身だしなみ

それでも僕が"リクルートスーツ"を着た3つの理由

本当の個性ってなんだと思いますか?
こんにちは。

11月も2週間が過ぎました。
ナビサイトがオープンし、就職活動が本格的に始まる12月1日まで
あと2週間となりました。
就活生の皆さんは大学内でも街を歩いていても就職活動に向けた雰囲気を感じる機会が
増えてきたのではないでしょうか。

先日、渋谷を歩いていると大きな垂れ幕に
「就活生向けリクルートスーツ販売中」
と書いてあるのを目にしました。

「リクルートスーツ」

私はちょうど昨年のこの時期にリクルートスーツを購入したのですが、
その時は自分が社会の何かに決められたものに当てはめられていくようで
本当に違和感を感じました。
”就活”から逃げ出したいとも感じました。

たかが着るものでここまで言うのは大袈裟かもしれませんが
着ることで自分の個性が全て奪い取られてしまう気がして本当に怖くなりました。

しかし、僕は結果的にその違和感や嫌悪感よりも
「リクルートスーツを着る」
という選択をしました。

今回はこれから”リクルートスーツ”を着ようとしている
就活生、
そして違和感を感じている就活生に
僕が違和感を感じながらもリクルートスーツを選んだ3つの理由をお伝えしようと思います。

周りと一緒になることで本当の”個性”を見てもらうことができる

「リクルートスーツは無個性の象徴だ」
私が就職活動を始めた去年の12月1日。
マイナビの広告にリクルートスーツを身に纏い、スティーブジョブズのポーズを真似をした
大学生の写真が並ぶ光景に、
「気持ち悪い」
「無個性」
と様々な意見が飛び交いました。
あの広告は今の就職活動を映し出している素晴らしい広告だと思います。

確かに、黒髪、黒スーツ、黒い革靴、、、
一気に黒に染まっていく就活生を見ていると無個性の型にはまっていってしまっているようにも見えるかもしれません。

でも、本当にリクルートスーツを着ることで個性が消されるのでしょうか。

みんな同じ服を着て、同じ髪型をして、同じ靴を履く。
そうして同じ格好になった就活生に残っているものはなにがあるのでしょうか。

僕はそうすることによって初めて
その人の本当の個性が見えるのではないかと思っています。

容姿や着飾った洋服、整った髪型…
全て脱ぎ捨てて同じになるからこそ、
就活生は本来の自分の個性をアピールすることができると思いますし、
採用担当者の方々も
必死に本当のあなたを見ようとしてくれるのではないでしょうか。

御社で働きたい。自分の人生を懸けたい。リクルートスーツは自分の誠意を伝えるための手段。

もし、あなたが面接官だったら
普段の自分の服装、髪型、言葉づかいをする就活生がいたら
「採用したい」
「一緒に働きたい」
と思うだろうか。

好きな人に告白するとき、
私たちは自分の精一杯のおしゃれをして、
美容院に行って髪型を整えて、
プレゼントも買って、
いつもよりも誠実な言葉で感情を伝えると思います。

本気でその会社に入りたい。
その会社に自分の人生を懸けたい。
そういう熱い誠意を表すための手段がリクルートスーツだと思います。

確かに地味で、決してかっこいいとは言えません。
好んで着ている人だって少ないと思います。

でも、
就職活動は自分の人生を左右する大切な時だからこそ、
真剣に考える時間だからこそ、
自分の人生を懸ける場所を見つける機会だからこそ、
精一杯の誠意を示すために、リクルートスーツを着るのではないでしょうか。

 

リクルートスーツがなくなったって、リクルートファッションができる。

例えば日本にある全ての企業がリクルートスーツを禁止して、
就活生が着る物を自由に選べる状態になったとしても、
テレビやファッション雑誌では新たに
"就活向けカジュアル"
とか
"最終面接用ファッション"
とかが登場して、
結局、全員同じような格好をして就職活動をすることになると思います。

就活生は20歳を超えて社会的には「大人」と
見られることも多いかもしれませんが、
実際は私も含め少しずつ社会に手を伸ばそうと頑張っている子供だと思います。

だから、影響力の持っているものに流されやすいし、
社会人から見たら自分の格好が無礼に思われてしまうかもしれないと不安になってしまいます。
その結果、リクルートスーツを廃止したからといって、
また新たなリクルートファッションが出てくるだけで何も変わらないと僕は思っています。

就職活動が始まると
リクルートスーツを批判する人もいるし、
電車で視線を浴びることも増えてくると思います。

でも、人生について必死に考え、悩み、行動している
皆さんは本当にかっこいいと思いますし、輝いていると思います。

これから始まる就職活動。
全てが順調に進むわけではないし、
きっと辛いことも、悔しいこともあると思います。
でも、自分の人生についてこれだけ考えることができる機会は最初で最後かもしれません。
精一杯悩んで、自分らしい一歩踏み出してください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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