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【インターンシップのエントリーシート書き方講座】志望動機例文あり

就活の第一歩、ESについて知ろう!

就活をするにあたって、最初の難関と言えるのがES(エントリーシート)です。就職を希望する企業に志望動機などを記載して提出するもので、初期段階で就活生が最も頭を抱える難関だと言えます。企業に自分をアピールをする第一段階で、この書類審査で失敗しては先の選考に進むことは出来ません。実際に、ES止まりで選考に進めない就活生も多いのです。よって、エントリーシートは最も力を入れるべきとも言える就活の第一歩と言えます。

まずは、エントリーシートについての理解を深めていきましょう。企業がESに求めていることや履歴書の作成方法などを知った上で、企業からの印象をアップできるESを作成できるように取り組んでくださいね。

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企業がESの提出を求める理由

まずエントリーシートとは、あなた自身を表すものです。その1枚の書類で、企業に「あなたと会いたい」と思わせる必要があります。しっかりと自己分析をして自分のことをよく知った上で、この1枚に自分の魅力や企業への想いを綴らなければなりません。さらに、印象に残るように書き上げる必要があるので、コツを掴むまではESの作成も苦難に感じることでしょう。その後の選考に進むためにも、ESの作成には何よりも力を入れる必要があります。

企業が就活生にエントリーシートの提出を求めている理由は何なのでしょうか。まずは、企業がESの中で知りたい事柄をチェックして、企業が求める理想的なESの作成が出来るように心がけましょう。

選考基準にしたい

理由の一つ目は、選考基準にするためです。就活の選考とも同様、企業にはインターンシップにおいても沢山の応募が殺到します。よって、数多くの応募の中から企業は候補の就活生を選ばなければなりません。

そこで選考基準となるのがこのエントリーシートです。まだ顔も合わせてもいない就活生の事を知るためのたった一つの重要なツールなんです。印象に残る魅力的なESを作成して、周りの就活生と差を付ける必要があります。文法など細かいところまで入念に確認し、最低限書き損じがないかどうかはチェックして提出してくださいね。

学生の熱意を知りたい

理由の二つ目は、学生の働くことに対する『熱意』を知りたいからです。企業は、積極的に学ぶ姿勢を持つ就活生を望んでいます。よって志望動機や自己PRから、なぜこの企業でインターンを経験してみたいのか、どれほどやる気があるのか、等の熱意をアピールしましょう。限られた枠内で企業への熱意を伝え切ることはなかなか難しいですが、企業が知りたいことの本質を見抜き要点をうまくまとめて伝えることで質の良いESが出来上がります。

さらに、このインターンを通して成長できる人間かどうかもチェックされています。今までの何かやり遂げた経験があるエピソードや、自身の成長を実感できたエピソードなど、あなたの魅力を感じるような事柄をうまくまとめて伝えてくださいね。

エントリーシートを書く時の基本マナー

エントリーシートはもちろんマナーを守って作成し、提出しなくてはなりません。エントリーシートで基本マナーが押さえられていなければ、就職への本気度が疑われます。

気をつけるべきポイントとして、丁寧かつ正確に書くことは最低限です。字に自信が無くても、丁寧に書かれた字は採用担当者にわかります。字に自信があっても雑に書けば伝わってしまうので慎重に書きましょう。誤字脱字にも気をつけ、最低1回は見直しをしましょう。また、「高校」ではなく「高等学校」というように、略字は一切使わずに正式名称を調べて書くようにしてください。

資格欄などで、もし書けそうな資格がない場合には、「特になし」と記入しましょう。もし空欄にしてしまうと「書き忘れたのではないか?」「空白が多くて意欲を感じない履歴書だ」などと思われしまうからです。また、就活で提出する書類は内容が消えてしまったり修正の痕跡のあるものを提出するのはNGですので、消せるペンや修正液は絶対に使用を控えてください。

