志望動機

広告業界から内定をもらえる志望動機の書き方と例文3選

広告業界へ就職するには志望動機の工夫が必要


広告業界は就活生から人気の業界であり、多くの学生が応募しますので、選考を突破するためには志望動機を工夫して作成しなければなりません。ありきたりな志望動機では他の学生に埋もれてしまい、採用担当者の印象の残らず不合格になってしまいます。

志望動機で他の学生と差別化することができれば、採用担当者の印象にも残りやすくなり、仕事への意欲の高さもアピールできますので、好印象を与えやすいです。志望動機でどれだけ上手にアピールできるかが、選考を突破するポイントになりますので、工夫した志望動機で広告業界への就職を目指しましょう。

就活生に人気を誇る広告業界

就活生に不動の人気を誇っている広告業界。就活生の6割以上が広告業界に関心を持っているというデータまであります。なぜ広告業界が人気あるのかというと、TVCMなどのようなスケールの大きい仕事に携わることができて、駅構内の広告など、自分の仕事が公に出て行くというわかりやすい達成感・やりがいを感じることができるのです。

さらに、給料も高く、クリエイティブでかっこいい仕事であるイメージを抱きやすいのも広告業界が人気の理由です。広告業界で連想する企業は、「電通」「博報堂」「ADK」の大手三社であると言われています。電通と博報堂は誰もがご存知であろう企業であり、常に就活人気企業にエントリーをされている会社です。

広告にも、紙面広告・web広告などの媒体があり、あらゆる企業が商品・サービスの売り上げを上げて行くために宣伝として広告を使ったり、求人広告のように採用に広告を使ったり用途は様々です。幅広いスキルを身につけられることも、広告業界が人気である理由になります。

志望動機を作る前にすべきこと3つ

就活生に人気を誇るこの業界ですが、実際に広告業界を調べて行く中で応募してみたい会社が出てきたら志望動機を考えて行く流れになります。他者とも差別化できるように、広告業界で特有の志望動機を作る前にすべきことが3つあります。まずしっかりと準備をしている学生だと思われるために、ここではその3つを紹介していきます。

①入社後のプランを立てる

まずは、入社後のプランを考えましょう。入社後のプランとは何かというと、その企業に入社したら、何をしてどうなっていきたいのかというキャリアプランを明確にしておく事で他の就活生と差別化できることです。具体的にやりたいこと・なりたい姿を伝えることで、もしその会社の求める人物像と合っていれば面接官にとっては採用意欲が上がります。

例えば、テレビのCMに興味がある方は、なぜテレビがいいのか、どういうCMを作りたいのか、などイメージを伝えることが大切です。広告はイメージを相手に伝えることも一つの大切な要素です。そこで、どう成長していきたいのかを伝えられるとより中身のある志望動機であると感じられます。

②ただの憧れではなく本質を見る

2つ目は、ただの憧れではなく、本質を見ることになります。なぜなら広告業界は華やかなイメージがあるだけに、漠然とした憧れだけで志望している学生も多いからです。広告業界は、「かっこいい」「おしゃれ」という安易なイメージを持って、かつ面接でもそれをそのまま伝えるような学生もいるほどですが、表面的な部分だけではなく、仕事の大変さ、意外と泥臭い仕事であったりする現実を知る必要があります。

その憧れだけで終わらせるのではなく、そこと差別化するために、今の広告業界にはどんな人材が求められていて、自分はそこで何を成し遂げていくのか、本質的な部分をしっかりと見て研究する事が大切です。その会社がどんな人材を求めているのか、自分のやってみたいこととのすり合わせをして中身の濃い志望動機を作ることを意識しましょう。

③なぜその企業なのかを明確にする

3つ目は、なぜその企業なのかを明確にすることになります。例えばその企業の事業に携わりたい、その企業でしか挑戦できないことがあるなど、広告業界の中でもなぜその企業でなければならないのかという事を明確にするべきなのです。広告会社は日本に数多くあり、一社一社で求める人物・事業内容は変わっていきます。なぜその企業を選んでいるのかということを入念に調べておく必要があるのです。

まだ仕事を経験したことのない新卒者には、その会社でどういう成長をしたいかなど、どれだけ具体的に話せるかが勝敗を分けていきます。その意味でも企業研究は非常に大切になり、情報を自分の頭で整理して言語化して行くことが就活でも求められているので、広告会社にはその要素を強く求められる傾向があるのです。

穴埋めで志望動機を完成させよう

採用担当者の目を引く志望動機にはいくつかのパターンがありますが、良い志望動機に共通するのは論理的に説明できているという点です。下記のリンクから無料でダウンロード出来る「志望動機ジェネレーター」には、志望動機の型が4つ掲載されています。穴埋め形式で志望動機を簡単に作成できるようになっているので、志望する企業に合わせて志望動機を書き分けてみましょう。

