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就活生100人に聞いた就活のリアル|インターンは何社参加すべき?
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目次
インターンに何社参加するかは自分次第! ほかの学生の体験も参考にしよう
何社くらいインターンシップに参加すべきか気になっている人や、どんなインターンに参加すべきかわからない学生もいるでしょう。どのインターンに何社参加すべきかは自分の状況とインターンで得たい内容によって変わるため、一概には言えません。
しかし、ほかの学生の経験を参考にすることで、自分が参加すべきインターンの種類や回数を知ることにつながるでしょう。この記事では就活生100人以上へのアンケート結果をもとに、何社インターンに参加するべきかの回数や体験談を紹介します。
インターンに参加することを検討している人はぜひ参考にしてください。
こちらの記事ではインターンに参加する目的について紹介しているので、インターンへの参加を迷っている人はあわせて確認しておきましょう。
インターンに参加した企業数|4割以上の学生が4社以上のインターンに参加したと回答
参加するインターンを決める際に、ほかの学生がどれくらいのインターンに参加したか知りたい学生もいるでしょう。そこで学生の皆さんに、オープンカンパニーや短期インターンなども含め、今まで何社インターンに参加したかを聞いてみました。
アンケートの結果、4割以上の学生が4回以上参加したと回答しています。また約2割の学生が10社以上のインターンに参加していました。
インターンは普段知ることができない企業の実情を知ることができる機会だからこそ、多くの学生がその機会を活かしていろいろな企業のインターンに参加していると言えますね。
あなたが受けない方が良い職種を確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
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実際の就活生が参加したインターンの種類・回数・時期
インターンと一口に言っても、さまざまな種類があります。実際に就活生はどんなインターンに参加したのかアンケート調査をおこないました。
アンケートの結果、もっとも多いのはオープンカンパニーで、7割以上の人が参加したという結果になりました。インターンの種類によって実施期間だけでなく、インターン内容や得られるものも異なります。
ここからはインターンの種類別に参加した回数や参加時期を紹介します。ほかの学生の参加状況を参考に、自分が参加すべきインターンを考えてみてくださいね。
なお25卒からインターンの定義が改正され、厚生労働省の「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」では4つのタイプに分類されています。
このなかでインターンと呼べるのは③④のみですが、一般的には①②もインターンととらえられているケースも多いため、この記事では下記の定義で紹介します。
長期インターン
インターンの種類としてまず挙げられるのが、長期インターンです。長期インターンは実施期間が1カ月以上と長期間にわたり、実務に近い経験ができるのが特徴ですよ。
特にIT業界やベンチャー企業では長期インターンを募集していることも多いため、そのような志望先を目指す場合は積極的に参加すると良いでしょう。
参加回数は1回が多い
長期インターンに参加したことがある学生のうち、参加回数は1回という学生が多く見られました。
長期インターンは1カ月以上の長期にわたるため、回数を増やすのではなく、一度のインターンに力を入れていることがわかりますね。長期インターンは実務に近い経験ができるため、回数を重ねなくても得られるものが大きいと言えるでしょう。
参加時期は大学2年時が多い
長期インターンへの参加時期は大学2年時がもっとも多いという結果になりました。また通年を通して参加した学生や、長期休みを利用して参加した学生が多く見られます。
長期インターンは1カ月以上の長期にわたることや、インターンの内容も難易度が高い場合も多く、比較的時間のある大学2年時に参加している学生が多いことがわかりますね。また通年で参加している学生が多いことから、通年でのインターンを実施している企業が一定数あることがわかります。
通年実施のインターンは、社員の一員として業務に励んだり経験できる範囲も広いため、志望企業や職種が決まっている人は参加を検討してみてください。
長期インターンにおすすめの企業についてはこちらの記事で紹介しているので、あわせて確認してください。
短期インターン
短期インターンとは期間が5日〜2週間程度のインターンを指します。長期インターンよりは期間が短くなる分、得られる情報は限られますが、その分参加しやすい点が利点と言えるでしょう。
25卒から改正されたインターンの定義では、5日~2週間程度のインターンは「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」に分類され、就業体験が必須となっています。企業がインターンでの情報を本選考に活用することも可能なため、早期選考につなげたい学生や、本選考で有利にしたい学生にもおすすめです。
参加回数は平均2.73回程度
短期インターンに参加した学生のうち、平均参加回数は2.73回でした。
