志望動機

販売職の志望動機の書き方【例文アリ】|未経験でも就活で他の人と差をつけることができる書き方のコツ

採用担当の印象に残る応募者になろう

就活において志望動機はその人のやる気や入社意欲などを表したもので、非常に重要なものです。どれだけ能力が高くても、モチベーションが低ければ成長することはできませんし、内定を出してもそれを受けてくれるとは限りません。

企業にとっては内定を出せば就職を決めてくれるかということも大切であり、入社意欲が高いことを示すのは大切なことです。志望動機は自身のモチベーションを伝えるものですので、応募する企業や職種ごとに変えていかなければなりません。

販売業を目指すのであれば、それに合わせた志望動機を作成する必要があります。販売で求められる志望動機はどのようなものなのかを知り、採用担当者の印象に残る応募者を目指しましょう。

就活の基本!相手に「伝わる」文章を意識しよう

魅力的な志望動機を伝え、採用担当者の印象に残るためには内容を練り上げる必要がありますが、相手に伝わるということを意識する必要があります。仮にどれだけ素晴らしい内容であっても相手に伝わらなければ意味はありません。

理想的なのは素晴らしい志望動機で印象に残り、相手に自分の想いが伝わるということです。どのような志望動機であれば伝わりやすいのかを考え、販売の志望動機の作り方を考えていきましょう。

なぜ販売なのかをシャープに伝える

販売の志望動機に限らず、志望動機は簡潔にまとめるということが大切です。志望動機を伝える場は履歴書や面接などさまざまですが、採用担当者はとにかくたくさんの志望動機を見聞きします。だらだらと長いものであれば途中で興味を失いますし、興味がなくなれば印象にも残りません。

長すぎる志望動機は、相手に不快感を与えマイナスの印象にもなるのです。また、伝えたい内容をまとめる能力がないと判断される場合もあります。長すぎる志望動機は印象に残らないだけではなく、マイナスの要素も多いので注意が必要です。志望動機は明確に、且つ論理的にまとめる必要があります。なぜ販売を志望するのかを明確にし、それらを論理的に、そしてシャープに伝えましょう。

具体性のある文章はインパクトが強い

志望動機は簡潔にまとめ、分かりやすく伝えることが大切ですので、具体性が出るような工夫が必要です。具体性のある文章はインパクトも強く、採用担当者の印象に残りやすいです。また単にインパクトが強いだけではなく、具体性があると志望動機にも信頼性が出ます。

その企業を仕事を志す理由に信頼性が出れば、モチベーションの高さを企業に伝えることができます。具体性を出すためには志望する理由を裏付ける根拠が必要です。志望動機における根拠としては、自身の経験したエピソードを元に伝えるのがおすすめです。

抽象的でありきたりな文章はスルーされがちなので、自分にしか書けないエピソードを交えて思いを伝えましょう。エピソードを加えることでオリジナリティが出て、他の就活生とも差別化を図ることができます。

就活に有利になる資格やスキルをアピールしよう

就活ではモチベーションや入社意欲を伝えることが大切ですが、能力が全く必要ないというわけではありません。仕事を進めていく上で有利になる資格やスキルがあれば、就活でも有利に働きます。販売の仕事で有利になる資格やスキルはさまざまありますので、それらをアピールしていくことも大切です。販売ではどのような資格やスキルが優遇されるのかを知り、正しくアピールしていきましょう。

日本語以外の言語を扱えるのは強みになる

販売の仕事は接客業ですので、お客様との会話が必須です。近年では外国人観光客も多く、販売の仕事でも日本語以外の言語を扱うことができるのは強みになります。特に英語や中国語で会話ができる人材のニーズが高いので、それらの言語を習得していれば選考でも有利です。

単に日常会話を行えるだけではなく、接客用語やビジネス用語なども外国語で扱うことができればさらに評価は高いでしょう。外国人観光客が増えたとはいえ、それでもメインとなるのは日本人のお客様です。綺麗な言葉遣いで話すことができる、コミュニケーション能力が高いというのもアピールポイントですので、言語の資格やスキルをアピールしていきましょう。

