インターン

【インターンシップのエントリーシート書き方講座】志望動機例文あり

就活の第一歩、ESについて知ろう!

就活をするにあたって、最初の難関と言えるのがES(エントリーシート)です。エントリーシートとは、選考の際に、志望動機や自己PRなどの企業が知りたい情報を記載して提出するものです。インターンシップでも、ESの提出を求められる場合があります。

ESは、企業に自分をアピールする第一段階で、この書類審査で先の選考に進めるか決まります。実際に、ES止まりで選考に進めない就活生も多いのです。よって、エントリーシートは最も力を入れるべきとも言える就活の第一歩と言えます。

まずは、エントリーシートについての理解を深めていきましょう。企業がESの提出をも求める理由や、書き方のマナーなどを知った上で、企業からの印象をアップできるESを作成できるように取り組んでください。

企業がESの提出を求める理由

企業は、エントリーシートで初めて応募者の情報を知ることになります。エントリーシートの情報をもとに、面接をするかどうかを判断します。つまり、その1枚のESで、企業に「会いたい」と思ってもらう必要があります。しっかりと自己分析をした上で、この1枚に自分の魅力や企業への想いを綴らなければなりません。

さらに、「会いたい」と思ってもらうためには、印象に残るように書き上げる必要があります。その後の選考に進むためにも、ESの作成には何よりも力を入れる必要があります。

企業が就活生にエントリーシートの提出を求めている理由は何なのでしょうか。企業がESを求める理由を知ることで、ESでおさえるべきポイントが把握できます。まずは、企業がESの中で知りたい事柄をチェックして、企業が求める理想的なESの作成が出来るように心がけましょう。

選考基準にしたい

理由の一つ目は、選考基準にするためです。就活の選考と同様、企業にはインターンシップにおいても沢山の応募が殺到します。よって、企業は、数多くの応募者の中から候補者を選ばなければなりません。

そこで選考基準となるのが、ESです。ESは、まだ顔も合わせてもいない就活生の事を知るための、たった一つの重要なツールです。企業は、応募者を選考の次のステップに進めるかどうかを、ESの情報をもとに判断します。

印象に残る魅力的なESを作成して、周りの就活生と差を付ける必要があります。もちろん、誤字脱字や文法などのミスは気を付けましょう。提出前に、細かいところまで入念に確認し、最低限書き損じがないかどうかはチェックして提出してください。

学生の熱意を知りたい

理由の二つ目は、学生の働くことに対する「熱意」を知りたいからです。企業は、積極的に学ぶ姿勢を持つ就活生を望んでいます。そのため、志望動機や自己PRで「なぜこの企業でインターンを経験してみたいのか」を知りたいのです。

限られた文字数で、企業への熱意を伝え切ることはなかなか難しいです。しかし、企業が知りたいことの本質を見抜き要点をまとめて伝えることで質の良いESが出来上がります。

さらに、このインターンを通して成長できる人間かどうかもチェックされています。今までの何かやり遂げた経験や、自身の成長を実感できたエピソードなど、あなたの魅力を感じるような事柄を伝えることが大切です。

インターンで何を成し遂げたいのかを伝えると、インターンに参加したいという意欲に説得力をもたせることが可能です。

企業は、インターンに参加したいという「熱意」を知りたいと考えています。「熱意」を伝えるためには、その企業だからこそインターンシップに参加したいという強い意欲をESに書くことが重要です。

自分はどんな仕事に向いているタイプか、適性を診断してみよう

自分の適性や性格が、どんな仕事に向いているのか気になりませんか?
そんな時は、適職診断ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。
My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に向いているタイプか、診断してみましょう。

ESを書く時の基本マナー

ESは、選考にかかわる書類です。マナーを守って作成し、提出しなくてはなりません。ESで基本マナーが押さえられていなければ、インターンシップへの本気度が疑われます。インターンシップだとしても、緊張感をもってESに取り組むことが大切です。

ESは学生が提出しているとはいっても、社会人としての最低限のマナーを守るべき正式な書類にあたります。マナーを守ったESで、インターンシップの参加に一歩近づきましょう。

「エントリーシートの提出マナー」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「エントリーシートの提出マナー」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

