身だしなみ

【スーツに合うレディースのコート】トレンチ以外の種類をご紹介

スーツにはどのようなコートを合わせればいいのか

新卒の就活は夏の暑い時期だけではなく、冬の寒い時期にもおこなわれます。就活が解禁したばかりの3月はまだまだ寒く、スーツの上にコートを着ることもあるでしょう。就活では身だしなみは細部まで見られており、コートも例外ではありません。スーツに合わせるフォーマルなレディースのコートといえば、トレンチコートをイメージする人も多いでしょうが、選択肢はそれ以外にもあります。どのようなコートが就活にふさわしいかを知り、冬場の就活も上手に乗り越えましょう。

レディースコートの中でもトレンチは定番

就活で着用するレディースコートとして多くの人がイメージするように、トレンチは定番です。トレンチコートはフォーマルシーンで活躍する綺麗めのコートで、スーツに合わせても違和感なく着こなすことができます。就活中はもちろん、就職してからも長く使うことができ、さらに服装次第では私服でも活用できるでしょう。

プライベートで使用するのはもちろん、就活では私服指定で選考への参加を求められることもあるため、その時にも使用できるのは嬉しいポイントです。レディースはメンズに比べるとコートの種類も多いだけに、どれがフォーマルに使えるものか分からず悩むことは多いでしょう。トレンチなら幅広いシーンで使えて間違いがないため、迷った時にはトレンチを選ぶのがおすすめです。

トレンチ以外のコートの種類

就活やビジネスシーンでスーツに合わせるコートといえば、トレンチがもっともイメージされやすいです。そのため、スーツのコート=トレンチのみ着用可能と思う人もいるでしょうが、実はそうではありません。ビジネスシーンはもちろん、就活中でもトレンチ以外のコートを着ることはできます。トレンチは定番なだけに無難ですが、他の人とかぶりたくないなら別のコートを選ぶのがおすすめです。見た目の印象から差別化を図るためにも、トレンチ以外の選択肢を知っておきましょう。

薄手ならステンカラーコート

コートの中でも薄手のものなら、ステンカラーコートがおすすめです。ステンカラーコートはトレンチと同じ程度かやや薄手のものが多く、春先や秋口で使えるでしょう。少し肌寒い時に使えてシーズンを通して長く使えるため、一着持っておくと便利です。ステンカラーコートは縦にすっと伸びたシルエットが特徴的で、見た目にもすっきりしているため、スーツに合わせてもおかしくはありません。

トレンチに比べると若干カジュアルに見える場合もありますが、細かいデザインに注意するなら問題はないでしょう。コートによっては、はっ水性に優れたものもあり、悪天候の際に着用でます。気分や気候に合わせてトレンチコートと使い分けるのもおすすめです。

厚手ならチェスターコート

トレンチよりもさらに厚手で防寒性を重視するなら、チェスターコートがおすすめです。チェスターコートは私服でのコーディネートでもよく使われており、カジュアルなイメージを持つ人も多いでしょうが、実はスーツ時に着用しても問題ありません。すでにプライベート用で持っている場合は、綺麗めなデザインであるならそれを使ってもいいでしょう。

チェスターコートは防寒性に優れたものが多いため、極寒期に着用するのがおすすめです。トレンチでは肌寒い時期でも、チェスターコートなら問題なく耐えられるでしょう。また、チェスターコートとマフラーを組み合わせることでさらに防寒性能は上がり、より快適に冬場の就活を乗り越えられます。

ダッフルやダウンは避けたほうがよい

コートの選択肢だけで考えるなら、ダッフルやダウンコートなども挙げられますが、これらをスーツに合わせるのはNGです。ダッフルやダウンコートは防寒性能にも優れており、デザイン次第ではスーツと合わせてもそれほど違和感がないものもあるでしょう。しかし、アイテム自体がカジュアルであるため、デザイン性に関係なく着用はNGとされています。

寒い時期ならとくにこれらのコートは重宝するでしょうが、着用するのはプライベートだけにしましょう。就活中はコートもフォーマルさが重要で、どれだけ機能性に優れていてもビジネスシーンに合わないものはNGです。また、マウンテンパーカーやモッズコートといったさらにカジュアルなものも、当然スーツには合わせられないことも覚えておきましょう。

