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【就活の靴下の選び方とは】相応しい色・長さとNGポイント

足元は意外と面接官の目に入る

就活では身だしなみを整えることが大切というのはよく知られていることです。自分の体に合った派手すぎないスーツを選んだり、綺麗な靴、フォーマルな場でも使えるカバンや当日の着こなし、髪型など目につきやすい部分に関しては、しっかりと身だしなみを整えられている就活生は多いです。しかし靴下はどうでしょうか。

他の部分に関してはしっかりと気合を入れて整えていた就活生も靴下に関しては適当に、何となくで選んでしまっていないでしょうか。靴下ももちろん身だしなみのうちに含まれていますし、目立たない部分に思えますが、足元は意外と面接官の目に入ります。他が完璧でも靴下で気を抜いてしまうとマイナスの評価を与えてしまうこともありますし、見えない部分、油断しやすい部分だからこそしっかりと注意を払い就活の場にふさわしいものを選ぶ必要があります。

約7割の学生が靴下に悩んでいた!

■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/26~1/29
■投票数:438

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「面接でどんな靴下を履いていけばいいか悩んだことがありますか?」という質問に対して、24.1%の人がYes、75.9%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)

就活の身だしなみにおいて油断しやすい靴下ですが、アンケートの結果によるとおよそ7割の学生が面接でどのような靴下を履いていけばいいか悩んでいるということが分かりました。つまり、ただ身だしなみとして油断しやすいだけではなく、どのような靴下が就活の場にふさわしいのか単純に分からないという就活生が多いということになります。

ただでさえ気が回りにくい部分であるに加えて、正しい知識を持っている就活生が少ないというのは大きな問題です。しかし正解を分かっていない人がいるからこそ、正しい身だしなみで面接に臨めばそれだけでプラスの評価となることもあります。

身だしなみを整えることが必ずしも大きくプラスに働くとは限りませんが、それでもマイナスの印象を与えることはありません。余計なところで減点対象とならないように正しい身だしなみを心がけましょう。

就活にふさわしい靴下とは

靴下まで含めた完璧な身だしなみを心がけることの大切さは分かりましたが、それではどのような靴下であれば就活にふさわしいと言えるのでしょうか。一口に靴下と言っても色や柄、生地、長さなど様々な違いがあります。身だしなみに正解があるようにどの靴下でも構わないというものでは当然ありません。

しかし明確にこのメーカー、この靴下でなければならないというものでもありません。どんなメーカーや種類であっても要件さえ満たしていれば就活にふさわしい靴下にはなります。それらの要件を満たしたもので自分に合った靴下を探すことが大切です。

できれば新品のものを選ぶ

靴下は、新品のものを用意するのがおすすめです。あまり見えない部分ではありますが、汚れが見えると一気に清潔感がなくなる部分でもあります。靴下は高価なものを履いていく必要はありません。安い靴下を数枚購入して面接に履いて行ってください。

就活生におすすめの靴下は、ユニクロのスピーマコットンカノコソックスです。段階編み仕様で足にフィットする作りであり、消臭機能も備えています。値段は390円+消費税と購入しやすく、店舗によってはまとめ買いでお得になるところもあります。就活生にはDARK GRAY、BLACK、91の色がおすすめです。

色は黒系がおすすめ

就活にふさわしい靴下を選ぶには、まずは靴下の色から選びましょう。就活では靴下の色は黒、ダークグレー、紺といった目立たない暗めの色が好ましいとされています。カラーソックスは当然NGということを理解している就活生は多いですが、白ならいいのではないかと誤解している人も多いです。白は色味も綺麗で、派手ではないためOKに思えるかもしれませんが、就活やビジネスにおいてはNGです。

必ず黒系の色を選ぶようにしましょう。また黒系と言っても色味には幅があり、スーツの色との対比によっては靴下が目立ってしまうこともあります。スーツの色と靴下の色がかけ離れないようにするにはスーツを購入したお店で合わせて購入するのがオススメです。スーツ購入の際に合わせて靴下も何足か買っておくといいでしょう。

長さは座っても肌が見えない程度がよい

靴下の色が決まれば次は長さを選んでいきましょう。同じ色の靴下でも長さが何種類も用意されている場合があります。靴下の長さに関しては迷ったらハイソックスを用意しておけば間違いないので一番長いものを買うのが無難だと言えます。