字は丁寧かつ正確に

ESを書く際に、気をつけるべきポイントとして、丁寧かつ正確に書くことは最低限です。字に自信がなくても、丁寧に書かれた字は採用担当者にわかります。字に自信があっても、雑に書けば伝わってしまうので慎重に書きましょう。

誤字脱字にも気をつけ、最低1回は見直しをしましょう。また、「高校」ではなく「高等学校」というように、略字は一切使わずに正式名称を調べて書くようにしてください。特に、オンラインで提出する場合は打ち間違えが発生しやすいので気を付けましょう。

正確に丁寧に文章を書くことは、自分の注意次第で変わります。字が雑ではないか、文章にミスはないかという点を、提出前に必ず確認しましょう。

空白はNG 書けない欄は「特になし」と記載

エントリーシートにおいて、空白があるまま提出することはNGです。

資格欄などで、もし書けそうな資格がない場合には、「特になし」と記入してください。もし、空欄にしてしまうと「書き忘れたのではないか?」「空白が多くて意欲を感じない履歴書だ」などと思われてしまいます。

基本的に、エントリーシートの項目にはすべて回答するようにしましょう。どうしても記載できる情報がない際は、「特になし」と記入し、空欄があるまま提出しないようにしてください。

修正液や消せるペンはNG

就活で提出する書類は、内容が消えてしまったり修正の痕跡のあるものを提出するのはNGです。基本的に正式な書類では、修正がないように書くことがマナーだからです。そのため、ESを書く際に、消せるペンや修正液は絶対に使わないでください。

例え間違えたとしても、書類で修正液を使うことはビジネスマナー違反です。消せるペンは、温度によって消えるので、保管中に文字が消える可能性がありNGです。

ビジネスの場面で、正式な書類に消せるペンや修正液は使いません。インターンシップだとしても、社会人としての振る舞いは求められます。ESもビジネス書類の一種だと考えて、記入しましょう。

プロフィールの書き方

ここからは、エントリーシートの各部の書き方を紹介していきます。まずはプロフィールの書き方から見ていきましょう。

プロフィールは自分の基本的な情報を伝える箇所なので、気楽に書いてしまうという就活生も多いかも知れません。しかし、企業にとって学生について知る機会は限られています。プロフィールも、その中の数少ない情報の一つだと認識して取り組みましょう。

プロフィールという基本的なところでつまずくと、採用担当者からの評価も悪くなってしまいます。プロフィールでのポイントを押さえて、好印象を獲得しましょう。

日付・氏名・住所・生年月日・電話番号

エントリーシートの冒頭では多くの場合、日付や氏名、住所、生年月日、電話番号といった基本的な情報の記入を求められます。ここでのポイントは、「相手が読みやすく表記を統一する」ことと、「正確な情報を書く」という2点です。

1点目については、西暦(20XX年)と和暦(平成XX年)、アラビア数字(1、2)と漢数字(一、二)などが混在しないようにしてください。西暦・和暦についてはどちらでも構いませんが、エントリーシート全体を通してどちらかに統一しましょう。また、履歴書などを一緒に提出する場合は、それらの書類も表記を統一してください。

エントリーシートは横書きの場合が多いので数字はアラビア数字を使うことが多いです。しかし、企業ごとのフォーマットによって変わる場合もあるので事前に確認するようにしましょう。

2点目については、自分の記憶に頼らず、正確な情報を調べて書くことも大切です。マンション名や、フリガナがないと「手を抜いている」という印象を与えてしまいます。

基本情報だからこそ、間違えると社会人としての素質を疑われてしまいます。ESは採用担当者に読んでもらうための書類なので、「正確」かつ「相手が読みやすいこと」を意識して書きましょう

証明写真

エントリーシートでは、証明写真も重要です。写真が合否に関係するとは断言しませんが、少なからず印象には影響します。面接での印象を重視する就活生はとても多いです。ESは、面接で顔を合わせる前の段階なので、証明写真は採用担当者からの印象にかかわります

撮影時は表情や服装、姿勢に気をつけましょう。服装は面接本番と同じように綺麗なスーツとシャツを着用し、背筋を伸ばし姿勢を正して撮影するようにしてください。スーツにしわや汚れがないかを確認し、顔周りに髪がかかって表情が暗くならないようにしてください。

