内定について

【内定がもらえない人の特徴と対処法10個】就活生がすべき具体策

内定がもらえないと悩む就活生は多い

毎年、大半の大学生が参加する就職活動。就職活動ではそれぞれが異なる企業の選考を受けることになるので、当然ながら内々定・内定をもらえるに至るまでの期間も違っています。しかしながら、友人やゼミの仲間など、周辺で内定をもらったという声を聞くたびに焦りを感じるという方もいるのではないでしょうか。

不採用になる理由はさまざまであり、アピールの良しあしはもちろんですが、担当者との相性など「運」という要素が大きく絡んでくるものもあります。しかし、あなたの行動が「不採用」の決定打になっているという可能性もゼロではありません。

この記事では「内定がもらえない人」に注目し、不採用通知ばかりが届く方に見られがちな特徴や行動をまとめていきます。そしてそれらへの対処法も解説していくので、内定がないということに不安を感じている就活生は、ぜひ参考にしてください。

内定がもらえない人の特徴10個

冒頭でも少し触れたように、不採用になる要素のひとつとして「就活生自身の行動」を挙げることができます。不採用になりがちな行動をする原因としては、本人の心理状態が大きな部分を占めるといってもよいでしょう。

ここでは、内定がもらえない人に共通してみられがちな特徴(心理的な部分)を3つご紹介いたします。それぞれがなぜ良くないのかというところも解説するので、心当たりのある方はぜひ参考にしてください。

①自分のやりたいことがわからない

内定を得られていない方の中で、「周りの友達が受けているから」「親がここにしなさいと言ったから」という理由から就職活動をしているという方は多いのではないでしょうか。しかし、そこには「自分の意思」がありませんし、それだと「自分のやりたいこと」という方向性も定められません。就職活動においてもっとも大切なことのひとつは「本人のやる気」です。

「将来こういうことをしたいから、あるいはこういう人になりたいからこの会社で働きたいのです。」という明確な思いが、企業の選考を絶対に勝ち残らなければならないという気持ちを後押ししてくれるのです。

②いろんな企業を手あたり次第受けている

就職活動においては、「視野を狭めないこと(視野は広く持つこと)」が大切だとされています。しかし、その視野も広すぎてしまうと、自分の中にある「就職活動の軸」がぶれて、どんどんわからなくなってきてしまうはずです。

また、手あたり次第選考を受けていると、ひとつひとつの企業を深堀りする時間が取れません。個人の企業研究の程度は面接時に露見してしまいますので、場合によっては企業側が「もしかしたら蹴られるかも」と勘繰ってしまうことにもなりかねません。これだと、たとえ優秀であっても落とされる可能性は上がってしまいます。

③就きたい職種が決まっていない

職種とは、仕事の種類です。職種には営業職、販売職、開発職、人事職などがあります。行きたい企業があっても、具体的にどの部署で働きたいのかが決まっていない就活生は多いです。配属される部署によって携わる業務は異なるため、想像していた仕事と違うという事態が起こることも珍しくありません。

業界や企業を決めることも大切ですが、職種についても考えておくようにしましょう。職種は営業や販売などの目立ちやすいものと、開発や事務などのサポート的な部署もあるため、一面だけを見るのではなく全体を把握することが大切です。

④実際に働いているイメージができない

自分が企業に就職して働いているイメージができない人は、内定をもらえません。自分にイメージできない未来の姿は、採用担当者にもイメージできません。「この業界・この企業で働く自分がどんな姿か」という明確なイメージができていれば、就活の方向性も見えてくるはずです。

イメージさえできないという人は、学生気分が抜けていないと考えられます。現在はまだ学生かもしれませんが、これから社会人になるのだという自覚を持ちましょう。社会人としての自分に何ができるか、何をしたいのか、今からどんな努力ができるかなどを具体的に考え、言葉にしましょう。

⑤企業のことを掘り下げて調べていない

企業のホームページや社員募集のページを見て、フィーリングだけで受ける企業を決めてはいませんが?BtoB企業などは名前を知る機会があまりないため、企業を知るきっかけ自体はそれでも構わないでしょう。ただし、きちんとした企業研究は必須です。自分がそこに勤めることになった場合、具体的にどの部署で何をしたいのか、ビジョンを持つことが大切です。

もちろん希望が全て通るわけではありませんが、だからといって漠然と「何でもします」というのでは「入社してからのことは何も考えていません」と宣言しているようなものです。企業研究をどれくらいしているかは、志望動機の内容や面接でのやりとりで見られます。本気でその企業に入るつもりであれば、しっかりと調べておきましょう。

