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【ビジネス雑誌ランキング】就活生におすすめの理由をご紹介!
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目次
ビジネス雑誌とは
近年は「売り手市場」とも言われているものの、それでもやはり甘くはないのが就職活動です。自分をより良くアピールして内定を勝ち取るためには、業界研究・企業研究を欠かすことはできません。
ところでその業界研究ですが、ホームページや企業説明会、新聞などの範囲で情報を得ているという方が多いのではないでしょうか。それだけでも情報の量は多く得られるかもしれませんが、よりディープな質の高い情報を知ることのできるソースがあるのです。
それが「ビジネス雑誌」です。効果的に役立てることによって、より採用担当者の目を引き印象に残る受け答えをすることに寄与してくれます。
この記事では「ビジネス雑誌」に焦点を当て、読んでおくべき理由から特におすすめの雑誌までをまとめてご紹介していきます。女子就活生にぜひ読んでもらいたい「女性向け」のものも別で取り上げますので、ぜひ参考にしてください。
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ビジネス雑誌を読むべき理由
ビジネス雑誌を読むべき理由は、より効率的に業界内の動向を知ることができるからです。
多くのビジネス雑誌では、景気の動向や同業他社の近ごろの動き、そして業界内の成功者へのインタビューなどが一冊にまとめられています。そして、新聞とは違ってカラーの図表が用いられているので、より鮮明に頭に残りやすいでしょう。
これらの情報を知っておくことは、面接時に非常に役立ちます。会話の中で世情に関する質問が投げかけられるというのは定番ですので、ビジネス雑誌で学んでおくと心強いです。
また、ビジネス雑誌は新聞に比べると発行の期間が短くありません。大体のものが週1~月1ペースです。これだと、「毎日新聞を読むのは正直つらい」と思っている方でも読みやすいのではないでしょうか。
日本の就活について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
特におすすめのビジネス雑誌ランキング
特におすすめのビジネス雑誌ランキング
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週刊東洋経済
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TIME
- 週刊ダイヤモンド
- ニューズウィーク
- 日経ビジネス
- PRESIDENT
前の見出しでは「ビジネス雑誌を読むべき理由」を解説しましたが、国内だけでもビジネス雑誌は数えきれないほどに存在してます。読もうと思ったとしても、「どれから手を付ければよいのかが分からない」と思った方も多いことでしょう。
そこでここからは、実際に世に出ているビジネス雑誌の中で特におすすめできるものを6つご紹介いたします。それぞれ雰囲気は異なりますので、自分の好みに合う一冊から読み始めてみてください。
①週刊東洋経済
東洋経済新報社が扱っているビジネス誌で、毎週火曜日に発売されています(一部地域では異なっていることもあります。これ以降の書籍も同様です)。1895年に旬刊『東洋経済新報』として創刊されたのが始まりです(1961年に今の誌名に改称)。
この本は、ここでご紹介する3誌の中ではもっとも初心者向けだといえるでしょう。経済・ビジネスネタばかりの構成ではなく、その時々のトレンドに沿った情報もやさしい説明で解説してくれます。また、東洋経済新報社は『四季報』を出しているため、株式投資や企業分析の特集にも定評があります。
さらに、定期購読契約をしておけば料金がお得になるだけではありません。期間中は2008年11月25日発売号以降のバックナンバーをお手持ちのスマートフォンやタブレットで閲覧できるという特典もついています。
②TIME
TIMEは、国際英文週刊ニュース誌です。1923年に創刊されてから、約368万部発行されています。世界200ヵ国で2000万人以上の人々に読まれている世界最大の英文週刊ニュース誌となっています。政治や経済、環境、文化、エンターテイメント、最新医療情報など幅広いジャンルを取り上げています。様々な分野を、グローバルな視点で切り込んでいる雑誌で、読むと世界への関心が高まります。
アジア版は日本読者向けに、より馴染み深いニュースが編集されているので読みやすい内容となっています。現代英語のお手本となる、洗練された英語表現が使われているので、世界の情報を読みながら、生きた英語表現が身に付きます。その時に話題となっているテーマを扱っているので、時事問題にも強くなれるでしょう。
③週刊ダイヤモンド
ダイヤモンド社が扱っているビジネス誌で、毎週月曜日に発売されています。1913年に創刊されました。「書店で最も売れているビジネス誌」です。
この本の特徴的な点は、エンターテインメント性が強いところです。経済的な情報はもちろんのこと、語学・医療・介護などに関する特集もよく組まれています。また、投資など個人のマネープランにかかわることが特集されることも多いです。社会人になってからのキャリアプランや貯蓄などを具体的に考える際には非常に役に立つでしょう。
さらに、ビジネス誌では珍しいかもしれませんが、週刊ダイヤモンドでは小説も掲載されています。読者の中にはこれを読むのが楽しみになっているという方も多いようです。
④ニューズウィーク
