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インターンシップでの自己紹介|盛り込む内容6つと持ち時間別の例文をご紹介

インターンシップの自己紹介で好印象を持ってもらおう


インターンシップを上手に進めていくためには、最初の自己紹介が重要になります。インターンシップの初日では必ず自己紹介を求められますが、これが上手にできるかどうかによっては印象は大きく変わります。好印象を与えることができれば、その後のインターンもスムーズに進めることができますが、悪印象を与えてしまうと周囲の人と壁ができてしまうことも多いです。

最初の自己紹介をいかに成功させられるかによって、インターンがスムーズに進められるかどうかが決まりますので、事前に自己紹介を考えておく必要があります。インターンを上手に進めるためにはどのような自己紹介をすればいいのか。そのポイントを知り、自己紹介で好印象を与えていきましょう。

自己紹介の前に意識しておきたいこと

インターンシップで自己紹介をする前に、意識しておきたいポイントがあります。あなたがインターンシップに参加した理由はなんでしょうか?なぜ多くの企業はインターンシップを実施しているのでしょう。ここからは、自己紹介の前に意識しておきたいポイントについて解説いたします。ポイントを抑えておけば、どんな自己紹介をすればいいのかが見えてきます。

何のために参加するのか目標を明確にする

まず、インターンシップに参加する目標設定をしましょう。目標や目的が何か曖昧な状態で、なんとなく参加をしても意味はありません。なぜならば得るものがないからです。目標がないのにインターンシップに参加しても、単純に働いただけになってしまいます。

残ったのは、ただ何日間か働いた期間があったという事実しかありません。社会人として働くためにはどんな能力が必要なのか知ることや、社員の方々との交流や現場の話、自分に合っている業界、会社なのか理解することなど、目標設定は何でもいいです。簡単な目標ではなく少し難しい方がやりがいをもって参加できるでしょう。

企業がインターンシップを実施する意図を知る

インターンシップを実施するのですから、企業も学生に何かを求めていると考えてください。企業は毎日、忙しく動いています。本来、インターンシップに割ける時間はないかもしれません。それなのにわざわざ実施してくれるのです。

企業側はインターンシップの参加者をチェックできるというメリットがあります。企業が参加している人に何を求めているのかを考えると、自己紹介を含めてインターンシップでどのようなことを言えばいいのか、行動をすればいいのかが見えてくるはずです。

自己紹介で何をどう語れば良いのか、企業側の目線に立って少し考えてみてください。意識すると、狭まっていた選択肢が広がるはずです。

コミュニケーションのきっかけ作りをする

インターンシップに参加する機会は貴重な体験です。あなたが現在学生ならば、自分の周りの人達は今まで関わりがなかった人達です。その人達と縁があり交流できていることは、新しい考え方や価値観を学ぶチャンスになります。この貴重な体験をモノにするためにも、インターンシップでの自己紹介が重要になるのです。

自己紹介で「自分はこういう人間です」ということを上手に表現することで、コミュニケーションのきっかけにしましょう。話のタネをあらかじめ伝えておけば話題を探す必要がなく、周囲の社員との会話が円滑に進むでしょう。

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自己紹介に盛り込むべき要素6つ

自己紹介はただ自分の名前を伝えればいいわけではなく、他にも伝えるべき内容はさまざまあり、何を伝えるかによって印象は違ってきます。自己紹介では闇雲に自分のことをアピールすればいいわけではなく、内容として含めるべき要素が6つあります。好印象が与えられる自己紹介を考えていきましょう。

①簡単なあいさつ

自己紹介に含めるべき要素としては、簡単なあいさつが挙げられます。「おはようございます」や「こんにちは」などのあいさつを明るく爽やかにすることが大切です。あいさつを飛ばしていきなり本題から話し始める人も多いですが、これでは好印象を与えることはできません。

最初にあいさつを含めることで基本的な常識・マナーが身に付いていることが伝わりますし、好印象になる場合が多いです。あいさつについては難しく考える必要はありません。大切なのは明るく爽やかに、元気よくすることです。

②大学名と氏名

簡単なあいさつをした後は、大学名と氏名を名乗ります。「◯○大学の◯○ ◯◯です」といったように、簡単に自分を名乗るだけで構いません。自己紹介は自分の身元を明かすためのものですし、どこの誰なのかを伝えておかなければ自己紹介ではなくなってしまいます。

