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【学生時代に力を注いだことの書き方】就活生が参考にしたい例文

学生時代に力を入れたことは事前にまとめておこう

履歴書における「学生時代に力を注いだこと」の書き方でつまづく人は多く、上手に書けずに悩んでいる人はたくさんいます。学生時代に力を注いだことは履歴書だけではなく、面接でも質問されることが多いですし、あらかじめまとめておき、いつでも答えられるようにしなければなりません。

学生時代に力を注いだことを問われていますので、当然自身の学生生活を思い返しながら考えますが、題材の見つけ方や履歴書への書き方にはポイントがあります。ポイントをしっかりと踏まえ、その上でアピールができていれば好印象を与えることができますが、反対にポイントを外せば評価もマイナスになります。どのような点が評価されるかを正しく知って、自分なりの学生時代に力を注いだことを考えていきましょう。

学生時代に力を注いだことの内容はなんでもOK

学生時代に力を注いだことが見つからない理由としては、そもそも大げさに考えすぎている可能性があります。誰かのためにボランティア活動をしていたり、部活で全国大会に出場するなど華々しい経験でなければアピールできないと考える人は多いですが、実はそうではありません。学生時代に力を注いだことは、基本的にはどんな内容をアピールしてもOKです。

物事の大きさは関係ありませんので、自分なりに精一杯頑張ったと思うものをアピールすることが大切です。エピソードによってインパクトは違いますが、誇れる過去を持っていても必ずしも評価されるわけではありません。一見地味に思えるエピソードであっても高評価となる可能性もありますので、難しく考えすぎないようにしましょう。

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最も印象的だった出来事から探す

学生時代に力を注いだことがなかなか見つからずに困っている人は多いですが、頑張ったことから探すのではなく、最も印象的だったことから探すのがおすすめです。明確に頑張ったことがないとしても、印象的なこと、思い出深いことなら覚えているはずですので、そこからアピール内容を考えていきましょう。

印象的なエピソードからアピール内容を考えることで、インパクトもありますし、エピソード自体が根拠になりますので、説得力を高めることもできます。学業、部活、サークル、アルバイトなどどんなことでもアピールすることは可能です。これら以外でもアピールできる内容はさまざまありますので、印象的なことを思い出しながら何に力を注いだと言えるかを考えていきましょう。

履歴書の学生時代に力を注いだことの書き方

学生時代に力を注いだことは、どんな内容でアピールするかも大切ですが、履歴書への書き方にも注意が必要です。アピール内容が良かったとしても、履歴書への書き方次第では印象は大きく変わり、場合によってはマイナスの印象になることもあります。

反対に、一見地味なエピソードであっても書き方次第では魅力的なアピールへと変えていくことができます。履歴書は書き方によって評価が違ってきますので、正しい書き方を知って学生時代に力を注いだことを上手にアピールしていきましょう。

結論から書く

履歴書の「学生時代に力を注いだこと」の書き方として大切なのは、結論から書くことです。結論から書くことで話の整理がしやすくなり、文章を簡潔にまとめることができます。履歴書には書ける範囲に限りがありますし、たくさん書こうと文字を小さくしすぎるのも印象がよくありません。履歴書は読みやすいことが大切ですので、小さな文字で細々と書かれていれば読みづらく、マイナスの評価につながってしまいます。

書き出しを結論とすることで、何をアピールしたいのかが明確になりますし、インパクトを与えながらアピールを進めることができます。書き出しを結論にしていないとインパクトも出ませんし、結局何をアピールしたいのかがわからなくなりますので注意しましょう。

成果までのプロセスを中心に書く

書き出しで結論を示せば、それが本当のことであると根拠付けをしなければなりません。結論を根拠づけるためには、成果までのプロセスを中心に書くことが大切です。どのように行動し、どのような努力をすることで成果を得ることができたのか、結論に至ったのかを具体的に示していきましょう。面接官は何に力を注いだかではなく、どのように成果を出したのかが知りたいと考えています。

単なる思い出話になってしまわないように注意が必要です。またここでの成果とは必ずしも華々しい成績である必要はありません。自身が誇れるもの、自信を持って発表できるものであればどんなものでも構いませんので、成果を得るまでのプロセスを大切にしながらアピールしていきましょう。

