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【志望動機で英語力をアピールする方法】例文4選と注意点を紹介

志望動機で英語をアピールすべきか悩む人は多い

留学を経験したことのある学生の中には、他の人より優れた英語力を仕事で活かしたいと考えている人も多いでしょう。その場合は、英語力があることを志望動機に盛り込み、上手にアピールすることをおすすめします。

志望動機では企業を志望する理由はもちろん、自分の能力が活かせる仕事をしたいとアピールすることも可能です。志望動機は、仕事で活かしたい自分のスキルをアピールするチャンスといえます。スキルを提示しながら志望動機を語ると、志望度の高さや採用メリットを伝えることができるため、好印象にもなりやすいです。

しかし英語力をアピールする際は、注意しなければならないことがあります。英語力はこれからの社会で役立つスキルですが、多くの人がアピールする要素でもあります。就活では他の学生と差別化したアピールが重要です。志望動機で上手に英語をアピールする方法を知っていきましょう。

下記の記事では、志望理由の書き方について解説しております。

英語だけを志望動機にするのは避ける

学生時代に英語を学んできた人は、英語が必要な職場で働きたいと考えることが多いでしょう。英語が必要な職場では、英語が話せない人は採用してもらえない可能性が高いです。

しかし反対に、そのような職場では英語が話せて当たり前という面もあります。そのため、英語力があることだけを志望動機にするのは、アピールとしては弱くなるため避ける必要があります。

英語力をアピールする際はプラスの内容を用意する

極端な例ですが、日本の仕事で日本語が喋れるからといって、それを志望動機にしても受かるはずがありません。英語を使うような仕事でも、それは同じことです。英語力をアピールしたい場合は、プラスの内容を用意しておくと、魅力的な志望動機が作成できるでしょう

例えば、主体性がある、協調性があるといった自分の長所を述べると、英語力以外にも強みがあることを伝えられます。また、スキルや資格を持っている人は、それをアピールするのも好印象につながるでしょう。せっかくの英語力を無駄にしないためにも、このようなプラスの内容を用意しておいてください。

下記の記事では、志望動機と自己PRの違いについて解説しております。

英語以外の語学力もアピールする

英語力が求められる仕事はグローバルな企業が多く、語学力は全般的に評価されます。英語力はあって当たり前に考えられていても、その他の言語についてはプラスアルファとして評価されることが多いです。

複数の言語を習得している人は、積極的にアピールしましょう。複数の言語が話せることは、グローバルな企業で高く評価されるため、選考でも有利になりやすいです。マイナーな言語であるため評価されないということはありません。英語だけをアピールするのではなく、複数の言語でアピールして好印象を与えていきましょう。

下記の記事では、志望動機で将来性をアピールする方法を紹介しております。

英語力が求められる企業で採用されるコツ

世界のボーダーレス化に伴い、多くの企業が海外へとビジネスを展開しています。その中で語学力と海外志向を持った人は、ますます企業にとって魅力的な人材となっていくでしょう。しかし、「英語が話せます」というだけでは企業に対して効果的なアピールにはなりません。

英語を話せる人は今日においては珍しくないため、それだけを伝えても魅力的な人材には映らないのです。英語力を求めている企業は多く存在します。自身の強みを最大限アピールできるよう、しっかりとポイントを押さえましょう。

英語を使って企業の成長に貢献できることを伝える

英語力をアピールするには、企業の成長のために英語をどのように利用して貢献できるのかを述べることが重要になります。単に「私は英語力が高いです」と述べるだけではNGです。「私は英語力を発揮し、〇〇という分野で活躍します。それにより企業の成長に貢献していきたいと思っております」というように、企業への貢献を軸に述べることで、好印象を与えられます。

企業は、自社の発展に寄与してくれる優秀な人材を確保するために採用活動をおこなっています。そのため、企業の発展に貢献する意欲を前面に出すことで、「自社の発展のために、英語力を活かして仕事に邁進してくれそうだな」と採用担当者に思わせることができます