エントリーシートに写真を貼る際ですが、後ろに学校名と名前を忘れずに書きましょう。万が一提出後に剥がれてしまっても、誰のものかすぐに判断がつくためです。

「証明写真のマナー」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「証明写真のマナー」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

学歴の書き方

(例)

2016年 3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業

2016年 4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学

2019年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業

2019年 4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学

2023年 3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

学歴を書く際にも、書き方のルールやマナーを押さえておくことが大切です。採用担当者は多くのエントリーシートに目を通します。書き方が特殊だと、情報を拾うのに時間がかかることもあります。つまり、特殊な書き方は、採用担当者に負担を与えてしまいます。

まず学歴は、義務教育終了の中学卒業から書き始めます。そこから高校入学・卒業、大学入学・卒業…と書いていきましょう。学校名はくれぐれも正確な正式名称で書きましょう。また、高校や大学などで専攻や学部がある場合はそこまで書く必要があります。

現在通っている学校については「在学中」ではなく、「卒業見込み」と書きましょう。これを書かなければ、入社までに卒業できない可能性を疑われてしまうからです。浪人した場合の予備校は記入不要で、中退の場合には理由と一緒に「中途退学」と記載するのが一般的です。

「学歴欄」についてさらに詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「学歴欄」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

自己PRの書き方のポイント

自己PRの書き方のポイント

インターンシップ選考において、自分を企業にアピールできる機会は限られています。その中でもエントリーシートの自己PRはとても重要です。自己PRの書き方のポイントを押さえて、採用担当者に自分の強みが伝わるように書く必要があります。

インターンシップでのESは、自分の経験や価値観を伝え、インターンを通して成長できる人材だということをアピールすることが重要です。

「面接でしっかり自己PRすればいいのでは?」と思う人もいるかも知れませんが、ESの自己PRが不十分だと面接の機会を与えられない可能性もあるので要注意です。ESの自己PRで、好印象を得られることができれば、面接の機会をもらえる可能性もあがります。それではインターンシップのESで、自己PRを失敗しないためのポイントを見ていきましょう。

「自己PRのテンプレ集」を紹介している記事もあるので、合わせて確認してください。

①具体的なエピソードで説得力を持たせる

インターンシップのESでは、説得力のあるアピールポイントを伝えることが重要です。

自己PRに説得力を与える方法は、具体的なエピソードを書くことです。自己PRで、「私は○○が得意です」「私は○○な性格です」と自分の長所を羅列して終わってしまう人もいます。エピソードや具体例がなければ、説得力がありません。

企業の採用担当者は、長所だけではなく、その長所を実際の場面でどう活かしたのか、どう入社後の業務に活かすのかというところまで見ています。

自分が具体的に考え、行動したことなどを通し、「入社したら活躍してくれそうだ」と採用担当者にイメージしてもらうことが大切です。そのためには自分の原体験を掘り起こし、わかりやすくエピソードを伝えるようにしていきましょう。

また、第三者からの評価や表彰されたなどの経験があればそれらも盛り込みましょう。客観的な視点を伝えることで、より説得力が増します。

②経験から学んだことを書く

自己PRで書く実体験には、最終的に学んだことまでをしっかりと盛り込みましょう。「○○で優勝した」「○○の資格を取得した」といった成功体験を採用担当者は知りたいわけではありません。学生の価値観や考え方、課題への向き合い方など、トータルでどんな人材なのかを知りたいのです。

それらを伝えるためには、結果だけでなく、過程をしっかりと書きましょう。また、結果から何を学んだのか、それを入社後にどう活かしていきたいかといったところまで伝えれば、担当者も入社後の活躍をイメージしやすくなるはずです。

成功体験でなければいけないと勘違いしている学生も多いのですが、華々しい成功体験である必要はありません。例え失敗体験であったとしても、自分の長所や学んだこと、人柄がしっかり伝わる内容であれば好印象を与えることは十分に可能です。

どんな経験をし、その経験でどう考え、何を学んだのかを具体的にエピソードとして盛り込むことで、価値観や考え方が伝わります。功績だけを伝える場ではないということを覚えておきましょう。

