面接対策
面接でカラコンはありか?NGの理由から正しい選び方までを紹介
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目次
面接官によってカラコンの使用イメージは異なる
カラコンに対する面接官の考え方はどのようなものなのでしょうか。結論から言うと、面接官によってカラコンの使用イメージは異なります。十人十色という言葉のように、面接官にも様々な考え方の人がいます。カラコンをお洒落と捉えるか、身だしなみと捉えるかは、その人によって判断基準が違います。
「カラコンはビジネスシーンに適切なのか」「カラコンを装着するなんて非常識な人だ」とマイナスな感情を抱く人もいれば、「カラコンを付けているみたいだけど、派手ではないし、むしろ似合っている」と気にならない人がいるかもしれません。もしくは、カラコンを装着していること自体に気づかない人もいるでしょう。
身だしなみの常識の範囲ならOKな場合も多い
面接官によってカラコンに対する捉え方は違います。では、就職活動においてカラコンはありなのかというと、身だしなみの常識の範囲内ならOKなケースが多いです。レンズの淵のみ色が付いているタイプのものや、黒目のサイズが大き過ぎないものであれば、その人に似合っている身だしなみの一部として捉える人もいるでしょう。
また、人の多様性が豊かな現在、一様に目の色だけで判断するべきではないと考えている企業も多く存在しています。日本人には黒色や焦げ茶色の瞳の他に、灰色、緑色、薄茶色、青色の目の人もいますし、生まれながら色素が薄い人や病気で目の色が変化している人もいます。目の色や大きさは、一個人としての要素です。つまり、過度に派手な色のカラコンではなく、常識の範囲内のカラコンであれば装着して構わないと捉えるケースも多く見受けられます。
志望している職種による
志望する企業でカラコンが許されるかどうかは、インターンや説明会に参加して雰囲気をリサーチすると良いでしょう。企業側の人間がカラコンを着用していれば、その会社ではOKな可能性が高くなります。カラコンを嫌いそうな硬いイメージの企業や業界での着用は避けましょう。雰囲気に合わせるというのは大事です。
面接でカラコンNGとしている理由
さて、これまでは、身だしなみの一部としてカラコンの装着がOKな場合について解説してきました。次は、カラコンがNGであると判断される理由について解説していきます。
自分の印象を良くしようとしてカラコンを付ける人は多いと思います。しかしながら、せっかく身だしなみの一部としてカラコンを付けていたとしても、就職活動中にカラコンを付けること自体を悪く捉える面接官も一定数以上いるということは、念頭に置いておきましょう。
カラコンだと表情が分かりづらい
カラコンの大きさによっては逆に表情が分かりづらくなってしまいます。黒目が大きすぎるとそこに視線が行き、違和感が浮かんでしまって、話に集中できなくなってしまうのです。自然ではない形に対して人は意外と敏感なものです。プリクラを撮ったときに違和感を感じたことがある人はわかるでしょう。
カラコンをつけると顔のバランスが悪くなっている可能性があり、更に自分ではそれに気づいていない場合も多いです。自分で見るだけではなく、他人にチェックしてもらうのも重要です。
面接で着けるカラコンの選び方
カラコンを装着する場合も、あまりに大きすぎたり、カラーが入っていたりと不自然なものはおすすめできません。ここでは、面接で使用する場合のカラコンの選び方について紹介します。ぜひ参考にしてください。
色:黒やブラウン
カラコンの色は黒やブラウンなどの自然な色合いにしましょう。アジア系の顔に青や赤などの明るすぎる色は違和感しか浮かびません。黒やブラウンなど、アジア系の顔になじむ、自分の瞳の色と差異のない色のカラコンを選べばナチュラルに瞳を大きく見せられます。
大きさ:12mm
カラコンはサイズも重要です。あまりにも黒目が大きすぎると、目だけが浮いてしまいます。黒目の直径とさほど変わらないものにし、端もあまり極端に色が濃いものではなく、外側に向かって薄くなっているものなど、自然になっている商品を選ぶことをおすめします。
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実際に面接官に聞いてみた!
キャリアパーク: カラコンを付けたまま面接に来たらどんな印象ですか?
面接官: 気付かない事もあると思いますが、気付いた時はなぜカラコンをして来たのか質問しています。回答によって評価が変わる事もありますね。
キャリアパーク: NGだと思う回答、逆に好印象を与える回答ってどんなものですか?
面接官: 「あ、すみません」と言う反応と回答が一番印象が良くないですね。「カラコンを付けてくる事が常識に反しているかもしれない」という事に、指摘されるまで気付かなかったと言う事が問題です。面接に挑む前に就活に関するマナーはネットでも簡単に検索できるので、事前準備と緊張感が足りない印象を受けてしまいます。
キャリアパーク: なるほど!では逆に好印象な回答ってどんなものですか?
面接官: 「これが自分である」という芯が通っている回答ですね。実際カラコンは面接にしてきてはいけないと明確に決められている訳ではないので、理由があるなら問題ないです。
これはあくまでもインタビューさせて頂いた企業の面接官個人の見解です。もちろん企業や面接官によって回答は異なります。ですが、こう考える人がひとりでもいるということは、あなたが面接中に出会う人にもこういう考えの人が全くいないとは言い切れません。面接官が百人いれば、百通りの考え方があります。カラコンをOKと思う人もNGと思う人もいるということを、念頭に置いてください。
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面接でカラコンを付ける際は色と大きさに注意しよう
現代では、人の見た目の多様性に寛容になってきたとはいえ、やはり島国である日本では、依然として統一性に重きを置く人が多いです。そして就職活動とは、入社したい企業に自分を売り込み、内定を勝ち取る場でもあります。学生の立場とはいえ、ビジネスと同じ土俵にいます。
特に新卒採用となると、一同リクルートスーツを着用し、髪は黒色で、清潔感がある身だしなみをするべきである、というような固定概念が付き物です。少しでも選考を無難に進めたいと考えている人は、カラコンの着用は避けたほうが無難ではあります。
それでも、カラコンがなければ自信がみなぎらない、見た目に自信がないという人は、カラコンの色と大きさに注意して装着ください。何事にも過度なものというのは、派手でやりすぎな印象を相手に与えてしまいます。個性を主張していると思われない程度の常識の範囲内のものであれば許容される場合もあります。ですが、カラコンなどの身だしなみに関わるものは、十分にTPOを考慮して装うようにしましょう。