プロフィールの書き方

ここからは、エントリーシートの各部の書き方を紹介していきます。まずはプロフィールの書き方から見ていきましょう。プロフィールは自分の基本的な情報を伝える箇所なので、気楽に書いてしまうという就活生も多いかも知れません。しかし、企業が学生のことを知ることができる機会は限られているため、ここでつまづくと全体の印象がとても悪くなってしまいます。プロフィールでつまづかず、好印象を与えるためのポイントを押さえていきましょう。

日付・氏名・住所・生年月日・電話番号

エントリーシートの冒頭では多くの場合、日付や氏名、住所、生年月日、電話番号といった基本的な情報の記入を求められます。ここでのポイントは、「相手が読みやすく表記を統一する」ことと、「正確な情報を書く」という2点です。

1点目については、西暦(20XX年)と和暦(平成XX年)、アラビア数字(1、2)と漢数字(一、二)などが混在しないようにしてください。西暦・和暦についてはどちらでも構いませんが、エントリーシート全体を通してどちらかに統一するようにしましょう。また、履歴書などを一緒に提出する場合は、それらの書類も表記を統一してください。

エントリーシートは横書きの場合が多いので数字はアラビア数字を使うことが多いですが、企業ごとのフォーマットによって変わる場合もあるので事前に確認するようにしましょう。

2点目については、自分の記憶に頼らず、正確な情報を調べて書くことも大切です。普段使っている住所が不正確な場合もありますし、マンション名まで書いていない、ふりがなが付けられていないというような書き方だと、「手を抜いている」という印象を与えることになってしまいます。

証明写真

エントリーシートでは証明写真も重要です。面接での印象を重視する就活生はとても多いですが、面接前にエントリーシートを提出する場合、そこで印象がある程度決まってしまう側面があります。証明写真の段階で悪印象を与えないよう、気をつける必要があるのです。

撮影時は表情や服装、姿勢に気をつけましょう。女性は口角を上げて明るい表情を作り、男性は力強い印象の表情を作るのが好印象とされています。服装は面接本番と同じように綺麗なスーツとシャツを着用し、背筋を伸ばし姿勢を正して撮影するようにしてください。

エントリーシートに写真を貼る際ですが、後ろに学校名と名前を忘れずに書きましょう。万が一提出後に剥がれてしまっても、誰のものかすぐに判断がつくためです。

学歴の書き方

学歴を書く際にも、書くルールやマナーを押さえておくことが大切です。採用担当者は多くのエントリーシートに目を通しますので、書き方が特殊であれば、それだけ負担を与えてしまうからです。

まず学歴は、義務教育終了の中学卒業から書き始めます。そこから高校入学・卒業、大学入学・卒業…と書いていきますが、学校名はくれぐれも正確な正式名称で書きましょう。また高校や大学などで専攻や学部がある場合はそこまで書く必要があります。

現在通っている学校については「在学中」ではなく「卒業見込み」と書きましょう。そうしないと入社までに卒業できない可能性を疑われてしまうからです。浪人した場合の予備校は記入不要、中退の場合には理由と一緒に「中途退学」と記載するのが一般的です。

自己PRの書き方

就活で学生が自分を企業にアピールできる機会は限られています。その中でもエントリーシートの自己PRはとても重要なので、ポイントを押さえて効果的に書かなくてはなりません。

「面接でしっかり自己PRすればいいのでは?」と思う人もいるかも知れませんが、エントリーシートの自己PRが不十分だと面接の機会を与えられない可能性もあるので要注意です。それではエントリーシートの自己PRで失敗しないためのポイントを見ていきましょう。

具体的なエピソードで説得力を持たせる

自己PRでまず大切なのは、具体的なエピソードで説得力を持たせることです。自己PRというと、「私は○○が得意です」「私は○○な性格です」と自分の長所を羅列して終わってしまう人もいます。しかしそこには説得力がありません。企業の採用担当者は、学生の長所を知りたいのはもちろんですが、実際の場面でどう活かしたのか、入社後の業務にどう活かすのかというところまで見ています。

