就活その他

塾講師への就職を有利に運ぶために知っておくべきこと

塾講師とは

塾講師として就職するのであれば、仕事内容などをしっかりと理解しておかなければなりません。仕事内容を知らないままでは、選考でも志望度の高さをアピールすることはできませんし、選考でも落とされてしまうことが多いです。また仮に就職できたとしても、仕事をよく理解していなければギャップを感じ、長く続けられない可能性もあるでしょう。

仕事は単に就職すれば良いものではなく、長く続けることが大切ですし、長く続けることでスキルなどを身に付けることもできます。スキルや経験はキャリアアップには必須のものですし、続けられる仕事を選ぶことが大切です。塾講師の仕事を知って、続けられるかどうかを考え、選考の攻略方法も考えていきましょう。

塾講師として就職するためには

塾講師として就職するためには、まずはどんな方法があるのかを知っておきましょう。塾講師として就職する方法はひとつではありませんし、自分に合った方法で目指すことが大切です。

就職にあたり有利な条件などもありますし、自分がどれに当てはまるのかを知っておくことも重要です。どうすれば就職に有利なのかを知っておけば就活もスムーズに進められますし、選考でも有利に働きます。就職するための方法を知り、効率的に塾講師を目指しましょう。

大学卒業資格で就職を有利に

塾講師として就職するためには、大卒資格を持っていると受験生を教える立場として就職が有利になります。塾講師に必須の資格などはありませんし、無資格未経験であっても挑戦することは可能です。資格がない分、重要になっているのが学歴であり、高学歴であればさらに就職が有利になる傾向にあります。大卒、院卒であれば就職は有利ですし、学部でも教育学部であればさらに有利になるなど条件はさまざまです。

また必須の資格はないものの、教員免許を持っていればそれが有利に働く場合もありますし、資格がすべて無駄になるわけでもありません。教える科目などによっても異なりますが、学力をアピールできる語学の資格であれば好印象につながる場合もありますし、学歴や資格をアピールすることが大切です。

アルバイトからの就職

大卒の資格を得て、新卒の就活で就職するだけではなく、アルバイトからそのまま正社員に登用されるケースもあります。アルバイトからの正社員採用に積極的な塾もあるため、アルバイトでしっかりと経験を積んで就職を目指すのもおすすめです。アルバイトから就職するメリットとしては、学歴などに関係なく就職できることが挙げられます。

塾講師は大卒資格があれば就職が有利になる一方で、高卒などであれば就職が不利になることも多いです。もちろん小学生や中学生を教える場合であれば問題ありませんが、大学受験に向けた教育ができないなど、仕事の幅も狭くなってしまいます。アルバイトからであれば、職場のことを知ることもできますし、仕事をしながらスキルを磨いていけるため、学歴に関係なく成長できるでしょう。

採用試験を突破

塾講師になるためには、大学卒業資格だけでは就職は難しく、採用試験を突破しなければなりません。塾講師は学力が必須の仕事ですので、学力がなければ務まりませんし、選考では学力を図るための試験がおこなわれます。大学卒業資格があれば、選考でも有利に働きますが、採用試験を突破しないことには就職できません。また逆に言えば、採用試験に合格できる学力があれば学歴・資格を満たしていなくてもチャンスはあります。

大学卒業資格がなかったり、塾でのアルバイト経験がない場合でも、採用試験に合格して学力の高さをアピールすれば、採用の可能性は充分にあります。塾講師として就職したいのであれば、しっかりと勉強して学力を高めておくことが大切です。

塾講師の仕事内容

塾講師に就職するための方法を知れば、実際にどんな仕事をしているのかを知っていきましょう。仕事内容を知っておかなければ、就職後にどのように成長していけるのかをイメージすることができませんし、場合によっては自分には合わない可能性もあります。

