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性格適性検査とは?性格診断をする目的と今日からできる問題対策

性格適性検査には正直に答えよう!

「性格」や「適正」という言葉から、自分がこの企業に性格的に向いている・この仕事に適性があると思われるような回答をしなくてはならないと、ついつい企業に合わせた回答をしなければと考えてしまいがちです。しかしそれは、やめましょう。なぜなら適性検査は嘘をついているとそれがわかるような仕組みになっているからです。

例えば、前半で出てきたものと同じような質問が後半にも出てきたり、質問内容は一見違っていても同じ意味のことを聞いているといった質問も多く、回答に一貫性がないと嘘をついていると判断されやすくなっています。また、設問数もかなりの数量なので一つ一つに塾考して辻褄を合わせながら回答ができないようになっており、どんどん回答していかないと最後までたどり着きません。そのためまずは考えすぎず、素直にどんどんと答えていくことを心がけましょう。

性格適性検査とは

ひとことで性格適性検査と言われますが、実はいくつもの種類の検査があります。SPI、玉手箱などはよく知られている性格適性検査で、多くの企業が採用しており、皆さんも何度か受験したことがあるかと思います。マークシート式で回答したり、WEB上で受験したり、会場で受験したりと、様々な受験方式があります。

性格適性検査を開発している企業は多くありますので、SPI、玉手箱以外の性格適性検査を採用し、新卒採用の選考過程で実施している企業もあります。色々な種類の性格適性検査が存在しますが、検査の本来の目的はその人の人となりを知るためですので、一貫性のある回答をするようにしましょう。また、素早く回答していくことが求められます。

①SPI

多くの企業が採用している「SPI」について解説していきます。SPIとはリクルートキャリアが開発した性格適性検査です。正式名称はSynthetic Personality Inventory、日本語では総合適正検査といいます。SPIの分野は大きく2つあり、1つ目の分野は能力検査、2つ目の分野は性格検査となっています。能力検査では、社会人として働くうえで必須とされる基礎的な知識と能力を検査します。一方、性格検査は人となりを知るための検査となります。

受験方式は主に3つあります。現在ではあまり見られませんが、マークシート式で回答する筆記タイプ、自宅で受験できるWEBテスト、「テストセンター」と呼ばれる会場に行きパソコンで受験をする方式です。ちなみにテストセンターの受験結果は他社選考にも使い回しが可能な場合もありますので、覚えておくとよいでしょう。

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②玉手箱

次は「玉手箱」について解説します。SPIの次に導入している企業が多いといわれています。玉手箱はSHL社が開発したWEBテストです。自宅のパソコンで受験するか、テストセンターに出向いて受験するかの2つの方法で試験を受けます。玉手箱の試験内容の分野は大きく3つあります。計数理解、言語理解、英語理解です。数学、国語、英語が主な試験分野であるため、対策と傾向をしっかり意識したうえで勉強をしてください。

また、問題を解く正確性とスピードが求められるテストになっていますので、銀行や証券会社、コンサルティング会社などが採用しているケースが多く見受けられます。自宅で受験する分には電卓を使用してもよいので、問題をサクサク解くためにも、必ず電卓を準備してから受験をしましょう。

③その他

さて、SPI、玉手箱について解説をしてきました。性格適性検査の全体像はつかめましたでしょうか。実は他にも性格適性検査には種類があります。CAB、TG-WEBという名称の検査も存在するのです。

CABは、玉手箱と同じSHL社が開発したWEBテストです。こちらは受験対象者が決まっていて、主に技術職、SE、プログラマーなどのIT業界の職種向けのものとなっています。試験内容も専門分野に近いものとなっており、技術職における考え方や性格、知識を検査することに優れています。試験項目は法則性や命令表、暗号などです。IT企業に就職したい方は要チェックです。

