企業研究

ドコモに就職したい就活生に向けて通信業界の傾向や難易度をご紹介!事前にリサーチして早めに行動しよう!

ドコモに就職したい!

日本を代表する大手通信会社の一つであるドコモ。ドコモと聞いて知らないと言う人は少ないでしょう。携帯キャリア会社で根強い人気のドコモは手広く事業を展開し、これからますます発展していくことが予想されます。そんなドコモへ就職したいという人は年々増加傾向にあります。
就職したい人が増えている理由はこれから伸びていく企業ということもあるでしょうが、それだけではなさそうです。それでは、他にはどんな理由があるのでしょうか?就職先を決める時に考えることは、自分がどんな仕事に携わりたいかももちろん大事ですが、福利厚生・休暇などそういった点も重視しているのではないかと思われます。順にドコモの人気の理由を紐解いていきましょう。

昭和43年に設立された歴史のある企業

ドコモの歴史を見ていきましょう。ドコモは日本電信電話株式会社(NTT)の子会社。起源は昭和43年に日本電信電話公社がポケットベルを開始したことです。後に政府の措置で日本電信電話公社から分社化が決定し、1993年7月から「NTTドコモ」のブランドを立ち上げサービスを行うようなりました。
現在では移動体通信事業において最大手の企業に成長。NTTグループの営業利益の半数以上をNTTドコモが稼ぎ出しています。「いつか、あたりまえになること。」ドコモの新スローガンとして掲げています。ドコモの歴史や企業理念やビジョンは、就職を志望するのであれば必ずおさえておきましょう。docomoのホームページにも載っているのでぜひチェックしてください。

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ドコモの仕事には【事務系総合職】と【技術系総合職】がある

ドコモの仕事を大まかに仕事を2つに分けると「一般職」と「総合職」があります。「一般職」は、端的に言うと「総合職」を支えるポジションです。それほど難しい業務は担当せず、比較的ルーティンワークの可能性が高いでしょう。一方「総合職」は文字通り、トータル的な仕事をして、ゆくゆくは企業の幹部を担うポジションです。会社によっては、「〇〇系総合職」と表記することがあり、ドコモでは【事務系総合職】と【技術系総合職】の2つに分かれています。

事務系総合職|マーケティング・施策提案など

ドコモの【事務系総合職】が担う業務は、大きく分けて3つあります。まずは、「マーケティング」です。人や市場が求めているものを基にして、ドコモが展開している商品などを広めていく業務内容です。販売店へのコンサルティングも【事務系総合職】の仕事の中では無視できません。ドコモの販売店の経営面に対して助言などをする業務です。ビジネスプランナーとして、企業に対して問題解決の提案をおこなうこともあります。

大まかにはこれら3つになりますが、【技術系総合職】と共通して、新商品の企画などを担当することもあり、幅広い仕事内容の分、やりがいも大きいでしょう。もちろん、ドコモの魅力を伝える立場になりますので、ドコモについて深い見識が必要です。

事務職の志望動機について悩んでいる人は、こちらの記事もおすすめです。

技術系総合職|ネットワーク構築・サービス開発など

【技術系総合職】は一般的に、研究・生産技術・設計などを担うことが多いですが、ドコモの【技術系総合職】も他企業とそこまで大きな違いはありません。「ネットワークデザイン」の業務であれば、この名前の通り、ネットワークの開発や保守を担うことになります。企業向けにシステムを構築する「法人ソリューション開発」も【技術系総合職】の仕事のひとつです。

新しいサービスに向けて企画・開発する業務や最新の技術を研究するポジションもあるでしょう。【事務系総合職】と共通して、事業を拡大するために戦略を立てる仕事も含まれます。いずれにせよ、【技術系総合職】は【事務系総合職】とは異なり、理系的な知識・スキルが求められる仕事です。

就職の難易度ってどのくらい?