講師と名前が付いていますので、先生として働くことはイメージできますが、勉強を教えることだけが仕事ではありません。他にもやらなければならないことは数多くありますので、仕事内容を知って、塾講師への理解を深めていきましょう。

授業の実施

塾講師の仕事としてメインになるのは、やはり授業の実施です。講師と名が付いている以上、勉強を教える仕事であることは確かですし、塾講師の中でも最もウエイトの多い業務になります。

個別授業や集団授業など、形態はさまざまですが、授業は絶対に避けられない業務ですので、単に勉強ができるだけでは務まらない仕事です。勉強ができることと勉強が教えられることは全く別の能力ですし、たとえ学力がそれほど高くなくても、教えるのが上手な人はたくさんいます。

塾によって授業の形態も異なりますので、それぞれに合わせて授業をしなければなりません。塾によっては、個人と集団の両方を受け持つこともあります。形態に合わせて授業を展開しなければならないため、適応力が必要です。

生徒とのコミュニケーション

授業をおこなうだけではなく、勉強に前向きではない生徒にやる気を出させるために、コミュニケーションを取るのも塾講師の仕事です。単に授業をするだけでは学校の先生と変わりませんし、塾では学校と違ったメリットを提供しなければなりません。塾は必須ではありませんし、顧客、つまり生徒を確保するためには塾に通うメリット、必要性を生み出す必要があります。

塾では進学実績を上げることも大切ですし、そのためには生徒のやる気を引き出し、勉強に対して前向きに取り組んでもうら必要があります。勉強に関する相談だけではなく、ときにはプライベートな相談を受ける場合もあります。高いコミュニケーション能力が必要な仕事です。

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塾講師になるための志望動機例文3選

塾講師になるためには、採用試験に突破するだけではなく、書類選考や面接なども攻略しなければなりません。履歴書では志望動機は必須のものですし、面接でも志望動機を聞かれることは多いです。

志望動機は仕事に対する意欲のアピールになりますし、志望度の高さをアピールするものでもあります。志望動機次第で評価は大きく変わってきますし、アピール力の高い志望動機を作成することが大切です。例文を参考にしながら、自身の志望動機を考えていきましょう。

例文①

私は塾講師として学校にはないサービスを提供したいと考え、御社を志望しました。御社は様々な授業形態があり、最近ではネットを導入するなど、常に新しい授業方法を模索しています。先進的な教育サービスを提供することで、教育の改革を進め、学力レベルの底上げを図りたいと考えています。大学時代は居酒屋でアルバイトをし、コミュニケーション能力を身に付けました。コミュニケーション能力を活かして、生徒1人ひとりと密に接することで、授業への満足度も高めていきたいと考えています。

例文①では、学校にはないサービスの提供がしたいという志望動機が語られています。最初に結論から語ることで、何を志望動機としてアピールしたいのかが、明確に提示されており、印象的なスタートになっています。

学校や他の塾にはない、志望する塾だけの特徴を挙げることで差別化も図ることでできていますし、志望度の高さが伝わり好印象です。また志望度の高さだけではなく、就職後どのように活躍したいか、役立てられる能力があるかも提示されています。

例文②

私は多角的な授業サービスの提供によって、生徒に勉強に対して興味を持ってもらいたいと考え、御社を志望しました。御社では個人授業から集団授業、ネットを使った授業などさまざまな形態での授業に強みがあります。勉強の方法をひとつに絞らず、複数の選択肢を用意し、魅力的なサービスを提供することで、生徒に勉強に対して前向きに向き合って欲しいと考えています。大学時代は家庭教師のアルバイトをしており、大学受験に向けた勉強を教えていました。アルバイトの経験を活かして授業に取り組み、分からないところは気軽に相談出来る環境を作って、授業を進めていきたいと考えています。

例文②では多角的な授業サービスの提供によって、勉強に興味を持ってもらいたいと志望動機が語られています。業界を志望する理由が提示されていますし、企業を志望する理由も、企業の強みを踏まえながらアピールできており好印象です。

