グループディスカッション

グループワークで頻出するテーマと型を知ってスタートから他の就活生と差別化しよう|テーマごとの対策方法を隅々まで大公開!

頻出するテーマは抑えておこう!

グループワークに対しての苦手意識や得意意識は、抱く人によって違いが生まれると思います。仮に苦手だからという理由があったとしても、甘んじて不採用を受け入れると考える就活生はそうそういないと思いますので、対策法をあらかじめ自分の中で確立しておくようにしましょう。グループワークを行う企業はたくさんありますが、多くの企業が取りいれているからといって出されるテーマに偏りが無いという訳でもありません。頻出するテーマを抑えておけば対策を練る時間も方法も十分にあると思いますので、仮に無駄骨に終わってしまったとしても対策をしておくようにしましょう。

プレゼン型グループワーク

グループワークには大きく分けて2種類あります。それぞれテーマを企業の方から提供してもらうことになりますが、どういった回答や発言が求められているかをすぐに判断できるようにしておきましょう。まずはプレゼン型のグループワークに関していくつかご紹介いたします。プレゼン型と銘打っている以上、自身をプレゼンしなければ企業の方が求めている人材となり得ることができません。企業の方が求めている人材がどういった人材なのかあらかじめ企業研究の果てに深く理解した上で、自身を上手にプレゼンしていくようにして下さい。また、複数人で発言し合う形になりますので、あまりにも発言回数が少ないとそれだけで低評価の要因となってしまいます。発言力と積極性を同時に見せることができればベストです。

自由討論型のディスカッション

  • 社会人にとって大切な事は何か?
  • 良い会社とはどんな会社か?
  • 100万円を手に入れたらどうするか?

最初にご紹介するのは自由討論型のディスカッションです。面接対策においても、行う回数が最も多くなるポピュラーなグループワークと言えるのではないでしょうか。テーマとして頻出するものは上記3つとなりますが、正直グループワークに関してはテーマが重要なのではありません。ここでは自分とは違った他者の意見にも耳を傾けてまとめていく事ができるか、逆に自分の意見をきちんと述べることができるかという人間性が見られています。テーマに対して深く考えすぎず、限られた時間の中で他者の意見をしっかりと聞き全体のバランスを取るようにして下さい。自身の意見を伝えた上でリーダーシップを発揮し、会話を進めたりまとめることができれば及第点と言えるでしょう。

選択(ディベート)型のディスカッション

  • 全ての建物をバリアフリーにすべきか?しないべきか?
  • 田舎か都会、どちらに住んだ方が幸せか?
  • 年功序列制を廃止して、成果主義にすべきか?しないべきか?

次に選択(ディベート)型のディスカッションです。ディベートと言えば、人によっては中学生の頃から授業に取りいれられていた内容にもなりますが、こちらは自由討論型と違って他者の考えをまとめることはできません。というのも、回答が2パターンになりますので、いかにロジカルに意見を述べて他者を納得させることができるかという思考力とプレゼン力を見られていることになります。選んだ答えに辿り着いた理由と、その道筋を説得力のある言葉で伝える事ができれば自ずと好評価を得られます。答えに意味があるのではなく、その答えに辿り着いた理由と説得力が重要となりますので、順を追って分かりやすく説明するようにしましょう。

課題解決型のディスカッション

  • コインランドリーがもっと普及するにはどのような施策が必要か?
  • 若者の政治への関心を上げるにはどうしたら良いか
  • シャーペンを3万円で売るにはどうしたら良いか

最後は課題解決型のディスカッションになります。こちらはプレゼン型のグループワークの中で最も難しいディスカッションとなりますが、出された課題に対して解決の方法を見つけ出すと言う内容です。言葉で言い表すと簡単そうに聞こえますが、上記にあるように頻出するテーマはそう簡単に答えが出ない難問ばかりになります。「課題を解決する」というミッションがあるため、限られた時間の中でまとめなければなりません。踏んでいく手順としては、まずは課題点を洗い出し、議論する必要があるトピックスを先に洗い出す必要があります。自身だけの能力だけでは課題解決の糸口を見つけられないケースもありますので、自身の情報の選択能力や倫理的思考に加え、他者の意見を引き出す力などを見られていると考えるようにしましょう。難しいディスカッションでありながらもしっかりと課題解決の方法を見つけ出すことができれば、他のグループワークよりも面接官の目に留まる可能性は高くなると言えます。

作業型グループワーク

  • ①それぞれに道が描かれたパズルのピースが配られる
  • ②配られたピースは他の人に見せてはいけない
  • ③口頭でどんな絵が描かれているのかを伝えるのはOK
  • ④時間内に地図を完成させる

