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合同説明会の服装とは?知っておきたい身だしなみのマナーを徹底解説

合同説明会では服装にそれほど悩む必要はない

ホームページやパンフレットでは読み取れないような、より詳しい情報を得るために、企業の説明会に出席する方は多いでしょう。そうでなくても、効率的に企業のことを知るために、「合同説明会」へ出席したことのある方は多いのではないでしょうか。そんなとき、どんな服装で参加したらいいのかが分からないという就活生もいることでしょう。本人の印象にも関わるところなので、気を配るほうが安全です。

この記事では、「合同企業説明会のときの服装」に焦点を当て、どのような服装で参加すべきなのかを紹介していきます。また、それよりももっと迷いそうなバッグなどの小物類をどうすべきかということについても解説していきます。説明会への参加を検討している方、あるいは予定がある方は参考にしてみてください。

基本的なマナーができていると印象がよくなる

会社見学に行く場合、きちんとしたマナーを身に付けていないとマイナスの印象を与えてしまいかねません。マナーは挨拶や態度だけでなく、到着時間や荷物の取り扱いなど細かいところでも求められます。他の就活生がマナーを守る中、振る舞い方を知らないでいると慌てることになります。

そこでおすすめなのが「就活マナーマニュアル」です。こちらでは、就活で必須のマナーを詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、マナーに自信がない就活生は手に入れておきましょう。

基本的に合同説明会はスーツで参加する

合同説明会で服装指定がなかった場合、基本は「スーツ」で参加するようにしましょう。この際、「ブラック」のリクルートスーツを選ぶのが無難ではありますが、「ネイビー」や「ダークグレー」といった地味めな色のものであれば問題なく着ていくことができます。

ただし、俗にいう「解禁前」の説明会に参加する場合は、スーツで行くと逆に浮いてしまう可能性が高いです。合同説明会に参加する場合には、それぞれ開催されるのはどの時期なのかという情報もしっかりと確認しておくようにしましょう。

服装についてなにも書いていないときもスーツを着る

合同説明会の案内に、服装に関する記述がなにもない場合もあるでしょう。服装についてなにも指定がない合同説明会の場合は、スーツを着て行った方が無難です。合同説明会では、学生の8割ほどがスーツで参加します。服装についてなにも書いていない場合は無難な服装としてスーツを選ぶ人が多いため、私服で参加すると浮いてしまう可能性があるでしょう。もちろん、私服が禁止というわけではないのでスーツ以外のかっこうをしていても問題はありませんが、公的な場ですので迷ったならスーツを着ていったほうがよいでしょう。

合同説明会はその場で面接があるわけではないので、服装のせいで選考が不利になることはありません。合同説明会は、あくまでその企業や業界について知る場であると認識しておきましょう。

スーツはリクルートスーツがおすすめ

合同説明会に参加する際には、スーツを着ていくのが一般的ですが、スーツであれば何でもいいわけではありません。一口にスーツといってもさまざまなものがありますし、フォーマルなスーツもあればカジュアルなスーツもあります。スーツを着て参加している場合でも、カジュアルで派手なものを着ていると悪目立ちしてしまい、印象が悪くなるので注意しなければなりません。

合同説明会に着ていくスーツはフォーマルであることが大切ですし、リクルートスーツを着るのが無難です。リクルートスーツであれば、合同説明会で着ていてもおかしくはありませんし、マイナスの印象も与えずに済みます。就活中は基本的にはリクルートスーツを着ると考えておきましょう。

私服で参加すると目立ってしまう

合同説明会は多くの人が参加していますので、企業も就活生一人ひとりをじっくり見ていることは少ないです。そのため服装もそこまで注意深く見られているわけではありませんが、それでも私服を着ていると目立つことも多いので、注意しなければなりません。合同説明会ではほとんどの人がスーツを着ています。

その中で一人で私服を着ていると、かなり目立ちます。目立つことで採用担当者の印象に残りやすくもありますが、悪目立ちをしているとマイナスの印象を強く与えてしまうことになります。合同説明会で悪目立ちしてしまい、そのことを採用担当者が覚えていると面接でも不利です。好印象を残すことは大切ですが、目立っても悪目立ちでは意味がありませんので、いい意味で目立たないスーツを着るようにしましょう。

服装だけではなく身だしなみにも気を付ける

合同説明会では服装をしっかりと整えて参加することはもちろん、服装以外の身だしなみもきちんと整えておくことが大切です。髪型や髪色、持ち物などさまざまな点が見られていますし、就活にふさわしくない格好をしていると悪目立ちする可能性があるので注意が必要です。

