筆記試験

【テストセンターとは】受検方式の違いから流れまで詳しくご紹介

テストセンターとは

テストセンターとは適性検査のことであり、受検企業の用意した会場ではなく、テストセンターに行き、そこでSPIを受けることを言います。

テストセンターは他の受検方式と違い、特徴的なポイントがいくつかあります。「同じ適性検査だし大丈夫だろう」と甘く考えているのはいけません。ここでは就活生が知っておくべきテストセンターと他の受検方式との違いと、テストセンター受検への流れを解説していきます。

テストセンターは多くの企業で実施されており、そのため就活において避けて通ることの出来ないものです。しっかりと理解を深めておくようにしましょう。

テストセンターと他の受検方式との違い

適性検査を受検する場合、その受検方式はテストセンター以外にももちろん存在し、筆記試験で行う場合もあれば、パソコンで回答を進める場合もあります。企業内で受検するケースもあり、パソコンが使える環境であれば、どこでも受検できるケースもあります。ここでは、テストセンターでの受検方式について解説していきます。しっかりと押さえ、事前準備を進めておくようにしましょう。

専用会場で受検する

テストセンターを受検する場合、専用会場で受検することになります。「企業で受けるんじゃないの?」と思う就活生もいることでしょう。テストセンターは、企業が委託した会社が運営している専用会場に行って受検するのです。

テストセンターの運営は委託された会社がおこなっているため、会場に受検する企業の採用担当者はいません。受検の受付から受検終了の手続きまで、すべての運営を委託会社がおこなっているのです。

だからと言って気を抜いた服装、態度で受検するのはNGです。テストセンターには他の受検者も来ています。周りの方に迷惑をかけないよう、その場に相応しい服装、態度で臨むことも社会人として求められるマナーになります。

出題内容が違う

テストセンターの特徴として出題内容が他の受検形式と異なることが挙げられます。SPIを受検する場合、その出題内容は通常、言語問題、非言語問題、性格検査となっています。テストセンターでは、企業によって構造的把握力検査と英語検査がオプションとして追加されることがあるのです。

またテストセンターで受検する場合、その問題数、出題内容は受検生によって異なります。テストセンターの場合、正答率に応じて出題数、出題内容が変化していくため、1人ひとり解いている問題が異なるのです。

問題ごとに制限時間がある

テストセンターは、問題ごとに制限時間があります。基礎能力検査の所要時間は約35分です。基礎能力検査の時間内で言語と非言語の検査が実施されるため、各20分程度で解く必要があります。また、1問ずつ制限時間が設定されているため、未回答でも次の問題に飛ばされてしまいます。

未回答で次の問題に進むことを防ぐために、選択肢をクリックしてから問題を解くようにしましょう。画面の上には制限時間が表示されるため、上手な時間配分が問題を解き終わるカギです。

他の企業でも使い回せる

テストセンターは、一度受検することで他の企業でも回答を使い回すことができます。複数の企業からテストセンターの受検を求められた際に大変便利です。ただ、使い回せる期間は1年間のため注意しましょう。テストセンターの得点を受検者は知ることができず、企業ごとに合格ラインも異なります。

点がとれたと思うテストセンターを使い回すなど、慎重に判断することが大切です。また、テストセンターで使い回せるのは同じ種類のみになります。C-GABのテストセンターを求められている場合に、SPIのテストセンターを使い回すことはできません。

無料の模試&問題集で対策しよう

SPIを対策するには、多くの問題を解くことが効果的です。そこでおすすめなのが「SPI模試&問題集」です。模試には、言語と非言語の問題が100問収録されています。今なら100問解ける問題集もついてくるので、合計200問の例題を解くことが可能です。

詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができるでしょう。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

テストセンターで受検するまでの流れ

ここではテストセンターで受検するまでの流れを解説していきます。「流れがわからず不安だな」とテストセンターの概要把握のために過度な時間を費やしてしまうことの無いよう、ここで押さえておきましょう。

企業からメールが届く

テストセンターでの受検が必要となる場合、その旨の連絡がまず企業からメールで届くことになります。今日、採用活動において、多くの企業で適性検査は実施されています。全ての企業が適性検査としてテストセンターを採用しているわけではなく、他の受検方式を利用して適性検査を行っている企業も、もちろんあります。

適性検査の実施方法などの連絡は、企業から発信してくれます。その連絡を待ち、連絡があった段階で対応しましょう。その際、届いたメールを保護しておくなど、誤って削除してしないように対策しておきましょう。メールにおいて、受検する会場、日時の予約に必要なID、パスワードが記載されている場合があります。むやみにメールを消してしまわないようにしておきましょう。

会場と日時を予約する

テストセンター受検に関するメールが企業から届いたら、受検する会場と日時の予約を速やかに行います。「テストなのに場所と日時を好きに決めていいの?」と違和感を覚える就活生もいることでしょう。

