面接対策
【面接結果が不採用のときは連絡が遅い?】問い合わせ方と例文を紹介
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目次
結果連絡がくるのは翌日~2週間後が多い
企業によって選考結果が出るタイミングは異なります。一般的には、結果連絡は選考の後、2週間以内にくることが多いです。選考結果を学生に伝えるために、企業は合否を決定するだけではなく、役員の承認を得て事務手続きをする必要があります。
そのため、企業によっては結果連絡をするまでに、長い期間を要することもあるでしょう。結果連絡を待つ間は、不安で時間が長く感じる人も多いです。そのような時間が続けば、大きなストレスとなってしまいます。
少しでも不安を解消できるように、本記事では、なかなか結果連絡がこない場合に考えられる原因を説明していきます。
結果連絡が遅い理由5つ
最終面接の結果を待つ間、自信がある人なら落ち着いて過ごせますが、少しでも不安がある人は待つ時間が非常に長く感じます。不安な気持ちがある人は、最終面接の結果が遅い理由を知ることで心に余裕を持たせましょう。
悪い考えばかりを巡らせても、結果が変わることはありません。企業側の都合などを考慮して結果が遅いことを受け入れることで、連絡を待つ間自分にできることを探しましょう。
①応募者が多い
結果連絡が遅い場合は、応募者が多いという理由が考えられます。応募者が多いとその分選考が長引き、ひとりひとりの評価をみて判断するため時間がかかります。
これは、採用人数が多い企業によくみられるパターンです。応募者が多いと面接官などの選考に関わる人数も多くなるため、社員のスケジュール調整も難しくなります。
最終的な決定を下す際は上層部の承認が必要であるため、書類の手続きが滞っている可能性も高いです。とくに大企業は手続きに必要な過程が多く、数日では完了しないケースがよくみられます。
②採用以外の仕事が忙しい
結果の通知を担当している社員が、採用以外の仕事で忙しいという場合もあります。企業の人事担当者は採用以外の業務も任されているケースが多いため、採用だけに注力するのは難しいです。
「最終結果の連絡をするだけなら早くしてほしい」と思うでしょうが、結果を通知するためには、さまざまな事務手続きを済ませておく必要があります。
また、結果を送るためにも、メールの作成が必要です。内定を出してしまうと、企業は簡単に内定取り消しができません。そのため、通知メールの作成も、担当者からすると負担の大きな業務であるといえます。
③内定を出すかどうか迷っている
企業が内定を出すかどうか迷っているために、結果連絡が遅くなることもあります。例えば評価が同程度の就活生が複数いる場合は、最終的に誰に内定を出すかの判断に時間がかかるでしょう。
企業に決定的な採用基準があればスムーズに進みますが、選考に関わる人が意見を交換しながら決めていくことも少なくありません。
企業は採用活動に膨大な時間と労力を費やしているため、人材の見極めは慎重におこないます。最終面接の結果連絡が遅くても、こうした企業の考えを理解することで心に余裕を持つことが大切です。
④実は不合格が決定している
これはよい理由ではありませんが、不合格が決定しているために結果連絡が遅くなることがあります。企業が結果を連絡するのは、基本的に合格者が先です。
合格者への連絡をできる限り早くおこなうことで、入社してほしい優秀な人材が他社へ流れることを防ごうとしています。企業によっては、最終面接の当日に合格者へ連絡をすることも少なくありません。
内定の連絡が遅れると、就活生が他の企業から先に内定をもらって入社を決める可能性が出てきます。つまり辞退される確率が高くなってしまいます。そのため、不合格者への連絡を後回しするケースが発生します。
⑤辞退枠を埋めるためにキープされている
内定辞退者が出たときの補欠として、キープされている可能性もあります。企業は、採用する人数をあらかじめ決めて採用活動をおこなっています。そのため、内定辞退者数を考慮して、採用予定人数より多めに内定を出すのが一般的です。
合格者に連絡をして、その場で辞退されることももちろんあります。そのような場合は、内定を出すか迷っていた就活生を採用します。
就活では、失敗したと思っていた選考に合格する人もいます。不安要素を抱えていても、諦めてマイナスな感情を持たずに、前向きな気持ちで取り組みましょう。最後まであきらめないことが大切です。
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面接官が出す不採用のサイン5つ
面接は、筆記試験と違い明確な正解がないため、終了後自己採点ができません。結果を待っている間、面接官の質問や自分の受け答えを振り返り自問自答することもあるでしょう。
しかし、自分にとって正解の受け答えでも面接官にとっては不正解であることもあります。面接官は、ふとした態度や言葉から「不採用のサイン」を出しています。結果が気になって仕方がないという人は、面接官が出す不採用のサインがなかったかを振り返ってみましょう。
