身だしなみ

就活でネクタイピンはつけるべき?使用する際の正しい位置と選び方

ネクタイピンは就活で使っても良い?

結論から言えばネクタイピンは就活で使っても問題ありません。それが選考の結果を大きく左右するというものではありません。大きくは左右しませんが、ネクタイピンのあるなしで印象が変わる場合もあります。それはいい意味でも悪い意味でもです。

ネクタイピンは現在ファッション要素が強く、スーツ姿でもおしゃれをしたい、こだわりたいという人が付けているという印象が強いです。就活はおしゃれを自慢する場ではありませんから、付けるにしても選び方には充分に注意しなければなりません。間違ったものを付けるぐらいなら、つけないほうがよっぽどいいということを覚えておきましょう。

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就活でネクタイピンはつけなくてもOK

ネクタイピンは、一昔前であればビジネスマンの誰もがしていましたが、今はしている人としていない人がいます。また、ネクタイピンの印象は、年配の人がするものという印象もあるようです。

そのため、就活生が面接や会社説明会などでネクタイピンをするかどうかは、どちらでもかまわないでしょう。面接官などの人事担当者も、付けても付けなくてもどちらでもよいという意見が多いようです。むしろ、付けなくてもよいという意見もあるようです。

ネクタイピンの用途

付けても付けなくても構わないネクタイピンとは一体どんな用途で使用されるのでしょうか。就活生だけでなく、企業や街中で見かけるビジネスマンも全員がネクタイピンをつけているというわけではありませんよね。ネクタイピンは今や必需のものではなくなっているということは覚えておきましょう。

また就活で使うのであれば、その用途についてしっかりと知っておかなければなりません。きちんと理解できていないと間違ったつけ方や選び方をして、就活の妨げになってしまう可能性もあるので充分に注意しておきましょう。

機能性のあるファッションの一部

一昔前でこそネクタイピンは必須のアイテムで、付けていることがマナーでもありましたが、今はそういった印象は薄れ、ファッションの要素が強くなっています。もちろんネクタイピン本来の機能性を重視して付けているという人もいますが、機能性もあるが、あくまでも装身具というのが世間の共通した認識になっているでしょう。

装身具の意味合いが強くなってからはデザインも多様化し、様々なブランドがネクタイピンを売り出しています。非常に高価なものもあり、できるビジネスマンや、おしゃれなビジネスマンがネクタイピンを愛用しているというイメージも浸透しつつあります。

身だしなみを整える

ネクタイピンのそもそもの役割は身だしなみを整えるためのものです。ネクタイが曲がってしまったり、かがんだ時にジャケットからネクタイがはみ出さないようになどネクタイがずれないよう固定する役割を持っているのが本来の役割です。ネクタイが固定されていないと屋外などで風が吹いたときにネクタイが揺れて邪魔になったり、見た目にも格好悪かったりします。

また、ただネクタイがずれないようにというだけではなく、ネクタイを少し立体的に見せるためにネクタイピンで固定することもあります。形を良く見せるということも身だしなみですので、そこから派生してファッションの役割を担うようになったとも言えます。

就活でネクタイピンを使用する場合

就活でネクタイピンを使用する場合は、デザインなど選び方を気をつけなければなりません。付けても構わないとはいえ、ファッション要素があるので考え方によっては余計なものでもあります。就活生の場合は特に選び方に気をつけましょう。ファッションのために付けているのではないと相手に理解してもらう必要があるので、機能性の域を出ない範囲でネクタイピンを選ぶ必要があります。

あまりにも派手すぎるものや、形が特徴的なものはNGです。他の就活生と差をつけたいからといって焦る必要はありません。社会人になってからでもおしゃれはできますので、デザインの凝ったものは、社会人になるまで我慢するようにしましょう。

