インターン

インターンシップに必要な持ち物7つ|あると便利な持ち物10選も紹介

 インターンシップ参加に必要な持ち物を準備しよう

インターンシップは学生が企業の仕事内容を体感できる貴重な機会です。仕事に参加させてもらうわけですから、先方に失礼のないよう準備をおこなうことが求められます。またインターンシップの充実度を上げるためにも、社会人として必要なものを把握しておくことが大切です。

この記事では、インターンシップに必要なもの、役立つものをご紹介します。積極的に参加したいと考えている人は、これを機に必要なものを揃えて当日に向けての事前準備をしっかりおこないましょう。

案内メールで最低限の持ち物をチェックする

まずは、インターンシップの案内メールに記載されている持ち物をチェックしましょう。これをおさえておけば最低限の持ち物としては問題ありません。代表的なものとしては、筆記用具、印鑑、受付票(案内状)、学生証等の身分証明書、履歴書などがあります。

服装は基本的にはスーツが推奨されますが、業種によっては作業が発生するため動きやすい服装が指定されることがあるでしょう。また、アパレルやアクセサリー関連の企業によっては私服のセンスが問われることもあるので服装においても入念にチェックすることが必要です。

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インターンシップに必要なもの7つ

企業からのメールで指定されているものはもちろん、社会人として一般的に持つべきものがあります。あるいは、筆記用具など具体的に指示されていないものでも、社会人として持つべきものを選んでいるかどうかは企業側の担当者がチェックするポイントです。

下記にご紹介する必要なもの7つの理由と詳細を把握しておけば重要性がわかるため、うっかり忘れるというミスの恐れを軽減することにつながります。イメージしながら読み進めてみましょう。

①企業から指示された書類

企業から事前に資料や作業内容のシート、時間割などが配布され、案内メールに持参の旨記載されている場合があります。データで送付され印刷しておくことが求められることもあるので要確認です。これらのものは事前に内容をよく把握しておくと当日スムーズに行動しやすくなります。

インターンシップでは、履歴書などの書類が必要になる場合があります。それらは配布された資料とは別にまとめておくと取り出しやすいので便利です。万が一必須書類を忘れてしまった場合には、迅速に先方へ伝えましょう。気づいた時点で報告することで、早く次の行動に移せるようにすることが大切です。

②スマホや携帯電話

当日電車の大幅遅延などで遅れてしまうことも考えられるため、先方へ連絡するためにスマホや携帯電話は必要です。また、当日ギリギリで予定変更メールなどが入ることもあります。インターンシップ前の面接が別の場所でおこなわれ、当日初めて企業に伺う場合もあるでしょう。

その場合、企業への地図は事前に検索しておき、駅からのルートのスクリーンショットをとっておくと便利です。その場所が通信状況が悪いこともあるからです。インターンシップに参加している学生や、先輩社員と連絡先を交換できる機会もあるでしょう。学生は今のところライバルですが、同じ企業に興味を持っている以上、未来の人脈づくりにつながります。

③印鑑・現金

印鑑は、初日にNDA(秘密保持契約)を締結することがあるので案内メールの持ち物欄に記載されていることがあります。朱肉も合わせて持っておくといいです。NDAに押印するということは、内部情報を他言しないということであり、情報漏えいが発覚した場合には厳しい罰則規定があるので注意しましょう。

交通費が支給される場合でも、自分で仮払いすることがほとんどなので現金は必要です。また、先輩社員とランチに行ったり業務終わりの食事や飲み会に誘ってもらえることもあるので数千円は用意しておくと安心できます。スムーズな会計ができるよう細かいお金にして持っておくのがおすすめです。

④手帳やスケジュール帳

スケジュールをスマホで管理している人も多いですが、インターンシップ中にスマホを見ることは周囲から見ると何をしているかわからないため印象がよくありません。紙媒体で用意しておくのがおすすめです。

インターンシップの日程などが事前に知らされている場合はスケジュール帳に記載しておくと便利です。インターシップ期間中も大学の予定などがある場合もあるので、自分の予定もきちんと書き込んでおきましょう。メモをするためにノートも準備しておくと安心です。

⑤ボールペン等筆記具

筆記具は必須ですが、ボールペンにしましょう。シャープペンは芯が折れて飛んだりするのでよくありません。消しゴムもカスが出るので一般的にはNGです。ただし、テストなどが同時におこなわれることもあるので一応持参はしておきます。