①質問に答えても反応が悪い
面接官が出す不採用のサインのひとつめは、質問に答えても反応が悪いことです。一般的に、採用の判断は時間をかけて慎重におこなわれます。しかし、不採用の判断は面接の序盤で決まることも多いです。
基本的に、面接官が面接中に不採用を言い渡すことはありません。しかし、面接官によっては、いったん不採用を決めてしまうと途端にその学生から興味を失くしてしまうことがあります。
そのような場合は、当初から予定していた質問を機械的に進められることになります。そのため質問に答えても反応が悪いときは、不採用のサインである可能性が高いです。
②メモを取らない
メモを取らないことも、不採用のサインのひとつです。多くの面接官は、面接で収集した情報をもとに協議して合否を決定します。
面接中の学生の受け答えや態度は判断材料となるため、面接官はメモを取ることで正確な情報を残そうとします。しかし、面接中に不採用の判断をしてしまった学生に対しては、これ以上、判断材料となる情報を収集する必要がありません。
面接官が途中から一切メモを取らなくなった場合は、不採用のサインである可能性が高いです。ただし、社長や役員がおこなう最終面接や、候補者が極端に少ない面接ではこの限りではありません。
③アピール内容を否定される
アピール内容を否定することも、不採用のサインである可能性があります。面接にはさまざまな形式があり、ケース面接、圧迫面接など学生にとってプレッシャーのかかるものもあります。なかには、質問に対する答えをわざと否定することで学生がどのような反応を示すのかを観察する手法もあります。
しかし、質問に対する回答ではなく、自己PRや志望動機など、企業に対するアピールそのものを否定されてしまった場合、不採用のサインである可能性が高いです。
自己PRや志望動機は、学生にとっては企業選びの軸を示すものです。企業にとっては選考の軸と言っても過言ではありません。もちろん、中には意図的に否定的な態度をとって学生の志望意欲を評価することもあるため、決めつけて気落ちする必要はありません。
④質問に対する回答が大まか
質問に対する回答が大まかであることも、不採用のサインのひとつです。面接の最後には、逆質問の時間が設けられることが多いです。これには、学生の志望意欲を確認するとともに、疑問を解消してミスマッチを防ぐ目的があります。
面接中に不採用の判断を下した学生の場合は、採用後のミスマッチの心配がないため、逆質問で大まかな回答をする面接官もいます。逆質問をしても大まかな回答しか得られないと感じた際は、不採用のサインである可能性が高いです。
⑤仕事に関係のない話題が多い
面接官が仕事に関係のない話題をよく振ってくるときも、不採用の可能性があります。「面接で楽しく会話が弾んだのに不採用だった」「厳しい話ばかりだったので不採用を覚悟していたら採用された」という声を聞いたことがある就活生は多いでしょう。
面接官は面接中に不採用の判断をした場合、趣味や特技の話題など、仕事や評価とは関係のない話をすることがあります。これは、採用を決めた学生に対して、これ以上評価をする必要がないためです。盛り上がる話題で会話を弾ませることで、企業イメージを損なわないようにする狙いもあります。
自分では手ごたえを感じていても、不採用となる可能性は十分にあるため注意が必要です。
面接力診断を試してください。
面接力診断はもう試しましたでしょうか?就活では、面接での印象が大きなポイントとなります。自信がないまま本番を迎えてしまうと、理由がわからないまま選考に落とされてしまいます。。
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面接の結果連絡が遅いときにしておくこと
面接を受けてから採用の通知が来るまでの期間は、一般的には翌日~2週間程度です。しかし、企業によって違いがあるうえ、状況によっては通知が遅くなる可能性もあります。志望度が高い企業ほど、結果を待つ期間が長く感じられるでしょう。そこで、面接の結果連絡が遅いと感じた際にしておくべきことを整理しておきます。
不採用を想定して新たな受験企業を探す
面接の評価は、基本的には一定の水準を設けたうえでの相対評価となります。つまり、優秀な人でも、それ以上に優秀な人物がいれば内定を勝ち取れないこともあります。
そのため、就活の選考結果に絶対はないといえます。万が一に備え、第一志望の選考が終わっても、結果が出るまで就活を進めておきましょう。
面接を受けた企業が不採用になってから次を探していては、チャンスを失うことにもつながりかねません。面接後は気持ちを切り替えて、新たな受験企業を探すなどの行動を始めておきましょう。
採用担当者が話した期間は結果を待つ
面接の最後には、「結果は〇日後を目途にご連絡します」など、返答期日を伝えてくれる企業もあります。企業へ合否結果の問い合わせをすること自体は問題ありません。しかし、提示された期間は待つ姿勢が大切です。
