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【インターンシップのレポート作成】企業に提出する場合の書き方3つ|例文3選アリ

インターンシップのレポートの書き方を押さえて内定をGetしよう

学生が企業などで実際に実務(職場)体験を行うインターンシップ。参加する学生は年々、増加傾向にあります。しかし、インターンシップは参加して終わりではありません。企業の中には、参加学生にレポート(感想文)の提出を求めるところもあります。

せっかくインターンシップ期間中にいい印象を持ってもらっても、締めのレポートで失敗してしまってはもったいないでしょう。逆を返せば、いいレポートを書いて担当者の目に留まれば、それだけ内定は近づくわけです。そこで、この記事では企業側にアピールできるレポートの書き方を押さえておきましょう。

インターンシップのレポートの書き方①概要をまとめる

まずは、インターンシップの参加理由と、参加させてもらったことに対する感謝の言葉を、簡潔に書きましょう。あくまでもレポートですので、長々しい感想は必要ありません。稀に、レポートの意味を履き違えて感想文を提出する学生がいますが、辞めておきましょう。

「レポート=報告書」という認識を持つ

レポートを作成する際は、「レポート=報告書」という認識を持ちましょう。そして、インターンシップで実施した項目を、頭の中で整理してください。「どういったカリキュラムに参加したのか」を考えると、インターンシップ中の出来事が思い出しやすくなります。参加理由を書き終えたら、カリキュラム内容を具体的に記載し、自身の行動と感じたことを簡潔にまとめましょう。

「書き言葉」で書く

まず、気を付けなければならないのは「文体」です。レポートといえども、インターンシップに参加させてもらったお礼の意味を込めたものですから、当然、丁寧な文章でなければなりません。そして、最近の学生が最も陥りやすいのは、つい「話し言葉」になってしまうというケースです。

家族や近しい人と会話している時には問題ない表現でも、文章にするとぞんざいだったり、乱暴な印象を与えるということがよくあります。具体的には、「ちょっと」(少し)や「そんな」(そういう)、「でも」(しかし)、「やっぱり」(やはり)、「いい」(よい)、「たぶん」(おそらく)などがそれに当たります。つい何気なく使いがちですが、企業に退出するレポートであるという意識をもって、「書き言葉」を使うようにしましょう。

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インターンシップのレポートの書き方②得たものを書く

インターンシップでは、社会人のなかに紛れて仕事をします。そうして社会人と一緒に仕事をすれば、たとえ短い間の経験でも、学んだことや得たものがあるはずです。レポートでは、そういった部分を具体的に書きましょう。

学んだこと・得たことを具体的に書く

インターンシップのレポートでは、学んだことや得たことを具体的に書きましょう。企業のみでなく、大学側にレポートを提出することもありますが、同じような内容で問題ありません。分からない場合は、後でご紹介する例文を参考にしてください。

担当者や他の参加者の印象を書く

レポートには、インターンシップを通じて、自分の感じたことや受けた印象を書くことも大切です。企業の担当者が指導してくれた仕事内容や、説明についてのみを列記するのではなく、どのような点が分かりやすく、その担当者に対してどのような印象を持ったかを具体的に書きましょう。

また、インターンシップでの他の参加者についても、この業界に絞って就活している参加者と情報交換ができて刺激を受けた、指示に対して常にメモを取る姿勢やわからない点を自ら質問する点が勉強になった、などと良かった点を書くとレポートの内容に深みが出ます。

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インターンシップのレポートの書き方③学びを書く

レポートでは、基本的に前向きな内容を書くのがベストで、間違いありません。「何を得たのか」「どういった能力を身につけたのか」「プラスに感じたものは何なのか」を、具体的に書きましょう。

インターンシップに参加したのなら、自分自身の能力やビジネスマナーに関して、反省しなければならない点もあったはずです。反省点を学んだのなら、それをレポートにまとめあげても問題ありません。