TG-WEBは、ヒューマネージ社が開発したWEBテストです。非常に難易度が高く、事前に勉強しておかないと解くことは難しいといわれています。試験項目は、数学、国語、英語、性格検査であり他社のテストとは大きく違わないのですが、出題される問題が難解傾向にあります。出題傾向や問題の解き方を練習すれば、ある程度スピード感をもって問題を解くことができるため、選考過程にTG-WEBがある場合は対策が必要です。

性格適性検査の問題例

それでは実際に、性格適性検査ではどのような問題が出題されるのか、問題例を紹介します。あらかじめどのような問題が出題されるのかを知っておくだけで、受験に対する取り組み方に少しでも余裕が出ます。選考に進むためにも、今からしっかり対策をしましょう。

■あてはまる・あてはまらないを選択する問題

回答選択肢
・あてはまる
・どちらかといえばあてはまる
・どちらかといえばあてはまらない
・あてはまらない

Q、冗談をよく言うほうだ

冗談をよく言う人物というのは、場を盛り上げることが得意でコミュニケーション力が高い人物であると想定できます。反対に、場を盛り上げることが苦手であり引っ込み思案であるという人は、黙々と作業する業務や、アナリストに向いているタイプといえます。

Q、物事を深く考えすぎる傾向がある

法則に則って推測する職業や、論理的に思考することが求められる職種を希望する方は「あてはまる」を選択するとベターです。SEや技術職の方は必要とされる性格の傾向です。

■ A・Bのいずれかを選択する問題

回答選択肢
・Aに近い
・どちからといえばAに近い
・どちからといえばBに近い
・Bに近い

Q、A・優しさがないのはよくない B・矛盾はよくない

この場合は、Aの「優しさがないのはよくない」を選択すると、調和を重視するタイプと捉えられます。Bの「矛盾はよくない」を選択すると、合理的に判断するタイプと捉えられると考えられます。自分が希望する職種を想定しながら回答するとよいでしょう。

■ミスをしてはいけない問題

回答選択肢
・Aに近い
・どちからといえばAに近い
・どちからといえばBに近い
・Bに近い

Q、A・カッとなると叫びたくなる B・嫌なことがあっても顔に出さない

引っ掛けのような問題も織り交じっているため、注意しながら文章を読み解いていきましょう。何度か問題を解いていると「引っ掛け問題だ」と感覚的に分かってきますので、落ち着いて問題を解きましょう。
この問題では、「嫌なことがあっても顔に出さない」をBを選択してください。カッとなり叫ぶ人物は採用されにくいといえるでしょう。

Q、嘘をよくつくほうだ

回答選択肢
・あてはまる
・どちらかといえばあてはまる
・どちらかといえばあてはまらない
・あてはまらない

こちらも同様に、嘘をよくつく人材を企業は積極的に採用しません。「あてはまらない」を選択してください。

結果次第で落ちる事はあるのか?

では、正直に自分の良いところも悪いところもオープンにして、果たして選考に通るのか、自分の性格や適正では自分の入りたい企業には受け入れられないのではないかなど不安を感じるものです。確かに、企業側も応募者を絞り込んでいくための選考のひとつですので、性格適性検査の結果によって不合格となる場合もあります。

しかし、応募者が殺到して足切りで人数を絞らなければならないような企業を除いては、直接的にこの検査の結果が不合格につながるケースは少ないです。では、どこでこの検査の結果が選考に活かされていくのでしょう。

二次や最終の選考で判断基準になる

二次選考以降でどうしても甲乙をつけなくてはならないときや、追加での判断材料が必要な場合などの判断基準になります。企業側としても、採用活動の初期段階では、物理的に人を絞り込んでいく必要があるため、エントリーシートや筆記試験を使用します。

ですが応募者がある一定数にまで落ち着けば、出来るだけ多くの学生たちと直接会って、お互い顔を合わせて話を聞きたいと考えるのが本音でしょう。それはエントリーシートの経歴や、筆記試験の成績だけでは一体どんな人間なのかが分からないからです。そのため、性格適性検査の結果は直接的に合否を決めるためのものではなく、あくまでも面接に進んだ際の参考資料として捉えている企業が多いようです。

