履歴書

【履歴書の資格欄】あなたの強みを最大限にアピールしよう!ケース別に正しい書き方を一挙大公開

あなたの資格、活かされていますか?

あなたは何の資格を持っていますか?日本には現在約3,000近くの資格があるといわれています。資格欄には「書くことのできる資格」・「書くことのできない資格」という明確な決まりはありません。資格欄に書く事の出来る資格は、あなたの頑張ってきた証です。資格や免許、検定は簡単に取得できるものではありません。
勉強をして試験に合格しなければありません。つまり、あなたの努力の結晶なのです。それが活かされていないというのはとてももったいないです。さらに資格は書き方次第で企業側に強いアピールポイントになります。就活生としては、資格の欄は企業に対する自己PRの場になりますので、企業にしっかりとアピールしていきましょう!

自分の強みとなる資格は企業にアピールしよう!

自分の持っている資格は、企業に向けてのアピールポイントになります。特に専門性の高い職種の場合は、それに特化した資格は高く評価されるので、かなりのアピールポイントになります。しかし、専門性の高い職種でない場合は書くものがないかというとそうではありません。
業務内容に関係なくても、取得難易度の高い資格は「努力ができる」という観点から評価されるので書くことはできます。業務内容に関係がなく、取得難易度も低いものは書いても評価されないことがほとんどですので気を付けましょう。資格は専門性の高い職種に特化した資格と取得難易度の高い資格は、必ず書くようにしましょう。

就活で資格を書く時はルールがあった!

履歴書の資格欄に資格を書く際にはいくつかのルールが存在します。正式名称で記載すること・業務内容に関係のある資格を書くこと・書く順番は取得年月順・取得中、これからとりたい資格も書いていいということが挙げられます。細かいルールですが履歴書の資格欄だけでなく、これから社会に出てからの正式な書類を書く際にも共通することもあるので覚えておきましょう。さらに詳しく解説していきます。

略すのはNG!必ず正式名称で書く

履歴書にかかわらず資格を正式な書類で略すのはNGです。正式な書類は必ず正式名称で書きましょう。

【人気資格の正式名称】

  • 介護→介護福祉士
  • 全商→全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定
  • 保育士→保育士資格
  • mos→Microsoft Office Specialist
  • 医療事務→医療事務管理技能認定資格
  • 運転免許→第一種普通自動車免許
  • 日商簿記→日本商工会議所簿記検定試験
  • 英検→実用英語技能検定
  • 漢検→日本漢字能力検定

※TOEICに関しては、正式名称はTest of English for International Communicationですが、これに関しては「平成〇年 〇月 TOEIC公開テスト 〇点取得」と記載します。

以上が人気資格の正式名称になります。資格を正式名称で書かないといった、単純なことでも印象が悪くなってしまいますので注意しましょう。これから社会人になると、正式な書類を書くこともあると思います。そのときに恥をかかないためにも、これから社会人になるという意識を持ち、履歴書の資格欄も記入しましょう。

業務内容に関係がある資格を書く

資格の欄には、なるべく持ってる資格をすべて書きたくなるものですが、あなたの働きたい職業に関係性が高くアピール性のある資格を優先的に書きましょう。ただし運転免許を持っているのなら、必ず書きましょう。資格のレベルによっては「ここまでできる」ではなく「ここまでしかできない」と判断されることもあります。
受ける企業にもよりますが、英検や漢検などは「ここまでしかできない」と判断されてしまう場合もあります。漢検・英検どちらも2級が高等学校の卒業程度、3級が中学校の卒業程度、準2級はその中間程度といわれています。ビジネスに関係のある資格の場合も2級以上が基準になるといわれています。
TOEICテストの場合は、一般的な企業の場合は平均的に600点以上の点数をスキルとして希望しているといわれています。それ以下の点数は逆に英語ができないという評価になってしまいますので、書かないほうがいいでしょう。一般的には600点が大学卒業レベルといわれていますので、600点以上であれば、英語ができるという証明になりますので書きましょう。ただし、英語を公用語としている企業や、仕事で英語を使用する企業の場合は、800点以上を求められることもあるようです。業務内容と関係性が低い資格(趣味程度の資格)は記載しないようにしましょう。

業務に関係のない資格を書く場合

関係性のない資格は、採用担当の方が同じ趣味か難易度が高くない限りは無意味になってしまいます。多くの場合は見過ごされるか、もしくは面接で入手した経緯を聞かれる可能性もあります。そこからアピールにつなげられる自信があるのであれば書いてもいいとは思いますが、貴重な面接時間が削られてしまう場合もあるので注意しましょう。どうしても関係性の低い資格を書く場合は、面接できつい突っ込みを受けたりします。
たとえば、IT関係の企業を受けるときに介護の資格を書いたとしましょう。
面接では、「なぜ介護の仕事には就かないのか」「介護とITでは全く関係ないけれど、どういった経緯で希望が変わったのか」など苦しい突っ込みを受けてしまう場合もあります。それでも関係性の低い資格を書く方のためにですが関係性の低い資格の評価は、入手難易度が高いものが高く評価されます。それは、入手難易度が高ければ高いほど入手するために勉強を頑張ったというところで、忍耐力の面で評価されます。