⑥エントリーシートや履歴書が雑

内定がもらえない人に総じて言えることは、エントリーシートや履歴書が雑であることです。就活本のコピペ、使い回しの文章、走り書きの文字、これでは面接する方もされる方も時間の無駄といえるでしょう。就活本などに書いてある例文を見ると、ついその文章に引っ張られて似通った分になりがちです。

就活本や対策本を読んだり参考にしたりするのは構いませんが、実際に文章を書くときには見ない方が賢明といえます。また、コピペや使い回しでいいやと思える場合は、それだけ志望度が低いということです。「数を打てば当たるだろう」ではなく、「狙いを絞って」真剣に時間をかけられる企業だけを受けるようにしましょう。

⑦入退室などのマナーを守れていない

面接の入退室のマナーは非常に細かいです。ノックが何回、お辞儀の角度が何度、すすめられるまで座ってはいけないなど、「そんな細かいところを見られるの?」「そんなことで落とされるの?」と思う人もいるでしょう。ただ、この入退室のマナーは就活のときだけ必要なものではないのです。

社会人になると、取引先や顧客を訪問する機会があるでしょう。その時に、マナーがなっていないと会社の名に傷がつくかも知れません。「こんなことで?」と思うかもしれませんが、「こんなこと」すらできないようでは社会人失格だと思われるのです。面接時に社会人としての入退室のマナーが守られているかというのは、意外と重要な

⑧質問の意図から外れた回答をしている

面接は、面接官から質問されてそれに答えるというやりとりを繰り返します。その際、質問の意図から外れた回答をしてしまうと、評価はマイナスになってしまいます。実際の現場で意思の疎通ができないと、「指示した内容が伝わらないのでは」と思われてしまうわけです。志望動機や自己PR、趣味特技などの予想できる質問の答えは準備しておきましょう。

文章を丸暗記するのではなく、大まかなキーワードだけを頭に入れておいて、自分の言葉で伝えることが大切です。「作りこんだ文章」や「かっこよく話そうとする文章」というのは、違和感を覚えます。自分をよく見せるためではなく、自分を知ってもらうための面接だということを忘れないでください。

⑨スーツや髪型などの身だしなみが乱れている

社会人にとって、身だしなみは重要なポイントです。寝ぐせの付いた髪やシワだらけのシャツはズボラな印象を与えてしまい、話を聞く前から信用がマイナスになってしまいます。身だしなみを整えるのは、社会人でなくとも、成人した大人として基本中の基本だと心得ておきましょう。

プライベートではともかく、就活ではオシャレよりも清潔感を第一に考えましょう。少し崩したラフな髪型やウエットヘアなどは、就活生のフレッシュなイメージとは合いません。ファッション系の業界でなければ、服装や髪型で奇をてらう必要はないのです。寝ぐせがついていないか、スーツや靴に汚れがないか、シャツにシワやシミがないかなど、基本的なチェックを必ずしましょう。

⑩表情が暗く声が小さい

表情が暗い人や声が小さい人は自信がない印象を与えてしまい、非常にもったいないです。面接は自分を企業に売り込む場であるため、自信をもって話さなければその意志は面接官に伝わりません。いつまでも内定が貰えないという状況であれば、自信がなくなってしまうかもしれません。

しかし、それで自信を失って暗い表情や小さな声で面接に臨んでは、どんどん負のループにはまってしまいます。まずは背筋を伸ばして前を向き、口角を上げてみてください。それだけでも随分と印象は変わって見えます。そしてしっかりと声を張って喋り、自信に満ちた態度で面接に臨みましょう。

内定をもらうために今からできる具体的な対処法10個

内定がないということにショックを感じているからと言って、何もしないというのはよくないことです。内定が向こうからやってくるということはほとんどありません。まずは口・手・足を動かすことが肝心です

ここでは、内定をもらうために今からできる具体的な対処法を3つご紹介いたします。こういうときこそ冷静に対応するようにしましょう。

①就職エージェントに相談する

就職エージェントとは、近年浸透し始めた就活サービスのひとつです。

就職エージェントは、利用すると、あなた専属のエージェントがつき、企業の紹介や、面接・書類選考対策を個別でサポートしてくれるサービスです。

就職エージェント達は年間数百人単位の就活生を支援している、就活のプロです。プロの視点から、あなた一人では見つけられない、就活上の問題を見つけ、アドバイスしてくれるでしょう。

自分一人で「なんで上手くいかないのだろう…」と悶々と悩んでいるときは、一度プロから客観的なアドバイスをもらうと、一気に展望が開けることがあります。

さらに、表向きは選考を締め切っている企業にも、就職エージェント経由なら選考を受けられることも多いです。「内定がでない…おまけに持ち駒もなくなってきた…」と悩んでいる時には、就職エージェントを活用すると、自分では見つけられない優良企業を紹介してもらえます。