下記の記事では、志望動機の書き方のポイントを紹介しております。

英語をツールとして業務に活用できることを伝える

英語力を企業にアピールする場合、英語力をどのように業務に活かすのかまで踏み込んで述べることが重要になります。単に英語力を活かして活躍したいと述べるだけでは、英語が使えればどこでもいいのではないかと、採用担当者に思われてしまう恐れがあります。

「貴社の海外営業において、製品の魅力や技術力の高さを伝えるために英語力を発揮したい」と述べることで、「上辺だけでの志望動機ではなく、本当に自社を志望しているのだな」と志望度の高さを伝えることが可能になります。このように述べるためには、企業のことをよく調べておくことが大切です。企業研究を入念におこない、自身の英語力をどのような業務で役立てていくのかをイメージしましょう

下記の記事では、志望動機でやりたいことを効果的に伝える方法を紹介しております。

志望動機で英語をアピールする3つの方法

志望動機で英語力があることだけを伝えても好印象は得られません。しかし、英語を学ぶためにしてきた努力は、十分なアピール要素となるでしょう。それを志望動機に絡めるのはなかなか難しいでしょうが、うまく取り入れられると採用担当者から高評価を得られます。

ここでは、英語力を志望動機に盛り込む方法を3つ紹介します。自分に合ったアピール方法をみつけて参考にしてください。

①英語力を活かせる場面を見つけてアピールする

英語を活かしたいという内容だけでは、志望動機として弱いです。英語力を活かせる場面を自分で見つけて、志望動機に盛り込んでみましょう。

企業によって、英語が求められる場面は異なります。英語を使って海外の取引先と交渉することもあれば、取引先と自社の人間との間に立ち通訳の役割を果たすこともあるでしょう。教育の分野では、英語を教えられる人を募集する企業もあります。

志望する企業ではどのような場面で英語力が発揮できるのかを把握しておく必要があります。それを踏まえて、自分がどのように活躍できるのかをアピールしましょう。

せっかく身につけた英語ですから、上手く利用して、強い志望動機を作成してください。

下記の記事では、志望動機の作り方のポイントを紹介しております。

②努力した過程を伝える

英語力を評価ポイントとしているのは、基本的には仕事で英語を使う企業のみです。しかし英語力を身につける過程の努力は、仕事で英語が必要ない企業でも評価される可能性があります。ひとつの言語を習得するのは非常に難しいことですし、英語を身につけるためにはさまざまな努力をしなければなりません。

英語力を身につけるだけの努力や、継続して勉強をしたことなどは評価の対象になりやすいです。もちろん、すべての企業で評価されるわけではないので注意しましょう。仕事で英語を必要としない企業で英語力をアピールする場合は、過程を重視して述べることが大切です。取り組みの姿勢などを重点的に伝えていきましょう。

下記の記事では、大学時代の経験を志望動機に結び付ける際の書き方について解説しております。

③英語を話せるようになってよかったことを伝える

志望動機で英語力をアピールする際は、「英語を話せるようになってよかったこと」を混ぜると、より具体性が増します。英語を話せるようになってからできたこと、よかったと感じたことを、エピソードとして盛り込みましょう。

志望動機にエピソードを追加し具体的な内容にすると、説得力を持たせることができます。日常会話レベルの英語が身についていることを、採用担当者に信じてもらえるでしょう。エピソードの内容例としては、「外国人の道案内ができるようになった」「さまざまな国の人との会話を通じて視野が広がった」などが挙げられます。

とくに外国人との会話などのエピソードは、日常会話レベルの英語力がなければ成り立たない経験であるため、高評価が得られるでしょう。思いつかない場合は、自己分析をして過去を振り返ってみてください。

下記の記事では、エントリーシートの志望動機の書き方について解説しております。

今の時期に「強みや適職」を知らないと
優良企業に内定できない

就活が本格的に始まる前の今の時期、自分の強みや適性を把握するために自己分析をする必要があります。

もし自己分析をしていないと、自分に合った企業が分からず、企業選びに失敗してしまいます。そうなると入社後やインターン中にミスマッチが生じたり、そもそも選考を突破できないケースが多いです。

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志望動機で英語をアピールする例文4選

志望動機で英語力について取り上げる場合は、単に英語ができることだけをアピールするのはNGです。英語が話せることで得た経験や、英語力を発揮できる場面をプラスアルファで伝えるようにしましょう。