③文体を統一する

自己PRは内容がとても重要ですが、それを伝える文体にも注意を払いましょう。企業から文体を指示されている場合はそれに従いますが、そうでない場合は自分で選択して構いません。「ですます調」もしくは「である調」で、より良いと思った方を選択しましょう

ただし、異なった文体が混在することは避け、必ず統一するようにしてください。「〜と思いました。そこで〜した」のように文体が非統一であれば、読みにくい上に注意力散漫、いい加減といった悪印象も与えてしまうでしょう。

また、企業に提出する大切な書類であるので、話言葉で書くのはNGです。「〜だったんで」「というか」「〜なんです」など、普段話し言葉で使い慣れている言葉をそのまま使うと心証を悪くしてしまうので気をつけてください。

志望動機の書き方のポイント

志望動機の書き方のポイント

インターンのESでは、志望動機が最も重要です。企業として時間とお金を投資してインターンシップを行います。インターンシップの参加学生には、将来入社して活躍する可能性まで期待しているのです。そのため、一定の期間内働くだけでも、企業は志望動機から伺える成長意欲や熱意を重要視しています。

インターンシップ選考を有利に進めるための志望動機の書き方をご紹介します。ESで毎回落ちてしまう人は、志望動機に改善点があるのかもしれません。

自分では何度見直してもうまくまとまった文章が書けていると思いがちですが、第三者から見ると伝わらない文章の場合があります。企業がどのようなことを知りたがっているのかをよく考えて、読みやすい文章を書きましょう

「志望動機を聞く意味」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「志望動機を聞く意味」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

①インターンの目的を明確にする

まずは、その企業でインターンシップを受けたい理由を明確にしましょう。企業は、なぜあなたがインターンを経験したいのか、その理由を最も知りたがっています。

企業がインターンをおこなう目的として、優秀な学生の確保があります。インターンの目的から、自社に合った価値観や考え方の人間かを判断しています。

自分がこのインターンで何を成し遂げたいのかを考えた上で、その思いをぶつけてください。インターンの目的は、「スキルアップしたい」「学生でもビジネスマナーを身に着けたい」「企業の仕組み、雰囲気を知りたい」など、インターンを経験したい理由を述べましょう。

目的意識を持つことは、社会人にとって非常に大切です。目的をもって行動できなければ、スキルは身に付きません。目的を提示することで、採用担当者に熱意を伝えることができます。自分のためにも、インターンに参加するからには、目標を持ってそれを実現できるように取り組んでください。

②その企業でなければならない理由を述べる

また、その企業でなければいけない理由を述べることがポイントです。その企業と同じ事業内容の企業は、世の中にたくさん存在します。採用担当者は、その企業への熱意が感じられるかを重視しています。

「なぜこの企業を選んだのか」を伝えることで、その企業のインターンシップへの熱意をアピールできます。企業を選んだ理由を伝えるためには、競合他社を含めて企業研究をする必要があります。それぞれの企業について調べたうえで志望していることが伝われば、志望理由に説得力が生まれます。

また、企業研究を徹底して、競合他社や他の業界と比べた上でその企業に惹かれた理由を伝えることも必要です。「貴社のインターンシップなら~が出来る」「貴社の企業理念に惹かれた」など、その会社でインターンシップに参加したい理由を明確に述べましょう。

また、熱意を伝えるためには、抽象的な内容では説得力がありません。インターンシップに参加したいという志望理由を、エピソードや具体例をもって話すことが重要です。具体的な考えや価値観を盛り込んで、採用担当者が熱意を感じる自己PRを作成しましょう。

③結論ファーストで書く

結論ファーストの話し方

  1. 結論 (Point)
  2. 理由 (Reason)
  3. 具体例 (Example)
  4. 結論 (Point)

さらに、“結論から先に書く”ということも重要なポイントです。結論から書くことによって、論理的な構成になり、“相手に伝わる文章”になります。

結論から始まる伝え方の手法を、PREP法といいます。結論の後に、理由、具体例と続きます。PREP法で話すと、冒頭でその人の主張がはっきりわかってから、理由や具体例が続くので、内容が伝わりやすい構成になります。

