職種研究

図書館の志望動機|3つの例文とポイント・NG例を紹介

図書館について

図書館は、老若男女問わずが利用する公共の場であるケースが多く、法人企業が自治体の委託で入っている場合もありますが、市町村の臨時職員として働くケースもあります。本が好きな人はもちろん、人と接することが好きな人にも働きやすい場所です。ここでは、図書館への就職を希望する人が参考となる、志望動機のNG例と良い例について紹介していきます。

図書館の主な業務内容

図書館で働く人は、すべての人が司書の資格を持っているかというとそうではなく、中には資格を持っていない図書館員もいます。そういった人は、実務経験を積みながら司書の資格を取得していく傾向にあります。

図書館の業務は、所蔵する書籍の貸し出し、書架整理のイメージがあるかと思います。しかしそれ以外にも、利用者からの調べものの依頼があったら他県の図書館や大学図書館から資料を借りて回答書をつくったり、近隣の児童館や育児施設、介護施設へ読み聞かせに行ったりする図書館もあります。利用者に見えていないところでの図書館職員の仕事は、非常に幅広いのです。

志望動機を書く際のポイント

志望動機を作成する場合に気を付けることは、「志望理由を明確にする」といいうことです。長い文章を書くうちに、なにが伝えたいのかわからなくなることはありませんか?自分がわからないのであれば、採用担当者も当然わかりません。文章は句読点で細かく切ってもいいので、自分の志望する理由がはっきりと伝わる文章にしましょう。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用しよう

志望動機の内容が薄いと、人事に採用されません。選考を突破するには、志望動機を作り込む必要があります。

そこで活用したいのが志望動機作成ツールの「志望動機ジェネレーター」です。
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図書館の志望動機例3選

次に、参考にしてほしい志望動機の例をご紹介します。例文ごとに評価されるポイントについても解説しますので、ぜひ参考にして良いなと思った部分は自分の志望動機に取り入れるようにしてください。

志望動機の例文①

私は図書館が大好きです。「図書館は静かに本を探すところ」このイメージから、行きにくいと感じている人は多いでしょう。確かに図書館は静かに本を探すところでもありますが、一般の人も自分の好きな本を紹介する場所があったり、書籍を基にものつくりをしたり、図書館員さんにお願いして、自分の名前のルーツを知ることができたりとたくさんの情報や学びを吸収できる場所なのです。
私はイベントの開催やSNSでの広報を通じて、図書館の利用法についてもっと多くの人に知ってもらえ、足を運んでもらえる図書館づくりをしたく志望いたしました。

図書館に入社して、何がしたいのかが明確に記載されている志望動機ですね。「入社=ゴール」ではありません。「なぜ入社したいのか」(本が好きだからです)も大切ですが「入社して何がしたいのか」(イベントの開催やSNSでの広報)を記載することで、ほかの就活生より印象が強くなります。

志望動機の例文②

インターンシップで図書館にお世話になった際、自分の名前のルーツや、大正時代、自分の家の土地はもともと何があったのかなどを尋ねに来る利用者が多く驚きました。また、その質問に回答できる資料が図書館に所蔵されていることに、さらに驚きました。
郷土資料は、自費出版のために発行部数が多くなかったり、中には手書きのものや、廃刊になっているものなど、貴重なものばかりです。50年100年後にも郷土関係の質問があった際に参考となる資料を守るべく、図書館への就職を希望しました。

インターンシップでの経験が、十二分に活かされている内容の志望動機になっていますね。郷土資料は、貸し出しのできない資料として閉架書庫に直している場合も多く、一般の人が見られないこともあるのです。インターンシップでの貴重な経験から、自分が今後やっていきたいことを見つけ志望の動機とする点は評価されるポイントでしょう。

志望動機の例文③

私は本を読むのが大好きです。小学生のころ、爆発的に売れたファンタジーの小説を読んだときから本好きが始まりました。今でも月に5冊は読みますが、ビジネス書、時代小説、恋愛ものなどジャンルは偏らないようにしています。それぞれのジャンルに面白さがあり、偏ったことにより「知らない」となるのは残念だと思おうからです。
私は、自身の本好きを活かし、入社した際には、オールジャンルの情報提供をしていきたいと考えます。例えば、時代小説ばかり読む利用者さんには、入りやすいものを厳選したうえで恋愛ものをすすめたり、ミステリーしかよまない利用者さんには、こちらも厳選したファンタジーをおすすめしたりしたいです。本の面白さを伝えられる図書館員になるべく志望いたしました。

「自分の本好きを活かして何ができるか」よく考えられていますね。書籍の貸し出し数を増やすには、まずはどういった本があるのか知ってもらうことから始めなくてはいけません。具体的な方法が考えられており、図書館職員からすると、ぜひ実践してほしいと思える内容でしょう。

図書館の志望動機NG例

まずは、図書館への就職を希望する志望動機のNG例からご紹介しましょう。NGとなる理由についても解説しますので、自分の志望動機と比較してみてください。

NG例

私が図書館を志望する理由は、本を読むのが好きだからです。幼少期から本をよむのが好きであり、大学生の今でも変わらず本は毎日のように読んでいます。ミステリーから恋愛ものや時代小説などすべてのジャンル読みますが、特に好きなものはミステリー小説です。○○○さんの小説は全て読みました。私は本に囲まれて過ごすことのできる、図書館での勤務に憧れたため、志望いたしました。

上記の志望動機は、本好きのアピールにしかなっておらず、ありがちな志望動機となっています。まず、簡単に改善できるポイントとして、本好きをアピールするのであれば具体性が伝わるように数字をいれるといいでしょう。例えば「大学生になっても毎月5冊本を読んでいる」「○○○さんのミステリー小説は40冊あるが、すべて読破している」などです。数字を入れるだけでも、インパクトがあります。

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例文を参考にして図書館の志望動機を作成しよう

図書館職員の業務内容は目に見える部分だけだと、書籍の貸し出しや整理のみにみえますが、実は多様にあるのです。志望動機を作成する場合には、本好きや貸し出しのみに焦点をあてるのではなく、これら業務内容をしっかり調べたうえでの内容もいいでしょう。

また、電子媒体での書籍が増え、紙媒体が少なくなりつつある現代では図書館の閉館も検討されているところもあります。そのため、図書館の利用率を増やす策や取り組みについて記載していると、注目される度合いが高くなります。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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