販売士検定を取得して知識をアピールしよう

販売の仕事に直結する資格として、販売士検定という資格があります。販売士検定は、販売に関する知識やマーケティング力を問う試験です。販売に関する専門知識や、マーケティングの知識がある販売員を求める企業が増えているので、販売の選考では有利になる資格です。

販売はただ接客をし、商品を売ればいいというものではありません。どのように売るのか、どんな物が売れるのかを考えながら販売を行う必要があります。それらは経験から導き出される場合もあれば、専門的な知識やスキルを身に付けることで導き出される場合もあります。

未経験であってもこの資格を取得していれば大きな戦力として期待できますので、販売を目指すならおすすめの資格です。販売士検定は3級から1級までありますので、より高い級を獲得し、アピール力を高めましょう。

アルバイトなどで販売の経験がない場合は不利?

どのような仕事に就職する場合でも経験があるに越したことはありません。未経験よりも経験者、経験者の中でも能力のある人が優遇されるのは当然のことです。販売が未経験と言っても、アルバイトで経験があるという場合と、全く経験したことのない2種類に分けられます。アルバイトでも販売の経験があることに変わりはありません。では、アルバイトもしたことがない販売未経験者は、選考では不利になってしまうのでしょうか。

消費者の立場から感じたことをアピールしよう

販売の仕事が全くの未経験だからと言って、必ずしも不利になるとは限りません。未経験の場合は消費者の立場から感じたことをアピールすることで、経験者との差を埋めることができます。企業は販売士に対して、マーケティングの知識や能力を求めています。

マーケティングとは簡単に言えば消費者の気持ちや動向を考える、消費者の立場に立って何が求められているかを考えることです。消費者の考えを持っていることは重要なことですので、未経験であることは大きなマイナスとはなりません。

志望動機についても自身が経験したエピソードを含めることが大切ですが、未経験の場合はあなたが素敵なサービスを受けた体験を志望動機に変えましょう。自分もそんなサービスがしたい、目指したいとすることで志望動機も問題なく作成することができます。

サークル活動やアルバイトでの経験を自己PRに繋げよう

販売の仕事が未経験というのは大きなマイナスにはなりませんが、それでも経験者と比べれば評価に差が出てしまう場合もあります。経験者であれば即戦力として活躍も可能ですが、未経験の場合はそうではありません。

未経験では即戦力であることをアピールすることはできませんので、成長力の高さや仕事に対する適性をアピールすることが大切です。それらをアピールするためには志望動機だけではなく、自己PRについても考える必要があります。

サークル活動やアルバイトなどの自分の体験が、販売職に就きたいと思ったきっかけになったという自己PRにつなげるようにしましょう。サークル活動や販売以外のアルバイトでも、販売に必要な能力を身に付けることはできますので、それらをアピールして成長力の高さや適性を伝えていきましょう。

周りと差が付く志望動機の書き方

志望動機は採用担当者の印象に残ることが大切です。しかしただ印象に残るだけでは、就活を勝ち残っていくことはできません。印象に残った上で高い評価を受けることが大切です。採用試験を受けているのは自分だけではありません。

ライバルとなる就活生はたくさんいますので、内定をもらうためには周囲と差別化を図り、より高い評価を受けなければなりません。周りと差をつけるためには志望動機の書き方に工夫が必要です。伝わりやすい、印象に残りやすい志望動機を意識して、周囲を大きく差をつけましょう。

原体験を元に書く

印象に残る志望動機にはインパクトが必要です。採用担当者はたくさんの志望動機に触れますので、平凡な内容では高い評価を受けるどころか印象に残ることすらできません。また志望動機には信頼性を持たせることが大切です。どれだけ素晴らしい内容が語られていても、それが嘘では意味がありません。

