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【履歴書の職歴欄にアルバイト経験は書いていいのか】正しいアピール方法をわかりやすくご紹介!
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目次
履歴書の職歴にアルバイトを書くべきか迷う就活生は多い
履歴書の職歴にアルバイトの経験を書くか迷っている就活生は多く、またアルバイトを職歴に書いてもいいのかと考える人も多いです。就活ではアルバイトの経験などからのアピールも可能ですが、アピール自体は職歴に書かなくてもすることができます。
しかし職歴に書いておくことでさらにアルバイトの経験を具体的にアピールできると考える人もいますし、職歴に書くべきかは意見がわかれることも多いです。アルバイトとは言え働いていることは確かですし、職と呼んで差し支えない場合もありますが、履歴書のルールとしてはどうすべきなのかを知っておくことが大切です。
職歴にアルバイトを書くべきかどうかを知って、履歴書を正しく書き進めていきましょう。
アルバイト経験は職歴に書かなくてOK!
職歴にアルバイトの経験を書くか悩む人は多いですが、基本的にはアルバイトは職歴に書かなくてもOKです。職歴は就職した企業の履歴であって、在学中のアルバイトは職歴にならないため、書く必要はありません。
社員並みの時間や日数で働いていたとしても、アルバイトとして雇用契約を結んでいるのであれば、職歴には書きませんので覚えておきましょう。ただアルバイトをしていて、志望先で活かせる知識が身に付いたなどの場合は書いてもOKです。
アルバイトであっても長期間働いていれば専門的な知識を身に付けられる場合もありますし、企業の仕事で活かせるのであれば職歴でアピールしても構いません。職歴でアピールする場合は企業との仕事に関連があり、アルバイトでの経験が大きく役立つときに限定しましょう。
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アルバイト経験を職歴欄に書かない方がいいケース
企業の仕事に活かせる場合などは、アルバイトであっても職歴でアピールできますが、反対にアルバイトの経験を書かない方がいいケースもあります。アルバイト経験は職歴に書けばすべてがアピールにつながるわけではありませんし、場合によってはマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。
アルバイトでマイナスの要素があったとして、それを職歴に書かないことで評価が下がることはありません。どんな場合は書かない方がいいのかを、正しく理解しておきましょう。
アルバイトの数が多すぎる
アルバイトの経験を職歴欄に書かない方がいいケースとしては、経験したアルバイトの数が多すぎる場合が挙げられます。アルバイトの数が多いと、すぐにやめてしまう印象を与えてしまいますので、職歴には書かないようにしましょう。
一つのアルバイトを長期間続けている場合は専門的な知識や継続力などのアピールになりますが、短期間ですぐにやめている場合は印象が良くありません。就職してもすぐにやめてしまうのではないかと思われる可能性があり、選考で不利になる可能性が高いです。
さまざまなアルバイトを経験していることで、幅広い分野の知識があることをアピールできる場合もありますが、職歴ではそのアピールもできませんので注意しましょう。
短期間のアルバイト
短期間のアルバイトも職歴欄には書かない方がいいケースの一つです。職歴欄にアルバイトの経験を書くのは特定のスキルをアピールしたり、アルバイトの経験が企業の仕事で役立てられる場合のみです。
短期間のアルバイトをしただけで「こんなスキルを得られた」と言われても説得力がありませんので、アピールはしない方が無難でしょう。企業の仕事に関係するアルバイトであっても、短期間で職歴と呼ぶのは不十分ですし、説得力のないアピールは信用を失いかねませんので注意が必要です。
就活において信用は最も大切なものであり、これをなくしてしまっては採用はあり得ません。短期間のアルバイトは職歴には書かず、どうしてもアピールしたい場合は他の部分でアピールしましょう。
履歴書の学歴・職歴欄の正しい書き方
履歴書では職歴だけではなく、学歴も記入していかなければなりません。学歴も記入の仕方にはルールがありますし、書き方を間違えれば印象は悪くなってしまいます。履歴書は公的な書類ですので、間違いは許されません。