これだけメリットの大きい就職エージェントですが、実はこれらのサービスは基本的に無料で受けることが出来ます。どうしても一人での就活に行き詰まったら、ぜひこういったサービスを利用してみましょう。

②大学の就活課に来ている企業から探してみる

大学の就職課にも、一般的な就活情報サイトと同じように、求人情報が集まっているというのはご存知でしたか?ここに集まる求人情報の最大の特徴は、情報を出している企業が「ここの大学の学生の中から選びたい!」という想いを持っているところです。

そのため、その大学からの採用枠を設けているところもあるなど、採用につながりやすくなっています。将来「ここで働けて良かったな」と思えるほどの運命の一社がそこで待っているかもしれません。

③受ける企業に合わせて志望動機や自己PRを見直す

志望動機に関しては、その都度考えているという就活生も多いでしょう。しかし、自己PRは1つだけの場合は、就活においてはとても危険です。理由としては、企業が求める人物像がそれぞれ違っているためです。その人物像と就活生自身が作成したアピールポイントとにズレが生じているのであれば、企業側は魅力のある人物だとは思いません。

志望動機・自己PRともに、使いまわしではなくちゃんと「それぞれの企業に合わせたもの」を作るようにしましょう。そのためには、自己分析をしっかりしてアピールポイントをいくつも見つけておくことが肝心です。企業ごとが難しかったとしても、少なくとも「業界別」では作成しておいたほうが無難でしょう。

④企業選びの軸を明確にする

企業選びの際は何に重きを置いて選んでいますか?福利厚生、勤務地、仕事内容、社風、それぞれ重視したいポイントは違うでしょう。ひとつだけに絞る必要はありませんが、理由まで言えるようにしておくと、面接で聞かれたときにスッと答えられます。自分の企業選びの軸が明確でない人は、今まで選んだ企業の特徴を挙げてみましょう。

それらの共通点から、無意識で選んでいたポイントが見えてくるかもしれません。「何が自分の軸なのか」「なぜそれなのか」などを言葉にして明確にします。企業選びの軸を明確にすることで、より的を絞った企業選びができるようになるでしょう。

⑤業界の動向をニュースなどで調べる

企業研究は、もちろん当該企業について深く知るために調べることです。しかし、それだけでは不十分です。本当にその企業への就職を目指しているのなら、業界研究も怠ってはいけません。なぜなら、業界全体の動向、競合企業(ライバル社)の動向などを知ることで、志望する企業の良い点や改善点、進むべき方向などに気づくことができるからです。

そして、それらを分析した情報は就職した後にも必ず役立ちます。今は便利なインターネットで何でも調べられますが、その中にはフェイクニュースなども混ざっています。より確実な情報を得たければ、やはり新聞を読みましょう。電子版でも構いませんし、大抵の大学なら図書館へ行けば経済新聞なども置いてあるはずですので、利用することがおすすめです。

⑥エントリーシートや履歴書を見直す

内定がなかなかもらえないと悩んでいる人は、志望動機や自己アピールがまだしっかりと練られていないのかも知れません。一度、今までに書いてきたエントリーシートや履歴書の内容を客観的に見直してみましょう。志望動機や自己アピールが使い回しになってはいませんか?使い回せる志望動機は、それだけ浅い内容ということです。

しっかりと企業研究をして、志望動機や自己アピールを練り上げましょう。履歴書などを提出して手元にないという人は、次回からコピーで控えをとるようにしましょう。スキャナーで画像としてパソコンに取り込んだり、写真を撮ったりしたものでもいいので、どこの企業にどんな書類を提出したかの控えをとっておくと、後で見直すことができます。

⑦模擬面接を繰り返し受ける

面接のマナーや手順がわからないという人は、模擬面接を受けましょう。大学の就職支援課や一般の就活支援セミナーなどで模擬面接がおこなわれています。「緊張する」「気恥ずかしい」といった理由でこのような機会を避ける人は多いようですが、もったいないです。社会に出ると、そういった講習やセミナーに無料で参加できる機会などそうそうありません。

面接本番の方がよっぽど緊張しますし、本番に失敗する方が大きな恥をかきます。面接のマナーがわからない人やうまくいく自信のない人は、とにかく模擬面接を繰り返し受けましょう。そこでのフィードバックやアドバイスをもとに、本番の面接に向けてさらに練習を重ねて、やっと面接のマナーなどが身につくのです。

⑧OB訪問などで働くイメージを作る

働いているイメージが明確にできないという人は、企業のOB訪問などを利用しましょう。仕事をするうえで気を付けること、学ぶこと、大変なこと、やりがいを感じることなどを実際に働いている人から聞くことで、より明確に「仕事」のイメージを固めることができます。