就職活動で気になるのは、自分の志望している企業の就職難易度ではないでしょうか。就職氷河期と言われている今、昔に比べるとどこの企業も就職は難しい状況。その中でも食品メーカーは事業の安定性や待遇の良さから人気があり就職難易度は非常に高いです。では、通信会社大手のドコモはどうでしょう。
NTTグループの中での稼ぎ頭とも言えるドコモ。しかし、最近KDDIやsoftbankの勢いが増し就職を志望する人が少なくなってきているのでは?と思っている人も多いのではないでしょうか?それでは実際どうなのか詳しく説明していきます。ドコモに就職したいと考えている人、迷っている人もぜひ参考にしてください。

就職難易度は年々上がっている

成人している人、一人一台は持っているケータイ電話。さらにケータイ電話を所有する人の低年齢化も進み小学生も持っているような時代です。そしてスマホが登場しさまざまな機能が搭載され人々の生活に多大な影響をあたえていることは間違いありません。そして就職活動においては、スマホの普及に伴い通信業界の人気も上がってきています。
企業ジャンル関係なくみても通信業界の就職難易度は年々上がってきています。新卒には特に人気が高い企業の一つです。そして通信会社の中でも特にドコモは人気です。次になぜ勢いに乗ってきているKDDIや、ソフトバンクをおさえドコモが人気があるのかを説明します。

通信業界の中でも特に人気がある

通信企業は人気の高い業界の一つ。そして、au・softbankも人気がありますがドコモが特に人気が高いことは知っていましたか?よく働く日本人、世界から見れば働きすぎだという声もあるほどです。実際、休みが少ない・残業が多い・有給はあってないようなものという会社も少なくありません。
そんな会社がある中、ドコモは仕事内容は大変だが、しっかり休みが取れ・有給もきちんと消化できる優良企業です。離職率も極めて低いのも人気の理由ではないでしょうか。さらに、通信大手と言われるだけの経営基盤がしっかりあり、これからもグローバル戦略を含めいろいろなことに打って出る姿勢があることから、未来に期待が持てる企業だと人気なのでしょう。

採用の確率は低めだが挑戦する価値がある

人気が高いということは採用確率が低いということです。確率が低いのなら受けないほうがいいのでは?と思うかもしれませんがそれは違います。受けなければ採用確率は0%ですが、チャレンジすれば採用確立は0ではなくなります。もし不採用だったとしても場数を踏めば後々の就職活動に活かせることがあるはずです。
経験値は必ずいい意味で蓄積されていきます。そして、自分が「企業を選ぶ」という観点で見てみると、通信業界に行きたいのなら面接に行き他の企業と比較できるという利点もあります。採用確率が低いからといって諦めるのはとてももったいないことです。挑戦することに意味があり価値があります。ドコモへ就職したいという思いがあるなら確率だけで受ける・受けないを決めないでください。

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志望動機の書き方について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

気になるドコモの採用情報

ドコモはどれくらいの人数を求めているのか、少しでも志望先として考えているならば、頭に入れておくべき情報です。また、就職する先を選ぶ際、ひとつの指針となる初任給などの給与面も無視できません。そして、ドコモがどのような人物を求めているのかを知らなければ、企業とのアンマッチが起きてしまいます。ドコモの採用予定人数、大卒の初任給、求める人物像をご紹介しますので、企業理解を深めるためにぜひお役立てください。

ドコモの採用人数は201~300名

2017年度、ドコモの採用予定人数は201~300名となっています。昨年度も同様の人数でした。この数を見て「意外と多いから入社できそう」という認識を持ってしまうと内定が難しいかもしれません。ドコモと聞いて知らない人がほとんどいないほど知名度の高い企業だからこそ、大変人気があります。それは低い採用率につながる話になりますので、「受ければ簡単に合格できる」というわけではありません。

KDDIやソフトバンクといったキャリアよりも新卒生に人気があるのはドコモです。採用率は低いとはいえ、挑戦しなければ受かるものも受かりません。201~300名の1人になるためには、しっかりと企業研究をおこない、履歴書・面接対策をしておきましょう。

ドコモの大卒初任給は約21万円

気になる給与面ですが、大卒であれば初任給は約21万円です。大学院の修士であれば約23万円、博士は約28万円の初任給となっています。もちろん昇給や年二回の賞与、扶養手当などの各種手当もありますが、充実しているのは給与の面だけではありません。福利厚生も目をみはるものがあります。