自分が具体的に考えたこと、行動したことなどを通し、「入社したら活躍してくれそうだ」と採用担当者にイメージしてもらうことが大切なのです。そのためには自分の原体験を掘り起こし、わかりやすくエピソードを伝えるようにしていきましょう。また、第三者からの評価や表彰されたなどの経験があればそれらも盛り込みましょう。より説得力が増すからです。

経験から学んだことを書く

自己PRでは実体験を書いていくことが大切ですが、その過程での出来事や最終的に学んだことなどをしっかりと盛り込んでいきましょう。「○○で優勝した」「○○の資格を取得した」といった成功体験を採用担当者は知りたいわけではありません。学生の価値観や考え方、課題への向き合い方など、トータルでどんな人材なのかを知りたいのです。

それらを伝えるためには、結果だけでなく、過程をしっかりと書きましょう。また、結果から何を学んだのか、それを入社後にどう活かしていきたいかといったところまで伝えれば、担当者も入社後の活躍をイメージしやすくなるはずです。成功体験でなければいけないと勘違いしている学生も多いのですが、華々しい成功体験である必要はありません。例え失敗体験であったとしても、自分の長所や学んだこと、人柄がしっかり伝わる内容であれば好印象を与えることは十分に可能です。

文体を統一する

自己PRは内容がとても重要ですが、それを伝える文体にも注意を払いましょう。企業から文体を指示されている場合はそれに従いますが、そうでない場合は自分で選択して構いません。「ですます調」もしくは「である調」で、より良いと思った方を選択しましょう。

ただし、異なった文体が混在することは避け、必ず統一するようにしてください。「〜と思いました。そこで〜した」のように文体が非統一であれば、読みにくい上に注意力散漫、いい加減といった悪印象も与えてしまうでしょう。また、企業に提出する大切な書類であるので、話言葉で書くのはNGです。「〜だったんで」「というか」「〜なんです」など、普段話し言葉で使い慣れている言葉をそのまま使うと心証を悪くしてしまうので気をつけてください。

志望動機の書き方

インターンのエントリーシートでは、志望動機が最も重要だということが分かりましたね。一定の期間内働くだけとは言えど、企業は志望動機から伺える成長意欲や熱意を重要視しているのです。

そこで次に、インターンを勝ち取ることができる志望動機の書き方をご紹介します。書類審査で毎回落ちてしまう人は、志望動機に改善点があるのかもしれません。自分では何度見直してもうまくまとまった文章が書けていると思いがちですが、意外と第三者から見るとそうではない場合があります。企業がどのようなことを知りたがっているのかをよく考えて、熱意が伝わる読みやすいような文章を書きましょう。

インターンの目的を明確にする

まずは、その企業でインターンシップを受けたい理由を明確にしましょう!企業は、なぜあなたがインターンを経験したいのか、その理由を最も知りたがっています。自分がこのインターンで何をしたいのかを自己分析した上で、その思いをぶつけてください!インターンの目的は、「スキルアップしたい」「学生でもビジネスマナーを身に着けたい」「企業の仕組み、雰囲気を知りたい」など、純粋にインターンを経験したい理由を述べれば大丈夫です。

目的意識を持つことは、社会人にとって非常に大切な事の一つです。何も目的を持たないまま働いても、スキルは身に付きません。自分のためにもインターンで働くからにはしっかりと目標を持ってそれを実現できるように取り組んでくださいね。

その企業でなければならない理由を述べる

また、その企業でなければいけない理由もしっかりと述べることがポイントです。その企業と同じ職種の企業は、世の中にたくさん存在します。その中でも、なぜこの企業を選んだのか?という点をうまく伝えることが出来たら、あなたの企業への思いをしっかりとアピールできるはずです。よって企業にインパクトを与えることが出来るので、選考でも有利になります。反対に、この点がうまく伝わらなければ良い印象を与えることは出来ません。

これに関しては、しっかりと企業研究をして、他と比べた上でその企業に惹かれた理由を伝えれば問題ありません。「御社なら~が出来る」「御社の企業理念に惹かれた」など、その会社で働くことを一番に志望する理由を述べましょう。

