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自己PRで素直さを効果的にアピールする方法【例文3選付き】

企業が素直さを重視する理由

なぜ企業は就活生だけではなく、新人社員にも素直さを求めるのでしょうか?まず考えなければならないのは、企業は仕事をして利益を生む場ということです。そのためにはチームワークが必要となります。そう考えると、必然的に、良好な人間関係を構築しなければなりません。

自分が働く会社に限らず、他社の社員との人間関係を作る上でも、素直さは必要不可欠な能力と言えるのです。では具体的に企業が求める素直さがどんなものなのか、解説していきます。

純粋さゆえに先輩や上司の指示を聞き入れやすい

企業が求める素直さとは、簡単に言うと、他人の意見を聞き入れる能力です。一般的に素直さと言えば、「なんでも信じる純粋さ」などを思い浮かべるかもしれません。しかし企業が求めているのは、人の意見を素直に受け入れる力と言えるでしょう。

新人が先輩や上司のアドバイスをまったく聞かず、自分の思い通り、勝手にしていたら、チームも組織も成り立ちません。企業はそんな人材を求めていないのです。意見を素直に聞き入れ、環境に適応できる人材を求めています。

仕事に直結するため成長が早い

素直さは仕事や自分の成長に直結します。特に負けず嫌いの人に良くある傾向ですが、他人の意見を素直に受け入れません。たとえそれが正しいと理解しても、自分は自分と考えてしまい、自分のやり方を意地になって続けます。

知識と経験が豊かで実績もある人間がその判断をするのでしたら、周囲は受け入れてくれるかもしれません。知識も経験もない新人がそれをすれば生意気と思われるだけです。新人はこれから知識や経験を積み重ねていく立場なのを忘れてはいけません。

先人の知識や経験は、会社だけではなく社会で積み重ねたものです。素直に受け入れることで成長を続けていけます。自分のやり方で生きるのは、知識と経験を積んでからでも遅くありません。素直さがあれば、先輩や上司からたくさんの良いアドバイスを聞けるので成長も早くなります。

新卒は特に素直さが求められる

企業は新卒に対し知識や経験が十分に備わっているとは思っていません。アルバイト経験があっても、それですべて会社や仕事のことを理解しているとも考えていないのです。新卒は何も分からない状態だからこそ、先輩や上司にとっては、色々と教えたり指導をしたくなる存在とも言えます。それは考え方によっては武器となるのです。

素直さがあれば「新卒だから教えてやろう」となりますし、素直さがなければ「こいつは先輩に敬意を払っていない」と思われ、何も教えてもらえなくなります。そうなれば、成長どころではありません。企業は新人の武器は「素直さ」と考え、積極的に色々なことを吸収して欲しいと考えているのです。

履歴書で素直さをアピールするコツ2つ

企業が求める素直さを理解し「僕は素直です」とただ言っても、採用担当者は信じてくれないでしょう。採用担当者に「この人は本当に素直な人なんだな」と思ってもらえるように伝えなければなりません。その第一段階が履歴書で素直さをアピールすることです。ではどのようにアピールすれば効果的に伝わるのか、解説していきます。

①具体的なエピソードを1つ記載する

履歴書で素直さをアピールするには、具体的なエピソードが必要です。口や文章で「素直です」と言っても「素直だな」と思える具体的なエピソードがないので、相手に信じてもらえません。素直だと思われるためには根拠がなければならないのです。

その根拠を作り出すのが、具体的なエピソードと言えるでしょう。幼い子が「僕は計算が得意だ」と言ったとします。具体的な計算問題を何問か出し答えられたら「この子は本当に得意なんだな」とはじめて信じられるはずです。

しかし子供が問題に答えず「僕は計算が得意」と言ってもなかなか信じられません。採用担当者はあなたのことを何も知らないのです。そのため具体的なエピソードで信じてもらう努力をしなければなりません。

②自分の素直さがもたらす効果を記載する

エピソードだけでは少し物足りません。本当に素直だなと思わせるにはインパクトも必要です。そのためには、自分の素直さにより周囲の人へどんな効果があったのか絡めることです。自分の素直さにより、他人に変化が起きることはなかなかありません。

素直さによって他者の考え方を変える、あるいは良い気づきをもたらすということは、影響力という意味で、採用担当者の目には魅力ある人材に映るでしょう。

具体的なエピソードと、他人に変化をもたらしたという話により、はじめて他人は素直だと信じてくれるのです。そこまでやってようやく素直さがアピールできたと言えます。特に履歴書の長所に「素直」と考える人も多いため、よけい根拠と効果が必要となるのです。

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「素直」を題材にした自己PR例文

「素直さ」について履歴書の長所欄や面接でどのように書けば、あるいは発言すれば、自己PRとなるのかはなかなか難しい所です。ただ、素直さを自己PRにするために必要なこと、「会社が求める素直さを理解する」「具体的なエピソード」「それによって生まれた効果」」というポイントを押さえれば怖くありません。具体的に素直をテーマにした、自己PR例文を解説します。ぜひ参考にしてください。

例文①

私は年齢に関係なく人の言ったことを受け入れる素直さがあります。飲食店でアルバイトをしていた時、年下の先輩が居ました。仕事では先輩でも、年齢は下ということで、私以外の新人は指導されても言うことを聞かなかったのです。私は年齢にこだわらず素直に指導を聞きました。
結果、私は同期の中で一番早く仕事を覚えることができたのです。この経験から会社でも年齢や実務経験の長短関係なく、人のアドバイスには素直に耳を傾けることを意識しています。素直さがなければ、コミュニケーションも上手く行かずチームも効率的に機能しません。私は素直であることを活かして、会社の業務を円滑に進めていきたいと思います。