ニューズウィークは、政治・経済・国際情勢などについてグローバルな視点から発信しています。日本だけでなく、世界の国々で報道されている幅広いニュースを取り扱っています。世界基準の報道を知ることで、広い視野を持ってさまざまな情報に触れることができます。「インターネットで得られるの多くの情報の中でも、信頼できる質の高い情報を提供する」というモットーをかかげている雑誌です。日本の中だけのニュースにとらわれず、世界と同じニュースを読む価値を知ってほしいという目的で創刊されています。世界のさまざまなニュースを知ることができるでしょう。読むことで、幅広い知識が身に付きます。グローバルな企業を希望している、外資系の企業への就職を考えている人にもおすすめです。
⑤日経ビジネス
日経BP社が扱っているビジネス誌で、毎週月曜日に発売されています。1969年に月刊誌として創刊されました(1991年より今の販売形態に)。
この本のもっとも特徴的なところは、「原則定期購読オンリー」であるところです。ビジネス系に重点を置いている一部書店での取り扱いはありますが、基本的には年間購読などの契約を結んだ方のもとへ直接配送するという販売形態になっています。
掲載内容は、この3誌の中ではもっとも「現場の最前線で働くビジネスマン向け」の色が濃く出ています。そのため、最初に読む本としてはとっつきにくいかもしれませんが、志望業界の最新の動向を追いたいという就活生には適した一冊だといえるでしょう。
⑥PRESIDENT
PRESIDENTは、1963年に創刊されたビジネス総合雑誌です。主に経営者層をターゲットとしています。2000年2月から、月に2回の発行となっていて、企業経営に関わる人々に向けて積極的に情報提供をしています。質の高いビジネス情報や、自分自身の価値を高める方法、ライフスタイルなど幅広い記事があります。
毎回特集が組まれていますが、経営者のためのものだけでなく、就職活動に役立つ情報も掲載されています。人気企業の人事部にインタビューした採用のためのヒントや、面接での質問の答え方など、企業や業界別の効果的な方法はぜひ知っておきたいものです。現代の悩めるビジネスリーダーの問題解決のバイブルとして様々な情報を発信しています。
女子就活生向けのビジネス雑誌
数多く世に出ているビジネス誌ですが、女性に読んでもらうことを念頭に置いた書籍も多数販売されています。それらには企業を女性目線で見ていたり、女性経営者の特集があったりするなど、女子就活生にも読んでおいてもらいたい情報が盛りだくさんです。
ここでは、女性をターゲットにしたビジネス誌の中で特におすすめできるものを3つご紹介いたします。もちろん男子就活生が参考にするのも大歓迎です。
日経ウーマン
日経BP社が扱っているビジネス誌で、毎月7日ごろに発売されています。1988年に創刊されました。国内の女性向けビジネス誌のなかでも歴史が長い書籍です。
ターゲットとしているのは20代~アラサーの働く女子で、ビジネスに関する情報はもちろんのこと、お金・美容・健康・おしゃれ・趣味に関する情報も盛りだくさんです。仕事にプライベートに恋愛に、なんでもとにかく楽しんでやりたいと思っている方のバイブル的な役割を担ってくれる一冊だといえるでしょう。
また、厳密にいうと「生活・健康・趣味」部門に分類されている本であるためか、基本的に男性をメインターゲットにしているビジネス誌に比べると、「休日にゆっくり読みたくなるような本」の要素が色濃く出ています。さらに、女性誌に多い豪華付録も付いてきます。
PRESIDENT WOMAN
プレジデント社が扱っているビジネス誌で、毎月7日ごろに発売されています。『プレジデント』の姉妹誌で、2015年に創刊されました。
ターゲットとしているのは『日経ウーマン』よりも少し年齢が高い30代以上の女性で、ビジネスに関する情報はもちろんのこと、仕事に慣れてきた段階で考えることの多い「結婚」「子育て」「年金・老後」に関する情報も多く掲載されています。
また、「女性管理職の時間の使い方」や「心を豊かにする習慣」「大人の趣味」など、働き盛り、そして経済的にも余裕の出てきた女性のニーズに合った特集が組まれることも多いです。
そのほか、今を時めく話題の俳優へのインタビューも掲載されているので、すきま時間に読むのもおすすめの一冊だといえるでしょう。
オズマガジンプラス
富士マガジンサービスが扱っているビジネス誌で、2017年に入ってからは3か月に一度ほど(だいたい季節ごと)のペースで発売されていました(それ以前は隔月の発売)。2008年に創刊された雑誌ですが、現在は休刊中のようです。ターゲットは30歳前後の働く女性となっています。
この雑誌のもっとも特徴的なところが、「ワンテーマ」であるところです。毎号テーマが定めてあり、一冊丸ごとそれに沿った特集が組まれています。そのため、実用性・保存性に非常に優れた書籍だといえるでしょう。
なお、上記の理由からビジネスの話題をまったく扱っていない号もなかにはあるということにはご注意ください。
ビジネス雑誌が読み放題のアプリやサービスもある
- dマガジン
- ブックパス
- ブック放題
- ビューン
ビジネス雑誌は紙のものだけでなく、ネット上でも読むことができます。dマガジンはドコモが提供している雑誌読み放題のサービスです。スマートフォンやタブレット、パソコンでビジネス雑誌を含むさまざまなジャンルの雑誌の最新号が200誌以上閲覧することができます。ドコモユーザーでなくても登録可能です。
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自分に合ったビジネス雑誌を見つけよう!
「ビジネス雑誌」にフォーカスし、該当雑誌を読むべき理由とおすすめの雑誌計6冊をまとめてご紹介しました。ビジネス雑誌をうまく活用すれば、就職活動を有利に進めるための武器にすることが可能です。
本文でも述べたように、ビジネス雑誌は各社から多数発売されています。扱っている内容の難しさや取り上げている業界・範囲は書籍によってさまざまなので、人によって合う・合わないがあるのは当然のことです。
今回ご紹介した雑誌は比較的メジャーなものばかりなので、どうしても決められない場合は、これから読み進めるとよいでしょう。まだ時間があるのならば図書館などで読み比べをして、自分に合うビジネス雑誌を見つけるようにしてください。