フォーマルなデザインを選ぶ

就活でのネクタイピンはフォーマルなデザインを選ぶようにしましょう。オススメ銀色のシンプルなデザインです。シンプルなものだと悪目立ちしませんし、真面目な印象を与えることもできます。派手なものはあまり好ましくありませんので色付きのものは避けましょう。また就活では色味のあるなくタイピンは避けるようにしましょう。色だけでなくデザインもシンプルである必要があります。挟み込んで固定するクリップタイプのものが好ましいです。

身だしなみに気を配るというのは、おしゃれなものを身に着けるという事ではなく、自分やその場にあった格好をするということです。就活ではリクルートスーツを着ています。ネクタイピンだけ華美なものだとちぐはぐな印象を与えむしろ不格好です。違和感は好印象には繋がりませんので気をつけましょう。

おすすめはシルバーのネクタイピン

就活生がネクタイピンを使用する場合、ネクタイピンの色は、シルバーがおすすめです。シルバーは、ネクタイピンとしては定番の色ですが、ビジネスシーンではできる印象を与えやすくなります。また、シンプルなネクタイピンであれば派手でもなく、真面目な印象も与えることができます。さらに、シルバーのシンプルなネクタイピンは、どの色や柄のネクタイに合わせても無難です。

就活の場合は、派手なネクタイはしない方が無難ですが、さりげなく個性がだせるような少々派手なネクタイでもシルバーのネクタイピンであれば合うのです。一方、ゴールドやブラックのネクタイピンは、カジュアルであればいいのですが、就活では避けた方が良いでしょう。

お店の人に聞いてから買う

ネクタイピンをつけたいとは思っているものの、結局どれを選べばいいのか分からず困っている人も多くいます。ネクタイピンをつけること自体は問題ありませんが、デザインなどによっては就活では使えない場合もあります。どれが就活にふさわしいのかわからない場合は、お店の人に聞いてから買うのがおすすめです。お店によっては、就活生に相応しいネクタイピンを選んでもらえますし、その方が確実なものが手に入ります。

ネクタイピン一つでも身だしなみの印象は変わってくるので、就活にふさわしくないものを身に付けているとマイナスの印象を与えてしまいます。お店の人に就活用だと言えば、フォーマルなものを案内してくれますので、迷った時は聞くようにしましょう。

ネクタイピンを付ける正しい位置

ネクタイピンで気をつける点は色やデザインなどの選び方だけではありません。せっかくフォーマルでシンプルなものを選んでいても正しく付けることができていなければ、身だしなみを整えているとは言えません。ネクタイを固定するだけなのだから動かないように挟み込むだけではないのかと思うかもしれませんが、それも違います。

ネクタイピンを付ける正しい位置が、実はあるのです。また、上着を着ているのか脱いでいるのかでも少しずつ変わってきますので注意しましょう。それさえ知っておけば難しいものでもありませんので、しっかりと覚えておくようにしましょう。

上着を着用している時

上着を着用しているときはネクタイピンで大剣、小剣、ワイシャツを挟むようにします。大剣というのはネクタイの結んだときに前に来る部分で太い部分を指します。小剣はネクタイの後ろ側に来る細い部分のことです。ネクタイの全体と一緒にワイシャツを挟みましょう。

このときネクタイピンの位置はネクタイピンが全てではなく、上着の上から少し見えるくらいがベストです。バランスを取るのが難しい場合は上着を着たままネクタイピンの位置を調整するといいかもしれません。見えすぎないようにさりげなくが見せるのがポイントですので注意しましょう。

上着を脱いでいる時

上着を脱いでいるときも挟み方自体は上着を着用しているときと同じで大剣、小剣、ワイシャツを挟むようにします。違うのはネクタイピンを付ける位置です。上着を脱いでいるときは前かがみになった時も、邪魔にならないよう下の方に付けるのがポイントです。

一度付けてみてお辞儀をしてみれば分かるかもしれませんが、高い位置で固定し、ネクタイの下の部分が長いとぶらぶらとして邪魔になります。しっかり低い位置で止めていればそのようなことはありません。上着を着ているときは少し上、脱いでいるときは少し下という違いがあることを知っておきましょう。

