業界研究

リース業界の志望動機の書き方を徹底解説|例文5選付き

リース業界とは

リース業界は金融業界に属する業界の一つであり、就活生の中で人気が高く、就職するには志望動機を工夫する必要があります。しかし、金融業界=銀行や保険のイメージを持つ人は多く、リースについては業界の特徴やどんな仕事をしているのかなど、知らない人も多いです。

志望動機を作成するためには、まずは業界についての知識を深めることが大切です。業界の動向や職種などの基本的な知識を身に付け、リース業界の志望動機作成に役立てていきましょう。

リース業界

リース業界はさまざまな商品のレンタルを行っている業界です。購入するよりも安価で商品を利用することができ、重宝されている業界でもあります。リース業界は業績としては好調であり、業界規模も拡大傾向で推移しています。

2008年から2011年頃までは業績が伸び悩んでいましたが、以降は拡大成長を続けている業界です。業績回復の背景としては景気の回復や震災による復興需要が考えられています。しかし全ての分野で業績が回復したわけではなく、一部の分野に関しては伸び悩みを見せています。

リース業界は景気に左右されやすい業界であり、先行きも景気次第です。また業界規模は拡大傾向であるものの、国内市場は頭打ちも見え始め、海外への事業展開を進める企業も増えています。

業界の業績推移について

  • 業界規模:6兆4,041億円
  • 平均年収:692万円
  • 平均継続年数:15年

リース業界の業界規模は6兆4,041億円であり、国内でも大規模な業界です。業界規模は拡大傾向にありますので、今後もさらなる成長が期待されています。しかし一方で頭打ちも見え始め、国内市場の成長率は限界値に近づいている業界です。

平均年収は692万円であり、他業界と比べても高い水準にあります。企業ごとに若干の差はありますが、それほど大きな差ではありません。業界全体として高い年収を獲得している人は多いです。

平均継続年数は15年であり、これも他業界よりやや高い水準にあります。景気による変動は大きいものの、年収が高い企業も多く、長く続けている人は多いです。平均年収、継続年数から見ても働きやすい業界だと言えます。

リース業界の細かい職種分類について

  • 営業
  • 経理
  • 審査・法務
  • 資産管理

リース業界の職種としては営業、経理、審査・法務、資産管理が挙げられます。営業は自社のリース商品を売り込んでいく職種です。個人、法人両方の営業があり、それぞれに応じた提案を行います。

また営業だけではなく、マーケティングとしての役割を果たす場合もあります。経理はリースに関する税務処理などを行う職種です。事務処理能力だけではなく、法律や税制などのさまざまな専門知識が必要になります。

審査・法務はリース契約者が信用に値するかなどの審査を行う職種です。契約書の作成、内容の確認なども行います。資産管理はリースで使用する商品の契約の延長や終了、場合によっては商品の廃棄も行う職種です。商品が問題なく使用できるかをチェックする仕事でもあります。

リース業界の志望動機を書くポイント

志望動機を作成するためには、業界研究を欠かすことはできませんが、それだけでは採用担当者の心に残る志望動機を作成することはできません。志望動機は書き方によって伝わり方が大きく異なりますので、上手な志望動機の書き方を身に付けることが大切です。

志望動機はただ仕事へのやる気を書けばいいものではなく、熱意が伝わり、採用担当者に評価されることが大切です。上手な志望動機の書き方にはいくつかポイントがありますので、それらを踏まえてアピール力の高い志望動機を作成しましょう。

①なぜリース業界なのかを明記

採用担当者に評価される志望動機を作成するためには、そもそもなぜその業界を志望するのか、その理由を明確にしなければなりません。なぜリース業界を目指すのか、他の業界ではなく、なぜリース業界なのかを伝えていきましょう。

業界を志望する理由を伝えるためには、その業界でしかできないことを志望動機に盛り込むことが大切です。リース業界であれば、商品の提供を通じて企業の経営を支えたい、さまざまな分野の企業と接し、リースを通じて企業をサポートしたいなどが考えられます。