長い前置きの後に結論を述べても、話にインパクトはありません。話の全体像が見えてこず、そこで最も伝えたい主張も弱くなってしまいます。結論を述べた後に、その結論にまつわるエピソードや、付随する具体例の順で書きましょう

「志望動機の書き出し」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「志望動機の書き出し」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

志望動機例文6つ

インターンシップのESにおける、志望動機の例文をご紹介します。公務員・金融機関・IT企業と人気のある職種と業界における、志望動機の例文を紹介するので、参考にしてください。

もちろん職種や業界が違えば、インターンシップの選考における志望動機の書き方・伝え方も異なります。様々な業界の志望動機の例文を知ることで、業界ごとの特徴を知ることができます。

志望動機は、ポイントを押さえながら、エピソードでオリジナリティを出しましょう。また、他の就活生とどう差別化していくのかもキーポイントになります。

例文①公務員

〇〇県〇〇市が掲げる「子どもたちが安心していつも笑顔で暮らせる街を作ろう」というスローガンを知り、育児サポート事業に携わりと思い、インターシップへの参加を志望しました。大学生活を通して、子どもたちへの教育を支援するボランティア活動に関わっており、そこでの経験から地域での教育事業に興味が湧きました。昨今では、地域とのコミュニケーションが浅い傾向にあり、子どもたちが笑顔でいきいきと成長できる環境が少ない状況です。もしインターシップに参加することができましたら、教育支援に携わっている経験を活かして、正しく仕事を進めてまいります。業務をこなすのではなく、成長意欲を持ってさまざまなことを吸収していこうと考えていますので、何卒よろしくお願いいたします。

この例文の良いポイントは、「どうしても働きたい」という熱意が伝わっているところです。結論ファーストで書かれていることも良い点です。はじめから志望する理由を述べていますので、トータル的に「参加したい」という情熱に溢れています。

地域での教育事業に興味が湧いた理由も、地域社会の変遷や学生時代のボランティア経験など極めて具体性があり、好印象を与えられるでしょう。どんな気持ちでインターンシップに参加するのかも明確に提示されているため、全体的に悪い印象がありません。

「公務員の志望動機」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「公務員の志望動機」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

例文②金融機関

私は、様々な業界に経済的側面からサポートする貴行で、幅広い企業の発展を支えたいと考え志望しました。私は、学生時代に塾で講師のアルバイトを経験しました。その中で、生徒と真剣に向き合い、一緒に答えを導き出した結果、成績があげられたことにやりがいを感じました。この経験から、様々な企業と真剣に向き合い、その成長のために尽力したいと考えるようになりました。貴社のインターンシップを通して、資産運用のコンサルティング業務を体感し、企業をサポートするメソッドを学習できればと思います。

この志望動機では、金融業界の志望理由とインターンシップに参加して学習したい点がはっきりと提示されています。インターンシップの目的と、金融業界でやりたいことが伝えられており、熱意が伝わる志望動機になっています。

この志望動機では、「相手の成長をサポートしたい」という理由が明確です。その考え方の根底になるエピソードが盛り込まれており、説得力があります。オリジナリティのある志望動機を作成するためには、エピソードは欠かせません

銀行に対しては、民間企業の敬称として使用する「貴社」ではなく「貴行」になりますので、この機会に覚えておいてください。

「金融機関の志望動機」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「金融機関の志望動機」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

例文③IT企業

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、デジタル領域やスマートフォンのセクションに興味を持ったからです。貴社からリリースされているWebサービスやアプリケーションは、国内外問わず多くの人から愛され、私自身も毎日のように利用し、そのクオリティの高さや使いやすさに感銘を受けています。現在通っている〇〇大学では、〇〇を中心に勉強していますが、それを研究の対象にするのではなく、実際のビジネスシーンではどのようになっているのか学びたいと考えています。ビジネスの現場でさまざまなことを学びつつ、大学で培ってきたスキルや経験を活かして、貴社のWebサービスやアプリケーション開発においてお役に立てればと思います。

インターンシップに参加して、会社の事業成長に貢献したい旨を伝えられています。企業がリリースしている、Webサービスやアプリケーションについても具体性がありますので、「参加したい」という熱量が伝わるでしょう。

自分のキャリアとして何をしていきたいのかも繋がっていますので、違和感のない志望動機になっています。さらに、インターンシップではどう活躍するのかも伝えていますので、強い熱意を感じられるでしょう