どのような変化があったのかを書く

レポートでは、「インターンシップに参加する前」と「参加した後」でどの様な変化があったのかを記載し、成長したことをアピールしましょう。ただし、ネガティブすぎる内容はマイナスな印象を与えかねませんので、注意してください。あくまでも前向きに、学んだことを伝えるのがレポートのコツなのです。

どのような感情を抱いたか

レポートには、「初めて挨拶をする時に緊張した」「学生時代とは違い、社会人になると、社外向けの書類には修正テープを使えないことを痛感した」「与えられた仕事を納期までできるか心配になりながらも、無事やり遂げることができた時は、達成感を得た」などといった、インターンシップの経験を通して自分がどのような感情を抱いたかを書くことで、企業に対し、自らの人物像を表現することができます。

抱いた感情は、決してプラス要素のことだけでなくともいいのです。マイナス評価に繋がらないように表現方法に気をつけ、できなくて悔しかったこと、まだまだ勉強不足だと感じたことなどを素直に書くようにすると、レポートを読む側は、学生に対し親近感を覚えます。

仕事にどう活かすか

レポートの最後のまとめとして、インターンシップで学んだことや感じたことを、仕事にどのように活かしていくのかを書きます。この点がレポートを書くうえで最も大切なポイントになってきます。この部分をあやふやにしたままレポートを仕上げてしまうと、結局何を得て、どのように成長し、今後どう活躍していくのかが明確になりません。

インターンシップ以外の事柄においても、経験から得たことを次にどう活かしていくのかが学べない人物だと受け取られてしまいます。インターンシップで得たことをどのように仕事で活かすのかという記述は、レポートの総仕上げに当たる部分ですので、しっかりと書き上げ、読み応えのあるレポートにしましょう。

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インターンシップのレポート例文3選

インターンシップのレポートの書き方をご紹介しました。レポートを作成する際は、「概要をまとめる」「得たものと学びを書く」という点を、意識すれば良いだけです。シンプルに考えてみれば、そこまで難しいものではないでしょう。

インターンシップのレポートの送り先は、大学か企業のどちらかのパターンが多いです。本ページでは、そのうち企業に送るレポートの例文を、3つご紹介いたします。なかなか書けずに苦戦している学生は、ぜひ参考にしてください。

例文①

先月は、2週間のインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。貴社のことがとても気になっていたため、多くの体験ができて嬉しかったです。とくに、参加させて頂いた○○の会議では、皆様の事業に対する理解度と、事業を成長させるために自発的に案出している姿が印象的でした。今回の参加では、○○に関して皆様とディスカッションができ、的を得た言い回しがとても学びとなりました。○○に関してさらに興味が湧き、その一員として携わりたい気持ちがこみ上げています。

1つ目の例文をご紹介しました。この例文のポイントは、自分が印象的だと思った部分を、とても具体的に述べている点です。よっぽどのことがない限り、企業の人はいちいち学生のことを覚えていません。そのため、曖昧な文章を書いても、何も伝わらないのです。また、学びをしっかりと表しているのもポイントです。

例文②

今回、企業研究では分からない部分を知りたいと思い、1週間のインターンシップに参加させていただきました。短い期間でしたが、大変お世話になりました。今回のインターンシップでは、具体的にどんな業務をおこなっているのかを知り、実際に体験することができました。インターンシップで業務を体験した結果、私は何も考えずに言われたままの作業をしているのに対し、社員の方はいろいろと顧客や製品のことを考えながら作業していることに気付きました。私はまだまだ、あと少しで社会人になるという自覚が足りていないのだと思いました。来年の就職活動に備えて、残りの僅かな期間は、自分を見つめ直したいと考えております。

2つ目の例文をご紹介しました。この例文のポイントは、自分と社会人の違いを明確にしている点です。自分が感じた社会人との違いを挙げ、分析し、改善するためにどうするかまで述べていることで、向上心をアピールできます。きちんと周りを見て学び取っている姿が伝われば、採用担当者は好感を持つでしょう。