何を学んだのかを書く

結論、それを裏付ける根拠を記せば、最後に力を注いだことで何を学んだのかを書きましょう。どんなに素晴らしいエピソードであっても、得たものが何もないのでは意味がありません。面接官が知りたがっているのは、学生時代に力を注いだことから何を学んだか、どんな能力を身に付けたかですので、得たものをしっかりと提示することが大切です。

能力がしっかりとアピールできていないと、採用メリットを示すことができず、高評価を獲得することはできません。どんなことに力を注ぎ、どのように行動して成果を得たのか、そしてそこから学んだことで、企業の仕事に貢献できるとアピールをつなげることが大切です。最終的には学んだことと企業の仕事を照らし合わせ、いかに活躍できるかをアピールしていきましょう。

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学生時代に力を注いだことの例文

学生時代に力を注いだことを見つけ、正しい書き方を理解すれば、実際に履歴書へと記入していきましょう。履歴書は一度間違えると基本的には修正ができませんので、書く内容を事前に考えておくことが大切です。

いきなり書き始めてしまうのは失敗のもとですので、まずは頭の中で整理しながら何を書けばいいか、どのようにアピールを展開していくかを考える必要があります。実際の書き方が具体的にイメージできていないのであれば、例文を参考にして、イメージを膨らませていきましょう。

例文①

学生時代に力を注いだことは部活動であり、部活動を通じてチームワークの大切さを学びました。大学時代はサッカー部に所属しており、キャプテンを務めていました。サッカー部では代々キャプテンが練習メニューを決めており、私もさまざまな練習メニューを考えました。
しかしメニュー作りは捗らず、思い切ってチームメイトに相談し、練習メニューを全員で考えました。全員の意見を共有することで、練習メニューが決まり、チームワークも高まりました。練習のおかげで最後の大会では県大会でも上位に入賞することが出来ました。部活動の経験から得たチームワークを発揮して、御社でも他者との繋がりの中で仕事を完成させたいと考えています。

※この例文はChat GPT自己PR作成ツールで作成しました。
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例文の①では学生時代に力を注いだことが部活動であり、そこからチームワークの大切さを学んだとアピールされています。最初に結論が語られており、何をアピールしたいのかが明確になっていますし、インパクトのある書き出しとなっています。部活動でどんな苦労があり、それをどのように乗り越えたか、そのプロセスが詳細まで語られている点が評価のポイントです。最後の結論で身に付けた能力が企業の仕事でどのように役立てられるかが示されており、これも好印象でしょう。

例文②

学生時代に力を注いだことはアルバイトであり、アルバイトから人の繋がりの大切さを学びました。私は個人が経営する居酒屋でアルバイトをしていました。アルバイト先は商店街にあり、常連のお客様が多くいらっしゃいました。メニューは商店街で売られている新鮮なものを使って考えられており、商店街がなければ店は運営することが出来ませんでした。
商店街の皆様も憩いの場を必要としており、来店の度に新鮮な肉や野菜、魚などを提供してくれました。人の繋がりによってお店が成り立っており、いかに他者との繋がりが大切かを学びました。私は御社でも人と人の繋がりを大切にし、顧客と真剣に向き合うことで活躍したいと考えていきます。

※この例文はChat GPT自己PR作成ツールで作成しました。
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例文の②では学生時代に力を注いだことはアルバイトであり、人の繋がりの大切さを学んだとアピールされています。アルバイトであっても力を注いだと言えるのであれば十分なアピールになりますし、高評価を獲得することもできます。例文では結論から語られていますし、次に根拠付けとなるプロセスが詳細に書かれていますので、文章構成には問題はありません。また最後の結論でも、学んだことをどのように活かして企業で活躍するかが具体的に記されており、好印象です。

学生時代に力を注いだことは履歴書でアピールしよう

就活をしていて避けることのできない履歴書は、なかなか上手に書けずに悩んでいる人が多いです。特に悩むポイントとして学生時代に力を注いだことが挙げられますが、これは難しく考える必要はありません。面接官が知りたがっているのは学生時代に何をしたのか、どんな成績を収めたのかではなく、どんなプロセスで臨み、何を身に付けたかです。

他の人と比べて地味なエピソードであっても、きちんとプロセスを語り、経験から身に付けた能力があれば高評価を勝ち取ることはできます。大切なのは何を得たのか、それが企業の仕事でどのように活かせるかです。経験から身に付けたものが何かをアピールすることを意識し、学生時代に力を注いだことを上手に伝えていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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