学歴や職歴欄の間違いであってもマイナスの印象を与えてしまいますので、正しい書き方を身に付けておくことが大切です。学歴・職歴欄の正しい書き方を理解し、細部までこだわって間違いなく履歴書を書き進めていきましょう。
学歴欄の正しい書き方
学歴欄は基本的に中学卒業から書いていきます。高校や大学から書くのはNGですし、小学校まで遡って書く必要はありません。また高校以降は入学と卒業の両方を書く必要があります。
それぞれ一行ずつ使って書きますので、同じ行でまとめてはいけません。学校名は略さず、正式名称で記入する必要があります。○○県立、○○市立などから書き、正しい名称で書きましょう。
履歴書は学歴すべてを正しく記入する必要がありますので、留年していればそれも書かなければなりません。留年を書かずに空白の期間があっては不自然ですし、その期間に何があったのかを必ず聞かれてしまいます。留年をしていたからといって、不合格になるわけではありませんので、留年も正しく記入していきましょう。
職歴欄の正しい書き方
職歴は学生の場合はない場合が多いですが、何も書かないのはNGです。職歴がない場合でも必ず真ん中に「職歴」、次の行の左側に「なし」、次の行の右側に「以上」と書いておきましょう。
職歴がないからといって空欄にしていては書き忘れと思われてしまい、印象が悪くなってしまいます。履歴書は基本的に空欄はNGですので、ない場合は必ずなしと書き、「以上」と付けて締めくくりましょう。職歴は「なし」と書いていてもマイナスにはなりませんし、学生であればなしで普通です。
何も書かない方が印象が悪くなりますので、必ず何かを記入しなければなりません。「なし」と書いた場合も「以上」は必要です。忘れがちなポイントですので、しっかりと覚えておきましょう。
履歴書でアルバイト経験をアピールしたい場合の方法
アルバイト経験は基本的には職歴には書きませんが、職歴に書かないからといって全くアピールができないわけではありません。アルバイトでは貴重な経験をしている人も多いですし、何らかのスキルを身に付けている場合もあります。
職歴に書く以外でも履歴書でアルバイト経験をアピールすることはできますので、どうやってアピールするのか、その方法を知っておくことが大切です。アルバイトの経験を履歴書でしっかりとアピールし、高評価を勝ち取りましょう。
自己PR欄に書く
履歴書でアルバイト経験をアピールする方法としては、自己PR欄に書くことが挙げられます。自己PRでは自身の能力をアピールし、それが企業でいかに活かせるかを伝えていきますが、上手に伝えるためには説得力が必要です。
自己PRの説得力を高めるためには、結論を根拠付ける経験、エピソードなどが必要であり、そこでアルバイトの経験をアピールすることができます。アルバイトを通じて能力を身に付けたと詳細まで語れば説得力は高まりますし、より魅力的な自己PRにしていくことができます。
経験から語ることでアピールもまとめやすくなりますのでおすすめです。アピール力を高めるためには、アルバイトのエピソードを具体的に詳細まで語ることが大切です。
長所欄に書く
アルバイト経験を長所欄に書くことでも、履歴書でアピールすることができます。長所は単語で書くだけではなく、どんな長所があるかを提示した上で、それを根拠付ける経験やエピソードなどを書くことが大切です。
長所もただ長所はこれですと書いてあるだけでは説得力がありませんので、アルバイトの経験を踏まえて長所を語っていきましょう。自己PRでは、アルバイトの経験を通じて身に付けた能力がいかに企業で役に立つかをアピールしなければなりませんが、長所の場合は違います。
長所では自分がアピールしたい能力をアピールできますので、企業に役立つかどうかではなく、純粋に自身の特徴や能力がアピールできます。長所の方がアピールの自由度は高いので、アルバイトが企業の仕事と直接関係ない場合は長所でのアピールがおすすめです。
履歴書では職歴以外の項目でアルバイト経験をアピール
履歴書では職歴欄にアルバイトの経験を書くことは稀ですし、ほとんどの場合で書く必要はありません。企業で確実に役立つ知識やスキルなどを高いレベルで身に付けている場合は別ですが、それ以外の場合では書くとマイナスの印象を与える可能性が高いです。
履歴書でアルバイトの経験をアピールしたいのであれば、無理に職歴に書くのではなく、それ以外の部分でアピールしましょう。職歴以外でも自己PRや長所の欄でアピールすることはできますし、それらでアピールした方が好印象になる可能性は高いです。
アルバイトの経験は書く場所を選べば、充分なアピールをすることができます。職歴以外でアルバイトの経験をアピールし、就活を有利に進めていきましょう。