OB訪問で話す相手は、当然ながら実際にその企業で働いている人です。社員の人となりなどからも社内の雰囲気が感じ取れるかもしれません。「こんな考えで働く社員のいる企業でぜひ働きたい」というのも立派な志望動機になります。OB訪問で得られる情報をしっかりと就活に活かしていきましょう。

⑨清潔感を意識した髪型や服装をする

見た目の印象というのはかなり重視されます。とはいえ、モデルや俳優ではないのですから、容姿が美しいかどうか、というような問題ではありません。シャツの袖口や襟元が汚れていないか、靴が汚れていないか、髪に寝ぐせがついていたりぼさぼさしたりしていないかなど、「清潔感があるか」が重視されます。普通に考えて、寝ぐせがついていただけで落とされることはありませんが、「寝ぐせがそのままだ」という印象は意外と尾を引きます。

その後の受け答えで少しでもボロが出ると「やっぱりズボラだ」「寝ぐせを直さないくらいだから会話でも抜けているところがある」という評価に繋がりかねません。社会人として、清潔感を意識して身だしなみに気を遣いましょう。

⑩面接の流れを録画して改善する

面接でいつも失敗するという人は、一度自分の面接の流れを録画してしてみましょう。録画や録音が気恥ずかしいと感じる人は多いと思われます。しかし、自分を客観的に見るには録音・録画が最も効果的なのです。スマートフォンなどで簡単に録音も録画もできる時代です。これを使わない手はありません。

とはいえ、本番の面接を録画するわけにはいかないので、模擬面接の様子を録画させてもらいましょう。録画の様子を人に見てもらってアドバイスをもらうのが最も効果的です。しかし、さすがにそれは恥ずかしいという人は、自分ひとりでも構いません。きちんと振り返って改善していくことが重要なのです。

内定がもらえなくても焦らない

就活ではどれだけ努力しても、なかなか内定をもらうことができず、焦ってしまうことも多いです。自分だけ内定がもらえず、周囲の人がどんどん内定を獲得していると焦ってしまいますが、焦ることで余計に状況が悪くなることも多いので、注意しなければなりません。内定がもらえないときこそ焦らないことが大切であり、焦ってもいいことはないと覚えておきましょう。内定がもらえなくても焦る必要はありませんので、気持ちを落ち着けて就活に向き合うことが大切です。

就活では不合格になるのはおかしなことではない

内定がもらないときに意識しておきたいのが、就活では不合格になるのはおかしなことではないということです。何度も不合格が続いてしまうと自信をなくしたり、自分は社会には必要ない存在なのではないかと落ち込んでしまうことも多いです。不合格が続いているからといって、落ち込んでもいいことはありませんし、落ち込むことでさらに失敗が続き、悪循環に陥ってしまうこともあります。

そもそも就活は非常に難しいものであり、不合格になるのは当然です。どれだけ優秀な人でも、一発で内定が獲得できることはありません。何社も落ちた末に、ようやく1社内定を勝ち取ることができます。就活では不合格になるのは当たり前でもありますので、落ち込まずに前向きに取り組むことが大切です。

内定がもらえないときこそ落ち着いて対処する

内定がもらえないと、何とかしなければならないと思い、焦ってしまうことも多いですが、就活を成功させたいなら焦りは禁物です。上手くいかないからと焦って闇雲に動いてもいいことはありませんし、さらに深みにはまってしまう可能性もあります。内定がもらえないときは一度落ち着き、何が原因で上手くいかないのかを考えることが大切です。内定がもらえないことには必ず原因があります。

その原因さえ改善できれば、就活は必ず攻略できます。何が原因で不合格になっているのか、いつもどの段階で落とされてしまうのかを分析し、対策を立てていきましょう。焦らずじっくり取り組めば就活は攻略できますので、上手くいかないときこそ落ち着いて、冷静に対処することが大切です。

「焦らず自分を信じる」ことが内定への1番の近道

内定をもらうための対処法までをまとめてご紹介してきました。周りに内定を持っている人が多いにもかかわらず、自分にはまだ何の採用通知も来ていないという状況は確かにつらいことでしょう。しかし、そこで焦ってはいけません。

内定を得るためのいちばんの近道は、何があっても「焦らない」ことです。冷静になって自分のどこが良くないのか、これから何ができるのかということを改めて確認することによって、未来は切り拓けます。

具体的な対処法をはじめ、本記事でご紹介した情報を参考にしながら、限られた時間の中ではありますが、自分が成長・活躍できる運命の一社を見つけてください。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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