履歴書

【履歴書の日付の書き方を解説】就活生が知っておくべき訂正方法も紹介

履歴書の日付は書いた日でも面接日前日でもない!

履歴書を記入している際に、「日付はいつにすればいいのか?」と頭を悩ませた経験はありませんか?「自身をアピールする書類だから、自分が記入した日で問題ないはず」「日付ぐらい間違っても内定に響かないだろう」という考えは間違いです。

履歴書ひとつに、パソコンか手書きか、証明写真のサイズはどうすればいいかなど、さまざまなルールやマナーが存在しています。もちろん日付の書き方にも、提出日などを考慮した守るべき規則があるのです。企業の人事担当者は、そうした些細なところにも目を配り、内定の有無を判断しているはずです。

履歴書の日付の正しい書き方

履歴書の提出方法は、企業から指定されることがあります。最もオーソドックスなのは、面接の際に持っていくことでしょう。他には、事前に郵送するケースやメールで送ることもあり得ます。

こうした持参・郵送・添付という提出方法の相違により、日付の書き方は異なってきます。各企業によって対応が違うため、意外と間違えやすいポイントです。では、日付の書き方を具体的にみていきましょう。

当日持参する場合は持参する日付

面接の際に履歴書を持参するケースもあるでしょう。この場合は、履歴書の作成日ではなく、提出する日、つまり面接日を正しい日付としてください。記入した日を間違って記入しがちですが、それは避けるようにしましょう。

企業の人事担当者は、すべての応募者を管理しています。時には何十人、何百人となることもあるでしょう。面接日を記入することにより、「いつ面接したのか」が明確化されるので、非常に管理しやすくなります。

「面接日が正しい日付」ということは、基本的なマナーであるとともに、志望する企業側の管理しやすさも考慮した対応です。もちろん、面接担当者が後にその時の状況を振り返る時も、容易に思い出せるメリットもあります。

送る場合は郵送する日の日付

では、事前に郵送するケースではどうでしょうか。地方や遠方に住んでいる場合、履歴書を郵送することはよくあることですが、面接する日程が決定していない場合もあり、いつの日付にすれば良いのか頭を悩ませるところです。

こうした場合は、投函日を記入することが正解です。もちろん、配送は投函した日に行われるとは限りませんし、天候や時期によっては、遅配することもあります。そのことを企業側も理解しているので、あまり神経質になる必要はありません。

もしポストから回収される日が明確であれば、その日を履歴書に記入する方がベターです。真夜中にポストに入れたら、翌日に回収されるので、回収日を記載します。

メールで添付する場合は送付する日付

郵送対応ではなく、最近ではメールで履歴書を送ることも多くなってきました。メール添付の場合は、送信日を正しい日付として認識してください。事前に履歴書を仕上げていたとしても、メールを送信した日が正解となります。

「データなので、日付の記載は不要」と考えてはいけません。メールであれ履歴書は、れっきとした書類です。ビジネス上で正式な書類に日付を記入しないことはNGなので、それと同様に捉えてください。

また、データの履歴書の場合、学歴欄などの項目以外を書き換えて、何度も使用することがあります。その際、記入漏れや日付の誤りには十二分に注意しましょう。使い回しだからこそ、細かい部分に目を配ることを怠らないでください。

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日付は西暦・和暦のどちらでもよい

「20〇〇年」と表記する西暦、「平成〇〇年」の和暦、どちらで記載した方が良いのか、迷う方もいらっしゃるでしょう。結論から先に言えば、どちらでも構いません。ただし、いくつか注意すべきポイントがあります。

まずは、履歴書内で一貫性を保つことです。日付欄は西暦で記入しているにもかかわらず、学歴・職歴欄などでは和暦を使用していると、とても見づらくなってしまいます。面接官は、些細なところに配慮できる能力を見ている可能性が高いので、暦の表記は統一しましょう。

もうひとつは、必ずアラビア数字を用いることです。横書きなので、「1、2、3…」で記載することが求められます。「一、二、三…」と漢数字での表記に慣れている場合でも、アラビア数字を使用することがルールです。

