就活の悩み

【就活で連絡が来ないときの対処法】問い合わせる場合の注意点

就活をしていて結果連絡が遅いとき

就活で面接などの選考を終えたあと、結果の連絡が遅いと感じている人は多いのではないでしょうか。面接時に「○日までにお伝えします」と言われたのにまだ連絡が来ない人や、そもそも連絡が来る時期について何も聞いてないという人もいるでしょう。結果が分からないと、なかなか次の行動に移れません。

合格の場合は、次の面接の準備や質問の対策を始める必要があります。不合格の場合は、他の就職先の説明会や面接に向けた準備が必要です。では、面接の結果連絡が来ない場合は、自分から問い合わせても大丈夫なのでしょうか。この記事では、就活時に結果連絡が遅いときの対処法についてご紹介していきます。

あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

診断スタート【無料】

就活の結果の通知方法は「電話・メール・手紙」

就活の結果は、電話・メール・手紙のいずれかの方法で通知されます。企業によっては、採用の場合は電話で通知し、不採用の場合は手紙を郵送するなど、結果によって通知方法を変えることもあります。選考試験の際に自分の受けた企業がどのように結果を通知するのか確認しておくと安心です。

電話で通知される場合は、試験を受けてから3日ほどで連絡が来る場合が多いといわれていますが、連絡までの期間はあくまでも目安です。合格していても、何らかの理由で連絡が遅れることもありますので、焦る必要はありません。企業から連絡が来る予定がある時は、すぐに電話に出られるようにしておき、その場で答えられなかった場合は速やかに折り返しましょう。

面接の結果はどのくらいで届くのか

面接が終了し、その後に合否もしくは次の段階の試験に進むことが出来るのか、という結果の連絡が後日企業からなされます。その結果は通常はどのくらいの期間で出るものなのか、分からないという就活生も多いでしょう。

結果が届く期間が分からないと、気持ちも落ち着かないものです。ここでは、企業から就活生に連絡があるまでに平均でどれほどの時間を要しているのか、という現状をみていきましょう。

面接後3日~1週間が一般的

企業での面接試験の後、「結果は後日に〇〇で連絡致します」と面接官にいわれた場合、通常はどの位の期間をみておくとよいのでしょうか。一般的なケースではおおよそ3日~1週間程度で就活生に連絡が入るとみておいてよいでしょう。また、企業によって面接の時に「合格、または残念ながら不合格という旨の連絡は、本日から〇日以内に連絡致します」と、日にちを教えて貰える場合もあります。聞き逃さないようにしておきましょう。

そして、その際の連絡の方法が電話なのかメールなのか郵便での封書なのかも、しっかり確認しておくとよいでしょう。合否の連絡方法は企業によってさまざまですので、一概に特定は出来ませんが、一般的にどのくらいの期間で結果が分かるか、ということを頭に入れておくと自分の中でのよい目安となります。

最終面接の結果連絡の目安については、こちらの記事で詳しく解説しています。

面接の結果連絡が来ない₌不採用というわけではない

面接の結果連絡が来ないときは不採用なのかもしれないという不安がつきまといますが、必ずしもそうではありません。面接の結果連絡が遅い理由には、企業側の都合や応募者数が関係している場合が多いのです。選考が最終に近づくほど、役員などの上層部が採用に関わってきます。上層部などの人事部の他に関わってくる社員が増えるほど、スケジュール調整ができにくくなる可能性が高いといえるでしょう。

このような企業の都合の他にも、応募者数が多く選考をまだ終えていないというケースも考えられます。応募者が多いと選考期間が長期化するため、早めに選考を終えている程、結果の連絡を待つ時間が長くなるのです。面接の結果連絡が来なくて不安になっている方は、不採用以外の理由についても考えてみましょう。

面接の結果連絡が遅くなる理由

無事に面接が終わってほっとしているのも束の間で、今度は結果が気になるものです。面接試験は1回で済むこともありますが、大きな企業や志望者が多い企業や職種であればあるほど、2回以上の面接、そして最終面接までおこない合否の結果が出るまで時間がかかる傾向があります。

