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6月にナビサイトがオープンしてみなさん積極的に活用していることと思います。
しかし、みんなが使っているものは使いたくない方って一定数はいると思います。
そこで、今回はナビサイトを使わない就活スタイルを
メリット、デメリットも踏まえていくつか紹介したいと思います。
もちろんナビサイトは情報がまとまっているので、
便利ですし、活用することをお勧めしますが、
ナビサイトを見ているだけで就活をした気になってしまうことや、
ナビサイトの少ない情報量で企業を判断してしまうことは非常にリスクだと考えています。
まずは様々な手段を知ること。
その上でナビサイトが一番良いと思ったら、それでいいですし、
もし他の方法が自分により合っていると思えば、
そちらを選択すればよいのではないでしょうか。
選択するのは皆さんなので、自分にあったやり方を試行錯誤していただけたらと思います。
"志望企業"で就活
1.ナビサイトではなく、採用HP
企業は採用HPを持っている企業が多くあります。
一部の企業はエントリーを特定のナビでしか出来ないこともありますが、
採用HPで受け付けている場合はそのまま登録すれば、
エントリーすることができます。
ナビサイトに掲載されていない情報やイベントなども多くありますので、
これはしっかり覚えていきましょう。
ただし、これは志望企業が明確になっていなければ時間だけ取られてしまいますので、
10社以上興味がある方や、様々な業界を見たい方にはお勧めしません。
メリット:採用HP限定の情報などもある。
デメリット:企業数が絞られていないと煩雑になる。
2.OB訪問
特定の企業にOB訪問し続けることによって、
採用担当者や人事マネージャーを紹介されることがあります。
保守的な企業の場合は不明ですが、ベンチャー企業、
新しい取り組みに積極的な大企業では通常の採用フロー(ESやwebテスト)ではないところで、
選考が進むことはよくあることです。
特にOB訪問は会社全体として"優秀"な人を採用する姿勢があれば、
学生との接触時に当然評価をされているだろうし、
リクルーターなども社員含め積極的に学生との接点を増やし、採用に繋げようとします。
OB訪問は行為としてハードルも高く、学びも多いことから企業にとっても、
学生にとっても良い影響があるので、ぜひ取り組みましょう。
メリット:企業理解度は抜群に高くなる。
デメリット:少ない企業しか見れない。
3.大学で就活
理系や外語大などを始め、
"大学で待つ"型の就職活動も近年盛んになってきました。
工学系、薬学系、医学系、建築系、エンジニア、デザイナーたちは
わざわざ自ら企業へ出向いていかなくても、企業が大学まで足を運び、説明会を開いてくれます。
また高学歴層の大学は毎日のように企業が来ますし、
院生や研究室に入っている方は推薦やリクルーターがハンティングに積極的です。
さらに近年ではキャリアセンターも積極的に就職支援を行ています。
"大学"は就活をするには効率的な場所なのかもしれないですね。
メリット:大学で学業と就活を同時に効果的を行える。
デメリット:自分の専門性に興味ない企業とは出会えない。
"行動"で就活
4.SNSで就活
"ソー活"などの言葉が流行っていますが、SNSは学生も企業もみんな使っています。
そこで情報交換、情報発信、コミュニケーションを取るだけのことで、
新しい就活では全くありません。
ただITテクノロジーの進化と実名ネット文化の浸透によって、一般化されてきただけなのです。
"SNSはどのように活用するべきですか?"という質問をよく受けますが、
人によって活用方法は異なるので回答はしません。
ただし、SNSでしかできないことはやはり企業で働く中の人を見つけ、
コミュニケーションが取れることではないのかなと個人的には思っています。
数年前までネットでは企業の"広告"しか見ることができませんでしたが、
SNSでは企業の中身が少しづつネットに広がりつつあります。
SNSで出会いOB訪問や面接してもらう。
もしくは紹介されるなど、
twitterのフォローボタン一つで生の情報が入ってくる時代になったことはもっと我々も意識しなければなりませんね。
メリット:SNSが好きで使いこなせる人しかできない。(英語とかのツールと一緒)
デメリット:リスクも当然大きく、見える化を嫌う方はできない。
5.現場で就活
これは就活の方法というわけではありませんが、いくつか紹介したい事例があります。
・建設業界志望の方が建設現場で数回の見学をした
・商社業界志望の方が海外で現地プロジェクト訪問をした
・システム業界志望の方が自分でシステムを構築した
OB訪問や説明会でいくら"聞いた"ところで、自分のエピソードにはなりません。
やってみること、疑似的にでも体験することによって、
感覚的にやりがいや仕事の面白さを知っていくことができます。
志望度や面接でのエピソードの伝わり方がまるで違いますし、
PC前だけで完結する就活よりも、学生っぽくて良いと思います。
メリット:体験することは何よりも大切で、その経験を得られる
デメリット:時間もお金もかかる
あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
30秒で面接力がわかる!スマホで診断できるお役立ちツールです。
"実力"で就活
6.長期インターンで就職
長期インターンは最近ちょっとしたブームになっていますが、
誰でも簡単に始めることができ(学業とのバランスは難しい)、
小さい組織であればそれほど仕事の責任も大きく、給与も上がります。
当然、他の企業も即戦力だと判断して採用しにきますし、
インターン先の企業でそのまま社員として働くこともできます。
いかに成果を出せるかという生活を2,3年生からストイックに行っている人も増えましたし、
学生時代で数百万の売上を上げる学生も中にはいるそうです。
メリット:圧倒的な差がつく可能性がある。
デメリット:貴重な大学生活何に使うか
7.スキルでハンティング
エンジニアの方がwebサービス、
iPhoneアプリ開発で一躍有名になったケースやGitHubで有名になるケースがあるそうですね。
エンジニアは需要も高まっていることと、充実したフレームワークなどの充実、
開発コストや参入障壁が極端に下がったことによって、
学生時代からサービスをローンチする方も増えてきました。
そして、エンジニア界隈はSNSで必ず話題になるので、
企業の技術担当者や技術採用部門も積極的に光る原石探しを行っています。
さらにエンジニア向けの企画コンテンストやプログラミングコンテンストも充実してきたので、
下手に就活で無駄な時間を過ごすよりは、日々サービス開発に取り組み、
話題を創り、スカウトされた方が年収も待遇もよっぽど高い気がします。
8.アウトプットでハンティング
学生時代から社会人顔負けの圧倒的な成果を出す学生も増えてきました
。アウトプットはwebサービスだけではありませんから、
体育会での成績、学業での成績、論文コンテストなどを始め、学生団体などで成果を残している方も多くいます。
これら一芸に秀でている方は以前から当然一定数いましたが、
今、SNSの普及によって、個が見える化され、発見しやすくなりました。
今後はますます顕著になっていくと思います。
まとめ
常識は数年で非常識になることもあります。
"みんなの意見"は、急に変わることもあります。
さぁ自分の意見で、自分の意思決定で、自分の道を探しましょう。
就職活動を楽しんでください^^