短期インターンに参加した学生のうち、4~5回と回答した学生がもっとも多く、続いて2~3回という回答が多いという結果になりました。長期インターンよりは実施期間が短いからこそ、複数回参加している学生も多いと言えますね。
参加時期は大学3年時が多い
短期インターンに参加した時期は大学3年時がもっとも多くなりました。また夏休み中に参加した学生が多いことがわかりますね。
短期インターンは長期インターンと比較してそこまで期間が長いわけではないものの、一定の期間を要するため、長期休暇期間に参加した学生が多いと考えられますね。また学生が参加しやすいように、長期休暇中に短期インターンを実施している企業が多いことも、長期休暇に短期インターンへの参加が要因の一つと言えるでしょう。
短期インターンの選び方についてはこちらの記事で紹介しているので、あわせて確認してください。
オープンカンパニー
インターンには単日から4日程度のオープンカンパニーもあります。
オープンカンパニーは実施期間が短く、プログラムとしてはセミナー型の企業説明やグループディスカッション、会社見学などとさまざまです。就業体験はありませんが、実際の社員とコミュニケーションを取れる機会も多く、企業の雰囲気を知りたい学生にはおすすめですよ。
10回以上参加した学生も一定数見られる
オープンカンパニーへの参加回数としてもっとも多いのは2~3回で、続いて10回以上、4~5回という結果になりました。
10回以上参加している学生が一定数いることから、オープンカンパニーは長期インターンや短期インターンと比較すると必要な期間が短く、参加するハードルが低いことが要因と言えるでしょう。
またオープンカンパニーには職業体験は義務付けられておらず、業界や企業理解の場として位置付けられていることも多いです。そのため、複数の企業のオープンカンパニーに参加することで、業界や企業の比較をすることができますよ。
参加時期は大学3年時が多い
オープンカンパニーに参加した時期としてもっとも多かったのは大学3年時です。また参加時期は夏休みがもっとも多く、続いて冬休み、春休みという結果になりました。
オープンカンパニーは短い期間での実施が多いですが、学生が参加しやすいように長期休みに実施されることも多いです。そのため気になる業界や企業がある学生は、長期休みにオープンカンパニーが実施されていないか調べてみると良いですよ。
インターンの種類別の参加理由
インターンに参加したいと思っている学生のなかには、ほかの学生がどんな理由でインターンに参加したのか知りたい人もいるでしょう。インターンの種類によって得られる情報が変わるため、目的にあったインターンを選ぶことが重要です。
ここからは参加したインターン別に、そのインターンに参加した理由を紹介します。自分は何のためにインターンに参加したいのかを考えながら確認してみてくださいね。
長期インターン:実務経験を通じて社会人の理解を深めるため
長期インターンに参加した学生からは、実務経験を通じて社会人への理解を深めたかったからという理由が多く挙がりました。
たしかに長期インターンは実務に近い経験をできることも多く、より働くイメージを明確にすることができます。社員と一緒に仕事をしたり、社員からアドバイスをもらえる機会も多く、社会人としてのマナーや持つべき意識を学ぶのにも役立ちますね。
短期インターン:選考に役立てるため
短期インターンに参加した学生からは、選考に役立てたかったという理由が多く見られました。
短期インターンでの情報を本選考に活かす企業もあり、選考フローの短縮につながったり、早期選考に参加できる場合があります。また業界や企業理解を深めることで、選考対策や企業選びに活かすこともできますね。
オープンカンパニー:業界や企業に興味があったため
オープンカンパニーに参加した学生の多くが、業界や企業に興味があったと回答しました。
オープンカンパニーは短期間で実施されるため、アルバイトや部活動などで忙しい場合でも参加しやすいです。そのため、興味がある業界や企業について知るのに役立つと感じている学生が多いと言えますね。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください。
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
これから就活を始める人に!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。
インターンに参加して良かったと感じた理由
就活生がインターンにい参加して良かったと感じたことベスト4
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1
企業の雰囲気を知ることができた
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2
業務内容のイメージが付いた
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3
早期選考につながったり選考に役立った
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4
ほかの学生とコミュニケーションを取ることができた
インターンには興味があるものの、今一つ参加を決めきれない人もいるでしょう。インターンに参加することでさまざまなメリットがありますよ。