就活での靴下の長さの身だしなみは、座って裾が少し上がってしまった時でも肌が見えなければOKという比較的簡単なものです。極端に言えば長い分にはどれだけ長くても構わないということになります。中途半端な長さを選んでしまうと裾が上がったときに肌が見える可能性があるので、大は小を兼ねるということで、出来るだけ長いものを選ぶようにしましょう。

スーツ用の靴下を選ぶ

靴下はあまり見えない部分ですので、身だしなみに関しては実はそれほど難しいものではありません。黒系で長さが充分にあればそれだけで、靴下の身だしなみとしてほとんど完成しています。問題はそれを選ぶときにありますが、就活用の靴下を市販の靴下から選ぶのが難しければ、スーツを販売しているお店や、スーツ用の靴下と明記してある商品を選ぶとより間違いがなくていいでしょう。

市販のものだと黒系で長めの靴下が売られていないということもありますし、あっても種類が少ないということも考えられます。何か間違いがあってもいけないので、スーツを販売しているお店、あるいはスーツ用の靴下の中から選ぶのは失敗は少ないです。前述したようにスーツを買うときに一緒に靴下を買うというのがベストな方法になります。

靴下以外の服装マナーも確認しておく

就活において、身だしなみは評価されるポイントのひとつです。もちろん靴下以外にも、守るべきマナーが存在します。就活におけるマナーを知らないでいると、内定を獲得する可能性が低くなってしまいます。同じぐらいの評価の就活生がいた場合、マナーを知っている学生の方が印象がよいからです。就活マナーを守れていないと、場合によっては失礼な印象になってしまうため、気を付ける必要があるでしょう。

就活の未来では、就活マナーマニュアルを公開しています。この資料では、会社説明会、OB訪問、面接、メール、電話、業界別の身だしなみマナーを紹介しています。無料の資料となっていますので、確認して就活の基本をしっかりおさえておきましょう。

就活で使用する靴下の選び方

就職活動がいったん始まると、連日説明会の参加をしたり、インターンシップに参加をしたり、面接を受けたりと毎日のようにスーツを着用しなければならなくなります。男性はスーツを着用するときには必ず靴下を着用しますが、長時間履いていると蒸れを起こしてしまったり、すぐにくたびれてしまったり、洗い替えが必要で何足あっても足りないといった状況になることでしょう。就活に適した靴下の素材や価格について見ていきましょう。

素材は綿が多いものがよい

今まで経験した中で、暑い時期に靴を脱がなければならないシーンで、足のにおいが心配で靴を脱ぎたくないと思ったといった経験はないでしょうか。基本的に足が臭う原因は、靴と靴下にあると言われています。靴は合皮ではなく、革製品を必ず使用しているとにおいの原因が減りますが、靴下にも原因があるのです。一般的に、綿100パーセントの靴下を履いているとにおいの原因を減らすことができると言われています。

靴下を買う時に、今までわざわざ表記を気にしていなかったという人も多いかもしれませんので、これからは少し気にしてみてみましょう。なかなか綿100%の靴下は見当たらなければ、綿の割合が多い靴下を探しましょう。例えば、綿40%:化学繊維60%と、綿80%:化学繊維20%とではもちろん臭いの原因の割合が違いますので、できるだけ綿が多いものを選ぶようにしてください。

リーズナブルな靴下を買う

就活時の靴下は洗い替えも必要ですが、面接の時には綺麗な靴下を履くようにしたほうが良いため、何足か必要となるでしょう。また、中には足のにおいが気になるといった人は、はき替える用の靴下を持ち歩いている場合もあることから、靴下は数が必要になってくることがわかります。1足当たりの価格が高ければ高いほど、もちろんお金がかかりますので、できるだけリーズナブルな靴下を選ぶようにしましょう。

靴下はスーツが売っているお店でも購入することが出来ますが、最近ではユニクロや無印良品も綿の割合が80%を超える靴下を出していて、3足買うとお買い得になるシステムを設けているのでお勧めです。就活中は何かと費用がかかるので、賢く節約していきましょう。

履いてはいけない靴下の種類

就活には身だしなみとしてふさわしい靴下の条件がありますが、靴下はあまり見えない部分ですので、身だしなみとしての判定は緩い場合も多いです。そのためある程度の決まりさえ守っていればマイナスの評価になることはなく、身だしなみとしては非常に簡単に整えられる部分であると言えるでしょう。