広告業界の志望動機の作り方

志望動機の作成方法を理解すれば、実際に就活で使用する志望動機を作成していきましょう。広告業界は志望者が多い人気の業界であり、志望動機でいかに上手にアピールできるかが合否を分けるカギになります。志望動機はポイントをしっかりと押さえて作成すれば誰でも上手に作成することができますし、好印象を与えることもできます。例文も参考にしながら、アピール力の高い志望動機を作成して、選考を有利に進めていきましょう。

文章構成は根拠を強めに

【構成のポイント】

①結論
志望している理由を冒頭で話す②根拠
結論に対してなぜそう言えるのかという根拠(原体験・エピソード)を話す③入社後にやりたいこと
企業の特徴や行っている事業に絡めながら入社後のビジョンを話す

まずは結論から志望している理由をしっかりと伝えていきます。結論から強くいう理由として、読み手にとってなんの話をしているのかをわかりやすくするためです。まず一番いいたいことを先に述べることで、なんの話なのかをすぐに理解できるようにします。そのあとにその根拠となる内容や入社後にやりたいことをおろしていきます。

ここでもしっかりとその会社ならではの情報を盛り込みましょう。その会社だから実現したいこと、挑戦したいことを伝えていくことでより具体的な内容にすることができます。

目的意識と成長意欲を伝える

さらに、目的意識と成長意欲を伝えることが大切になります。なぜなら、社会人経験のない新卒に求められているのは圧倒的な成長意欲と目標設定であるからです。入社当初はスキルがなくて当たり前であり、その部分に関しては企業はほとんど求めていません。企業が就活生に期待していることは、圧倒的な成長意欲と言われる上昇志向や目標設定の力であり、ポジティブな志向性が求められていきます。

広告業界はクリエティブな業界であるため金融業界などとは違い、特にそこが求められるのです。金融業界ですと、基本的な学力であったり、営業に向いているかどうかの指標であるコミュニケーションスキルといった要素になっていきます。クリエイティブとは、ゼロから何かを創り上げたり、デザイン性やライティング技術と専門的なスキルが求められているものです。新卒でクリエイティブな業界に入るということは、目的意識や成長意欲は必然的に求められてくるものだと言えます。

広告業界の志望動機例文3選

競争率が高い広告業界の志望動機は、どのような内容で作成すればいいのでしょうか。志望動機で面接官の印象に残るには、他の就活生との差別化が必要になります。自分にしか書けない内容を意識しながら、読みやすさを重視することが大切です。広告業界では、自分の意思を相手に的確に伝えるスキルが必要とされます。自分が広告業界で何をしたいのか、どのように貢献できるのかを伝えていきましょう。

例文①

私が貴社を志望している理由は、広告代理店という立場から、好奇心旺盛であるという私の強みを活かし、様々な業界の方と仕事で携わることで成長できると思ったからです。広告業界は競合他社が多い環境であるために、競争意識を強く持って仕事に取り組めると思いました。私は学生時代、好奇心から10ヶ国の海外に行き異国の文化を直接触れてきました。貴社に入社することができたら、まずは地に足をつけて広告業界というものを知っていき、私の手がけた広告がお客様の売り上げに貢献するといった成果を積み重ねていき、マルチに活躍できる広告マンになりたいと思います。

上記の志望動機は、結論・根拠・入社後にやりたい事の三点をしっかりと抑えられている内容となっています。自分の活かせる強みと、その根拠になる体験談。さらには入社後どんな姿になりたいのか。一連の流れとして読むことができる志望動機です。

例文②

私は広告の仕事を通じて多くの人にさまざまな商品の魅力を知ってもらい、より豊かで便利な社会の実現に貢献したいと考えています。御社は多くの業界と関わって仕事をしていますし、御社の打ち出した広告によって有名になった商品やサービスはたくさんあります。まだ知られていないものを見つけ出し、それを売り出す力に長けていますので、私もその一員として働くことで、新しいものをどんどん世の中に広めていきたいと考えています。小学校の頃に御社が打ち出した広告を見て、○○社の商品を初めてのお小遣いで購入しました。広告を見た時の感動は今でも忘れておらず、その感動を今度は私がより多くの人に向けて発信したいと考えています。

例文②では広告の仕事を通じて多くの人にさまざまな商品の魅力を知ってもらいたいと志望動機が語られています。最初に結論から語ることで、アピールしたい内容を明確にすることができていますし、インパクトを持たせた書き出しにすることができています。

また企業を志望する理由についても、その企業ならではの特徴を踏まえてアピールされていますので、志望度の高さも伝わり好印象です。原体験についても語られており、志望度の高さを裏付けることができています。