どこの大学に所属しているかなどを伝えることで、身元のきちんとした人だと周囲に安心感を与えることができます。名前が難しかったり、珍しかったりする場合は読み方を説明するのもいいです。自分自身の情報について詳細まで話すようにして、信用のある人物であることを自己紹介で伝えていきましょう。

③日々おこなっていることの簡単な説明

自己紹介では身元を明かして基本的な情報を伝えることが大切ですが、それだけではなくさらにパーソナルな情報を伝えることも大切です。「◯○学部で◯○を学んでいます」「◯○部に所属していて毎日練習しています」など、日常的なことを1文で簡単に話すようにしましょう。

日常的なことを伝えることで、内容によっては興味を持ってもらえる場合もあります。自己紹介は自分を知ってもらうためにするものなので、何をしているか簡単に伝えて、どのような人なのかをアピールすることが大切です。

④インターンシップに参加した理由

シンプルにかつ簡潔に自己紹介をした後は、自分がなぜこのインターンシップに参加したのかについて話してみましょう。受け入れる社員の方々は、就職前の時期にあえてインターンをする決意をしたのはどうしてなのだろう、と疑問に思う人も多いことでしょう。

また、理由を話すことで受け入れる部署の方々も就活生に話しかけやすくなるというメリットもあります。仕事に入って行きやすくなる雰囲気を作ることに役立つ他に、社員の方々が就活生に具体的にどんな業務を教えようかプランニングする上でいい参考になるでしょう。

⑤仕事に対する決意表明

インターンシップで訓練を受ける企業は、就活生にとってどのような位置づけなのかは人によって異なるといえるでしょう。将来入社を希望する企業の場合は、正に就職試験を受ける時にその経験を活かすことが出来ます。

一方、まだ自分の希望企業が定まっていないけれど自分の視野を広めて社会経験をしたいという場合、インターンでの経験から自分をステップアップさせ、実務知識や社会人の働きぶりを目の前で見るまたとない機会になります。

決意表明の内容は就活生が現在どのような状況なのか、そしてインターンシップをどう位置づけるかによって内容は変わってきます。しかしどのケースにおいても、職場の人達の力をお借りして、物理的に時間をかけて仕事を教えていただくという事実は同じです。これをしっかり理解した上で、意欲と決意が伝わる内容にしましょう。

⑥指導のお願い

最後に、自己紹介の時の起承転結の結として、先輩や上司となる社員の方々への、これからの指導のお願いの言葉を入れましょう。受け入れ先企業の社員は、就活生はまだ学生なので社会経験がないことは承知しています。働いた経験がもしあったとしても、アルバイトやボランティアといった形態での社会経験がほとんどというケースでしょう。

社員の方々は日頃の忙しい業務の合間をぬって、インターン生を教育する為の準備をします。業務開始後は実践的な教育や指導に時間を割くことになりますので、諸々を含めて指導して頂くお願いをする、という相手への感謝の気持ちと実際にそれを表現するための言葉は欠かせません。

伝える機会としては、社員全体前での自己紹介の時に加え、インターンの配属先が決まった後も、実際にお世話になる周りの社員の方々にもご指導をお願いする旨を伝えましょう。

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持ち時間別の自己紹介例文

自己紹介では時間に限りがあるケースが多いでしょう。例えば「30秒で」「2分で」と自己紹介の時間を指定される場合も少なくありません。ただ、共通してダメなのは、ダラダラと長く自己紹介をしてしまうことです。

そうならないよう、事前に15秒、1分、2分と、求められる時間を想定し、どんな自己紹介をするのかまとめておくと慌てなくてすみます。15秒、1分、2分のケースに分け、どんな自己紹介をすれば良いのか、例文と解説を紹介いたします。

15秒の場合

◯◯大学◯◯学部3年の◯◯◯◯と申します。今回のインターンシップでは、多くのことを勉強させていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

15秒という限られた時間ですからそこまで難しく考える必要はありません。自分が何者で、どんな大学で勉強をしているのか立場を伝え、意欲を伝えるだけでも大丈夫でしょう。15秒という時間は短いようで、長いものです。そのためつい早口になってしまうかもしれませんが、落ち着いて自己紹介をするようにしましょう。15秒で自己紹介をする場合は、必要最低限の情報を簡潔に話すことを心がけてください。

