JTにおける最近の平均年収推移
JTはたばこ事業を中核としつつも、食料・医薬品事業、加工品事業も行っている会社です。近年は日本国内だけではなく、M&Aで海外でのたばこ事業も手掛けています。ここでは、JTの平均年収・給与体系について詳しくみていきます。
JTとは
正式名称:日本たばこ産業株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門2-2-1
従業員数:7,298人
平均年齢:42歳
平均勤続年数:18.6年
※//www.jti.co.jp/index.html
※有価証券報告書を参照
JTは、1985年に設立された会社です。軸であるたばこ事業では積極的な海外進出をおこなっており、現在では120の国と地域でたばこを販売しています。また、医薬品事業では国内外での積極的な新薬開発、加工食品事業では主に冷凍麺・冷凍パンなどの主食を製造・販売しています。
近年の平均年収推移
JTの近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
平成28年 | 899.0万円 |
平成27年 | 891.0万円 |
平成26年 | 876.0万円 |
平成25年 | 894.0万円 |
平成24年 | 868.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
JTの平均年収を見ると、過去5年間は868~899万円の間を横ばい状態で推移しています。国税庁の最新の調査によると、日本の平均年収は420.4万円ですので、JTの平均年収は、かなり高い金額であるといえます。
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JTにおける年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 501.1万円 | 31.2万円 | 127.0万円 |
25~29歳 | 743.1万円 | 46.2万円 | 188.4万円 |
30~34歳 | 867.8万円 | 54.0万円 | 220.0万円 |
35~39歳 | 937.4万円 | 58.3万円 | 237.7万円 |
40~44歳 | 997.8万円 | 62.1万円 | 253.0万円 |
45~49歳 | 1,096.2万円 | 68.2万円 | 277.9万円 |
50~54歳 | 1,162.2万円 | 72.3万円 | 294.6万円 |
55~59歳 | 1,088.7万円 | 67.7万円 | 276.0万円 |
60~64歳 | 697.8万円 | 43.4万円 | 176.9万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
JTの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 31.2万円 | 127.0万円 | 501.1万円 |
23歳 | 34.2万円 | 139.3万円 | 549.5万円 |
24歳 | 37.2万円 | 151.6万円 | 597.9万円 |
25歳 | 40.2万円 | 163.9万円 | 646.3万円 |
26歳 | 43.2万円 | 176.1万円 | 694.7万円 |
27歳 | 46.2万円 | 188.4万円 | 743.1万円 |
28歳 | 47.8万円 | 194.7万円 | 768.1万円 |
29歳 | 49.3万円 | 201.0万円 | 793.0万円 |
30歳 | 50.9万円 | 207.4万円 | 817.9万円 |
31歳 | 52.4万円 | 213.7万円 | 842.8万円 |
32歳 | 54.0万円 | 220.0万円 | 867.8万円 |
33歳 | 54.8万円 | 223.5万円 | 881.7万円 |
34歳 | 55.7万円 | 227.1万円 | 895.6万円 |
35歳 | 56.6万円 | 230.6万円 | 909.6万円 |
36歳 | 57.4万円 | 234.1万円 | 923.5万円 |
37歳 | 58.3万円 | 237.7万円 | 937.4万円 |
38歳 | 59.1万円 | 240.7万円 | 949.5万円 |
39歳 | 59.8万円 | 243.8万円 | 961.6万円 |
40歳 | 60.6万円 | 246.8万円 | 973.6万円 |
41歳 | 61.3万円 | 249.9万円 | 985.7万円 |
42歳 | 62.1万円 | 253.0万円 | 997.8万円 |
43歳 | 63.3万円 | 258.0万円 | 1,017.5万円 |
44歳 | 64.5万円 | 262.9万円 | 1,037.2万円 |
45歳 | 65.7万円 | 267.9万円 | 1,056.9万円 |
46歳 | 67.0万円 | 272.9万円 | 1,076.6万円 |
47歳 | 68.2万円 | 277.9万円 | 1,096.2万円 |
48歳 | 69.0万円 | 281.3万円 | 1,109.4万円 |
49歳 | 69.8万円 | 284.6万円 | 1,122.6万円 |
50歳 | 70.7万円 | 288.0万円 | 1,135.8万円 |
51歳 | 71.5万円 | 291.3万円 | 1,149.0万円 |
52歳 | 72.3万円 | 294.6万円 | 1,162.2万円 |
53歳 | 71.4万円 | 290.9万円 | 1,147.5万円 |
54歳 | 70.5万円 | 287.2万円 | 1,132.8万円 |
55歳 | 69.6万円 | 283.5万円 | 1,118.1万円 |
56歳 | 68.6万円 | 279.7万円 | 1,103.4万円 |
57歳 | 67.7万円 | 276.0万円 | 1,088.7万円 |
58歳 | 62.9万円 | 256.2万円 | 1,010.5万円 |
59歳 | 58.0万円 | 236.4万円 | 932.3万円 |
60歳 | 53.1万円 | 216.5万円 | 854.1万円 |
61歳 | 48.3万円 | 196.7万円 | 775.9万円 |
62歳 | 43.4万円 | 176.9万円 | 697.8万円 |
63歳 | 34.7万円 | 141.5万円 | 558.2万円 |
64歳 | 26.0万円 | 106.1万円 | 418.7万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
JTの役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 1,491.6万円 |
課長 | 1,166.7万円 |
係長 | 888.4万円 |
20~24歳の一般社員 | 501.1万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
JTの大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大卒 | 20.8万円 |
修士了 | 22.55万円 |
博士了 | 24.92万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
JTの初任給は大卒が20.8万円、修士了が22.55万円、博士了が24.92万円となっています。このことから、大学院を出て、より専門的な知識を持って入ってくる人に、しっかりと賃金を払っている会社であるといえます。
飲料・酒類業界における年収の傾向と生涯賃金
飲料・酒類業界とは
飲料・酒類業界に属する会社は、ほとんどが果汁ジュース・清涼飲料水・酒などの飲み物を扱っています。この業界の業績上位の企業には、サントリーHD、キリンHD、アサヒグループHD、コカコーラ・イーストジャパンなどがあります。
飲料・酒類業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | JT | 飲料・酒類業界 |
20~24歳 | 501.1万円 | 437.4万円 |
25~29歳 | 743.1万円 | 546.1万円 |
30~34歳 | 867.8万円 | 626.1万円 |
35~39歳 | 937.4万円 | 671.4万円 |
40~44歳 | 997.8万円 | 732.4万円 |
45~49歳 | 1,096.2万円 | 785.0万円 |
50~54歳 | 1,162.2万円 | 833.9万円 |
55~59歳 | 1,088.7万円 | 809.7万円 |
60~64歳 | 697.8万円 | 560.9万円 |
生涯賃金 | 4.05億円 | 3.0億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
JTの平均年収と飲料・酒類業界の平均年収とを比較すると、どの世代においてもJTが上回っているという結果になりました。特に、50~54歳で差が一番大きくなり、差額は328.3万円になります。上記のグラフから、JTは長年勤務してノウハウを持った社員に、給与という形で大きく還元しているということがわかります。
まとめ
国内市場を見ると、たばこの値上げ、飲食店の完全禁煙など、たばこ事業を主としているJTにとっては向かい風の状況です。しかし、向かい風状況であっても、JTの国内たばこ事業の営業利益は黒字であり、会社全体の経常利益・当期純利益などの財務状況も黒字です。このことから、JTの給与形態は今後も大きく変わらず、平均より高い水準を維持していくといえるでしょう。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。