身だしなみを整えることは就活では基本的なマナーです。合同説明会は選考の第一歩ですし、選考で失敗しないためにも、説明会の段階から身だしなみに気を遣うことが大切です。スーツを着るだけではなく、細部までしっかりと気を配り、身だしなみを完璧に整えて合同説明会に参加しましょう。

私服での参加を指定された場合

合同説明会のジャンルによっては、「私服で来てください」という指定がある場合もあります。そのような指示があった場合には、スーツで出席するというのは逆に失礼です。違うスタイルを選択するようにしてください。ここでは、説明会当日の服装を「私服」で指定されていた場合に着て行くとよいコーディネートを紹介していきます。私服とは言っても、あくまでも「ビジネスの場」であることには変わりないので、慎重に選ぶようにしましょう。

私服指定がある場合はオフィスカジュアル

「私服」を指定されている場合には、基本は「オフィスカジュアル(またはビジネスカジュアル)」スタイルで参加するようにしましょう。「オフィスカジュアル」の定義は実はあいまいなのですが、ここでは「会社に着て行けるスーツ以外の服装」としておきます。

男性であれば、「テーラードジャケット」に「スラックスパンツ」や「綿のパンツ」の組み合わせが無難です。中に着るシャツは、襟付きのものが好ましいです。基本はノーネクタイスタイルなのですが、当日の場の雰囲気も考慮して、バッグの中にネクタイを1本入れておくようにしてください。

女性の場合もジャケットスタイルが好ましいのですが、男性のものよりも許容範囲が広いので、パンツにスカートにさまざまなコーディネートを楽しむことができます。しかし、選ぶ際には「きちんと感」を意識するというのが大前提です。

アパレル業界なら企業のイメージと合う服装を心がける

先述しましたが、服装で私服の指定があった場合にはスーツを着て行くのはNGです。逆に失礼ですし、「指示を聞いていなかったのかな」と相手に悪い印象を与えることにもなりかねません。アパレル業界などの合同説明会に参加する場合、かつドレスコードがあった場合には、ブランドのイメージに合ったような服装をしていくと周りから浮かずに済みます。

とは言っても、無理にそのブランドで全身をそろえなければならないということではありません。やりすぎはむしろ「狙っているな」と相手に思わせてしまうことにもなりかねませんので、避けたほうが良いでしょう。なお、どうしても服装に迷うのであれば、先述の「オフィスカジュアル」スタイルを選ぶようにしてください。

派手な服装や露出の高い洋服は着ない

合同説明会に参加する際、「オフショルダー」のような肌を大胆に露出する服装や、ビビットでカラフル、もしくはものすごくキラキラしているような派手な服装は避けるようにしてください。合同説明会は単独の企業説明会よりもややフランクな場ではあるものの、それでも「就職活動の場」であることには変わりありません。

そのため「TPO」をわきまえた服装で出席する必要があります。就職活動の場において求められるのはビジネスマナーなので、「きちんと感」を大切にした服装を選ぶのが重要なのです。それでも「これが私。このような場であっても無理に偽りたくない」という強い気持ちを持っているのであれば止めはしませんが、無難にやり過ごしたいのであれば、これらのようないわゆる「常識のない恰好」は選ばないようにしてください。

ラフすぎる服装もNG

合同説明会では会場を歩き回ることになるため、なるべく動きやすい服装を心がけたいものです。しかし、合同説明会に参加することも就活のひとつであり、ラフすぎる服装はふさわしくないため気を付けるようにしましょう。Tシャツやジーパンはカジュアルな服装であり、合同説明会には適していません。また、スニーカーやヒールの高い靴といったビジネスシーンに適していないものも避けるようにしましょう。

カジュアルなデザインのカバンもなるべく避けた方がよいです。肩から斜め掛けするカバンはカジュアルであまりよい印象を持たれないため、使わないようにしましょう。また、スマートフォンのケースが派手すぎると目立つため、シンプルなものに取り換えるか、取り外しておいたほうが無難です。

服装自由と言われた場合

合同説明会ではスーツが指定されている場合、私服が指定されている場合だけではなく、服装自由と指定されることもあります。特定の服装と指定があればそれに合わせた服装を考えればいいですが、服装自由と指定されると何を着ていいのかわからず、困ってしまう人は多いです。

服装自由と指定されているからといって、本当に何を着てもいいわけではありません。服装次第ではマイナスの印象を与えてしまうこともありますので、服装自由の場合は何を着るべきなのかを知っておきましょう。

基本的にはスーツ

合同説明会で服装自由と指定されている場合でも、基本的にはスーツで臨むのが無難です。合同説明会は就活イベントのひとつですし、多くの企業が集まる場です。企業ごとに服装についての考え方は違い、私服でもOKとしている企業もあれば、就活のイベントである以上スーツを着るべきと考えている企業もあります。参加する説明会によっては、私服で参加しても問題ないケースもありますが、ひとつの企業では良くても、別の企業ではマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。