相手の印象に残るようにインパクトを持たせつつも、それを嘘だと思わせない信頼性が必要です。信頼性を持たせるためには志望動機に原体験を絡めましょう。なぜ志望しているのか、原体験を元に語れると信頼性のある志望動機を作れます。

原体験はその人のオリジナルのものであって、他の人が真似できるものではありません。原体験を語ることでオリジナルという個性を発揮し、インパクトを出すことも可能になります。

入社後に挑戦したい事を述べる

新卒や未経験の場合はモチベーションの高さや成長意欲を伝える必要があります。経験がない以上、実力を示して自身をアピールすることはできません。成長できるポテンシャルを示すことが大切です。モチベーションの高さや成長意欲をアピールするためには、入社後に挑戦したい仕事やビジョンを伝えるようにしましょう。

どんな仕事がしたいのか、どのように成長したいのかを詳細まで語ることで、それらをアピールすることが可能です。ただ漠然と仕事をしているだけでは成長を望むことはできません。明確な目的や目標を持って仕事に取り組むことで大きく成長できますので、自身のキャリアプランを伝えて成長までの道筋を相手にイメージさせましょう。

販売職の志望動機4つ

就活では業種や業界によって志望動機は様々です。ですが、志望動機を構成する上で大切な要素は一緒です。販売職を志望する際は、「何故接客をしたいのか?」が提示されていないと、説得力がありません。

販売職を目指している場合、接客に対する興味や意欲、そしてその理由を提示してください。志望動機では、その企業を選んだ理由を明確に定時しておくことも重要です。志望企業に関連したエピソードや、企業の持つビジョン、その企業が持つ強みについて理解しておきましょう。

例文①

私が御社を志望した理由は、他社と比較して個々のお客様の合わせたきめ細かいサービスを提供している点に共感し、志望しました。大学時代は、大手アパレル業界の接客スタッフとしてアルバイトをしていました。それぞれのお客様の性質や好みなどに合わせて、素早い対応と明るく元気に対応していました。特に仕事をする上で大切にしていたことは、お客様の求めているものを把握するために、あらゆるニュースや雑誌に目を通し、お客様との会話に役立ててきました。その結果、接客スキルが評価され、店舗内のトレーナーにば抜推されました。また、店長のサポート業務も行ってきましたので、経験・スキルを活かして貢献していきたいと思い御社を志望しました。

上記の志望動機のポイントとしては、大学時代に接客スタッフとして、ただアルバイトしていたのではなく、お客様の会話に役立てるために、細かいサービスを心がけていたところがアピールポイントになります。

また、自分の接客スタイルが共通していることと、志望先の販売方針など、接客スキルを評価された実績も交えることで説得力があります。自分の接客の経験から「もっとこうしたらお客様は満足してくれるのでは?」と考え、自分で何かしらのアクションを起こしているという点も仕事をする上で一番大切になります。

この志望動機は「成長意欲」「向上心」「相手の気持ちを理解している」などの自分の強みもアピールできている例文です。また、自分の経験が活かすことができるサポート業務経験も、早期に戦力になれる可能性を感じさせます。

例文②

私は大学時代に空港内にある免税店の販売スタッフとして約3年間アルバイトをしていました。具体的には、特に外国人の接客対応、商品陳列、補充、仕入れ、発注などの業務経験があります。接客対応ができる程度の「英語力」と笑顔を絶やさないことを心がけている「コミュニケーション能力」が私のアピールポイントです。私の地元である〇〇で地域密着型企業として評判の高い御社にて、地域限定ショップスタッフを募集しているということに強い興味を持ちました。私のこれまでの経験が御社の事業拡大に貢献できればと思い、志望致しました。どうぞ宜しくお願い致します。

販売職として3年間アルバイトをしている経験があるということは、ある程度の接客の流れやテクニックは理解しているとわかります。ここでポイントなのが、接客業を通して、「英語力」と「コミュニケーション能力」が強みであるとアピールできている点です。

これは、3年間で培ったスキルと経験値で実った自分の魅力であり、強みです。なので、面接官の印象としては「この人はすぐ戦力になってくれる」という印象を与えることができるでしょう。