結論ファーストで書く

さらに、“結論から先に書く”ということも重要なポイントです。そうすることによって、見違えるかのように“相手に読ませる文章”になるんです!例えばダラダラと前置きをした後に結論を述べても、全く話にインパクトはありませんよね。話の全体像が見えてこないことに加え、そこで最も伝えたいことの印象が弱くなってしまうんです。そうなると、どれほど良い結論が続いても相手の心に響かず、もったいないですよね。最悪の場合、前置きが長い場合は文章を読んでもらえないこともあります。

よって、志望動機に限らずとも結論は最初に書くことを心がけてください。結論を先に述べるとグッと魅力的な文章にパワーアップするので、ぜひ試してみてくださいね。

志望動機例文6つ

他にも、いくつか志望動機の例文をご紹介します。公務員・金融機関・IT企業と人気のある職種と業界についてご説明しますので、参考にしてください。もちろん職種や業界が違えば、インターンシップの選考における志望動機の書き方・伝え方も異なっていきます。それぞれに特徴がありますので、その特徴を無視してはいけません。特徴をおさえながら、オリジナリティを出していきます。また、他の就活生とどう差別化していくのかもキーポイントになります。

例文①公務員

〇〇県〇〇市が掲げる「子どもたちが安心していつも笑顔で暮らせる街を作ろう」というスローガンを知り、育児サポート事業に携わりと思い、インターシップへの参加を志望しました。大学生活を通して、子どもたちへの教育を支援するボランティア活動に関わっており、そこでの経験から地域での教育事業に興味が湧きました。昨今では、地域とのコミュニケーションが浅い傾向にあり、子どもたちが笑顔でいきいきと成長できる環境が少ない状況です。もしインターシップに参加することができましたら、教育支援に携わっている経験を活かして、正しく仕事を進めてまいります。業務をこなすのではなく、成長意欲を持ってさまざまなことを吸収していこうと考えていますので、何卒よろしくお願いいたします。

この例文の良いポイントは、「どうしても働きたい」という熱意が伝わっているところです。はじめから志望する理由を述べていますので、トータル的に「参加したい」という情熱に溢れています。地域での教育事業に興味が湧いた理由も、地域社会の変遷や学生時代のボランティア経験など極めて具体性があり、好印象を与えられるでしょう。どんな気持ちでインターンシップに参加するのかも明確に提示されているため、全体的に悪い印象がありません。

例文②金融機関

私が貴行を志望する理由は、さまざまな企業の経営面をサポートするポジションに立つことにより、貴行だけではなく業界について理解を深め、間近で経営面のサポート業務を勉強したいと考えたからです。私は、学生時代に塾で講師のアルバイトをしていた経験があります。さまざまな塾生に勉強を教えていく中で、ある課題について私以外の人間とともに真剣に向き合い、一緒に答えを導き出していくことにやりがいを覚えました。こうした経験により、銀行業に関心が湧き、貴行のインターンシップに参加させていただきたいと考えています。そして、グループワークで資産運用のコンサルティング業務を体感し、企業をサポートするメソッドを学習できればと思います。

インターンシップに参加して学習したい点や銀行業に関心が湧いたプロセスがはっきりと提示されていますので、お手本になるような志望動機といえるでしょう。銀行に対しては、民間企業の敬称として使用する「貴社」ではなく「貴行」になりますので、この機会に覚えておいてください。この志望動機では、「相手のためになることをしたい」というアピールにも成功しています。そしてオリジナリティのある志望動機を作成するためには、自分の実体験が欠かせません。

例文③IT企業

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、デジタル領域やスマートフォンのセクションに興味を持ったからです。貴社からリリースされているWebサービスやアプリケーションは、国内外問わず多くの人から愛され、私自身も毎日のように利用し、そのクオリティの高さや使いやすさに感銘を受けています。現在通っている〇〇大学では、〇〇を中心に勉強していますが、それを研究の対象にするのではなく、実際のビジネスシーンではどのようになっているのか学びたいと考えています。ビジネスの現場でさまざまなことを学びつつ、大学で培ってきたスキルや経験を活かして、貴社のWebサービスやアプリケーション開発においてお役に立てればと思います。