どんな理由を伝える場合でも、その業界だからこそできることを踏まえてアピールすることが大切です。リース業界の特徴をしっかりと理解して、志望動機に反映させましょう。

②その中でもなぜ該当企業なのかを明記

リース業界を志望する理由を伝えれば、その中でもなぜ該当企業を志望するのか、その理由を伝えていきましょう。リース業界の中にもさまざまな企業があり、それぞれで特徴や強みは異なっています。

他のどの企業でもなく、該当企業だからこそ志望していることを伝えることが大切です。他の企業にはない、その企業独自の強みを特徴を志望動機に盛り込み、アピールしていきましょう。他の企業の志望動機と差別化ができていなければ、リース業界であればどの企業でもいいと思われる可能性があります。

他の企業でもいいのではないかと思われると、評価は一気に悪くなります。企業研究をしっかりと進め、該当企業にしかない魅力を語ることで、企業への志望度の高さをアピールしていきましょう。

③自分に何が貢献できるのかも明記

リース業界を志望する理由、その中でも該当企業を志望する理由を伝えれば、そこで自分に何が貢献できるかを伝えていきましょう。自身の能力を提示し、それが企業の仕事でどのように役立つか、どのように活躍できるかを具体的に示すことが大切です。

貢献できることを具体的にアピールすることで、企業で活躍している姿をイメージすることができ、選考でも有利に働きます。どれだけ仕事に対する熱意が語られていても、企業に貢献できる、仕事で活躍できるだけの能力がなければ意味はありません。

志望動機であっても、ある程度の採用メリットを示すことは大切です。自分がいかに企業に役立つ人材であるかをアピールし、高評価を勝ち取り、選考を有利に進めましょう。

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リース業界の志望動機例文5選


志望動機の書き方のポイントを知れば、それらを踏まえて実際の就活で使う志望動機を作成していきましょう。志望動機の作成は難しいですが、じっくりと時間をかけ、丁寧に取り組めばアピール力の高い志望動機を書き上げることができます。

投げやりになったり、面倒くさいからと適当に書いてしまわないことが大切です。書き方のポイントをもう一度おさらいし、志望動機の例文なども参考にしながら、丁寧に志望動機を書き上げていきましょう。

例文①

私はリース業の立場から企業を支え、様々な業界と繋がって仕事がしたいと思い、御社を志望しました。御社は幅広いリース商品を扱っており、多くの業界と繋がりがあります。また新規リース商品の取り入れも早く、新しい分野にもチャレンジしやすい環境が整っています。
私は大学時代にイベントサークルに所属し、企画をいくつも立ち上げ新しいことに挑戦してきました。御社でも市場のニーズを読み取ることで、売れる商品を見つけ出し、恐れずにチャレンジすることで企業の実績に貢献したいと考えています。

例文①ではリース業の立場から企業を支え、さまざまな業界とつながって仕事がしたいと志望動機が語られています。冒頭で結論を語ることで、アピールしたいことは何かが明確にされており、志望動機を印象深くアピールすることができています。

企業を志望する理由も、企業の強みや社風から語ることで、その企業でなければならない理由がアピールされており好印象です。また自分に何が貢献できるかも具体的にアピールされており、企業で活躍する姿がイメージしやすくなっています。

例文②

私は商品の提供を通じて企業の経営を支えたいと考え、御社を志望しました。御社では専門分野に特化したリース商品に強みがあり、顧客のサポートも充実しています。単に商品を貸し出すだけではなく、手厚いサポートによって企業を支え、豊かな社会を目指したいと考えています。
私は大学時代にボランティア活動を行い、主に老人施設でお年寄りの方の話を聞く活動をしていました。相手の話を聞くことで傾聴力が身に付き、相手の望みを引き出せるようになりました。御社でも顧客に対して真剣に向き合い、充実したサポートを提供することで顧客のニーズを引き出し、更なるサービスの改善に貢献したいと考えています。