検査の結果だけで落ちる事は少ない

このように、性格適性検査はそこまで直接的に合否に結びつくものではないため、学生側の立場からすると、たとえ検査の結果が思わしくなかったとしても面接やその他の内容が良ければ、当然受かる可能性は非常に高まります。もし検査を受けて最後まで回答が出来なかった、考えすぎて本来の自分の性格とは違う回答をしてしまったという人も、ここで諦めるのは時期尚早です。

検査の結果だけで落ちる事はあまりないので、その後の面接で自分の魅力を存分に企業側にアピールすることができれば、まだまだ逆転できます。性格適性検査が自分の中でイマイチだったと思ってもあまり落ち込まずに、早めに気持ちを切り替えて前向きに次の選考に臨むほうが、きっと良い結果に結びつくことでしょう。

嘘をついた方がリスクが高い

学生たちにとっては希望の企業に入るチャンスですから、性格適性検査では企業側に気に入られようとついつい良いことばかりにチェックを入れてしまいがちになります。それが自分の本来の性格として心からそう思って回答しているのであれば、なんら問題はありませんが、いわゆる八方美人のように全方位でいい顔をしようとすると、やがて辻褄が合わなくなり回答に一貫性がなくなって嘘をついていると判断されてしまうのです。

このように嘘をついても分析されてしまうので、逆に悪い印象を与えてしまうことになります。正直に自分を出していって、多少性格に難があってもそれは仕方のないことだと判断されることはありますが、これから一緒に働いていく人材を選考する場で、嘘をつく人間と判断されてしまうのは非常にマイナスなのです。

面接での発言と矛盾していると印象が悪い

性格検査は適性検査単体で見られてるわけではなく、面接での発言などと見比べながら確認されていることも多いです。採用担当者は性格検査と面接での発言が矛盾していないかを確認しており、矛盾点が見られると嘘をついている可能性があるとして印象が悪くなってしまいます。性格検査でいかに良い人柄をアピールできたとしても、それが面接時の人柄とあまりに違っているとマイナスの印象に繋がります。

また適性検査の後に面接がある場合でも、性格検査の結果を確認しながら面接を進めることも多いです。面接での質疑応答を通して適性検査の結果が本当であるかを確認されていることが多いため、それぞれ矛盾しないように正直に答えることが大切です。

面接の受け答えと思って回答するのもひとつの方法

適性検査はすべて異なる問題が出て来るわけではありません。時に、前半に答えた質問と似たような内容が出て来ることも珍しくないのです。もし、自分の本音とは別の答えをすれば、出て来るデータの結果は一貫性がなく不自然なものになります。

面接でも、適性検査の結果を踏まえて面接官は質問をしてくるのです。そのため面接で矛盾が生じることもありえます。そのため適性検査は質問に対し、面接をしているような気持ちで回答するのも一つのコツと言えるのです。

企業が求める人物像を把握しておく

嘘はつかない方が良いのは大前提です。ただ、本音ばかりだと良い印象を与えられない可能性もあります。ここで、適性検査によって企業が何を求めているのか考えてみてください。それは企業に相応しい人間性を持った人なのです。そのため企業が求める人物像について把握して答えることが大切でしょう。企業研究や業界研究をすることで、どんな人材が求められているのかが見えてきます。ただ、そうなるとやはり矛盾が生じたり、結果的に嘘となる可能性は否定できません。

そのためすべて合わせるのではなく、確実に志望企業に相応しくないだろうと思える回答だけは避けておく必要があるでしょう。例えば個人の実力を求めている企業か、あるいは協調性を求めている企業、独特のユニークな思考を持った企業か、それぞれに傾向があります。その点に注意して答えていきましょう。