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ネクタイピンを買うのにおすすめのブランド

就活生が面接や会社説明会などで、ネクタイピンをするかしないかはどちらでも構わないといわれています。しかし、ネクタイピンをすると決めたのであれば、面接官などに良い印象を与えたいものです。

そのため、ネクタイピンの色や形にこだわることはもちろん大切ですが、ブランドによってもいろいろな印象を与えることができます。ここでは、就活生が面接や会社説明会の時に、良い印象を与えるためのおすすめのブランドについて説明します。

DAKS

DAKSとは、創業してから100年以上も続いている英国の老舗ブランドです。また、英国王室の御用達のブランドとしても有名です。現在はレディースのものも扱っていますが、元々は紳士服のブランドとして創業された英国紳士のためのブランドでした。

DAKSのネクタイピンは、シンプルで落ち着いたデザインが特徴のため、就活生が身に付けるにはぴったりです。このシンプルで落ち着いたデザインが、英国紳士の独特とした雰囲気をかもし出します。そのため、ビジネスシーンでは、仕事のできるビジネスマンを連想させます。DAKSのネクタイピンがしっくりとくる年代は、20代後半から30代くらいですが、就活生が付けても落ち着いた印象を与えるためおすすめです。

ポールスミス

ポールスミスは、ノッティンガム出身のイギリス人のポール スミスが1970年に立ち上げたブランドです。メンズ服やウィメンズ服や子供服のブランドで、英国の伝統を守りながらも独自のスパイスを効かせたデザインが人気です。

世界中の多くの人に知知られているブランドで、イギリスのみならず、日本をはじめ世界中で人気があります。また、ポールスミスは、服だけでなく雑貨なども人気です。財布やカードケースが有名ですが、ネクタイピンも人気です。

ポールスミスのネクタイピンは、シンプルなものが中心ですが、少々おしゃれなデザインのものもあります。いろいろな種類がありますが、どれも高級感がたっぶりです。就活生が付けた場合でも、清潔感があり、きちんとしている印象を与えることができるでしょう。

バーバリー

バーバリーは、1856年にイギリス人のトーマス バーバリーによって創立されたブランドです。また、創立されてから150年以上も続く老舗のブランドで、イギリスを代表するブランドでもあります。さらに、第一次世界大戦中に、英国陸海軍に向けてトレンチコートを製造したことでも有名です。

バーバリーは、世界中で有名なブランドですが、日本ではバーバリーの百貨店向けブランドであるバーバリーブラックレーベルという若者向けでリーズナブルなブランドがあります。バーバリーブラックレーベルは、2015年にブラックレーベルクレストブリッジに名前を変えました。そのブラックレーベルクレストブリッジのネクタイピンが若者に人気なのです。ネクタイピンに薄く付いているチェック柄が上品で、就活生におすすめです。

ネクタイピン選びは慎重に

ネクタイピン自体は機能的な部分もありますし、他の就活生と差をつけたいからと身に着けるのはいいですが、くれぐれも慎重に選ぶようにしましょう。ネクタイピンのイメージはほとんどファッションの要素の割合が高くなっています。カジュアルすぎたり派手すぎたりして就活の場にそぐわないと判断されれば、面接官の心象を悪くしかねません。

他の就活生と評価が拮抗していて、どちらかを選ぶというときにはそういった些細な差で選ぶこともあります。身だしなみを整えるという本来の目的から外れないようにしましょう。ただネクタイピンは便利なのも確かです。間違ったものを選ばなければ何も問題はありませんし、正しく使えていれば身だしなみにもきちんと気を遣えていると評価されるかもしれません。

もともとあってもなくてもいいものなだけに、付けるかどうか判断に苦しむかもしれませんが、ネクタイピンを付けること自体は間違ってはいません。ただ選び方が難しくきちんと付けられていなければ、より不格好になるということは理解しておきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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