「IT企業の志望動機」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「IT企業の志望動機」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

例文④医薬品メーカー

私が貴社のインターンシップ参加を志望するのは、医薬品事業を通して社会に貢献したいからです。貴社のMR職の疑似体験を通し、医薬品業界の仕事を通してどのように社会に貢献できるのかを理解したいと考えています。私は数ある医薬品メーカーの中で、貴社が「医療ニーズへの迅速な対応」を掲げている点に共感しました。医療関係者様や患者様のニーズを迅速に満たすことが医薬品メーカーには求められており、その点で高く評価されている御社のMR職がどのようなものか、体験したいと考えたのです。大学の研究では、結論に行き着くまで粘り強く取り組むことで結果を出し、認められて参りました。持ち前の粘り強さと好奇心を活かし、精一杯取り組ませていただきたいと思います。

こちらは医薬品メーカーのインターン志望動機ですが、参加の目的(結論)が冒頭で説明されているのでとてもわかりやすくなっています

「なぜその企業なのか」も具体的に書かれており、「医薬品を通して社会に貢献したい」という意欲とも繋がっています。自分の長所を活かして積極的に取り組みたいという熱意も好感を与えるでしょう。

「医療メーカーの志望動機」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「医療メーカーの志望動機」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

例文⑤商社

私が貴社の営業職インターンへの参加を希望しますのは、実際のビジネスで役立つ能力を磨きたいと思ったからです。貴社のインターンで、新規事業の立案、発表を行い、フィードバックを受けられる内容に魅力を感じました。インターンを通して、自分の知識や企画力、プレゼンテーション能力を計り、実践レベルに近づけられると考えました。貴社は、顧客ニーズを的確に満たすことで業界トップクラスの業績を持っている企業です。今は未熟ですが、いずれそのレベルで活躍できるよう、精一杯インターンに取り組ませていただきます。

商社のインターンシップの志望動機ですが、インターンの内容と参加する目的の一致が主張されており、とても意欲が伝わる内容になっています。商社の中には、新たなことにチャレンジする姿勢を重視する企業が少なくありません。

そのような場合、このようにチャレンジ精神や成長意欲を感じさせる書き方は好感を与えるでしょう。結論から伝えられており、構成も問題ありませんし、参加志望動機も明確になっています。

「商社の志望動機」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「商社の志望動機」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

例文⑥外資系企業

私は貴社のインターンシップ参加を志望する目的は、得意な英語を実際のビジネスのレベルに磨き上げることと、英語を活かしたビジネスへの理解を深めることです。学生時代はオーストラリアに語学留学し、異文化の人と実際に英語でコミュニケーションし、文化の違いを目の当たりにしました。貴社のグローバルに展開しながら、各国でその文化の特色をつかんだ製品開発している点に魅力を感じています。貴社で異文化コミュニケーション力を活かし、製品開発ん貢献したいと考えています。また、その中で自分の英語力を見極めつつ、足りない部分は伸ばして参りたいと思います。

外資系企業の場合、長期インターンシップで実際に業務を経験し、内定に直結するというケースもあります

この志望動機では、実際のビジネスの現場に挑戦したいという意欲と、自分がすでに持っているスキル(英語力、異文化コミュニケーション力)が明示されているので好印象です。自分のスキルがどの程度か見極め、成長したいという参加目的も明確です。

「外資系企業のインターンシップ」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。

志望動機のNG例文6つ

次に、望動機のNG例文をご紹介します。インターンには多くの応募者がいます。そのため、ESの志望動機でほかの応募者と差をつけて、有利に選考を進める必要があります。

簡素な志望動機や、ほとんど考えないで作成した志望動機は、インターンの選考に通らない確率が高まるでしょう。NG例文を参考にしながら、志望動機を書く際の注意するポイントを把握してください。ポイントを押さえて、他の就活生に負けない志望動機を作成してください。