例えば、妊娠していてつわりなどがある場合、病気休暇が可能です。妊娠している時だけでなく、出産・育児休暇も整っています。そして離職後の再雇用や時短勤務も可能ですので、女性に優しい職場だと言えるでしょう。給与に関係する話であれば、住宅手当や語学スクールの金額サポートもありますので、初任給が高い以外にもさまざまなメリットがあります。

【変革思考と挑戦心】【行動力】が求められる

ドコモが求める人材は、大きく分けて2つあります。まずは【変革思考と挑戦心】のある人です。何かを変えて新しくしていく思考を持ち、その実現に向けてチャレンジ精神を発揮できる人がマッチすると言えるでしょう。もうひとつは【行動力】です。高邁な理想を掲げていたとしても、行動力がなければその理想にほとんど意味がありません。こうした人材を求めているため、社内の研修がとても充実しています。

例えば、「エキスパート研修」という分野ごとに専門的なスキルを磨ける制度があり、社員ひとりひとりの情熱を支えることに余念がありません。世界で活躍する人材を育てるために、海外留学も可能です。欧米やシンガポールで働ける制度も整えています。

通信業界の業務内容

通信業界に就職を考えていても実際の業務内容はいまいち分からないという人も多いことでしょう。業務内容を全く知らずに入社し、自分の想像と違うものだったと戸惑ってしまうこともあり得ます。就職を志望するなら業務内容を把握しておくことも大切です。自分の所属する部署によって内容が全く違うかもしれませんが、どんなものがあるか知っておくだけでも入社に対する心構えができるはずです。
入社することだけに意識しがちですが、入社後のことも考えておけば面接にも役立ちます。通信業界は目覚しく変化が激しい業界というイメージです。業務内容も多種多様なことが予想されます。では次に通信業界の業務内容は実際どのようなものか、見ていきましょう。

BtoBの営業活動・サービスの提案・開発と様々

ドコモは現在BtoBビジネスのグローバル展開を進めています。BtoBって何?と思う人もいると思いますので簡単に説明するとBtoBとは「企業対企業の営業」。つまり個人にではなく企業(法人)に対して営業を行うということです。そしてあまり知られていませんがBtoB企業は実は優良企業。安定している企業が多いことが特徴です。
BtoBを知り就職活動に取り組めば新たな切り口が見えてきます。ちなみにBtoCは消費者への営業です。こちらも覚えておきましょう。通信業界の業務内容は技術開発やイベント企画、営業、サービスの提案など多岐にわたります。しかし、通信業界の業務はこうだという明確なものはなく、企業や職種によって業務の内容が大幅に異なります。

現場での接客業務

通信業界の業務内容の中には、実際店頭に立ち店長やスタッフとして接客業務を行うこともあります。「現場での仕事は店長やスタッフに対しての接客指導やエリア管理とかじゃないの?」と思うかもしれませんが、それだけではありません。実際店頭で販売したり店長としてスタッフを管理することで学べることはたくさんあります。
お客様の生の声は貴重であり、これからより良いサービスをしていくために必要な業務の一つです。ドコモに限らずどの通信業界でも接客業務はあることを頭に入れておきましょう。自分の志望する企業がどんな業務内容があるか事前に調べることはとても大事なことです。知って挑む面接と知らずに受ける面接では手ごたえが違います。

志望度の高い企業がある場合は早めに動こう

まだまわりが就活始めていないから・先輩はこの頃は遊んでいたけど採用されていたと考え、自分もまだいいやと考えるのはもったいないです。志望度の高い企業あるなら早めに動くようしましょう。時間があればじっくり自分を見つめなおし自己分析することもできます。業界・企業の研究にも多くの時間を費やすことが可能となります。
また、内定者の話を聞いたり、インターンシップで自分の志望する業界のことを詳しく知るチャンスが得られます。これらのことが後手後手になってしまうと、全てをやろうとしても時間が足りないとなってしまい「もっと早めに始めればよかった」と後悔することにもなりかねません。さらに早めに目標を掲げ、努力する姿は企業側にも好印象を持ってもらいやすいです。早めの行動が未来の自分への投資になります。「就活はまだ早い」ということは決してありません。ライバルたちと差をつけるためには早めの行動が重要です。

ドコモインターンについて、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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