ここからはインターンに参加した学生に聞いた、インターンに参加して良かったことベスト4を紹介するので、インターンへの参加を迷っている人はぜひ参考にしてください。
業務内容のイメージがついた
インターンに参加して良かったこととして、業務内容のイメージが付いたと回答する学生が多く見られました。
説明会だけではわからない、業界・企業情報を知ることができるのはインターンに参加する大きなメリットと言えますね。特に業務体験ができるインターンでは、実務と同じような経験をすることができるため、自分に合う・合わないも判断しやすいでしょう。
企業の雰囲気を知ることができた
実際の企業の雰囲気について理解を深めることができたという回答も多く見られました。
インターンでは実際の社員と話すことができたり、企業によっては実際に働く環境で業務を経験できる場合もあり、入社後のイメージが付きやすいでしょう。また、良い点だけでなく、自分に合わない点も知ることができ、企業選びに活かすことができますよ。
早期選考につながったり選考に役立った
インターンに参加したおかげで早期選考につながったという意見や選考に役立ったという意見もありました。
インターンのなかにはインターンに参加することで本選考で有利になる場合や、早期選考につながるケースもあります。興味がある業界や志望する企業がある場合は、内定につなげるためにも積極的に参加すると良いですね。
ほかの学生とコミュニケーションを取ることができた
インターンに参加したほかの学生とコミュニケーションを取ることができた点を挙げた学生もいました。
インターンでは企業の社員だけでなく、ほかの学生ともかかわることができます。ほかの学生と就活情報を共有したり、切磋琢磨できる点もインターンに参加する魅力と言えますね。
インターンに参加するメリットについてはこちらの記事でも紹介しているので、あわせて確認しておきましょう。
これから参加する人に伝えたい! インターンに参加して大変だったこと
就活生がインターンで大変だと感じたことベスト4
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1
初めての経験や慣れない部分も多かった
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2
スケジュール管理
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3
拘束時間が長い
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4
交通費が出ないケースもある
インターンに参加する際は、覚えておくべきこともあります。これらを知らないまま参加してしまうと、インターンが始まってから後悔することにつながりかねないため、事前に実情を押さえておきましょう。
ここからは就活生が実際にインターンに参加して大変だったと感じた上位4つの内容をを紹介するので、インターンに参加する前は必ず確認してください。
スケジュール管理
インターンに参加して大変だったこととして、スケジュール管理を挙げる学生が見られました。
通年で募集している企業以外、インターンは長期休暇などある程度決まった時期に開催されることも多く、インターン同士のスケジュールが被ってしまうケースも少なくありません。
また学業やアルバイトなど、ほかの活動とも両立する大変さを感じた学生もいるようです。特に長期インターンは期間が長期にわたるため、インターン以外の時間を割くことができるかを確認することも重要ですね。
初めての経験や慣れない部分も多かった
インターンのプログラムの内容が難しかったり、ほかの優秀な就活生に圧倒されたりして付いていくのが大変だったという意見も多くありました。
インターンでは実際の社員と一緒に業務を進めるケースも多く、社会人経験がない学生には慣れない部分も多いでしょう。またインターンの内容に付いていくのが大変という意見も多くあり、その点も加味して参加するインターンや数を決める必要がありますね。
拘束時間が長い
拘束時間が長かったという意見も見られました。
たしかにインターンによっては朝から夜までのプログラムで組んでいる場合もあるため、1日かかるケースも少なくありません。体力面も考慮して、あまり予定を詰め込まないようにすることも重要ですね。
交通費が出ないケースもある
交通費が出ない点に大変さを感じている学生もいました。
特に複数のインターンに参加する場合や、遠方の企業のインターンの際は、交通費の有無についても考慮したうえで参加を判断する必要がありそうですね。また、オンラインで開催している場合もあるので、オンライン形式がないかを確認してみるのもおすすめです。
オンライン形式のインターンについてさらに知りたい人はこちら記事も確認しておきましょう。
インターンで気を付けるべきポイントについてはこちらの記事で紹介しているので、インターンに参加する前にあわせて確認してください。
インターンに何社参加するかは目的と状況に合わせて決めよう
インターンに何社参加するべきかは、自分の状況とインターンを通じて何を得たいかによって異なります。そのため、まずはインターンの目的やインターン以外の活動のスケジュールを明確にしましょう。
またほかの学生の経験を参考にするのもおすすめです。この記事で紹介した就活生の実体験を参考に、参加すべきインターンの種類や回数を明らかにして、インターンの経験を企業選びにつなげましょう。