ここからは、こうしたプラスアルファの部分を、どう志望理由に盛り込んでいけばよいのか、また面接官の印象に残るためにはどうしたらよいのかを、例文を通して説明していきます。

例文①英語を習得した努力をアピールしている志望動機

貴社の営業業務で、私の英語力を発揮して商品の魅力を伝えたいと考え、志望いたしました。
私は高校生のとき英語が苦手でした。英語力の無さが原因で大学受験に失敗した経験もあります。そこで苦手な英語を克服すべく、大学では自主的に英語を学ぶ努力をしてきました。短期留学に参加したり、留学生の友人と交流し日常的に英語で会話をしたりして勉強を続けました。その結果、今では英語で日常会話が話せるようになり、英語検定準1級を取るまでに克服しました。
入社後は、この英語力を存分に発揮させたいと考えております。日ごろ使用している貴社の商品は、使い勝手がよく私の生活には欠かせないアイテムです。その魅力を私の英語で海外の取引先に伝えていきたいです。

この例文では、英語力だけではなく、プラスアルファで苦手なものにも立ち向かう努力家であることをアピールできています。こうすることで英語力に頼りすぎない、オリジナリティのある志望動機にすることができます。また、入社後どのような分野で活躍したいのかを伝えることで、より熱意の伝わる内容になるでしょう。

下記の記事では、志望動機の締めの書き方について解説しております。

例文②複数の言語が話せることをアピールしている志望動機

海外に事業を展開する貴社で、更なる事業展開に貢献したいと考え志望しました。
私は語学を学ぶことが趣味です。語学を学ぶことで、自身の価値観や世界観が広がるからです。これまでに英語、ドイツ語、中国語の3ヶ国語を学習してきました。社会に出た際も、世界観を広げるために、海外事業に携わりたいと考えております。
貴社はグローバルに展開する企業で、アメリカやドイツ、中国など各国で積極的に現地採用をおこなっていると伺いました。私の語学力を貴社の海外事業部で活かし、各国の現地社員と本社との架け橋的役割を果たしたいです。それにより貴社の成長に貢献していきたいと考えております。

この例文では、さまざまな語学に対して意欲的に勉強に取り組んできた勤勉さと、英語以外の言語も話せるというアピールができており、他の就活生と差別化が図れます。英語以外の語学も習得しているのであれば、そのことを前面にアピールしてよいでしょう。

下記の記事では、志望動機が書けない場合の対処法を紹介しております。

例文③実践的な英語力をアピールしている志望動機

私は英語を学ぶため、海外へ留学した経験があります。この経験は貴社の海外業務でも役立つと考え、志望しました。
留学先では、日本語は一切使用せず、英語のみで生活するようにしていました。当初は英語での意思疎通が難しく挫折しそうになりましたが、「1週間で3人の友人を作る」という目標を立て努力を続けたことで乗り越えることができました。加えて、週に1回はクラスメイトと英語でディスカッションをする機会を設けました。その結果、今では実践的な英語が身についています。
この実践的な英語力は、新規開拓を目指す貴社の海外業務で役立つと考えております。

この例文では、外国人と討論できるレベルの英語が身についていることをアピールしています。また、そのレベルの英語力を習得するための努力も伝えられています。

実践的な英語が身についていることは、海外進出を狙っている企業から高い評価を得られます。積極的にアピールしてみましょう。

下記の記事では、志望動機の文字数の目安について解説しております。

例文④英語力と行動力をアピールしている志望動機

英語力と行動力を活かして働けると考え、貴社を志望しました。
私は学生時代バックパックを通じて、英語力を鍛えてきました。バックパックで得たものは2つあります。1つめは、実践的な英語力です。バックパックでは頼れる人がいません。また、英語を話さなければ言葉が通じない環境です。こういった環境の中で、いわゆる受験英語とは違った生の英語を身につけることができました。2つめは行動力です。バックパックは、自分で道を切り開きます。自分の選択に責任を持って行動してきました。
この2点は、貴社の海外営業業務で、顧客にゼロからアプローチする際に役に立つと考えています。新規顧客を獲得することで、貴社の発展に貢献したいです。