合否の結果が出ないと次の企業への活動も制限されてくることがあり、就活生側も焦りや不安が出てくるかもしれません。ここでは企業側の選考に時間がかかっている理由をみていきますので、理由を理解し次の準備に備えていきましょう。

理由①選考がまだ終わっていない

まず考えられることは、企業側の方で、まだどの人を採用とするのか決定していないということです。多数の応募があった場合、採用担当者もどの人材がより自社で力を発揮してくれるか、と慎重に選考することになります。人事担当で採用候補者を決定していても社内の書類等の処理をしなくてはいけません。

稟議書を作成し、上司と役員に決済を貰って、初めて採用の運びとなるため、手続きにも時間がかかることが考えられます。上司や役員が会議や出張で不在だったり、他の重要な決定事項を優先させていることも多々あります。

このように社内でたくさんの人の決定と決済が関わってくると、時間がかかることが予想されるでしょう。人材の採用は会社の中でも大変重要な決定事項ですので、重役クラスの方々も、どの人なら将来を託せるかと悩み、決定に時間がかかるという場合も考えられます。

理由②不採用だから

次に考えられるのは、残念ながら不採用になってしまったがまだ連絡がないということです。企業側は採用者もしくは、次の選考に進んだ人に連絡をすることを優先しておこないますので、どうしても不採用の人には連絡が後になってしまいがちです。

特に不採用の人への連絡は電話ということはほとんどなく、文書での連絡が多いこともあり事務処理にさらに時間を要します。郵便で送るとなると届くまでの時間も当然かかりるため、就活生の手元に通知が届くまでには時差が生じてきます。

また、不採用者には連絡をしないという企業も中にはあります。その場合、面接の時に「残念ながら不採用の際にはご連絡はいたしません」と面接官に言われるケースがあるため、注意深く聞き逃さないように気を付けましょう。

未連絡時の対処法について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

結果連絡が来ない時の対処法①2週間程度は待つ

面接の結果は、大体のところで1週間程度でくるようになっていますが、選考が難航したりして、どうしても結果の連絡が遅れてしまうということもあります。ですから、なかなか面接の結果の連絡が来ないという時でも、面接を受けた日から数えて2週間は待つようにしてみましょう。

もし面接の時点で、「○○日までには連絡したいと思います」といわれていたとしたら、そこの日付から1週間程度は待つようにしましょう。

面接の結果連絡の催促は失礼に値する

2週間程度は待たないと、こちらから連絡を催促するのは失礼になります。とはいえ、何らかの連絡トラブルで連絡が来ないという可能性もあるため、何もアクションを起こさないのも失礼に値するといえるでしょう。まずは2週間程度待ってみて、そこからアクションを起こすようにしましょう。

結果連絡が来ない時の対処法②こちらから問い合わせる

2週間待った後でも、まだ面接の結果の連絡が来ないというのであれば、こちらから電話やメールをして問い合わせるようにしましょう。メールで問い合わせるよりも、電話で問い合わせる方がマナーがいいです。電話ならば直接自分の言葉で伝えられるため、ちょっとした言葉の伝わり方の違い、ニュアンスの違いで失礼になることがありません。

面接結果問い合わせの際にはニュアンスの違いに注意

こちらから面接の結果を問い合わせる時には、そうしたちょっとしたニュアンスの違いまで注意しないと、催促しているようにとられてしまうので要注意です。「○日までに連絡するといったのに連絡が来ないから催促している」というのではなく、「面接の結果が来ないから、もしかしたら連絡の段階で何かトラブルがあったのではないかと思って」というニュアンスで伝えるのが大切です。メールではなかなかそのニュアンスは伝わらないでしょう。

電話が苦手な場合はメールでもOK

電話で直接担当者と話をするのに抵抗があるなら、メールでの問い合わせでもOKです。メールは手が空いた時に読めるので、相手の負担が少ないというメリットがあります。また、文章をじっくりと考えてから送信できるため、言葉遣いでのミスを防げます。