志望する職種がある場合は適性をおさえる

志望する職種があるのでしたら、その職種ごとに何が求められているかを考えてみてください。例えば事務職では慎重さだったり、几帳面さが求められます。一方、営業でしたらコミュニケーション能力や行動力などが求められるでしょう。ただ、なかなか思い浮かばない人は、自分が働いている姿をイメージしてみてください。

志望する職種で実際に働いていることをイメージしたら、どんな能力や価値観が求められるかが見えて来るはずです。極端に言えば、営業で働いているイメージをしたら、誰とも話さない光景は浮かぶでしょうか?取引先の人や同僚とも上手に付き合っていくため、明るく接している自分を思い浮かべないでしょうか。そういったポイントを押さえて答えていきましょう。

ライスケールに注意

性格検査ではライスケールと呼ばれるものがあり、これにも注意しなければなりません。ライスケールとは嘘をついているかどうかを判断するための質問であり、「これまで~したことはない」など断定的な質問が該当します。例えば「これまで一度も嘘をついたことはない」などがライスケールとして挙げられ、好印象となるのは当然嘘をついたことがないという解答です。

しかし現実に嘘をついたことのない人などいませんし、都合の良い解答をしてしまうことで嘘をついていると判断され、印象が悪くなってしまいます。ライスケールは複数問含まれていることも多いですが、ひとつに引っかかったからといってすぐに不合格になるわけではありません。引っかからないように気をつけながら、注意深く解答していきましょう。

適性検査の対策に時間が取れない人は、問題集を使って効率良く対策しよう

WEBテスト対策問題集はもう試しましたでしょうか?多忙な就活中に問題集を何冊も解く時間はなかなかありませんよね。頻出問題を知れば、効率よく対策をすることができます。

そんな時は、「WEBテスト対策問題集」を活用してみましょう。SPIで落とされないためのポイント解説と、本番と同じように解くことができる問題集がセットになっています。これひとつで、効率よく、SPI対策をすることができます。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

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今日からできる対策3つ

性格適性検査に関しては、自分をよく見せようとして本来の性格にないことを答えても、嘘が見抜かれてしまう仕組みになっています。そのため、エントリーシートや筆記試験のように特別なテクニックを身につけて乗り切るということも難しいです。

しかし、性格適性検査の問題の内容や傾向を把握したり、なぜこのような検査を行うのかという企業の意図を把握するなどの対策を行うことで、気持ちに余裕を持って検査に望むことが可能となります。ここからは、今日から始めることができる3つの試験対策をご紹介しましょう。

①練習問題でスピード感に慣れる

まず1つ目の対策は、過去問や練習問題にできるだけ多くチャレンジして、どれくらいのペースで問題に答えていけばいいのかを、身体で掴んでおくことが大切です。初めは、制限時間内に回答していくことが、かなり困難に感じるかも知れませんが、回数をこなすことで次第にそのスピードに慣れていきます。とかくこの性格適性検査は、時間切れで最後の問題まで回答できなかったと後悔する人が多く、その問題の多さに戸惑ってしまうものなのです。

多くの学生がつまずくこのポイントで失敗をしないためにも、練習問題でとにかくスピード感に慣れておくこと。これにより試験前の緊張感からも解放されます。また、内容はともかく最後まで全問答えたという結果が生まれれば、心に余裕をが生まれますので、自信を持って次の選考に進めるのではないかと思います。

②正解が決まっている質問だけ抑える

①イライラすると顔に出る
②何事にも飽きっぽい
③他人への気遣いは不要だ

2つ目のポイントは、上記のような、明らかに「✕」と回答するのが正解という質問を事前に把握しておくことです。つまり、社会人としての常識から外れており、誰からもマイナスイメージにしか捉えられない性格や習慣、に関しては、問題を読んだら間髪入れずに「✕」をつけられるよう訓練するのです。こちらも過去問や練習問題を数多くこなすことで身体に染み込ませませ、余計なことは一切考えずに答えていけるようにしましょう。また、どちらとも言えないような質問の時は「△」でも良いのです。