すべての企業に服装を合わせようと考えれば、やはりスーツが無難ですし、スーツを着ていればマイナスの印象にはなりません。服装自由でも就活の一環であることを思い出し、基本的にはスーツで参加しましょう。

業界によっては私服でも可

合同説明会にもさまざまな種類があり、複数の業界が入り混じった大規模な説明会もあれば、ひとつの業界の企業だけが集まるものもあります。複数の業界が集まる場合はスーツでの参加が無難ですが、ひとつの業界だけでおこなわれる場合は私服でもOKな場合があります。アパレルや美容系などの業界に限定した合同説明会であれば、私服でもOKなことが多く、私服を着ていてもマイナスの印象を与えることはありません。

アパレルや美容系の業界では、服装からその人のセンスを見ていることも多いですし、スーツを着ていることで個性がアピールできない可能性もあります。もちろん私服OKでも派手すぎる服装は良くありませんので、ビジネスカジュアルを意識して服装を決めることが大切です。

服装以外のカバンや持ち物

ここまでで服装はばっちりなのですが、それ以外にも気にしておかなければならない点はいくつかあります。それは、服装以外の「携行品」に関する部分です。ここからは、合同説明会に参加する際の「カバン」やその中に必ず入れておくべき「持ち物」を紹介していきます。「備えあれば患いなし」ですので、これから登場するものは就活の場では常に持っておくようにしましょう。

①就活用のカバン

「私服」などの指定があった場合には、両手が空いて楽になるリュックサックなどを選びたいかもしれませんが、ここは普段の就活用のカバンを持つようにしてください。就活用のカバンは硬く、そして「底鋲」が付いているものが多いので、床においても自立してくれます。大半のリュックサックとは違ってくたっとはならないため、そういうところからも「きちんと感」を演出することが可能です。

さらに、だいたいの就活用のカバンには撥水加工が施されているので、突然の雨に出くわしてしまった場合でも中に入れた資料が濡れにくくなるので安心できます。これらのメリットを考えると、合同説明会にも就活用のカバンを用意して持っていくのが最善といえるでしょう。

②筆記用具とメモ帳

カバンの中にまず入れておかなくてはならないのが、「筆記用具」と「メモ帳」です。なかでも筆記用具を忘れてしまうと悲惨なことになってしまう可能性が高くなってしまいます。説明会は企業の方と出会える貴重な場です。自分から積極的に動けば、働いているからこそわかる生の声を聞くこともできます。そのほか、選考情報や企業研究・エントリーシート作成に役立つ情報を多数提供してくれます。

しかし、それらの情報を頭で覚えておこうと思っても、人の記憶力は万能ではありません。聞いたそばから抜け出て行ってしまうということも無きにしも非ずです。それゆえ、会場で得た情報を抜けもれなく把握しておくためにもメモ帳と筆記用具は必需品とされているのです。当日うっかり忘れてしまったという場合には、コンビニなどで早急に用意するようにしてください。

③バインダーやクリアファイル

ほかにカバンに入れておくとよいものとして、「バインダー」や「クリアファイル」を挙げておきます。これらはなくても大丈夫ではあるものの、持っておくと非常に効率的なアイテムです。クリアファイルは、複数の企業からもらった資料を分かりやすく仕分けるために使います。

資料をそのまま入れてしまうと、あとで見返そうと思ってもわかりにくくなるだけでなく、カバンの中がごちゃごちゃになってしまうことが多いです。クリアファイルで、後の自分が困らないようにしておきましょう。

また、合同企業説明会では必ずしも机が用意されているというわけではありません。そのような場合、紙をもらったとしてもそのままでは書きづらいでしょう。そんな時に使えるのが「バインダー」です。これが下敷きの役割を果たしてくれるので、書きやすくなります。

合同説明会の服装は業界や指定の有無によって変える

この記事では「合同企業説明会のときの服装」に焦点をあて、どのような服装で参加すべきなのか、そして、説明会に参加する際のバッグなどの小物類をどうすべきかということについてまとめて紹介してきました。

本文中では述べませんでしたが、説明会の服装指定の項目で「私服でも構いません」とぼんやり書かれているという場合も多くみられます。そのような場合、周りから浮きたくないのであれば、参加業界での判断のほか「開催時期」でも判断するのが無難です。だいたいの場合、大学3年生の冬以降に開催される説明会ではスーツ率が高くなってきます。

スーツ・私服どちらで参加する場合であっても、「きちんと感」を大切にするようにしてください。この記事でご紹介した情報を参考にして、当日に恥をかいてしまわないように対策を講じるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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