1分の場合

初めまして。〇〇大学〇〇学部3年の○○○○と申します。本日からインターンシップに参加させていただきます。大学では◯◯を専攻しております。◯◯サークルに所属し、趣味は◯◯です。御社の開発された製品や取り組みに対し大きな魅力を感じております。今回のインターンでは、多くのことを学ばせていただきたいと思っております。お忙しいところご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、ご指導のほど、何卒よろしくお願いいたします。

1分の自己紹介では、15秒と比較をすると少し長く感じるでしょう。そのため簡潔に話すことは当然ですが、同時に語る内容を少し増やす必要があります。そのためには所属している学部はもちろん、専攻しているものは何かを増やしたり、サークルや趣味、同時に、その企業へ参加した理由なども入れてみると良いでしょう。

2分の場合

〇〇大学〇〇学部3年の○○○○と申します。専攻は◯◯で◯◯の研究を行っております。(研究については少し詳細に解説すると良いです)◯◯サークルでは日々、仲間たちと一緒に◯◯に対し取り組んでいます。アルバイトの場合(◯◯でアルバイトをしております)(業務内容を少し解説)御社の取り組みや開発サービスに対し、興味とともに大きな魅力を感じております。今回、インターンに参加することで、御社からさまざまなことを学びたいと思っております。御社の商品開発、サービスの考え方、実際、仕事をしないと分からない部分を勉強し、今後、自分が何処へ向かって行けば良いのか、ヒントを得たいと考えております。短い期間ではありますが、社員の皆様から多くのことを学びたいと思っておりますので、何卒、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

2分という時間での自己紹介はなかなか長いです。ただ、大学で勉強していること、サークルに参加しているなら、どんな内容なのか、アルバイトをしているのなら、その業務内容や、ちょっとしたエピソードなどを含めて行けば2分が短く感じるかもしれません。同時にこのインターンシップで何を得ようとしているのかも伝えておくと良いでしょう。

表情や姿勢も大事

自己紹介をする際、何に注意をすれば良いのかを解説していきます。基本は興味を持ってもらうことと言えるでしょう。もちろん悪い意味で興味を持ってもらってはいけません。一緒にぜひ働いてみたい、色々教えてやりたいと社員の方々が思ってくれるような挨拶にする必要があります。非常に基本的な所を押さえていれば、ある程度、上手く行くはずです。

背筋を伸ばし相手の目を見て笑顔で話す

インターンシップや面接などでは、姿勢や表情などを意識することが大切です。あなたは初対面の人と話す時、相手の目をきちんと見ているでしょうか。笑顔ではなく、ふてくされたようにボソボソと話す人に好感を持ちますか?一般的に、そのような人は相手に好印象を持たれることは少ないです。

猫背のように背中を丸めた姿勢では、若さや好印象を相手に印象づけることはできません。「めんどくさそう」「やる気がない」と思われる危険性さえあります。人見知りだからという言い訳は意味がありません。きちんと背筋を伸ばし、笑顔を浮かべて自己紹介をするようにしましょう。

大きな声でハキハキと簡潔に話す

挨拶をする際には、大きな声でハキハキと簡潔に話すことを意識してください。声が小さいときちんと聞き取ってもらえないですし、「元気がなくて陰気な若者」というネガティブなイメージを持たれる可能性さえ出て来ます。

インターンシップの限られた期間だけとはいえ、良好な人間関係を作りたい人の態度ではないでしょう。同時に、話す時は簡潔さを意識してください。挨拶の時間は限られています。その中でどれだけきちんと内容を詰め込めるのかも試されていると考えるようにしましょう。

自己紹介を自己PRにしない

自己紹介をする際、気をつけなければならないことがあります。それは、自己紹介ではなく、自己PRをしてしまうケースです。基本的に自己紹介と自己PRは異なることを理解しておきましょう。「似たようなものではないか?」と疑問に感じる人もいるかもしれません。自己PRではなく自己紹介にするためには何に注意しなければならないのか、ポイントを解説します。