書く順番は取得年月順

重要度の高い資格から記載するというやり方もありますが、基本的には、何年何月に取得したのか時系列に古い順に記載しましょう。いずれも試験を受験した日ではなく、免許証や合格証明書を取得した月を書きましょう。自動車の免許には「交付日」と「取得日」の両方が記載されていますので、間違えずに免許証の左下に記載されている「取得日」を書きましょう。記載する際には、年号で書くのか西暦で書くのかは学歴や職歴の欄と統一しましょう。

取得中・これから取りたい資格も書いて良い

資格欄を書く際に皆さんが疑問に思うのが、未取得の資格を書いていいのかということです。資格欄には今取得していなくても、資格欄にはこれからとりたい資格や取得中といった資格も記載することが可能です。応募した業務に関連性のある資格に挑戦中あれば、記入して意欲や積極性をアピールしましょう。その際は「取得に向けて勉強中」や試験日が決まっていて合格が見込まれるのであれば「○月 取得見込」と記載しましょう。
ただしなんでも「勉強中」と記載してしまうと、企業側からは「合格してから記載してほしい」と思われてしまって、マイナスの評価を受けてしまう場合もありますので、評価してもらえるかの見極めも重要になってきます。趣味程度の資格を書きたい時は、資格欄ではなく履歴書の「趣味」という欄に記載しましょう。先述しましたが、資格の欄にはあまり関連性のない資格は書けないので、趣味の欄に書くことになります。

資格を取った日付が分からない!

資格には、記載事項に取得年月日があります。資格を取得した際に必ず資格取得証明書を貰えると思いますが、どうしても見つからなくて月日が分からない、という人は項目を空白にしておきましょう。そして、資格名のみ記入し、資格を取得しているというアピールはしましょう。
また、国家資格の場合は、空白ではだめです。資格証明書として、資格証明書のコピーなどを企業に提出する事が義務づけられているので資格証明書を必ず再発行して手元で保管し、国家資格の年月日は必ず記載しましょう。

ユーキャンやニチイで取得した資格も記載できる

ユーキャンやニチイで取得したと、認識を間違っている人が多いですが、ユーキャンやニチイで取得したのではなく、ユーキャンやニチイを「通して」取得した資格です。自分が勉強をして試験に合格をして資格を取得したことに変わりはないので、ユーキャンやニチイを通して取得したものでも記載することができます。ですので、ユーキャンやニチイを「通して」取得した資格は自分の力で取得したものになるので、自信を持って記載しましょう。

履歴書の正しい作成方法をマスターしよう

履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。

そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。無料でダウンロードできるので、実際に履歴書を作成する際のお手本としても持っておいて損はありません。

記載する資格がない場合は「特になし」

自動車免許もなく、有用な資格もないので書ける資格もない場合は「特になし」と記載しましょう。しかし、書ける資格が何もない場合でも、語学やパソコンのスクール、専門教育を受けた履歴などを記載して空欄を埋めることも可能です。それらの経歴は資格・免許に準ずるものとして意欲や評価を高める客観的な情報になります。すべて埋めるために趣味の欄に記載するべき資格を書くのは避けましょう。書くものがなくなってしまったら、残りの欄は空白にするのではなく「特になし」と記載しましょう。資格欄に限らずですが、履歴書に空白を作るというのは、企業にあまりいい印象を与えません。大変だとは思いますが、必ず空白がないように記入しましょう。
何もないというのは、非常にまずいです。上記のように「資格取得に向けて勉強中」という書き方もありますし、普通自動車免許でも構いませんし、TOEICテストであれば年に8回行われているので今から受けてみるというのもいいかと思います。

書ききれない場合は絞る

資格欄にも限りがありますので、たくさん資格を持っている方の場合は書ききれなってしまうことがあります。その時は書く資格を絞る必要があります。絞り方としては、就職先に関係の深い資格がから優先順位をつけて記載するものを決めましょう。
レベルの低い資格を多数書くのはNGです。それは、なんでも中途半端に手を出すという印象を与えてしまう恐れがあるからです。せっかく取得したからといって資格を記載しても、企業に悪印象を与えてしまっては意味がありません。ですので、業務内容に関係のない資格やレベルの低い(取得難易度の低い)資格は記載せずに、業務内容に関係性の深い資格や、レベルの高い(取得難易度の高い)資格を必ず記載するようにしましょう。

期限がある資格には要注意

資格によっては、有効期限があるので注意しましょう。ですので、応募する時点で有効な状態かを確認しましょう。取得してから年数がたってしまったものは、一応有効期限があるか確認してください。年数がたってしまったものでも取得のために努力したことに変わりはないので、必ず書きましょう。

書き方をマスターしたら実践しよう!

上記で書き方や注意点をいろいろ書いてきましたが、書き方や注意点を踏まえて実践してみましょう。

以上8つのポイントを踏まえて資格欄を記載してください。ポイントを踏まえて書くことができれば、資格欄での失敗はないので自信を持って履歴書を提出してください。最後に資格欄は、企業に自己PRをできるところなので、必ず正確に書きいい印象を与えられるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