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スーツに合わせるコートを選ぶ際のポイント

スーツの上に着用するコートは、種類選びも大切ですが、それだけではなくアイテム自体の細かいポイントまでみることが大切です。例えばトレンチコートを選ぶ場合でも、何も考えずトレンチという条件だけで買ってしまうと、使い勝手が悪く着回しできなくなる可能性があります。場合によっては就活シーンにそぐわないものを買ってしまい、身だしなみの印象が悪くなることもあるでしょう。OKとされている種類のコートでも、選び方次第ではNGとなることは覚えておかなければなりません。

ダークカラーかベージュが基本

スーツを購入する際には色が重要です。基本的にダークカラーかベージュを選びましょう。スーツの形自体はフォーマルでも、色が派手なものだとカジュアルダウンしてしまい、見た目の印象が悪くなります。ダークカラーなら黒色、紺色、チャコールグレーがおすすめで、こげ茶やライトグレーはややカジュアルに見えやすいため避けたほうが無難でしょう。

冬の時期は全身が黒くなって重たくなりがちであるため、軽やかさをプラスするためにベージュを選ぶのもおすすめです。メンズの場合はダークカラーに限定されますが、レディースのコートの場合はベージュもOKなため選択肢に加えておきましょう。

柄なしのシンプルなデザイン

コートは柄にも注意が必要です。カジュアルに見えないよう、無地を選びましょう。ダークカラーやベージュのコートでも、柄があるとカジュアルに見えてしまい、身だしなみの印象は悪くなります。目立つ柄はもちろん、ワンポイントでも基本的にはNGであることは覚えておきましょう。ブランドのロゴが一点だけプリントされている比較的シンプルなデザインでも、就活で着用するのはふさわしくありません。

面接官によっては、よくない印象を抱く人もいます。また、細部までこだわるなら、裏地もチェックすることが大切です。裏地も可能なら無地が好ましく、柄付きのものはできるだけ控えたほうがいいでしょう。採用担当者の前では、スーツは基本的に脱いだ状態で持ち運ぶため、場合によっては裏地の柄からカジュアルと判断されることもあります。

サイズ感にも注意する

コートはサイズ感にも注意が必要です。過剰なロング丈やショート丈、大きすぎたり小さすぎたりするものは避けましょう。スーツに合わせるコートは基本的にはロング丈ですが、膝よりも長いものはカジュアルに見えます。反対にショート丈でもプライベート感が出やすいため注意しましょう。

長さは膝上丈くらいが望ましく、お尻が少し隠れるくらいに合わせます。また、横のサイズ感も重要で、タイト過ぎると窮屈な印象を与えてしまいます。大きすぎてダボっとしたものも、だらしない印象を与えかねないため注意しましょう。購入時には試着し、不自然な感じがしないかどうかチェックすることが大切です。

ライナー付きは着回しができる

季節をまたいで長く使いたいなら、ライナー付きのものを選ぶのがおすすめです。コート自体はやや薄手であっても、ライナーを付けることで防寒性が高まり、真冬でも着れるアイテムになります。ひとくちに寒いといっても時期によって気温は違い、あまりに厚手のものでは暑く感じたり、反対に薄手のものでは寒く感じたりすることもあるでしょう。

細かい温度調整をするにはコートが複数着必要ですが、コートは高額なものが多く、何着も買うには金銭的な負担が大きいです。ライナー付きのものなら、上手く活用するとそれ1着だけで寒い時期をすべて乗り越えられます。幅広いシーンで活用させたいなら、ライナーの有無までこだわってコートを選ぶといいでしょう。

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スーツに合うレディースのコートにはトレンチ以外にも選択肢はある

スーツに合わせるレディースのコートといえば、トレンチをイメージする人は多いでしょうが、選択肢はそれだけではありません。トレンチ以外でもステンカラーコートやチェスターコートのように選択肢はあり、スタイルや寒さに応じて使い分けることが大切です。

コートは単に寒さをしのげるならいいわけではなく、他の身だしなみと同様、フォーマルさを意識しなければなりません。寒さをしのげても、カジュアルなコートを着ていると評価ダウンに繋がり、選考でも不利になるため注意が必要です。シンプルで控えめなデザイン、色合いのものなら、基本的には就活からビジネスまで幅広く使えます。コートの選択肢と選ぶ際のポイントを正しく把握して、長く便利に使えるものを上手に選びましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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