NG例文①公務員「業界理解が足りない」

一般企業のように利益を中心としていないため、公務員を志望しました。民間の企業で働く場合は、どうしても利益を無視できません。会社の長期的なビジョンとして実現したいことがあっても、利益のために別の事業に時間を割く必要があります。公務員というポジションであれば、もっとも大切なのは、利益の追求ではありません。国民の生活に関わる重要な部分をサポートするため、私が考えるプランをどんな時でも実現できる点に大きな関心を抱いています。一般的な企業のように利益を追うだけでの仕事ではなく、日本においてもっとも重要な業務に携わり、地域社会の発展をサポートしていきたいと考えています。

ご紹介した例文がNG例として判断できるのは、公務員に対して理解していない点です。公務員は、民間企業のように「お金」だけを考えているわけではありません。一方で、一般的な企業とは違った形で、利益を拡大するためのパフォーマンスを求められる時もあるでしょう。

上記の例文では、「大変な仕事をしたくない」「営業的なポジションは向いていない」と逃げの姿勢に感じられても仕方ありません。

NG例文②金融機関「志望理由が具体的でない」

「お金」を中心としてさまざまな人のライフスタイルをバックアップしたいと思い、金融機関を志望しました。生きていく中では、お金を無視できません。食べる・住む・着るなど、お金があってこそ豊かにできるものです。「老後には年金の受給はあるのか」「働けない状況になったらどうすればいいのか」「お金の貯蓄に関して知識が乏しい」などの悩みは、時代が変わってもあり続けるものです。そうした点に対して、私は提案やソリューションを提示したいと考えています。どのように解決するべきか熟考し、提案やソリューションの提供を怠ることはありません。こうしたパフォーマンスを実現するために、金融機関へのインターンシンップを志望しました。

金融機関に対して「なぜ志望したのか」という理由が具体的に述べられていないので、この例文はNGとなります。

「お金は大切」という事実は、誰でも理解していることです。お金が人生において重要なのはみんなが知っていつつも、それ以外にも重要なことがあるのは自明です。インターンシップの志望動機として、お金だけに着目し、金融機関にアピールするのは間違っています。

「金融機関とは何か」を、しっかりと理解すれば適切な志望動機を作成できるでしょう。

NG例文③IT企業「目的と志望理由が不一致」

私がIT業界のインターン志望したのは、インフラ構築について学びたいと考えているからです。自分ごとではありますが、アルバイト先の職場に新しいシステムが入り、それがとても良いもので、いうまでもなくIT業界を無視できなくなりました。さらに私ごとではありますが、自分の家で、しかもタダでサーバをつくることができるという工程に興味が湧き、エンジニアとして活躍したいと思い、貴社を志望しました。IT業界の中で特に貴社に興味を持ったきっかけは、社風の良さです。会社説明会で、熱意をもって仕事に取り組む社員のみなさまの話を伺い、仕事内容を体験したいと心の底から感じ、貴社を志望しました。

熱量の高い志望動機の例文に感じるかもしれませんが、目的と志望理由が不一致なのでNG例として挙げられるでしょう。

冒頭で、インフラ構築について学びたいと言っているにも関わらず、その企業を選んだ理由で社風を伝えています。インターン参加の目的と、その企業への志望理由が一致していないため、説得力にかける志望動機だといえます。

また、会社の雰囲気が良いという理由はテンプレートのように就活生は活用しますが、「いい人がいる」のはどの会社でも当たり前なので、志望動機としては力がありません。業務内容を体験してみたいという理由は、志望理由としては浅はかなので、なぜ体験したいのかということまで考えて述べましょう。

社風のみで判断するのではなく、「その企業で自分のやりたいことが実現できるのか」をポイントに考えてください。社風がいくら素晴らしくても、業務内容に興味がなければ成果もあげることができないでしょう。

NG例文④医薬品メーカー「インターンに参加する目的がない」

私は貴社が、「医療ニーズへの迅速な対応」を掲げている点に共感しました。医療現場はタイミングがとても大切です。現場のニーズへの対応が遅れ、「あの薬があの時に開発されていれば…」などとがっかりする人を少しでも減らしたいと私も思うからです。このような、医薬品メーカーにとって大切な点を理念に掲げている貴社で、ぜひインターンシップに取り組みたいと考えております。これまでの経験を活かして精一杯頑張りますので何卒よろしくお願いいたします。