志望意欲が高い企業ほど結果を待つ時間が長く感じるでしょう。しかし、1日でも早く結果を知りたいと期日前に問い合わせをしてしまうと、心証を悪くすることがあるので注意しましょう。
志望度の低い会社から内定が出ても安易に入社を決めない
第一志望の企業からの結果連絡を待つ間に、他の企業から内定通知を受けることもあります。このとき、安易に入社を決めないようにしましょう。
早く就職活動を終わらせたいと考える就活生は多いです。しかし、最初に内定通知が出たからと入社を決めてしまうと、入社後に後悔する可能性が高くなります。内定を出してくれたことに感謝しつつ、第一志望の企業の結果がでるまで返事を待ってもらうように交渉することがおすすめです。
「他にも選考が進んでいる企業があるため、その結果を受けて決断したい」と正直に申し出れば、返事を待ってくれる企業は多いです。焦って決断を急がないようにしましょう。
面接結果の問い合わせ方法と具体例2つ
1社に絞って就職活動をおこなっている方よりも、何社かを併行して活動している方のほうが多いでしょう。なかなか結果の連絡が来ないため、他社から内定が来ても先へ進むことができない、と困るケースは少なくありません。
企業に問い合わせて面接の結果を知ることが出来たら、そのあとの予定も組みやすくなります。しかし、問い合わせ方法を間違えてしまうと、失礼にあたり悪い印象を与えてしまうこともあります。面接結果の問い合わせは、慎重におこないましょう。
面接の結果を問い合わせるタイミングについては、下記の記事で解説しています。
問い合わせ例①電話
採用担当者
この度は、選考の合否についてお電話いたしました。結果を〇日にご連絡いただけるとのことでしたが、現時点でお返事を頂戴しておりません。お忙しいところ恐縮ですが、いつ頃結果が分かるのか教えていただけないでしょうか。
就活生
電話で問い合わせるときは、相手に時間をとらせてしまうことになるため、慎重におこなう必要があります。遠回しに話すのではなく、相手に伝わるように的確に話しましょう。
また「結果がいつ頃でるのかを教えていただけますでしょうか」というように、結果ではなく、結果がわかる日程を聞くとよいです。結果を問いただすよりも、相手に与える印象がきつくなりません。
会社の都合によって合否の判断が遅れていることもあるため、問い合わせの仕方によっては、採用担当者がもつ印象にマイナスな影響を与えてしまいます。丁寧で誠実な対応を心がけましょう。
面接の結果を問い合わせる際の連絡方法について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
問い合わせ例②メール
【件名】
最終面接の選考結果の問い合わせ(○○大学 ○○○○)
【本文】
株式会社○○ 〇〇部 ◯◯様
いつもお世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。
先日は貴重なお時間を頂戴し、
面接の機会をいただけたことに心より感謝申し上げます。
〇月〇日の面接結果につきまして、
いつ頃ご連絡をいただけるかをお教えいただきたく、
本日ご連絡をさせていただきました。
ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
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○○大学○○学部○○科 ○○○○
Email:*****@****
電話:○○○-○○○○-○○○○
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企業に採用結果を問い合わせるときにおすすめの方法は、メールでの連絡です。問い合わせに対して、企業の都合のよいタイミングで返事をすることができるためです。
メールで問い合わせる際も、結果を聞くのではなく、結果がでる日程を聞きましょう。また、面接をしていただいたことへのお礼も述べると印象がよくなります。件名は、分かりやすく簡潔に書きましょう。
問い合わせる場合の注意点について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
面接の結果連絡が遅いときは問い合わせをしよう
面接の結果連絡が遅い原因はいくつか考えられます。すぐに落ちたと決めつけずに、前向きな気持ちで就職活動を続けましょう。
結果が分かるまでは不安になるでしょうが、そこで就活が滞ってしまってはいけません。万が一、選考に落ちていたときに取り返しのつかないことになるでしょう。結果を予想するのではなく、次の選考に向けて気持ちを切り替える必要があります。
また、あまりにも連絡が遅い場合は、企業に問い合わせをしても問題ありません。その際は、企業に失礼のないように注意しましょう。誠実な対応で問い合わせれば、企業もいつまでに結果が分かるのかを説明してくれることが多いです。
最終面接の結果の問い合わせ方法は、下記の記事でも詳細を説明しております。
就活生