このような質問を事前に把握しておくことで、試験内の時間の使い方に緩急をつけることができますので、すぐにわかる質問には時間をかけず、本当に考えてから答えたいという質問に対して時間をかけましょう。

③検査の目的を知っておく

このようにテストのテクニックを解説し練習していくと、だんだんゲームでもやっているかのような感覚に陥りがちですが、皆さんが臨むのはあくまでも就職活動です。ここで今一度、この性格適性検査の目的を把握しましょう。まず読んで字のごとく、性格適性検査は企業と自分の性格がマッチするかを確認するためのものです。当然企業側も、あなたがたを色々な側面から見ていき、本当にこの会社に必要な人材となりうるかを見極めたいのです。

どうしても、この会社に入りたい、この仕事がしたい、1つでも早く内定が欲しい、学生の皆さんの焦りや不安はとてもよく理解できますが、仮にこの検査で嘘をついてマッチさせても入社後にギャップを感じてしまう可能性もあります。ですので、企業側によく見られたいという気持ちは一旦置いておいて、まずは何のために時間を割いてこの検査をするのかという目的意識をきちんと持つ事が大切です。

本番前にSPI性格検査を受けてみよう

就活ではSPIの適性検査を実施している企業も多いので、検査の特徴を知るだけではなく、実際に受けてみるのもおすすめです。知識として知っているだけの場合と、実際に経験している場合とでは情報量も違ってきますし、本番と同じ形式に慣れておくことで、本番でも緊張せずに取り組むことができます。ネットなどでもSPIの性格検査が体験できるサイトは数多くありますので、それらを利用して事前に経験しておき、本番でもスムーズに回答できるようにしておきましょう。

SPI性格検査|リクナビ2019

SPIの性格検査を受けてみるのであれば、リクナビのサービスを利用するのがおすすめです。リクナビでは会員登録さえしていればSPIの性格検査を受けることができますし、受検結果を確認することもできます。実際の試験では性格検査を受けても結果は発表されませんし、どのような評価になっているのかを知ることはできません。

しかしリクナビのSPI性格検査であれば、細部まで結果を確認することができますし、さまざまな情報を知ることができます。どのような性格なのかが表示されるだけではなく、性格のタイプから仕事探しや企業探しのヒントなども確認することができます。志望先の企業を決めるためにも役立ちますし、本番の前に一度は受けてみるようにしましょう。

自己分析にもなる

SPIの性格検査を事前に経験しておくことで、本番前の練習になるのはもちろん自己分析ができ、事前に自分に向いた企業を見つけることができます。性格検査では自分の性格について細かく分析した結果が表示されますので、それらを参考にして自己分析を深めることができます。

自分では気づいていない特徴や強み、弱みなどが知れる場合もありますので、自己分析に行き詰っている人にもおすすめです。就活を進める上では自己分析は重要ですし、自己分析がきちんとできていなければ就活の軸を決めることもできません。自分を知り、自分が求める仕事、合っている仕事を知ることで就活の軸を決めることができますので、就活をスムーズに進めるためにも性格検査はおこなっておきましょう。

企業とのマッチ度を知れるチャンス

性格適性検査は、企業側が自分たちの会社にふさわしい人材を選考するための1つのツールです。学生の皆さんにとっても、自分の性格が自分の希望する企業やその業界、職種などに向いているのかどうかを測る1つの目安になるものだと思います。また、過去問や練習問題を解いていくことは、上記のようにスピード感を養うことももちろんですが、それ以上に客観的に自分の性格を見つめ直せることはとても有意義なことです。

自分の性格を把握することで、より自分自身を企業側にアピールできる良い材料になりますので、目的と意義をしっかり把握し、選考をより有意義に進めることができるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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