面接対策

【公務員の面接で受かる人と落ちる人の特徴】合格するための対処法

公務員試験を突破するには

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公務員は人気の就職先のひとつであり、毎年志望する人は非常に多いです。しかし、志望した人全員が就職できるわけではなく、当然受かる人、落ちる人が出てきます。公務員試験は難関のため、攻略するにはしっかりと対策しなければなりません。事前対策が合否を分けるといっても過言ではなく、どれだけ念入りに正しい方法で対策ができたかが重要です。

ここでポイントなのが、単に試験に試験に向けた対策をするということではなく、正しい方法での対策が大切という点です。方法を間違えると、どれだけ念入りに対策しても成果を発揮することは難しいでしょう。公務員試験に受かる人はどのような対策をしているのか、合格する人の特徴を踏まえて、試験に向けた準備をすることが大切です。

公務員の面接に受かる人の特徴

公務員試験で特に難関になりやすいのが面接です。公務員試験は1次が筆記、2次が面接となっており、面接で不合格になる人は少なくありません。1次に受かったなら、2次で落ちても翌年は筆記試験免除で面接からスタートできますが、一発で合格できるならそれに越したことはないでしょう。面接に受ける人には共通した特徴があり、その特徴こそ公務員試験でチェックされているポイントです。受かる人の特徴を知り、公務員には何が求められているのかを理解しましょう。

①真面目・誠実

公務員の面接に受かる人は、真面目や誠実な人が多いです。公務員は公に尽くす仕事、つまり、国民や地域住民への貢献が求められる仕事です。人々の生活に関わる仕事も多いため、どのようなことでも真面目に取り組み、誠実な対応ができる人でなければなりません。公務員の態度が悪いと、国や自治体、公共機関に対する不満が募り、信用もなくなってしまいます。

真面目であること、誠実であることは、公務員になるための基本条件ともいえるため、面接ではこれらをアピールしなければなりません。真面目さや誠実さは、面接中の発言の端々や仕草などからも見てとれます。不真面目、不誠実と思われることのないよう、一挙手一投足にまで注意を払うことが大切です。

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②身だしなみが整っている

身だしなみが整っていることも、公務員試験に受かる人に共通する特徴のひとつです。身だしなみは第一印象を左右する重要なポイントであり、ぱっと見ただけでその人の評価が決まることも少なくありません。例えば市役所の窓口に2人の人がいて、1人はきちんとスーツを着ている、もう1人はTシャツに半ズボンというラフな格好なら、どちらが信用できそうでしょうか。

多くの人はピシッとスーツを着こなしている人を信用し、真面目や誠実などの印象を抱きます。面接ではスーツを着るのが一般的ですが、どのように着こなしているかで印象は変わります。ただスーツを着るだけではなく、正しく着こなすことが大切なため、スーツの色や柄、シャツ、細部のアイテムから汚れやしわなどがないかも確認しましょう。

③やりたいことが明確

公務員を志望する理由は人によって違い、やりたい仕事も異なります。しかし、面接に受ける人はやりたいことが明確という点では共通しており、公務員になって成し遂げたいことを具体的に思い浮かべておくことが大切です。ただ公務員になりたいとアピールした場合、なぜ公務員になりたいのか、公務員になって何がしたいのかが分かりません。

仕事への意欲が把握しづらいため、就職意欲が低いと判断され、マイナス評価になることが多いです。対して高評価を獲得する人は、就職後に目を向けたアピールをし、仕事への意欲の高さを分かりやすく伝えています。将来のビジョンが明確かどうかは評価されやすいポイントのため、面接に向けて就職後の具体的な目標を考えておくことが大切です。

公務員の面接に落ちる人の特徴

公務員の面接に落ちる人の特徴

公務員試験を突破するには、受かる人の特徴だけではなく、落ちる人の特徴を知ることも大切です。どのような人がマイナスの評価を受けるのかを把握することで、面接時に気を付け、減点対象にならずに済みます。落ちる人の特徴に当てはまる部分があるなら、面接に向けて改善を試みることも大切です。落ちる人の特徴を知り、減点されるポイントもきちんと把握しておきましょう。

①信用に欠ける

公務員の面接で落ちる人は、信用に欠けることが多いです。公務員は真面目さや誠実さが重要視される仕事なだけに、信用力は特に重要視されています。公的な機関で働く人にとって信用はもっとも重要なものであり、これに欠けると判断されるのは致命的なマイナスになると考えましょう。

信用できるかどうかは、面接中を通して判断されており、少しでも信用に欠けると思われると一気に評価は下げられます。面接での受け答えに一貫性がなかったり、言葉遣いが正しくできていなかったりすると、信用を欠きやすいため注意が必要です。また、どのような理由でも時間に遅れるようなことがあると、信用を大幅に下げてしまうことは理解しておきましょう。