この例文では、具体的にその企業のどういった業務で自身の英語を活かすことができるかが明確に書かれています。「英語を使った仕事をしたい」と抽象的に述べるのではなく、どの業務で活躍したいのかを具体的に伝えましょう。

また、英語力だけではなく行動力も備わっていることがアピールできています。採用担当者も、入社後どのように活躍してもらえるのかをイメージできるでしょう。

下記の記事では、志望動機に企業理念への共感を盛り込む際のポイントについて解説しております。

志望動機で英語力をアピールする際のNG例文

私が貴社を志望したのは、得意な英語を活かせると思ったからです。英語検定を受けようと思って努力した結果、3ヶ月で2級まで取得することができました。その後、TOEICを受検したところ、720点という成績をおさめることができました。外国人との会話も、ある程度はスムーズにできます。この英語力を、貴社で活かしたいです。

英語力をアピールする際にやってしまいがちな失敗が、「成績ばかりを伝えること」です。自分のスキルの高さを伝えようとするあまり、成績や成果ばかりを述べてしまうことがあります。それではただ経歴を述べているだけで、志望動機とはいえません。

成績や実績を述べることも大切ですが、それ以上に、入社後どのように活躍できるのかを伝えましょう。企業は自社に貢献してくれる人材でなければ採用しません。

下記の記事では、志望動機の構成のコツについて解説しております。

志望動機で英語以外の能力をアピールする際のポイント

英語以外にも、何らかの能力を発揮したいためにその企業や職種を志望することもあるでしょう。志望動機で能力をアピールする際は、ただそのことを伝えるだけではいけません。

「○○の能力を発揮させたい」と伝えても、その能力が本当に備わっているのか企業は判断できません。また、その能力が仕事に役立つのかも疑問に思われます。志望動機で能力をアピールする際は、以下のポイントをおさえましょう。

具体的なエピソードで能力の裏付けをする

アピールする能力が本当に備わっているということを、企業に証明する必要があります。能力を発揮した具体的なエピソードを述べることで、説得力を持たせましょう

エピソードの内容はアルバイトでの体験でも、留学での体験でも、サークルの体験でもかまいません。問題が発生したときに、自身の能力を発揮することでそのピンチをどのように乗り越えたのかを述べます。

具体的なエピソードを盛り込むと、話の内容にオリジナリティもでます。自身の魅力や人柄がより伝わりやすくなるでしょう。

下記の記事では、志望動機の書き出しを魅力的にするためのポイントを紹介しております。

志望企業で活かせる能力をアピールする

選考では、志望企業で活かせる能力をアピールすることが大切です。英語力のように努力の過程が評価されることもありますが、これは稀なケースです。努力が必ずしも評価されるとは限りません。

確実に評価されたいのであれば、企業で活かせる能力、仕事で活躍できる能力が備わっていると伝えることが大切です。どれだけ素晴らしい能力があっても、それが発揮できなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

英語力以外の能力でも高評価を得ることは可能ですが、その際は企業の仕事で活かせるスキルを述べることを心がけましょう。企業の求めている人材や能力をしっかりと確認しておき、それに合ったアピールができるように事前に準備をしておく必要があります

下記の記事では、志望動機に社風を盛り込む際のポイントを紹介しております。

英語力を盛り込む志望動機ではプラスアルファのアピールも大切

英語を身につけるには大変な努力が必要であるため、それを就活に活かしたい気持ちはよく分かります。しかし、ただ単に「英語を活かしたい」と伝えるだけの志望動機を作成すると、採用担当者から魅力的な人物とは評価されません。

英語力が身についていることとプラスアルファのアピールが必要になります。企業への入社意欲をアピールしたり、英語力以外の能力をアピールしたりすることで、企業にとって価値のある人材であることを伝えましょう。

志望動機には、具体的なエピソードを盛り込むことで説得力を持たせる必要があります。きっかけとなる経験を述べると、具体的でオリジナリティのある内容になるでしょう。

下記の記事では、自己PRで英語力を伝える効果的な方法を紹介しております。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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