この志望動機で問題なのは、結論が最初に書かれていない上に、具体性に欠ける点です。

その企業に共感したことはわかるのですが、「なぜインターンに参加したいのか」「インターンに参加して何を得たいのか」といった部分語られていません

また、「これまでの経験を活かして」とありますが、どのような経験なのかが語られておらず、どのように取り組むのか全くイメージができません。理由や具体的なエピソードがなければ、説得力のない志望動機になってしまいますので注意しましょう。

NG例文⑤商社「志望理由として業績は不適切」

私が貴社のインターンシップに参加したいのは、貴社が業界トップの業績を上げている会社であり、注目されているからです。そのような会社でインターンシップを経験することができれば、社会に出てから実践的に役立つスキルが身につくのではないかと考えております。学生時代はフットサルサークルのリーダーを務めました。その経験を活かし、少しでも多く貴社に貢献し、そして役に立つ経験を持ち帰らせていただければと思っております。精一杯取り組みますので何卒よろしくお願いいたします。

こちらの志望動機では、その企業のインターンシップを選択した理由が「業界トップの業績だから」となっています。実績ある企業のインターンシップが魅力的なのはわかりますが、その企業の特色やインターンの特徴などに一切触れられていないのが問題点です。「業績さえ良ければ他社のインターンでも良かった」と思われかねません。

また、サークルのリーダーで具体的にどんな経験をし、どう役立つのかも不明確です。実際のインターンにつながる経験であれば具体的に書くようにしましょう。

NG例文⑥外資系企業「英語力のアピールしかしていない」

私が貴社のインターンシップを希望するのは、私の英語力を活かすことで貢献できると考えたからです。私は大学1年の時にTOEIC700点を目標に勉強し、実際に700点以上のスコアを獲得することができました。大学で受講した授業の中でも英語では常に優秀な成績を修めており、英語力について絶対の自信を持っております。自分の英語力を駆使し、インターンとは言えしっかりと貴社に貢献したいと思っております。精一杯取り組みますので何卒よろしくお願いいたします。

この志望動機では、基本的に「自分の英語力」のことについてしか書かれていません。確かに外資系企業では、英語を活かせるでしょう。英語力が高いことは有利にはなりますが、それだけに偏ってしまうのは危険です。

英語が使えるのであればどこでも良いと、受け取られかねません。また、実際のビジネスでは英語力だけが求められているわけではありません。長所に自信を持つことは大切です。しかし、その企業のインターンシップに参加したい理由が明確ではないと、採用担当者は熱意を感じられません。

ESでよくある質問例

・自分の長所を伸ばすために何かしていますか?
・短所は何ですか?
・これまでに一番困難だった経験は何ですか?
・学生時代、最も達成感を感じたのはどんな時でしたか?
・就職活動で、志望企業はどんな風に選びたいですか?

ESでは企業ごとにさまざまな質問が用意されているものですが、それでも一定の傾向があります。上記のように、自分自身についての質問、これまでの経験についての質問、これからの就活に絡む質問などが頻出です。

自分自身についての質問は、「どの程度自分のことを客観的に把握しているか」を問われています。つまり、自己分析がきちんとできていることが重要です。自己分析が不十分であれば、採用担当者に考え方や価値観を伝えることができません。

また、困難や達成感などの質問は、学生の価値観や考え方、何をやりがいにしているかなどを探る質問です。漠然と事実を伝えるだけではなく、その経験を通して考えたことや学んだこと、「なぜそう考えたのか」などをわかりやすく伝えましょう。就活に絡む質問では、しっかりした軸を持っているかどうかが問われます。

インターンシップの志望動機との一貫性がある軸を伝えられれば、企業に好感を与えることができるでしょう

高倍率のインターン選考を勝ち取ろう!

インターンにも就職活動にも欠かせない第一関門のESだからこそ、力を入れて作成すべきだと言うことが分かりましたね。なかなか書類選考を突破できずに悩んでいる就活生は、何か基本的なことを見逃しているのかもしれません。

自分の熱意がしっかりと伝わっているか、志望動機はしっかりと記載できているか、企業が求めることを見抜けているかが需要です。自分はうまく伝えているつもりでも、企業にはうまくアピール出来ていない場合もあります。今一度ESを見直して、高倍率のインターンを勝ち取りましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