例文③

今後何をすべきかを判断するため、志望している貴社のインターンシップに応募させていただきました。そこで、1ヶ月という長い期間の就業体験をさせていただいたこと、誠に感謝しております。おかげで、今後すべきことをいくつか見つけることができました。とくに、○○の体験では、パソコンの操作について学べる部分が多くありました。○○や○○について学べたのは、貴社の社員の丁寧なご指導・ご鞭撻のおかげです。自分のスキルがどのくらいのレベルなのかも実感できたため、今後スキルアップを目標に、努力いたします。

3つ目の例文をご紹介しました。この例文のポイントは、インターンシップの参加理由を明確にしている点です。「志望している貴社の~」という部分で熱意をアピールしておけば、就活本番に思い出してもらえる可能性があります。また、自分にどんなスキルが足りていないのかを分析している点も、1つのポイントです。向上心をアピールできるため、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

インターンシップのレポートの提出方法を確認しておこう

レポートを提出する際にも、決まりやマナーがあります。まず期限ですが、具体的に「インターンシップ終了後〇日(あるいは〇週間)以内」と指定する企業もあるので、当然これを守らなければなりません。ぎりぎりになるより、少し余裕をもって提出するのがいいでしょう。

一方、具体的に期限を告げられなかったり、「速やかに」などと求められたりした場合には、担当者におおよその目安を聞いてみましょう。提出方法ですが、これには郵送とメール添付の2通りがあります。次に、それらの注意点について紹介します。

郵送する場合

郵送する場合、レポート用紙を折って封筒に入れてはいけません。これは、履歴書やエントリーシートを送付するときと同じです。指定されたサイズの用紙が折らずに入る封筒を選びましょう。さらに、クリアファイルに入れて万一の破損を防ぐようにすれば万全です。

また、レポートと一緒にお礼の手紙か送付状を同封するのも忘れないようにしましょう。これは、直筆が望ましいでしょう。いきなりレポート用紙だけ送り付けられた場合と、丁重な礼文が付いていた場合とで印象がどう違うか考えれば、理由はわかるはずです。

さらに、家に余っているからと少額切手をたくさん貼るのは好ましくありません。きちんと重さを計り、その金額の切手を使用しましょう。分からない場合は、郵便局の窓口に行くのが一番です。また、企業側に届く日数を考慮し、余裕をもって差し出すことが必要です。土日が挟まっている場合などは特に注意してください。

メールに添付して送る場合

レポートをメール添付して送るよう求められることももあります。その場合、レポート自体を指定されたファイル形式で保存するようにしてください。さらに、メールの書き方にも注意が必要です。まず、件名はきちんと書きましょう。

「インターンシップレポート提出の件」などでいいでしょう。さらに、冒頭「株式会社〇〇」「人事部〇〇様」と会社名と担当者名を書き、次に「こんにちは(お世話になっています)。〇〇大学の〇〇と申します」と名乗ります。

そして、インターンシップ参加のお礼とレポートを提出する旨の要件を記し、「お忙しいところ恐縮ですが、ご査収ください」などと締めます。そして、最後にもう一度大学と名前を書けば完璧です。

「拝啓・敬具」を使う人もいますが、ビジネスメールでそこまでする必要はありません。なお、仕事で使用するため、パソコンでも送受信できるメールアドレスを取得しておくとよいでしょう。

インターンシップのレポートの書き方を知っておこう

「インターンシップが終わったから、レポートは少し雑に書いても問題ないだろう」と思っていたら、それは大きな間違いです。レポートを書く際は、インターンシップの最後の仕事という認識を持ち、期限を守って提出しましょう。

具体的な内容を分かりやすく書き、レポートとして提出できれば、企業の採用担当者に好印象を与えられます。ぜひ例文を参考に、インターンシップのレポートを作成してください。

監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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