自己紹介と自己PRの違い

自己紹介を自己PRにしないためには、まずその違いを理解する必要があります。自己PRとは、自分という人間をアピールすることです。自己アピールを求められた際の「語学留学の経験もあり、英語には自信があります」「高校の時、サッカーで県大会のベストイレブンに選ばれました」などは自己PRになります。

自己紹介と自己PRを混同した場合「求められたものを理解していない」「コミュニケーション能力が不足しているのだろうか」と感じられてしまう可能性もあります。あくまで自己紹介は自己紹介。自己PRは自己PRと分けて考えるようにしましょう。ただし、多少の意欲を混ぜるのは悪くありません。

自己紹介をするときの注意点

インターンシップ初日の自己紹介について、ポイントをここまで解説してきました。ここでは自己紹介における注意点を解説していきます。自己紹介は自身の第一印象を決める非常に大きな要因です。第一印象でマイナスの評価を受けてしまうと挽回に時間がかかることが多く、それゆえ自身にとって不利益になってしまいます。

インターンシップに限らず、どんな場面でも相手に与える第一印象は良くしておきたいものです。以下の注意点を把握し、第一印象でマイナスの評価を受けてしまうようなことのないよう、しっかりと準備を整え、初日を迎えるようにしましょう。

ネガティブな発言をし過ぎない

自己紹介をする際、ネガティブな発言はあまりしないことが賢明です。自己紹介を聞く社員の方々は、自己紹介の内容でインターン生を判断することもあります。そのため「飽きやすい性格です」などと述べてしまうと、「本当に仕事が出来るのかな」と思われてしまう恐れがあるのです。

また自己紹介で述べた内容がきっかけとなり、社員の方と打ち解けていくこともよくあります。そのため「特技や趣味はありません」などと述べてしまうと、打ち解けていくきっかけが作れず、職場になじむのに苦労してしまう恐れもあるのです。聞く側からしてみれば、初見でいきなりネガティブな発言をしてくるインターン生を好意的に迎え入れるのは難しいものです。そのため初日の挨拶では出来るだけポジティブな発言をすることが望ましいのです。

「えーと」や「あのー」が多い

自己紹介をする際、つなぎ言葉を多用しないよう注意しましょう。自己紹介に限らず、人前で話す際、「えーと」や「あのー」といったつなぎ言葉が癖になっている人は多くいます。しかし、聞く側にとってつなぎ言葉はあまり心地の良いものではありません。

「自己紹介ぐらいの文量もすらすら話せないのか」とマイナスの評価を受けてしまう恐れもあるのです。自己紹介では、できるだけつなぎ言葉を使わずに話すことが重要になるのです。自己紹介で話す内容を作成したら、それを実際に声に出して練習しておくようにしましょう。声に出して練習することで、内容を覚えやすいのはもちろん、自身のつなぎ言葉の癖も確認し、直すことが可能になります。意識してつなぎ言葉が出ないように準備しておきましょう。

緊張しても黙り込まない

事前に自己紹介を考えていたとしても、いざ自己紹介の場になれば緊張して内容を忘れてしまうこともあります。緊張してど忘れしてしまうのはよくあることですが、このときに黙り込んでしまわないことが大切です。緊張してしまっても、最低限自分の名前や大学名などは伝え、その場で思いつく限りのことを伝えていくことが大切です。

緊張して忘れてしまわないためにも、自己紹介は丸暗記するのではなく、要点のみまとめて覚えるようにしましょう。前後を忘れたとしても要点さえ覚えていれば話すことができますので、線ではなく点で覚えることが大切です。

インターンシップの自己紹介は姿勢や声の大きさも重要

自己紹介は語る内容より、基本中の基本、姿勢や態度を重要視した方が良いかもしれません。だからといって内容を軽んじても良いというわけではないです。内容がどんなに素晴らしいものだとしても、声が小さければ、あなたの自己紹介を見守ってくださる社員の方々にしっかりと伝えることはできません。

猫背だったりうつむいてばかりですと、「若々しさがない」「陰気」「態度が悪い」とネガティブなイメージを持たれる可能性があります。自己紹介で語る内容を練るのはもちろん、姿勢や声の大きさについても意識を向けるようにしましょう。

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監修者プロフィール

risa.idogawa@theport.jpのプロフィール画像
吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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