手帳などで書き損じた場合に消したいという人がフリクションを選ぶことも多いのですが、こちらはおすすめできません。基本的にフリクションは正式書類には使えないほか、メモしたものを高温の場に置いておくと文字が全部消えてしまうことがあります。夏はもちろん、冬場も暖房の効いた場所では要注意です。

⑥時計

インターンシップ中は予定が時間で細かく区切られていることがあるため時計は必要です。しかし、スケジュール帳についてもお伝えしたとおり、スマホの画面を見るのは印象がよくありません。社会人として腕時計をつけるようにしましょう。

ハイブランドの時計は避けておくのが無難です。ブランド品というのは、それを身に着けるに足る社会的地位、収入、品格があって初めて価値が出るものであり、学生が着けているのは大人から見ると印象がよくありません。大きいものやジュエリータイプのものは華美な装飾に該当するため、小ぶりなものがおすすめです。

⑦学生証

本人確認と在籍確認のため学生証の提示が必要です。また、企業が多く入っているビルなどでは総合受付で会社名を伝えて取り次いでもらうことがあります。社会人であれば名刺を渡しますが、学生の場合は学生証を見せなければならないことがあるので注意です。

大学によっては学生証が出席確認のICカードになっていることなどもあり、使用頻度が高くて写真や文字が掠れたり汚れたりしている場合があります。本人確認ができない恐れがあるので、再発行しておくといいです。人に見せて恥ずかしくないようにしておきましょう。

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チェックリストを使用して忘れ物がないか確認

インターンシップに必要な持ち物7つを紹介しました。今は分かっていても、いざインターンシップに行くことになったら、その時忘れているかもしれません。そのようなときのために、このチェックシートを写真で携帯に保存しておくことをおすすめします。

写真にデータとして保存しておけば、インターンシップに行く前にすぐに見直し上から持ち物をチェックできます。携帯以外でもタブレットでも構いません。自分が使いやすい方に保存しておきましょう。

あると便利な持ち物10選

インターンシップ時に必須のものは見てきましたが、持っていると役立つものがあります。スマホ・携帯電話のモバイルバッテリーなども携帯しておくといいでしょう。他にも、常備薬や靴擦れ時の絆創膏などもあると役立ちます。

さらにあると便利な持ち物5つご紹介します。必須のものに加えてこれらの5つを持っておけば安心感が変わるので精神的にも余裕をもってインターンシップに臨めるようチェックしていきましょう。

①折りたたみ傘

天気予報で晴れと言っていても急な雨が降ることはあります。通勤に使えるような鞄なら折り畳み傘を入れておいてもスペースに余裕はあるはずなので、万が一の時のために備えておくと安心です。会社によっては備えの傘を貸してくれることがありますが、本来は社員のために備えられているものです。インターンの学生が使い切ってしまって社員の方々が困るようではよくありません。

わざわざ持ってきていただく手間もかけてしまうので自分で準備しておきましょう。ライバルたちより準備がしっかりしていることを見てもらうことにもつながります。

②健康保険証

インターンシップに限らず、健康保険証は常に携帯しておきましょう。ケガや体調不良はいつなるか分かりません。また、インターンシップ中のケガや体調不良は場合によっては労災が適用される可能性があります。生産活動に従事している、または企業との間に使用関係があるなど「労働者」として認定される場合です。

その際は手続き上でも保険証の提示が必要です。もし健康保険証を持たずに病院に行くと、一旦全額の支払いをして後日健康保険証を持って返金に出向かなければならないので多大な迷惑をかけてしまいます。

③名刺入れ

名刺は持っていなくても名刺入れは必須です。担当者の方の名刺をいただくこともあれば、時には協力会社の方を紹介され、その方から名刺をいただくこともあります。マナーとして携帯しておきましょう。名刺入れは、入れておく場所にもマナーがあります。ズボンのポケットは座る際に折れ曲がる恐れがあり、とくに後ろのポケットに入れてお尻で敷いてしまうなどは言語道断です。

理想的なのはジャケット内側の胸ポケットですが、女性のスーツには胸ポケットがないものがほとんどなので、その場合は鞄の取り出しやすいところに入れておき手で持ち歩きます。

④ハンカチ

いつも持ち歩いているという人が多いかもしれませんが、インターンにはハンカチを持参しておくと便利です。ハンカチがない場合、汗をかいたときなどに困ってしまいます。また、ハンカチ以外にもティッシュペーパーを持っておくと安心です。