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②志望動機が弱い

志望動機が弱いことも、公務員の面接で落ちる人に共通する特徴です。公務員は仕事の条件のよさ、とりわけ安定性の高さから人気があります。しかし、安定しているからという理由を面接でアピールする志望動機にするのはNGです。公務員でなければならない別の理由を考えなければなりません。

安定性を理由に志望した人にとって別の理由を考えるのは難しく、ここでつまづく人は多いでしょう。条件面から仕事を探すこと自体は間違っていませんが、面接で高評価を獲得するには、何か別の理由を用意し、面接官が納得できるものを提示しなければなりません。志望動機をきちんと固められていないと、条件だけで志望したと思われ、評価を下げられやすいことは理解しておきましょう。

③自己PRが不十分

公務員の面接では信用できる人間であること、仕事への意欲が高いことを示すことが大切ですが、それだけではなく明確な採用メリットも提示しなければなりません。自己PRが不十分で採用メリットが上手にアピールできていないことも、面接で落ちる人の特徴です。信用度が高く、仕事にも意欲的なのは大切ですが、実際に仕事をする上では、きちんと能力を発揮して、仕事を完遂できなければなりません。

特に公務員の場合は税金から給料が支払われているため、国民の不満を招かないためにも、本当に仕事で活躍できる人を採用する必要があります。いわば税金というコストをかけてでも採用したいと思わせることが大切で、自己PRのアピール力が弱いと採用の意思決定にまでは届きません。

公務員試験を突破するには

公務員試験を突破するには、受かる人と落ちる人の特徴を踏まえた上で、適切な対策に取り組むことが大切です。何が評価されるのか、マイナスになる点はどこなのかを把握することで、対策への取り組み方も違ってくるでしょう。また、試験本番でどのように振る舞うかも重要です。特に、面接の場合は受け方次第で評価は大きく変わります。難関の公務員試験を突破するにはどのようなことを心がけるべきか、事前の対策と本番での取り組み方の両方を考えましょう。

まずは筆記試験の対策

公務員試験を突破するには、まずは筆記試験の対策を入念におこなわなければなりません。筆記試験を攻略しないことには、面接に進むことはできず、就職を勝ち取ることは不可能です。面接では仮に能力が劣っていても、人柄でカバーして高評価を得られることもありますが、筆記試験は完全実力勝負です。

能力や人柄などは関係なく、点数だけで合否が決定するため、合格ラインに乗るようとにかく念入りに勉強する必要があります。公務員試験の筆記は非常に難易度が高いため、かなり前もって勉強を始めておかなければなりません。試験前に詰め込んでも当然対処できる量、難易度ではないため、公務員を目指すと決めた段階で、勉強をスタートさせましょう。

面接はコミュニケーションを意識する

面接では自分の魅力を売り込み、採用メリットを提示することが大切です。上手に売り込んで高評価を獲得するには、面接官とのコミュニケーションを意識しましょう。ただ一方的にアピールするだけでは魅力が伝わりづらく、評価もされづらいです。人の話を聞かない、自分勝手などの印象を与えてしまう場合もあり、不誠実だと思われかねないため注意しなければなりません。

面接官との会話を意識することで、コミュニケーションが取りやすく円滑なアピールができます。相手の話を聞いた上で自分を表現する姿勢を見せることで、真面目さや誠実さも伝わり好印象が獲得できます。印象をよくした上で採用メリットを提示すると、より高い評価に繋がりやすいでしょう。

インターン参加もおすすめ

公務員試験をスムーズに突破したいなら、事前にインターンに参加するのもおすすめです。インターンに参加することで公務員の仕事への理解が深まり、面接の対策にも役立てられるでしょう。公務員=役所や公的な機関での仕事とイメージする人は多いですが、実際に何をしているか、どのような領域で働いているのか具体的に理解できている人は少ないです。

仕事への理解が曖昧だと、明確な志望動機を考えるのが難しく、将来のビジョンも思い浮かべづらいです。インターンで仕事を知り経験することで、より具体的なビジョンがイメージしやすく、志望動機も考えやすくなります。仕事への理解が深まることで、どのような能力が必要かも分かり、自己PRの題材を決める際にも役立つでしょう。

面接を突破して憧れの公務員になろう

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公務員試験は筆記試験と面接の2つで構成されていますが、特に難しいのは面接です。筆記試験はしっかり勉強し、高得点さえ獲得できると突破できますが、面接はそれほど単純ではありません。面接では人としての信用度や仕事への意欲、公務員になって本当に活躍できるかなど、複数の観点から評価され、合否が決定します。

何かひとつが突出しているだけではだめで、全体的にバランスよく評価されなければなりません。高評価を獲得するには、公務員とはどのような仕事なのかを正しく理解し、公務員ならではの性質に合ったアピールを考えることが大切です。受かる人と落ちる人両方の特徴も参考にしながら、本当に評価されるのはどのような人なのかを考え、公務員試験の突破を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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