとマイナスの印象を与えてしまうので注意が必要です。

学生と社会人にはさまざまな違いがありますが、常識が備わっているかどうかも大きなポイントです。きちんと一般常識が身に付けられていない=社会人としての能力が不足していると思われますし、常識はしっかりと身に付けておかなければなりません。

雑談での話題に困らない

新聞を読んでいると、一般常識を知るだけでなく人との会話にも役立ちます。最近起こったニュースのほかにも地域の話題や、スポーツの試合結果、世の中の流行についてなども書いてあります。

新聞というと、話題になっている事件やニュースだけが取り上げられているというイメージもありますが、最近は記事も多様化していてエンターテイメントなど幅広い情報が網羅されています。あれこれテレビ番組を見るよりも、新聞を読んでいれば様々な事が分かります。インターン時など先輩社員と雑談で話題を探す時にも、新聞で読んだ記事の中から相手が興味のありそうなものを選べば会話も盛り上がるでしょう。すでに相手が知っている情報なら、その話題についてお互いの意見を述べたり、知らなかったら新聞で読んだんだけどと伝えることで会話になります。

就活で役立つ新聞を読めるアプリ3選

自宅ですでに新聞を取っているのであれば、習慣さえ身に付けばすぐに読めますが、新聞を取っていない場合はどうすればいいでしょうか。

新聞を取っていないならまずは契約からしなければなりませんし、手続きも面倒のため、新聞をなかなか読まない人もいるのではないでしょうか。ここでおすすめなのがアプリであり、新聞が読めるアプリはたくさんあるので利用してみましょう。

日本経済新聞 紙面ビューアー

日本経済新聞紙面ビューアーは、日本経済新聞の朝刊・夕刊、地域経済、日経産業新聞、日経MJが読めるアプリです。当日の新聞はもちろん、直近30日分まで読めますし、過去に遡って情報が探せます。

紙面のまま表示されますので、実際の新聞と同じ感覚で読めるのも特徴です。テキストだけの表示に切り替えることもできますし、読みやすさを重視するならモードを切り替えての閲覧がおすすめです。

新聞記事が読めるだけではなく、ダウンロードも可能であり、ダウンロードしておけばオフライン環境でも読めます。出かける前にダウンロードさえしておけば、電車の中などでもスムーズに閲覧できますし、隙間時間を使って読みやすいのも特徴です。

産経プラス - 産経新聞グループのニュースアプリ

産経プラス - 産経新聞グループのニュースアプリは、政治、経済から芸能までさまざまなジャンルの記事が読めます。情報量の多さが特徴であり、一面記事などはもちろん、社説やコラムなども充実しています。

時事問題対策としてニュースを知るだけではなく、その他さまざまな知識も身に付けられますので、常識力向上にもおすすめです。ニュース閲覧以外の機能も充実しており、地震や大雨などの災害情報は設定すれば通知で知らせてもらえます。

大きな事件が起こった際には素早く速報が出ますし、知りたい情報を素早く手に入れられるのも利用するメリットです。データを読み込んだ記事であれば、圏外でも使えますし、電波環境に影響されづらいアプリです。

新聞*全紙無料!

新聞*全紙無料!は、日経新聞から朝日、毎日、産經、東洋経済新聞などさまざまな新聞を無料で閲覧できるアプリです。他にもスポーツ新聞や業界新聞、ロイター通信などもチェックできますので、幅広いジャンルから情報を集められます。

シンプルなデザインですので使いやすく、気に入った記事はブックマークができます。人気ランキングなども表示されていますので、注目を集めているニュースなども素早くチェックできるのも特徴です。

設定次第では自分の知りたい記事だけを抽出できますし、使い方次第で利便性はさらに上がります。大手新聞を全紙無料で閲覧できるのが大きな特徴であり、利用価値は非常に高いです。

適職診断を試してください。

適職診断はもう試しましたでしょうか?就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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新聞の中でも日経新聞がおすすめ

ひとくちに新聞といっても、その種類はさまざまであり、新聞が違えば掲載されている内容や報道の在り方なども違っています。同じニュースでも新聞ごとに注目点が違っていたり、場合によっては報道内容が異なっていることさえあります。

新聞はただ読んでいればいいわけではなく、きちんと身になるものを選んで読むことが大切です。ビジネスマンが読む新聞を参考にするなら、日経新聞が考えられますが、就活生でも日経新聞を読んだ方がいいのかを知っておきましょう。