例文②では商品の提供を通じて企業の経営を支えたいと志望動機が挙げられています。業界を志望する理由に問題はありませんし、企業の強みから志望動機が語られており、企業を志望する理由も問題はありません。

また企業で貢献できることについても、能力を持ってどのように活躍するかが具体的にアピールされており、働く姿がイメージしやすくなっています。業界、企業を志望する理由、そこで自分が貢献できることがしっかりとアピールできており、高い評価を得られるでしょう。

例文③

私は航空機リースの立場から航空業界を支え、多くの人の生活を豊かにしたいと考え、御社を志望しました。御社では航空機リースの提供に強みがあり、安全性、品質ともに優れた商品を提供しています。航空機は人員輸送だけではなく、貨物輸送にも利用されますし、多くの人の生活を支えているものだと考えます。
航空機リースのサービスを向上させることで、様々な人の生活の豊かさに貢献したいと考えています。私は大学時代に居酒屋でアルバイトをし、コミュニケーション能力を身に付けました。御社では営業として働き、多くの人に接しながら市場のニーズを知ることで、より良い航空機の提供を目指したいと考えています。

例文③では航空機リースの立場から航空業界を支え、多くの人の生活を豊かにしたいと志望動機が語られています。リース業界にもさまざまな分野があり、企業ごとに取り扱う商品も異なっています。

航空機リースと商品を限定することで、その分野への志望度の高さが伝わり、企業の強みを踏まえてアピールすることで、企業への志望度の高さも伝わり好印象です。企業で貢献できることについても、自身の能力から明確に語られており、アピール力の高い志望動機になっています。

例文④

私はリース業を通じて、国内だけにとらわれず、海外の様々な業界と関わりながら仕事がしたいと思い、御社を志望しました。リース業界は近年、海外進出が盛んですが、特に御社は海外企業との関係に注力しておられます。私は学生時代、海外研修としてアメリカとオーストラリアの2か国へ行きました。
日本にはない制度や文化に触れる中で、さらに色々な国のことも知りたいと思うようになり、将来はグローバルに活躍できるような仕事をしたいと強く感じました。研修中に身につけた英語力を武器に、御社のさらなる海外展開に貢献したいと考えています。

例文④では海外の業界と関わりながら仕事がしたいと志望動機が述べられています。近年のリース業界は海外進出が盛んですので、海外企業と関わりながら仕事がしたいからリース業界を志望するというのは理にかなっています。

海外に興味を持つことになったきっかけが挙げられており、それが海外進出に積極的な企業の志望動機になっています。最後に自身の語学力について述べることで、応募会社への強いアピールになっています。

例文⑤

私は、リース業を通じて様々な会社や人にサービスを提供し、より良い生活を送ってもらいたいと考え、御社を志望しました。御社では法人だけではなく、個人を対象にしたリース業も視野に入れられているということで、より細分化し、ニーズに合った商品を提供できると思いました。
私は学生時代、アパレル店でアルバイトをしていました。お客様に本当に似合う商品はどれだろうと考える時間はとても楽しく、興味を持って業務に取り組むことができました。このようにして養った選定力を御社でも発揮し、個人法人問わず真に適した商品を提供していきたいと考えております。

例文⑤では商品を提供することで、より良い生活を送ってもらいたいと志望動機が述べられています。リース業界は、個人を対象にした業務を検討しようという動きもあります。その流れに乗り、法人だけではなく個人に対してサービスを提供したいという業界志望理由、及び企業志望理由が挙げられています。

そう思う根拠も、学生時代の経験から引き出すことで説得力を持たせていますし、またその経験が会社の貢献に発揮できるとアピールしています。

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リース業界の志望動機NG例文


志望動機は就活でも挫折してしまう人が多いポイントであり、なかなか上手に書けずに困っている人も多いです。志望動機の作成が上手くいかない場合は、あえてNG例文を参考にしてみるのもおすすめです。