プレゼン型のグループワークに対してもう1つのグループワークですが、上記の例のように、全員で制作物に取り組む作業型グループワークもあります。ディスカッション形式と対をなす形になりますが、完全に仲間と協力しなければ完成しないため、チームワーク力や傾聴力を見られていると考えるようにしましょう。自身の意見や発言に説得力を持たせるグループワークとは、趣が異なるグループワークとなります。協調性を持って、初対面の人とでも円滑にコミュニケーションを図ることができるという点をアピールするようにして下さい。また、時間制限内に完成させなければならないので、時間配分も重要となります。作業に没頭しすぎることの無いように、広い視野を持って作業完遂を目指すようにして下さい。

ディスカッションの基本的な進め方とコツ

ここまでの見出しでは、ディスカッションで頻出するテーマをご紹介してきました。出題されそうなネタを知っておくというのはもちろん大切なことではありますが、それだけでは選考を通過することはできません。ディスカッション試験をパスするためには、その進め方と取り組み中の立ち振る舞いを熟知しておく必要があります。そこでここでは、ディスカッションの基本的な進め方と、議論を円滑に進めるためのコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ディスカッションの進め方

グループディスカッションは、以上の流れで進めていきます。一部この流れでは進められないものもあるのですが、討論系のものは基本はこの進行を意識するようにしましょう。なお、上記の表中にある「%」は、制限時間をどう割り振るべきかという目安です。

まずはじめに行うべきなのが「定義づけ」です。ここで条件などを共有しておくことによって、話がわき道にそれるのを防ぐなど、無駄な時間の消費を抑える役割を果たしてくれます。

それが終われば、今度は意見を多く出していきます。とはいっても、ここに時間を使いすぎるとまとめが弱くなってしまいますので、時間を定めるようにしてください。まとめの後、プレゼンの準備の時間を作るというのもポイントです。発表前に練習をしておくと、より効果的に自分たちの意見を伝えることができるでしょう。

議論を円滑に進めるためのコツ

ディスカッションの場では、積極的に発言することを意識してください。まったく発言しないと、試験の担当者も判断のしようがありませんので、評価は「論外」となってしまいます。グループでの話を円滑に進めるためには、話しやすい環境を整え、皆が納得できる答えにたどり着かせるというのがポイントです。

どれだけ自分の思っていることとは違う意見が出たとしても、それを否定してかかるようなことはしてはいけません。また、まったく発言をしていないメンバーにも積極的に話を振るようにしましょう。話しづらそうなら「はい・いいえ」で答えられる問題を投げかける程度でも構いません。また、「グループの全員が納得できる答えになっているか」というのも担当者から見られている点なので、多数決はしないようにしてください。

コミュニケーション能力を見せる

2種類の異なるグループワークをご紹介いたしましたが、実際内容が異なるとはいえ共通して重視される能力は他者との協調です。その協調性、コミュニケーション能力を十分に見せることができるかどうかによって企業担当者の心証は変わってくると言えるでしょう。自身ではコミュニケーション能力に長けていると思っていても、コミュニケーション能力があるかどうかは第三者が判断するもので、客観的な目でしか分からない部分があります。つまり、実践を通して面接官にアピールできる数少ないチャンスであると考えるようにしましょう。グループワーク自体に苦手意識を持っている=コミュニケーション能力に乏しい人間とみられてしまいますので、マイナス要因を少しでも減らしておくことができるよう対策と練習を欠かさないようにして下さい。

型によって人事が重視する観点が違う

型によって面接官が重視しているポイントが異なるので、型ごとに要点を抑えておくようにしましょう。出されたテーマの内容を聞けば自ずと、どの型に当てはまるか分かるようになります。出されたテーマで瞬時に型を判断し、重視されるポイントを意識しながらあらかじめ練っておいた対策を実践するようにして下さい。大前提としてコミュニケーション能力は必要となりますが、それだけで事足りる程グループワークは簡単なものではありませんので、用心するに越したことはないと考えるようにしましょう。

過去のテーマをリサーチしよう!

上記でご紹介してきたテーマもある程度頻出されるテーマと言えますが、多くの企業が趣向を凝らし、臨機応変に対応できるかどうかを見る傾向もあると思います。マニアックなテーマを出す傾向にある企業もありますし、オリジナルなテーマを出してくる企業も存在することでしょう。全てのテーマを網羅することや、覚えるのは大変になります。最低限志望している企業のOG・OBや、大学内にある情報を駆使して、過去にどんなテーマが出題されたかをリサーチしておくのも重要です。予習してきたと感じられる点があったとしても、それだけ真剣に企業へ就職したいと考えているということになりますので、リサーチが裏目に出ることは無いと考えて良いでしょう。

ぶっつけ本番は絶対にNG

口が達者な方や応用力のある方は特に、リサーチすることも準備することも無くグループワーク本番を迎えたりもしますが、高確率で面接官の方の心証は悪くなると言えるでしょう。グループワークは簡単なものではないので、ぶっつけ本番で挑むのは絶対にNGだと覚えておくようにして下さい。多少億劫に感じられたとしても手を抜くこと無く真剣に取り組むようにしましょう。人気の企業であればあるほど採用人数は限られるので、その分不採用を通達される方もでてくるので、後悔することの無いように最善を尽くすようにして下さい。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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