また大学時代は家庭教師をしているとありますが、これも大きなアピールポイントになっています。家庭教師と塾講師では形態は違いますが、勉強を教える点では共通していますし、仕事に対しての慣れがあることが分かり、好印象でしょう。

例文③

私は高校時代にお世話になった塾の先生のおかげで、勉強が好きになった経験があります。数学が苦手で学校の授業についていくことが難しい状態でしたが、親身に勉強を教えて下さる先生に出会い徐々に苦手を克服していきました。塾は学校よりもハイレベルな内容を教えるところといったイメージがありますが、私は基礎を確実に固めるスタイルで生徒の成績をアップさせていこうと思っております。御社では個別指導で生徒に合ったカリキュラムを組めるので、1人ひとりに親身に寄り添えると感じております。私が御社に入社しましたら、急がば回れの精神で勉強が苦手な生徒に誠実に向き合っていきます。

例文③では、自身が塾に通っていた経験を述べています。先生との出会いから苦手を克服できたことで、自身も親身に生徒に寄り添う塾講師になりたいという展望をアピールしています。「どのような塾講師になりたいか」という理想像と、志望する塾の経営スタイルが合致していることが大切です。

この志望動機では、志望する塾が個別指導でカリキュラムを組めるとあるため、1人ひとりに親身に寄り添いたいという意気込みと経営方針が合致しているといえます。塾の経営に貢献するために、どのように生徒に向き合うか、何ができるのかを伝えるといいでしょう。

塾講師の経験は就活で有利になるのか

就活では学生時代に頑張ったこととして、アルバイトやサークル活動についてアピールする場合があります。アルバイトで塾講師の経験がある場合は、アピールすることで就活に有利に働くのでしょうか。就活で学生時代に頑張ったことをアピールする際は、おさえておきたいポイントがあります。ここからは、就活で塾講師の経験をアピールするポイントをご紹介していきます。

生徒の成績アップを成果としてアピールできる

塾講師の経験を伝える際は、成果を伝えることが大切です。塾講師として掲げる成果とは、生徒の成績です。塾講師として生徒に勉強を教えた結果成績がアップしたという内容は、面接官に成果としてわかりやすく伝わります。塾講師は勉強をわかりやすく教えることも大切ですが、最終的な目標は生徒の志望校合格などです。

成績アップを経て生徒の志望校合格へ貢献できた経験があれば、塾講師としての役割を全うできたというアピールになります。ただ塾講師をしていたという経験だけを伝えるだけではなく、そこで残した成果を積極的にアピールしましょう。

取り組み内容や工夫した点を伝えることが大切

塾講師としての成果をアピールするには、取り組み内容や工夫した点を伝えることが大切です。生徒の成績がどの程度アップしたのかや、そのためにどのような取り組みをしたのかを伝えましょう。目標の立て方や生徒へのケアなど、自分なりに工夫した点をアピールすることが大切です。

塾講師として自身が掲げていた目標や、それを達成するための過程を伝えることで物事への取り組み方をアピールできます。面接官にとって、これらは入社後の働き方を判断する材料となるため、具体的に過去の出来事を洗い出しておきましょう。

塾講師を志望するなら仕事内容をおさえておこう!

塾講師の仕事内容としてイメージされやすいのものは授業の実施ですが、実際にはその他の業務もありますし、さまざまな仕事があります。単に授業をしていればいいだけではなく、生徒とコミュニケーションを取って授業を進めなければなりませんし、学校にはない教育サービスを提供しなければなりません。学力はもちろん、コミュニケーション能力が必要ですし、上手に分かりやすく教えられる能力が必要な仕事です。

選考では大卒の資格があれば有利ですが、採用試験を突破することができなければ就職することはできませんし、反対に学歴がなくても試験にさえ合格すれば就職は可能です。仕事内容やなり方を正しく理解して、塾講師としての就職を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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