インターンシップに参加して会社の事業成長に貢献する旨を伝えることは、わるい志望動機ではありません。企業がリリースしているWebサービスやアプリケーションについて述べ、しかも具体性がありますので「参加したい」という熱量が伝わるでしょう。自分のキャリアとして何をしていきたいのかも繋がっていますので、違和感のない志望動機になっています。さらに、インターンシップではどう活躍するのかも伝えていますので、強い熱意を感じられるでしょう。

④医薬品メーカー

私が貴社のインターンシップ参加を希望しますのは、貴社のMR職の疑似体験を通し、医薬品業界の仕事を通してどのように社会に貢献できるのかを理解したいからです。私は数ある医薬品メーカーの中で、貴社が「医療ニーズへの迅速な対応」を掲げている点に共感しました。医療関係者様や患者様のニーズを迅速に満たすことが医薬品メーカーには求められており、その点で高く評価されている御社のMR職がどのようなものか、体験したいと考えたのです。大学の研究では、結論に行き着くまで粘り強く取り組むことで結果を出し、認められて参りました。持ち前の粘り強さと好奇心を活かし、精一杯取り組ませていただきたいと思います。

こちらは医薬品メーカーのインターン志望動機ですが、参加の目的(結論)が冒頭で説明されているのでとてもわかりやすくなっています。「なぜその企業なのか」も具体的に書かれており、「医薬品を通して社会に貢献したい」という意欲とも繋がっています。自分の長所を活かして積極的に取り組みたいという熱意も好感を与えるでしょう。

⑤商社

私が貴社の営業職インターンへの参加を希望しますのは、実際のビジネスで役立つ能力を磨きたいと思ったからです。新規事業の立案をし、発表し、フィードバックを受けるという貴社のインターンを通し、自分の知識や企画力、コミュニケーション力やプレゼンテーション能力を計り、入社までに実戦レベルまで高めていきたいと考えております。貴社は顧客ニーズを的確に満たすことで業界トップクラスの業績を持っている企業です。今は未熟ですが、いずれそのレベルで活躍できるよう、精一杯インターンに取り組ませていただきます。

商社のインターンシップの志望動機ですが、とても意欲が伝わる内容になっています。商社の中には、新たなことにチャレンジする姿勢を重視する企業が少なくありません。そのような場合、このようにチャレンジ精神や成長意欲を感じさせる書き方は好感を与えるでしょう。結論から伝えられており、構成も問題ありませんし、参加志望動機も明確になっています。

⑥外資系企業

私は貴社のインターンシップ参加を志望する目的は、得意な英語を実際のビジネスのレベルに磨き上げることと、ビジネスへの理解を深めることです。学生時代はオーストラリアに語学留学し、異文化の人と実際に英語でコミュニケーションする機会を経験しました。一方で、実際に英語が使われるビジネスの現場は未経験であり、自分のスキルがどの程度通用するか、つかめていないのも実情です。貴社のインターンシップは長期間英語を使いながらビジネスに携わるというものです。その中で自分のスキルを見極めつつ精一杯成長し、足りない部分は伸ばして貢献して参りたいと思います。

外資系企業の場合、長期インターンシップで実際に業務を経験し、内定に直結するというケースもあります。この志望動機では実際のビジネスの現場に挑戦したいという意欲と、自分がすでに持っているスキル(英語力、異文化コミュニケーション力)が明示されているので好印象です。自分のスキルがどの程度か見極め、成長したいという参加目的も明確です。

志望動機のNG例文6つ

「こう伝えてはいけない」という志望動機のNG例文をご紹介します。たくさんの就活生が志望する業界ですので、デメリットになるような内容を相手に伝えてはいけません。また、簡素な志望動機やほとんど考えないで作成した志望動機も、インターンの選考に通らない確率が高まってしまうでしょう。人気のある業界ほど、時間をかけて作らなけれななりません。NG例文を参考にしながら、他の就活生に負けない志望動機を作成してください。