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日付を間違えた場合は書き直す

少し気を抜いてしまい、誤った日付を書いてしまうことは珍しいことではありません。しかしその際に、修正液などで日付を直すことは、絶対にやってはいけないことです。間違えた際は、必ず書き直すことにしましょう。

まず、修正テープなどでの対応は、見た目が良くありません。正式な書類である履歴書に明らかな修正の跡があることは、企業に対して、大変失礼な行為に当たると頭に入れておきましょう。

それに加えて、「何かしらの意図があって履歴書の内容を改ざんしているのではないか」と、面接担当者から不審がられる可能性もあります。つまり、本人に悪気はなくても、怪しまれてしまうのです。もちろんこうした修正行為は、内定に大きく関わることになるでしょう。

訂正する場合は二重線

履歴書を間違った場合、通常であれば1から書き直すことをおすすめします。どうしても書き直すことができない場合は、二重線で訂正してください。

謝った箇所だけ定規で二重線を引き、上または下の空いている箇所に正しいものを記入しましょう。二重線は黒のボールペンを使用して引きます。広い範囲になりすぎると、履歴書が見えづらくなってしまうので二重線を引く範囲はできるだけ小範囲に留めましょう。

履歴書の添え状にも日付を書く

添え状を作成する場合、履歴書、職務経歴書などと同じように必ず日付を記入しましょう。この場合、日付は履歴書、職務経歴書などの他の応募書類と同じ日付で統一してください。

日付がまちまちだと、いつ提出された書類かが判断がつかなくなりますし、記録で残す際も困りかねません。そして、日付は和暦、西暦のどちらでも構いませんが、年月日は半角数字で記入しましょう。

添え状の書き方

添え状はカバーレターとも呼ばれ、ビジネス上で書類を送る時には必ず付けるものです。では履歴書を送る際も是非付けたいものです。内容はなるべく簡潔にシンプルに要件を伝える内容にしましょう。添え状に自己PRや志望動機などは入れる必要はありませんので、ある程度の決まった形式で作成すれば問題はないです。

手書き、パソコン等での作成のどちらでも構いません。添え状の内容に盛り込みたい物は、日付、企業名、部署名、担当者名、自分の住所、名前、電話番号などは必ず入れましょう。

また、文書の中に入れておくべき内容としては、拝啓・敬具などの頭語・結語、そして季節の挨拶文、書類の要件、結語、添付物の内容などが挙げられます。そして最後に以上で締めましょう。添え状はいくつか決まった実例がありますので、あらかじめ自分で調べてフォーマット化しておくと今後の就活に役立ちます。

添え状の例文

○○年○○月○○日

△△株式会社
人事部採用担当
○○ 様

〒000-000
東京都○○区123
連絡先:080-***-****
山田 次郎

応募書類送付について

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度○○にて御社の求人を拝見し、是非応募させて頂きたく応募書類を同封させて頂きました。ご検討の上、是非ご面談の機会を頂ければ幸いです。

何卒ご査収の程よろしくお願い申し上げます。

敬具

・履歴書      1枚

・職務経歴書    全3枚

以上

添え状に盛り込みたい内容を全て盛り込んだ作りとなっています。応募書類を受け取る相手が、開封した時にすぐに何の書類が同封されているという事が分かるシンプルな作りになっています。そして同封物を箇条書きにする事で、相手がすぐに中身を理解出来ます。

企業名と担当者名の下に自分の住所、名前と記入している所もビジネス文書のマナーに沿っています。

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履歴書は内容だけでなく日付もしっかりチェックしよう

履歴書において、「特技は何をアピールすべきか」「志望動機はどういう切り口が良いか」など、内容を吟味することはとても重要なことです。しかし、いくら記載している内容が素晴らしいものであっても、日付のマナーやルールが守られていなければ、志望する企業から信頼や信用を獲得することはできません。

提出方法によって提出日・投函日・送信をと使い分けることや、西暦・和暦の対応方法など、気を配るべきことは細部にわたっています。ミスをしたら修正が効かないことも、面倒くさいと感じることもあるでしょう。しかし、ちょっとした気遣いができれば、取り立てて困難なことではないはずです。日付のルールとマナーを理解し、正しく賢く就活に臨んでください。

《お役立ち資料》-履歴書の基本から徹底解説-
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監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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