しかし油断は禁物で判断基準は緩いものの、絶対に履いてはいけない靴下もあります。靴下は身だしなみとしての判定は緩いからと気を抜いてしまい、靴下のマナーを無視してしまうと一気にマイナス評価になってしまいます。靴下が原因で就活に失敗するというのは非常に勿体ないです。正しい知識さえあれば簡単に防ぐことが出来る失敗ですので、絶対NGなのは何かを知り、それだけは避けるようにしましょう。

くるぶし丈

靴下の種類として丈の長いハイソックスがあれば、逆に短いくるぶし丈の靴下もあります。靴下の身だしなみとしては裾が上がったときに肌が見えてしまうのはNGで、くるぶし丈の靴下は何よりもカジュアルさを演出してしまうので就活というフォーマルな場にふさわしくない靴下です。

就活の身だしなみの基本はフォーマルであるということで、スーツにしても靴やカバン、髪型、靴下などその全てはフォーマルであることを基準に選ばなければなりません。くるぶし丈の靴下はカジュアルになるため、そもそもの前提から外れてしまいますし、肌が見えることもあり、身だしなみについて二重にマイナスポイントがあるので、就活では絶対にNGです。

年季が入ってくたびれている

くるぶし丈ではなく、ハイソックス。そして黒系の靴下を着用していても年季が入ってくたびれているものはNGです。一つの物を長く使用するのはいい事だが、くたびれている靴下はだらしない印象を与えるので就活の場では避けるようにしてください。必ずしも新品である必要はなく、くたびれていたり、色が剥げていなければ何回使用しているものでも構いません。

就活は長距離を歩くことも多く、すぐにくたびれてしまうことも多いです。靴下は消耗品ですし、いざというときにくたびれた靴下しかないのでは困ります。家には必ず予備を用意しておき、くたびれてきたと思えば早めに買い足しておくようにしましょう。靴下に限らず就活に使う消耗品はストックを作っておくと安心です。社会心になってからも使えるものなので多めに準備をしておくといいでしょう。

薄い生地で作られている

靴下は消耗品で、就活を続けていればくたびれてしまうのも早く、すぐに交換しなければなりません。新しい靴下を買うには当然お金がいりますし、靴下も安い物から高い物まで様々です。何度も買うからと安い物を選びたくなりますがここでも注意が必要になります。安い物には当然それなりの理由があり、靴下の場合は薄い生地で作られていることが多いです。

薄い生地で作られている靴下は破ってしまう可能生が高く、すね毛が出てしまうなど見た目や身だしなみとしてもよくないので、ある程度厚みのある生地を選ぶようにしましょう。また安物を買ったがために破れるのも早く、何度も買い替えていたのでは結局高くついてしまうこともあります。身だしなみもそうですし、コストの面でも少し高くても厚みのある生地を選ぶことが大切です。もちろん安くても厚みのある生地であれば問題はありません。

柄はワンポイントでもNG

靴下の色、長さ、生地について見てきましたが、最後に柄です。就活の靴下の身だしなみとしてはたとえワンポイントでも柄の入った靴下はNGとなっています。これは市販の靴下だけに限らずスーツ売り場で売っているものやスーツ用と明記された靴下であっても同じです。ブランドのロゴなどであっても、ワンポイント入っているものは就活には使うことが出来ません。

ハイソックスで高い位置にロゴが入っている場合でも、何の拍子に見えてしまうか分からないので避けておく方が無難です。ビジネスであればワンポイントの柄ぐらいであれば許されることも多いですが、就活の場合はそうではありません。おしゃれをしたい気持ちはぐっと抑えて、就活では必ず無地の靴下を選ぶようにしましょう。

あまり見えない部分こそ性格が表れる

靴下は身だしなみの中でもあまり見えない部分であるため、気を抜きがちな部分ではありますが、だからこそその人の性格が表れる部分でもあります。正しい靴下を選べていなければ、細部まで気が回らない、詰めが甘いなどの印象を与えてしまいますし、靴下まで身だしなみを完璧に整えることが出来ていれば、細かいところまで気配りが出来る、就活に真剣に取り組んでいるなどプラスの印象を与えることも出来ます。

どれだけ魅力的な人間性を作り込んでいても、靴下などの些細な部分で本質が分かってしまうので注意が必要です。就活にふさわしい靴下を選ぶことが出来ていればそれだけで就活が上手くいくわけではありませんが、細かいところにまで真剣になれるというのは大事なことです。細部まで手を抜かず、徹底的に対策して就活を有利に進めましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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