NG例文①公務員

一般企業のように利益を中心としていないため、公務員を志望しました。民間の企業で働く場合は、どうしても利益を無視できません。会社の長期的なビジョンとして実現したいことがあっても、利益のために別の事業に時間を割く必要があります。公務員というポジションであれば、もっとも大切なのは、利益の追求ではありません。国民の生活に関わる重要な打分をサポートすることが重要視されるため、私が考えるプランをどんな時でも実現でき、こうした状況に対して大きな関心を抱いています。一般的な企業のように利益を追うだけでの仕事ではなく、日本においてもっとも重要な業務に携わり、地域社会の発展をサポートしていきたいと考えています。

ご紹介した例文がNG例として判断できるのは、公務員に対して理解していない点です。公務員は、民間企業のように「お金」だけを考えているわけではありません。とはいえ、一般的な企業とは違った形で、利益を拡大するためのパフォーマンスを求められる時もあるでしょう。上記の例文では、「大変な仕事をしたくない」「営業的なポジションは向いていない」と逃げの姿勢に感じられても仕方ありません。

NG例文②金融機関

「お金」を中心としてさまざまな人のライフスタイルをバックアップしたいと思い、金融機関を志望しました。生きていく中では、お金を無視できません。食べる・住む・着るなど、お金があってこそ豊かにできるものです。「老後には年金の受給はあるのか」「働けない状況になったらどうすればいいのか」「お金の貯蓄に関して知識が乏しい」などの悩みは、時代が変わってもあり続けるものです。そうした点に対して、私は提案やソリューションを提示したいと考えています。どのように解決するべきかを塾考し、提案やソリューションの提供を怠ることはありません。こうしたパフォーマンスを実現するために、金融機関へのインターンシンップを志望しました。

金融機関に対して「なぜ志望したのか」という理由が具体的に述べられていないので、この例文はNGとなります。「お金は大切」という事実は、誰でも理解していることです。お金が人生において重要なのはみんなが知っていつつも、それ以外にも重要なことがあるのは自明です。インターンシップの志望動機として、お金だけに着目し、金融機関にアピールするのは間違っています。「金融機関とは何か」を、しっかりと理解すれば適切な志望動機を作成できるでしょう。

NG例文③IT企業

私がIT業界を志望したのは、インフラをしっかりと構築することに携わりたいと考えているからです。自分ごとではありますが、アルバイト先の職場に新しいシステムが入り、それがとても良いもので、いうまでもなくIT業界を無視できなくなりました。さらに私ごとではありますが、自分の家で、しかもタダでサーバをつくることができるという工程に興味が湧き、エンジニアとして活躍したいと思い、貴社を志望しました。IT業界の中で特に貴社に興味を持ったきっかけは、社風の良さです。会社説明会に参加させていただいたのですが、社員のみなさまが魂を込めて会社や仕事について語られており、私は「一緒に働きたい」と心の底から感じ、貴社を志望した次第です。

熱量高い志望動機の例文に感じるかもしれませんが、理由が弱いのでNG例として挙げられるでしょう。会社の雰囲気が良いという志望動機はテンプレートのように就活生は活用するものですが、「いい人がいる」のはどの会社でも当たり前ですので、志望動機としては力がありません。IT業界は各セクションで、注力している分野が異なります。ですので、雰囲気で選択してしまうと、残念な結果になってしまうかもしれません。もっとも大切なのは、企業をしっかりと研究することです。

④医薬品メーカー

私は貴社が、「医療ニーズへの迅速な対応」を掲げている点に共感しました。医療現場はタイミングがとても大切です。現場のニーズへの対応が遅れ、「あの薬があの時に開発されていれば…」などとがっかりする人を少しでも減らしたいと私も思うからです。このような、医薬品メーカーにとって大切な点を理念に掲げている貴社で、ぜひインターンシップに取り組みたいと考えております。これまでの経験を活かして精一杯頑張りますので何卒よろしくお願いいたします。