また、志望企業の魅力を把握し、自分の強みを志望企業にどう活かすことができるのかを結論から、端的に、根拠を持って伝えているので、とてもわかりやすい志望動機です。

例文③

私は学生時代にインターネット通販サイトのお問い合わせ窓口のオペレーター業務を経験し、実物を見ずに商品を買うことの不安やリスクを肌で感じたことで、改めて店頭販売の魅力を感じ、志望しました。大学時代では、商品情報から購入者のレビューまでを隅無くチェックして、商品理解を深めることで、「わかりやすい」「不安が解消した」とのお声を沢山いただくことがやりがいでした。また、電話であっても声の笑顔を意識して、実際に笑顔で対応することを徹底していたことは御社での業務においても活かせると思います。接客業は未経験ではありますが、大学時代でのその経験を活かしつつ、個々のお客様に合わせたきめ細かいサービスをすることでお役に立ちたいと考えております。

一度も接客業を経験をしたことがない人の志望動機の際は、接客業を志望したきっかけや旺盛な意欲を充分に盛り込むことが大切です。今回はオペレーターという接客業に近い業務を例に挙げましたが、大学時代のアルバイトのスキルが今後も多いに活かせるというアピールも効果的です。即戦力とまでもいかなくとも、今後戦力になると思わせることが重要になります。

例文④

私は販売の仕事を通じてお客様を笑顔にし、楽しい思い出を作る手助けがしたいと考えています。私は大学に入って初めてアルバイトをし、その初任給で両親にプレゼントをしようと考えました。父のプレゼントを買おうと紳士服売り場に行きましたが何を買えばいいのか悩みました。そこに販売員の方が優しく声をかけて下さり、世間話を交えながらさまざまなアドバイスを頂きました。そのおかげで父にはネクタイ、母にはスカーフを買うことができました。プレゼントを贈ると両親は喜び、喜んでもらえたのは販売員の方のアドバイスがあったからです。私は現場で販売員として働き基礎的な知識やスキルを身に付け、将来的には販売戦略に関わる仕事をし、より多くの人の笑顔を生み出したいと考えています。

例文では結論が一文目に書かれています。結論を最初に語ることで志望動機にインパクトが出ますし、何をアピールするのかを明確にすることができます。次に結論を裏付ける根拠として原体験となるエピソードです。例文では販売のアルバイトの経験ではなく、消費者として感じたことを軸にエピソードが展開されています。

売場で悩んでいたこと、販売員が世間話を交えながらアドバイスをしてくれたことなど詳細な描写により、信頼性が増しているのもポイントです。最後の締めの文章では入社後にやりたい仕事、ビジョンが描かれ、そこでの目標を語ることでモチベーションの高さがアピールできています。

事前準備は就活をスムーズに進める!

就活では志望動機や自己PRなどさまざまな要素によって評価が決定します。どれかひとつが良ければ採用が決まるというものではなく、それらがトータルで評価されますので、全てしっかりと準備しなければなりません。

志望動機ひとつとっても準備をしなければならないことはたくさんあります。志望動機の内容やその伝え方、どうすれば印象に残るか、高評価を得られるかなど考えることは山積みです。それを志望動機だけではなく自己PRでも行わなければなりませんし、それらに並行して自己分析や企業研究も進めなければなりません。

しかしそれらも準備次第で攻略することは可能になります。事前準備をきっちり行えば就活はスムーズに進めることができますので、準備を怠らないようにし、早めに動き出しましょう。

関連記事

【販売職の仕事に就きたい人へ】まず押さえるべき販売職に求められる適性とスキル

接客・販売職の志望動機の作成ポイント4つ|経験者と未経験者別作成例文もご紹介

面接で志望動機を伝えるコツ【例文10個】|就活生が熱意を伝えるためにおさえておきたいポイントを大公開

監修者プロフィール

nkou1213のプロフィール画像
吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。