女性の場合は、メイク崩れをなおすときにティッシュペーパーを使用します。身だしなみを整えるためにも、ハンカチやティッシュペーパーなどのエチケットグッズを持ち歩くことがおすすめです。日常的に眼鏡をする人は、眼鏡の汚れをふき取る際に使用するといいでしょう。

⑤歯ブラシ

こちらもエチケットグッズのひとつです。インターン中は、社内外の多くの人と関わることが多いでしょう。昼食後は歯の汚れやにおいが気になることもあるため、歯を磨いておくことがおすすめです。食後に歯を磨いておくことで、人前で話す際も自信を持って話せます。

午後からも気持ちよく業務に打ち込むためにも、バッグの中に歯ブラシセットを常備しておいてください。ロッカーが付与される場合は、ロッカーに1つ予備で入れておくと安心です。他にも、タブレットなどを用意しておくと口臭予防になります。

⑥クリアファイル

クリアファイルがあれば書類を汚さずに管理可能です。インターンシップ中は何かと書類が配られることも多いため、クリアファイルを持っているとカバンの中でわかりやすく保管できます。色付きのクリアファイルや、一枚のクリアファイルに複数のポケットが付いているものがおすすめです。

色付きであれば用途別に書類を管理することができるため、取り出す際も分かりやすいでしょう。1枚のクリアファイルに複数のポケットがついているものであれば、用途別に書類を分けられます。使いやすいクリアファイルを活用して資料の仕分けをスムーズにおこないましょう。

⑦モバイルバッテリー

インターンシップ先でスマホの充電ができるように、念のためモバイルバッテリーも持っていきましょう。日帰りや泊まり込みのものがありますが、特に日帰りの場合はモバイルバッテリーが必須でしょう。

泊まりであれば、宿泊施設にコンセントが用意されているでしょうが、日帰りの場合は職場に直接行くことになるので、その限りではありません。インターンシップ先によっては充電できる場合もありますが「充電させて下さい」と言うのはなかなか勇気がいるかもしれません。移動中や休憩中に充電できるように、モバイルバッテリーを携帯しておくといいでしょう。

⑧常備薬

普段から服用している薬があれば持参しましょう。そして、それに加えて一般的な常備薬を持参すると何かと便利です。一般的な常備薬には、胃薬や腹痛の薬、酔い止めなどが挙げられます。自分がどのような状態に弱いかをある程度想定し、常備薬を選ぶことがおすすめです。

インターンシップ中は、本当に仕事をしているかのようなプログラムが設けられていることもあります。そのような際に体調不良でパフォーマンスが発揮できないと周囲に迷惑をかけてしまいますし、何より自分の評価も低くなってしまうでしょう。

⑨カーディガンなどの上着

インターンシップ先がどのような環境か分からない以上、ある程度肌温度を調整できるようにすることが大切です。スーツの上から羽織れるようなカーディガンなどの上着を持参しましょう。いつもと違う環境は、思った以上のストレスを与えます。

気温や室温によるストレスは、ある程度は服装によってコントロール可能です。また、インターンシップは企業によって開催時期がまちまちです。体調管理の一環としても上着を持って行っておくと役立つでしょう。

⑩ストッキングの予備(女性)

最後にあると便利な持ち物として紹介するのが、ストッキングです。女性は就活の際ストッキングを使用します。男性の靴下とは違い、ストッキングは薄く破れやすいものです。ちょっと爪がひっかかったり、満員電車で誰かのキーホルダーやファスナーがひっかかったりするだけですぐに伝線してしまします。

そのため、女性は就活中かばんの中にストッキングの予備を入れておくと安心です。ストッキング1枚であればかばんの中にいれていても場所をとりません。大事な面接で恥ずかしい思いをしたくない人は、ぜひ予備をかばんに入れておくことをおすすめします。

持ち物を準備して有意義なインターンシップにしよう

必要なもの、便利な持ち物について確認してきました。事前展開されている資料の印刷、履歴書の確認、時計や服装、髪型などの身だしなみなど、やることは数多くがあるので前日だけの準備では間に合いません。数日前からひとつずつ丁寧に準備しておくことが大切です。

インターンシップは学生の内から働くことを学べる大切な機会なので、持ち物の不足で悩んだりチャンスを逃してしまってはもったいないです。有意義なインターンシップにできるよう事前準備をしっかりして、当日は慌てず晴れやかな気持ちで会社に向かいましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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