例文③

私は広告の仕事に携わることで、少しでも多くの方に商品やサービスの魅力を知ってもらい、豊かな生活の実現のお手伝いをしたいと考えています。御社では新サービスの宣伝広告に強みがありますし、まだ知られていないサービスを見つけ出す探索力もあります。広告によって新たなサービスの発信を手助けし、トレンドを作り出すことで、より便利な社会を実現したいと考えています。大学時代はアパレルでショップ店員としてアルバイトをし、流行を追うリサーチ力を身に付けました。御社ではリサーチ力を活かして次のトレンドとなるものを見つけ出し、それを宣伝していくことで新しいトレンドを自ら作り出し、実績に貢献したいと考えています。

例文③では広告の仕事から商品やサービスの魅力を知ってもらい、豊かな生活の実現を助けたいと志望動機が語られています。結論から語られており、文章構成には問題はありません。企業を志望する理由も企業独自の強みを踏まえて伝えられていますし、仕事への熱意を示すことで志望度の高さをアピールすることができています。

アルバイトの経験から自身の能力についてもアピールされており、どのように活躍するかを具体的にアピールすることで企業で活躍する姿もイメージしやすく、好印象です。

広告業界の志望動機の例文を3つご紹介しました。それぞれに志望した理由は異なりますが、伝え方や取り上げているアピールポイントに関しては共通するところもあります。広告業界の志望動機としてどのようなことをアピールすべきなのか、どのように伝えたら良いのかは、業界研究を深めるだけでなく内定者の志望動機の共通点を探すことで見えてくることもあります。下記のリンクからダウンロードできる「広告業界の内定者が提出したESまとめ」には、博報堂や電通など広告業界の人気企業に内定をもらったエントリーシートがまとめられています。内定者のエントリーシートから受かる志望動機の共通点を探してみましょう。

面接で志望動機を答えるときのポイント

ここまで、広告業界の志望動機の作り方を見てきました。それらの情報を参考にしたうえで良いものが作り出せたとしても、本番でそれをすべて出し切れなければ意味はありません。ひとつの志望動機を作り上げるまでには多くの時間や労力を費やすことでしょう。

せっかくのその努力を無駄にしないためには、話をする練習を重ねることが肝心です。そこでここでは、面接で志望動機を伝えるときのポイントを2つご紹介いたします。練習のときのポイントとしてお役立てください。

自信を持って回答する

志望動機を答えるときは、自信をもって回答するようにしてください。というのも、「話の内容」よりも「話しているときの態度」のほうが、聞き手により強い印象を残すからです。非常に魅力的な内容だったとしても、それをぼそぼそと話してしまっていると、採用担当者に好印象を与えることはできません。

逆に、内容はありふれたものだったとしても、それを堂々と話していれば評価をよくすることが期待できます。集団面接の場であれば、「自分がこの中でいちばん優れている」ぐらいの強い気持ちで臨むくらいが良いでしょう。ただし、周りの就活生を下に見るかのような態度をとってしまうのは逆効果ですので、そこには気を付けてください。

トレンドに敏感であることをアピールする

面接に参加した際には、「トレンドには敏感であること」をアピールするとよいでしょう。なぜなら、広告業界は「流行を常に追い求めている世界」だと言えるからです。目まぐるしいスピードで変わってくブームを学生時代から追っているということは、選考でのプラスポイントになり得ます。

ただし、これが嘘であってはいけません。「トレンドに敏感」だということを体現するためには、常日頃から流行にアンテナを張っておくことが重要です。ただ言うだけなら簡単なことですが、実際にやっていなければ、突き詰めて質問されたときに回答に困ってしまうでしょう。面接で嘘をつくことはマイナスポイントでしかありません。

社会未経験の新卒は熱意が重要

社会人未経験の新卒は、何よりも熱意が大切です。中途採用と違い、最初は仕事ができなくて当たり前で、どれだけ成長していきたいのかといった気持ちや、挑戦心が企業側に買われるのです。「熱意」という言葉の表現の仕方は様々ですが、とにかく、数ある企業の中でなぜその会社でなければならないのか、を伝えることが一番伝わりやすい熱意だと思います。そのためには、その企業のことをよく調べて行く必要があります。

調べ方としては、会社説明会に参加する・会社ホームページをよく見る・OBOG訪問をするなどがあり、志望度の高い会社には何度も足を運んで行くべきです。その会社に何度も行くとより志望度も上がり、情報も多く仕入れられて、採用担当者にも顔を覚えられることにつながります。企業の情報が揃ってからは、その会社でどうなりたいのかをまとめていきます。そこでただ用意した文章を暗記するだけではなく、自分の言葉で伝えることが必要です。

熱意とは、その人の言葉・態度・表情から伝わってくるものであり、採用担当者や面接官、会社役員は何百人といった就活生の熱意を聞いてきており、本物かどうかはその人をみていればすぐにわかります。人生経験が何倍も先輩である方に、熱意を伝えることは容易いことではありませんが、本当に自分が将来をかけてやりたいことである覚悟を持てれば、それが自然と熱意に変わり、相手にも伝わるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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