幅広い業界の経済の動きが分かる

日経新聞では日本や世界の経済の動きがわかるため、志望する業界の経済の動きも把握できます。

また経済に関係する大きなニュースは必ず掲載されていますし、場合によっては特定の業界や企業をピックアップしや記事が載っていることもあります。志望業界に関する記事であればチェックしておいて損はありませんし、細部まで理解すると志望企業の動向にも繋がる可能性があります。

情報をきちんと活かす意識を持ち、正しい方法で情報収集ができていれば、日経新聞は役立ちます。経済への理解は社会人にとっては重要ですし、業界・企業を問わずに役立てられることは多いです。

就職後も情報源として役立つ

就職の試験対策のためだけでなく、入社後の情報源としても役に立ちます。毎日の様々なニュースは新聞を読めばすぐに分かります。経済情報や、株の情報、時事問題など全てを隅から隅まで読む必要はありませんが、見出しにざっと目を通して気になるものはじっくりと読んで内容を確かめると良いでしょう。

自分が働いている業界や企業に関わることなら、知っておいて損はありません。景気の動向や、業界のニュースなどは社内でも話題になるはずなので、事前に自分で新聞を読んでチェックしておくと便利です。新聞なら、通勤時間や空いてる時間でも読むことができます。ネットのニュースのように自分の読みたいものだけでなく、まんべんなく情報が掲載されているところも新聞の大きな魅力です。

就活に役立つ新聞の読み方

新聞は就活対策のひとつとしてはおすすめですが、ただ読んでいればいいわけではありません。漠然と読んでいるだけでは頭には入りませんし、それでは読んでいる時間が無駄になってしまいます。

新聞は内容をきちんと理解しながら読むことが大切であり、就活をスムーズに進めるためには、読み方も工夫して効率化を図る必要があります。新聞の読み方を知り、就活の対策を進めていきましょう。

全面読む必要はない

新聞を読むとなったときに多くの人が勘違いするのが、全面を読まなければならないと思い込むことです。新聞を読むからといって、必ずしも全面を読む必要はありません。全面読もうと思えばかなりの時間がかかってしまい、それは効率的ではありません。

新聞を効率的に読むためには、必要な情報と不要な情報を分けて、必要な部分のみピックアップして読むことが大切です。新聞にはたくさんの情報がありますし、中には就活にはまったく関係しない記事もあります。本当に必要な情報だけを選り分け、情報収集力を高めながら読むことをおすすめします。

主要なニュースは押さえておく

新聞を効率的に読むためには、記事の取捨選択をしなければなりませんが、一面記事については別です。興味がなかったり、志望する業界には関係なくても、一面になっている主要なニュースは必ず押さえておきましょう。

一面になるような大きなニュースは、業界に関係なく面接でも取り上げられるケースが多いです。世間で大きく話題になっているニュースを知らない=常識がないと判断される可能性もあるので注意が必要です。

志望先に関係する情報はしっかりチェックすることが大切ですが、それ以外にも知っておかなければならない話題はたくさんあります。一面記事になるようなニュースを知っているかどうかで、社会問題への関心が問われることもありますし、大きく話題になっているものはしっかり押さえておきましょう。

志望する業界のニュースはこまかくチェック

志望する業界や企業に関係するニュースを見つけた場合は、念入りにチェックをしておくことが大切です。記事は最後まで読み、理解できるまで何度でも繰り返し読むことを心がけましょう。

読み進めていく中で分からない単語や内容があれば検索するなど、そこから話を掘り下げるのもおすすめです。分からない部分があるままに読み進めても正しく理解できない可能性が高いですし、それでは意味がありません。

記事はただ読んでいればいいわけではなく、読んで理解出来ていなくては意味がありません。些細な単語でも分からなければ、すぐに調べて疑問を解決することが業界や企業への理解を深めるポイントです。志望先に関係することは細部までチェックして、ひとつのニュースから少しでも多くの情報を手に入れるようにしましょう。

就活中は選考対策や社会人としての知識付けのためにも聞を読もう

普段から新聞を読んでいると、就職試験の対策や社会人としての知識を得るのに役立ちます。インターネットやテレビでもたくさんの情報を見ることはできますが、新聞は自分が選ばなくても、必然的に幅広い話題が見られるという点が大きな特徴です。

今まで興味のなかった情報でも、新聞を読んでみると意外に面白いということもあるかもしれません。就活中は特に、選考試験の対策として時事問題に関心を持っている必要があります。「最近の気になったニュースは何ですか?」は面接でもよく聞かれる質問のひとつです。ニュースについて自分の意見も持っておくとスムーズに答えられます。最初は多くの活字に戸惑うかもしれませんが、習慣になると毎日自然に読めるようになります。新聞で豊富な知識を身に付けましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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