NG例文を参考にし、自身の志望動機と見比べてみることで、どこが間違っているのかを見つけることができます。間違いを発見すれば、それを修正することで志望動機は完成に近づきます。NG例文を見ながら自身の志望動機を確認し、共通している部分を見つければ修正して、志望動機の完成度を高めていきましょう。

NG例文①

私はお金に関わる仕事をし、様々な業界の企業を相手に仕事がしたいと考え、御社を志望しました。企業を運営していくにあたりお金は重要であり、お金に関わる仕事をすることで、経済を支える存在として働きたいと考えています。
私は大学時代に居酒屋でアルバイトをしており、コミュニケーション能力を身に付けました。御社でも顧客とのコミュニケーションを大切にして、相手の立場に立って考えることで、企業の経営を支えていきたいと考えています。

NG例文①ではお金に関わる仕事をし、さまざまな業界の企業を相手に仕事がしたいと志望動機が語られています。最初に結論から語られており、文章構成に問題はありませんが、業界を志望する理由が曖昧でNGです。

お金に関わる仕事は金融業界全般に言えることであり、リース業界に限定した志望動機ではありません。企業で貢献できることについてはアピールがされていますが、業界、企業を志望する理由が明確にされておらず、アピール力が低いためNGです。

NG例文②

私は大学時代にボランティア活動を行い、相手のためを思って行動することの大切さを学びました。ボランティアでは様々な場所に行き、常に相手のことを考え、相手の望みを引き出すことで多くの人に貢献しました。
御社でも顧客の求めるものを読み取り、市場で求められているものを読み取ることで、企業に貢献したいと考えています。リース業界での仕事を通じて様々な業界、企業の実績に貢献し、企業の経営を支えることで豊かな社会を実現したいと考え、御社を志望しました。

NG例文②では大学時代にボランティア活動を行ったことが冒頭で語られています。志望動機を印象深くアピールするためには、結論から語り、アピール内容を明確にする必要があります。例文では志望動機を印象付けることができておらず、アピール力が弱くNGです。

また業界を志望する理由については語られているものの、企業を志望する理由は明らかにされていません。リース業界の他の企業でもいいと思われてしまい、マイナスの印象につながりますのでこれもNGです。

NG例文③

私はリース業を通じて企業を支え、経済を活性化させたいと考え、御社を志望しました。御社では土木機器のリースに強みがあり、業界でも高い実績を誇っています。東京オリンピックの開催に向けて都市開発は続きますし、今後も土木機器の需要は高まると考えております。
拡大する需要に対して、適切に商品を提供することで経済はさらに活性化すると考えられます。私は御社で働くことで、市場の需要を確実に満たし、経済を活性化させていきたいと考えています。

NG例文③ではリース業を通じて企業を支え、経済を活性化させたいと志望動機が語られています。冒頭から志望動機が語られており、文章構成には問題はありません。また企業を志望する理由についても、企業独自の強みを踏まえてアピールすることで、志望度の高さをアピールすることができています。

NGポイントは自分に何が貢献できるかが明記されていないことです。業界、企業を志望する理由はしっかりと伝えられており、仕事に対しての熱意は伝わっていますが、採用メリットが示されておらずNGです。

リース業界の志望動機をマスターして選考を有利に


リース業界は金融業界のひとつであり、就活生人気の高い業界でもありますが、普段の生活では馴染みのない人も多く、業界については詳細まで知られていません。志望動機を書くためにはまずは業界を知ることが大切です。

業界研究を進め、次に企業研究を進め、少しずつ情報を収集していきましょう。志望動機は上手に書くためのポイントがありますが、業界や企業についての情報がなければ、採用担当者の印象に残る志望動機を書くことはできません。

業界、企業について、志望動機の書き方のポイント全てを知ってこそ、魅力的な志望動機を作成することができます。リース業界の志望動機をマスターし、書類選考や面接を攻略して就活を有利に進めていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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