電話では緊張してしまうという場合はメールで企業へ連絡してみましょう。ビジネスのメールは、用件を分かりやすく簡潔に伝えることがポイントです。件名はメールの内容が分かるようにして、送り主である自分の氏名も書きましょう。企業へメールを送る時には、早朝や深夜は避け営業時間内に送信します。企業のメールが個人の携帯電話に転送される場合がありますので、注意してください。

結果連絡が来ない時の対処法③忙しい時間をさけて連絡する

面接の結果を電話やメールで問い合わせる際には、上記のようなニュアンスに気を付けるという以外にも、もうひとつ注意すべきポイントがあります。それが、なるべく相手の忙しそうな時間には連絡をしないということです。

ニュアンスでどれだけ気を付けていても、相手が忙しいであろう時間帯に電話やメールをすると、「連絡が来ないから催促されている」という印象を持たれてしまいます。

午後の2時から4時くらいの時間帯が最適

午後の2時から4時くらいの時間帯であれば、忙しいながらもある程度は落ち着いた時間を過ごしている方が多いです。そのため、面接の結果が来ないと電話やメールをしても、落ち着いた気持ちで「連絡トラブルを疑って連絡してくれたのか」と、逆にマナーよく感じてくれることでしょう。

電話とメールでの問い合わせ方法について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

適職診断を試してください。

適職診断はもう試しましたでしょうか?就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。


診断スタート【無料】

結果について電話で問い合わせる場合の例文

お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。先日受けさせて頂いた面接についてのお問い合わせなのですが、採用担当の〇〇さんはいらっしゃいますでしょうか。

はい、採用担当の○○です。

お世話になっております。〇〇大学の〇〇です。先日はお忙しい中、面接のお時間を頂きありがとうございました。急かすようで大変恐縮なのですが、先日の合否結果はいつ頃ご連絡いただけそうでしょうか。

企業へ電話をかけたら、まず採用担当者へ繋いでもらいます。その際も、大学名と氏名を必ずいうようにしましょう。担当者が電話に出たら、もう一度名乗り用件を述べます。すぐに合否結果を聞くのではなく、いつ連絡をもらえるかを聞いてみましょう。確認の後は、お礼も忘れずに伝えてください。

結果についてメールで問い合わせる場合の例文

件名:面接結果についてのご質問(〇〇大学〇〇)

株式会社〇〇
人事部採用担当〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇です。
先日はお忙しい中、面接のお時間をいただき、ありがとうございました。

急かしてしまうようで大変恐縮なのですが、〇月〇日の面接の合否について、何日頃にご連絡をいただけるのか教えていただけますでしょうか。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご返信いただければと思います。
何卒、よろしくお願いいたします。

────────────────────────
○○ ○○
○○大学 ○○学部 ○○学科 ○年
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール :xxxx@xxxx.com
──────────────────────── 

メールの件名は、面接結果についての問い合わせだと分かるように書きましょう。氏名も件名に入れると担当者が分かりやすくなります。面接についてのお礼を述べ、その後に結果を問い合わせましょう。「急かしてしまうようで大変恐縮なのですが」「お忙しいところ恐れ入りますが」などクッション言葉を使うと、やわらかい印象になります。

就活面接の結果が来ない場合は問い合わせしよう

就活の面接を受けた際になかなか結果が来ない場合は、企業に電話で問い合わせましょう。ただ、すぐに問い合わせるのではなく2週間程度待つ必要があります。2週間程度は待つようにしないと、こちらから催促しているような印象を与えてしまうのです。電話をする場合は、ニュアンスと電話をかける時間帯に注意しましょう。

ニュアンスに気を付けないと、相手に失礼だと思われてしまう可能性があります。また、相手が忙しい時間帯に電話をかけると配慮が足りないという印象を持たれるため、午後2時から4時の間で電話をかけるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