テストセンターの場合、基本的には空いていれば、好きな会場で好きな時間に受検出来るのです。予約を行う際には試験時間、その前後のスケジュールを勘案し、効率よく就活を進められる選択をしましょう。

テストセンターの予約は他の就活生も同じくおこなっています。「やっぱりこっちの時間帯に変更したい」と後から思っても、すでに埋まってしまっており動かせなくなってしまうこともあります。どこでもいいと安直に決めるのでなく、慎重に場所と日時を選択することが重要なのです。

事前に性格検査を受けておく

テストセンターを受検する場合は、会場や日時の予約に続いて性格検査を受ける必要があります。性格検査の受検を終えると、予約完了です。性格検査をする時間がないときは、後から受検できます。ただし、予約をした翌日の午前3時が期限です。

午前3時を過ぎると、テストセンターの予約が無効になるため注意しましょう。テストセンターの受検が2回目以降の場合は、性格検査の結果を使い回すことができます。その場合は、予約時に性格検査を受検しなくても問題ありません。

テストセンターで必要な持ち物

「テストセンターで受検する場合、パソコンだから筆記用具も使わないし、何を持っていけばいいの?」と疑問に思う就活生もいることでしょう。以下、テストセンターで必要な持ち物です。これらについては忘れずに当日持参するようにしてください。

身分証

テストセンター受検の際、身分証明書は必ず必要になるので忘れずに持参するようにしてください。テストセンターの結果はエントリーシートや面接と同様、合否を判断する重要な要素のひとつです。

そのため、確実に本人が受検したものでなければなりません。カンニングや替え玉受検がまかり通ってしまうと、公正な目で合否を判断することが出来なくなってしまうのです。そのような観点から、受検する前に身分証明書の提示を必ず求められます。

その際、「すみません。忘れてしまいました」は通用しません。忘れてしまった場合には別日程で再度予約し直し、会場に行かなければならなくなります。身分証明書の提示が完了しないと、試験を受ける事すらできないのです。

予約した証明

テストセンターを受検するにあたって、予約した証明も持参するようにしましょう。テストセンターの案内がメールで届いた際、多くの場合、URLが記載してあり予約ページへアクセスできるようになっています。予約が完了すると予約完了画面が表示されますので、その画面を印刷しておくようにしましょう。

印刷した紙をなくしてしまった場合に備え、予約完了画面を保存しておくようにしましょう。テストセンターの会場での受付にあたって、予約した証明として予約完了画面の提示を求められることがあります。そのような事態に備え、テストセンターに行く際には印刷して持参しておくことが賢明だと言えるのです。

テストセンターで受検する際の注意点

テストセンターで受検する際、他の受検形式とは異なる分、注意しなければならないポイントがいくつかあります。テストセンターでの受検に慣れている就活生はそうはいないので、注意点をしっかりと押さえ、無事に切り抜けられるように準備しましょう。

受検ピーク時は混雑する

テストセンターで受検する際、受検ピーク時は混雑することをしっかりと認識しておきましょう。就職活動において、各企業がテストセンターの受検を就活生に求める時期は重なります。そのためピーク時にはテストセンターが非常に混雑し、席の確保が困難になってしまう可能性があるのです。

「面倒だからあとで予約しよう」と思っていると、気付いた時には空席がほとんどなくなってしまっている可能性もあります。最悪の場合、混雑により予約が出来ず、期日までに受検を完了させることが難しくなってしまうことすらあるのです。テストセンターを受検する際はピーク時には混雑するということを肝に銘じておき、早めに予約することを徹底することが重要なのです。

常設エリアでは席数が制限される

テストセンターで受検するにあたって知っておくべき注意点として、常設エリアでは席数が制限されてしまうということが挙げられます。テストセンターは全国の主要都市に設置され、運営されています。東京や名古屋、大阪など、就活生が多くいる地域においてももちろん常設されています。

しかし「東京は会場も多いし、近場でどこかしら空いているだろう」と甘く考えてしまうのはNGです。常設エリアの中には、就活時期において席数を制限する場合もあるのです。上述の通り、テストセンターの受検日程はどの企業も同時期になる傾向にあります。そのため受検生が殺到し、混乱が生じてしまうのを避けるため、運営側が席数を制限してしまうことがあるのです。

テストセンターを受検する際は早めの行動を心がけよう

テストセンターを受検するにあたって、その概要の説明と予約から受検までの流れを説明してきました。テストセンターは会場の選定から日時の確定まで、すべて自身でおこなわなければなりません。

もちろん「自分で好きな場所で、好きな時間帯に受けられる」というように捉えることもできます。しかしついつい予約を後回しにしてしまうと、どの会場、日程にも空きがなく、受検出来なくなってしまうリスクもあるのです。

上述の通り、多くの就活生は同じような時期にテストセンターを受検します。そのため、就活時期にはテストセンターの混雑が予想されるのです。テストセンターは、予約する段階から始まっています。後回しにすることなく、受検の案内が届いたら速やかに予約を行うようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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