年齢に関係なく良い意見なら素直に聞き入れるだけの柔軟さが必要です。例文では年齢にこだわらず素直に指導を受け入れたというエピソードを絡めています。

社会人になれば年下の上司や取引先の人と仕事をすることもあります。そこで年齢が下というだけで話を聞かなければ、仕事にも影響が出るでしょう。素直さがあればその問題がないので、コミュニケーションも円滑になります。

例文②

私の長所は素直さと考えています。中学生まで我が道を行くタイプでした。しかし高校の時テニス部の部活で、打ち返されたボールに追いつけなくなりました。それでも人の助言を聞き入れなかったために、私のプレイは悪くなる一方でした。そんな時、顧問だった先生に「走り出しを意識しなさい」と助言されました。
何をしてもダメだったので素直に言うことを聞うことに従った結果、余裕を持ってボールに追いつけるようになりました。この経験から素直であることの大切さを知りました。仕事でも自分の意見を通そうとするのではなく、まずは先輩方や同僚の意見に対し素直に耳を傾けようと考えております。それが自分の成長や結果につながると信じています。

大きな壁にぶつかり顧問の先生にアドバイスを受けて素直になったというエピソードです。自分が変化したことのエピソードは根拠に厚みを作り出します。社会人になれば、壁にぶつかることも多いです。

その際、自分の考え方や価値観だけ固執をすれば、失敗も多くなります。素直な人は柔軟性があり、きちんと人の話も聞いてくれるので周りも助けたいという気持ちになってくれるのです。

例文③

私は素直でいることを心がけており、それが長所です。素直さを意識するようになったきっかけは、中学生の頃でした。テスト勉強で悩んでいた私に、父は「勉強はゲーム感覚ですれば良いんだ」と教えてくれました。普段真面目なことを言わない父だったのですが、半信半疑で試してみたところ、勉強をしやすくなりました。
それ以降は、勉強以外のアドバイスも素直に聞けるようになりました。こう言った経験から、人の言うことはまず素直に聞いてみるべきだと思うようになりました。仕事でも壁に当たることがあるかと思います。そういった時でも、先輩に教え請い、積極的に取り入れることで、自分の成長へとつなげていきたいです。

人の意見を素直に聞ける人のほうがぐんぐん成長していきます。それは会社でもプライベートでも同じでしょう。会社でも、先輩がちょっとした仕事のコツを教えてくれるはずです。しかしそれを聞きいれず自己流で進めようとすれば、自分の成長につながりません。

しかし素直に先輩や上司のアドバイスを聞ける人物は、成長していき会社にも貢献してくれるだろうと期待されるため、好印象につながります。

素直の短所も把握しておく

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必ずしも良いことばかりではないことも覚えておく必要があります。素直な人という性格は大変親しみやすく、評価も高いものになりがちではありますが、その素直さゆえの弱点も存在します。

盲点になりがちではありますが、ビジネスにおいては悪影響を与えてしまう場合も多々あります。素直さにはこのような点もあるということを見直し、自分と周りを顧みながら振る舞うことを心がけると良いでしょう。

他人を信じやすい

相手の発言を鵜呑みにして、そのまま信じてしまうことが素直な人がよくやりがちな行動です。ビジネスにおいては法律の範囲内であれば、多少卑怯な手段や姑息な手段を使ってでも、とにかく勝てればそれでよし、ということもあります。

また、他人を信じやすいということは、裏を返せば相手がどのような発言をしたのか、その内容を精査して判断をしていないという意味にもなってしまうため、他人を信用するかしないかを決める時には、発言の裏を必ず推測してから、判断する必要があることを覚えておかなくてはなりません。ビジネスは勝負の世界でもあることを、忘れてはならないのです。

思っていることが顔に出やすい

表情豊かなことは人間性をよく見られるために必要な要素ですが、ビジネス交渉では短所となってしまうこともあります。互いに自分たちが有利になるように交渉し、駆け引きが繰り広げられるために、自分たちの本音と建前を使い分け、相手の本音と建前を読み解かなくてはなりません。

そのようなときに、自分たちには不利な話の流れに持って行かれた時に、顔にすぐ表れるようでは務まりません。こうしたポイントは、女性のほうが感情豊かなために不利になることがあり、その点は注意する必要があります。

対策としては、たとえ不利な状況に陥ったことがわかったとしても、その場は楽観的に構え、あれこれ考えないことです。考え始めてしまうと、どんどんと不安感が増えてしまい、顔に出てしまうためです。少しくらいのことでは動じない、肝っ玉が必要だとも言えます。

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素直な人は成長し続ける!

素直に人の意見を聞ける人でなければ、会社で成長をするのは難しいものです。新人の頃は根拠のない自信があるかもしれません。しかしほとんどの人は、すぐに現実と向き合うことになります。その際、会社の先輩のアドバイスをまったく聞かなければ、自分で解決するしかありません。

しかし先輩や上司のアドバイスは、連綿と受け継がれた、教えであることを忘れてはいけません。素直に言うことを聞けば、会社の教えは自分の知識や経験となり成長をし続けられるのです。

そうなれば、多くの人があなたを指導してくれるでしょう。聞かなければ、何もできずあがくだけになってしまいます。企業もそれを見越して、素直な人材を求めているのです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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