この志望動機でまず問題なのは、結論が最初に書かれていないことです。その企業に共感したことはわかるのですが、「なぜインターンに参加したいのか」「インターンに参加して何を得たいのか」といった部分語られていません。また、「これまでの経験を活かして」とありますが、どのような経験なのかが語られておらず、どのように取り組むのか全くイメージができません。

⑤商社

私が貴社のインターンシップに参加したいのは、貴社が業界トップの業績を上げている会社であり、注目されているからです。そのような会社でインターンシップを経験することができれば、社会に出てから実践的に役立つスキルが身につくのではないかと考えております。学生時代はフットサルサークルのリーダーを務めました。その経験を活かし、少しでも多く貴社に貢献し、そして役に立つ経験を持ち帰らせていただければと思っております。精一杯取り組みますので何卒よろしくお願いいたします。

こちらの志望動機では、その企業のインターンシップを選択した理由が「業界トップの業績だから」となっています。実績ある企業のインターンシップが魅力的なのはわかりますが、その企業の特色やインターンの特徴などに一切触れられていないのが問題点です。「業績さえ良ければ他社のインターンでも良かった」と思われかねません。また、サークルのリーダーで具体的にどんな経験をし、どう役立つのかも不明確です。実際のインターンにつながる経験であれば具体的に書くようにしましょう。

⑥外資系企業

私が貴社のインターンシップを希望するのは、私の英語力を活かすことで貢献できると考えたからです。私は大学1年の時にTOEIC700点を目標に勉強し、実際に700点以上のスコアを獲得することができました。大学で受講した授業の中でも英語では常に優秀な成績を修めており、英語力について絶対の自信を持っております。自分の英語力を駆使し、インターンとは言えしっかりと貴社に貢献したいと思っております。精一杯取り組みますので何卒よろしくお願いいたします。

この志望動機では、基本的に「自分の英語力」のことについてしか書かれていません。確かに外資系企業では英語を用いる機会はあるでしょうし、そのスキルが高いことは有利にはなりますが、それだけに偏ってしまうのは危険です。英語が使えるのであればどこでも良いという風に受け取られかねませんし、実際のビジネスでは英語力だけが求められているわけではありません。長所に自信を持つことは大切ですが、広い視野でインターンシップの目的を考えることも大切です。

エントリーシートでよくある質問例

・自分の長所を伸ばすために何かしていますか?
・短所は何ですか?
・これまでに一番困難だった経験は何ですか?
・学生時代、最も達成感を感じたのはどんな時でしたか?
・就職活動で、志望企業はどんな風に選びたいですか?

エントリーシートでは企業ごとにさまざまな質問が用意されているものですが、それでも一定の傾向があります。上記のように、自分自身についての質問、これまでの経験についての質問、これからの就活に絡む質問などが頻出です。自分自身についての質問は、「どの程度自分のことを客観的に把握しているか」、つまり自己分析ができているかどうかが問われています。これが不十分であれば、インターンシップの経験を今後に活かすことは難しいと判断されてしまうでしょう。

また、困難や達成感などの質問は、学生の価値観や考え方、何をやりがいにしているかなどを探る質問です。漠然と事実を伝えるだけではなく、その経験を通して考えたことや学んだこと、「なぜそう考えたのか」などをわかりやすく伝えましょう。就活に絡む質問では、しっかりした軸を持っているかどうかが問われます。インターンシップの志望動機との間に一貫性がある軸を伝えられれば、企業に好感を与えることができるでしょう。

高倍率のインターン選考を勝ち取ろう!

インターンにも就職活動にも欠かせない第一関門のエントリーシートだからこそ、力を入れて作成すべきだと言うことが分かりましたね。なかなか書類選考を突破できずに悩んでいる就活生は、何か基本的なことを見逃しているのかもしれません。
自分の熱意がしっかりと伝わっているか、志望動機はしっかりと記載できているか、企業が求めることを見抜けているか、など自分はうまく伝えているつもりでも企業にはうまくアピール出来ていない場合もあります。今一度見直して、高倍率のインターンを勝ち取れるほどの魅力的なESの作成を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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